ジェイコブ・デグロム

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  • ジェイコブ・デグローム
ジェイコブ・デグロム
Jacob deGrom
ニューヨーク・メッツ #48
-WorldSeries Game 2- Jacob deGrom (22212139584).jpg
2016年10月28日
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 フロリダ州デランド英語版
生年月日 (1988-06-19) 1988年6月19日(30歳)
身長
体重
6' 4" =約193 cm
180 lb =約81.6 kg
選手情報
投球・打席 右投左打
ポジション 投手先発
プロ入り 2010年 ドラフト9巡目(全体272位)でニューヨーク・メッツから指名
初出場 2014年5月15日 ニューヨーク・ヤンキース
年俸 $7,400,000(2018年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

ジェイコブ・アンソニー・デグロムJacob Anthony deGrom, 1988年6月19日 - )は、アメリカ合衆国フロリダ州デランド英語版出身のプロ野球選手投手)。右投左打。MLBニューヨーク・メッツに所属。

デグロミネイター/deGrominator」の愛称で親しまれている[2]

経歴[編集]

大学2年生までは遊撃手で、2年生の終わり頃(2009年5月)に投手として初めて試合に出場した[3]2010年MLBドラフト9巡目(全体272位)でニューヨーク・メッツから指名され契約。この年は傘下のアパラチアンリーグのルーキー級キングスポート・メッツ英語版でプロデビュー。6試合に登板し、1勝1敗・防御率5.19だった。

2011年は前年に受けたトミー・ジョン手術の影響でシーズンを全休した。

2012年はA級サバンナ・サンドナッツ英語版で15試合に登板し、6勝3敗・防御率2.51だった。8月にA+級セントルーシー・メッツへ昇格。4試合に登板し、3勝0敗・防御率2.08だった。

2013年はA+級セントルーシー、AA級ビンガムトン・メッツ、AAA級ラスベガス・フィフティワンズでプレー。AAA級ラスベガスでは14試合に登板し、4勝2敗・防御率4.52だった。オフの11月20日にメッツとメジャー契約を結び、40人枠入りを果たした。

2014年3月14日にAAA級ラスベガスへ異動し、開幕をAAA級で迎えた。AAA級では7試合に登板し、4勝0敗、防御率2.58と好投。5月13日にメジャーへ昇格した[4]5月15日ニューヨーク・ヤンキース戦で先発起用されメジャーデビュー。7回を投げ、4安打1失点6奪三振と好投したが、打線の援護がなく敗戦投手となった[5]。その後は先発ローテーションに定着し、6月21日マイアミ・マーリンズ戦で初勝利。7月は4勝を挙げ、ナ・リーグルーキー・オブ・ザ・マンスに選出された。9月15日のマーリンズ戦で先発登板した試合では初回先頭打者から8者連続奪三振を記録し、Jim Deshaies(1986年)が持つ歴代最多タイ記録に並んだ。11月11日新人王を受賞した[6][7]

2015年バートロ・コローンに次ぐ先発2番手として開幕し、前半で9勝6敗、防御率2.14と好成績を残し、オールスターに初めて選出された。オールスターゲームでは6回表に5番手として登板し、わずか10球で三者連続三振を奪う圧巻の投球を見せた。この年は14勝(リーグ7位)を挙げ、防御率2.54(同4位)、205奪三振(同8位)などと活躍し、チームの地区優勝に大きく貢献した。

2016年マット・ハービー、コローンに次ぐ先発3番手として開幕した。7月17日フィラデルフィア・フィリーズ戦、自身初の完投完封を1安打・1四球・7奪三振・105球で記録した[8]9月の練習中に右肘の痛みを発症し、9月20日に同箇所の手術を受ける事が発表された為、そのままシーズン終了となった[9]。離脱もあって、この年は24試合の先発登板で防御率3.04・7勝8敗・36四球・143奪三振・WHIP1.20という成績に留まった。

2017年ノア・シンダーガードに次ぐ先発2番手として開幕したが、シンダーガードが故障離脱したために実質的にエースとして投げることとなった。結果、自己最多の31試合先発で初の200イニングを記録し、15勝10敗・防御率3.53・239奪三振・WHIP1.19という成績を挙げた。

2018年は32試合先発、217.0イニング、防御率1.70、269奪三振、WHIP0.91のキャリアハイの成績を挙げ、最優秀防御率のタイトルを獲得した。しかし、勝ち星には恵まれず、10勝9敗に終わった。シーズンオフにはサイ・ヤング賞を受賞した。10勝でのサイ・ヤング賞受賞は先発として史上最少の勝利数であった[10][11]

詳細情報[編集]

年度別投手成績[編集]





















































W
H
I
P
2014 NYM 22 22 0 0 0 9 6 0 0 .600 565 140.1 117 7 43 2 1 144 1 0 44 42 2.69 1.14
2015 30 30 0 0 0 14 8 0 0 .636 751 191.0 149 16 38 2 2 205 6 0 59 54 2.54 0.98
2016 24 24 1 1 0 7 8 0 0 .467 604 148.0 142 15 36 0 3 143 4 0 53 50 3.04 1.20
2017 31 31 1 0 0 15 10 0 0 .600 827 201.0 180 28 59 5 2 239 7 0 87 79 3.53 1.19
2018 32 32 1 0 1 10 9 0 0 .526 835 217.0 152 10 46 3 5 269 2 0 48 41 1.70 0.91
MLB:5年 139 139 3 1 1 55 41 0 0 .573 3582 897.2 740 76 222 12 13 1000 20 0 291 266 2.67 1.07
  • 2018年度シーズン終了時
  • 各年度の太字はリーグ最高

タイトル[編集]

表彰[編集]

記録[編集]

背番号[編集]

  • 48 (2014年 - )

脚注[編集]

  1. ^ Jacob deGrom Contract Details, Salaries, & Earnings” (英語). Spotrac. 2018年5月19日閲覧。
  2. ^ The deGrominator is back A Saber-Slanted Baseball Community (英語) (2017年7月7日) 2017年9月29日閲覧
  3. ^ Mets rookie starter Jacob deGrom went from light-hitting shortstop to major league pitcher” (英語). NJ.com (2014年5月21日). 2017年8月5日閲覧。
  4. ^ Mets Roster Moves”. MLB.com Mets Press Release (2014年5月14日). 2014年5月17日閲覧。
  5. ^ Scores for May 15, 2014”. ESPN MLB (2014年5月15日). 2014年5月17日閲覧。
  6. ^ Sporting News names Mets’ deGrom top rookie
  7. ^ Jacob deGrom named NL ROY
  8. ^ Jul 17, 2016, Mets at Phillies Box Score and Play by Play” (英語). Baseball-Reference (2016年7月17日). 2016年8月14日閲覧。
  9. ^ 【MLB】メッツ右腕J.デグロムが今季絶望に、穴埋めはS.マッツに期待”. iSM (2016年9月21日). 2016年11月22日閲覧。
  10. ^ MLBサイ・ヤング賞 ナ・リーグはデグロムが史上最少10勝で初受賞(デイリースポーツ) - Yahoo!ニュース https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181115-00000035-dal-spo 2018年11月15日閲覧
  11. ^ deGrom, Snell rise to top as 1st-time Cy winners” (英語). MLB.com (2018年11月14日). 2018年11月15日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]