マニー・マチャド

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  • マニー・マチャード
マニー・マチャド
Manny Machado
サンディエゴ・パドレス #13
Manny Machado 2019.jpg
サンディエゴ・パドレス時代
(2019年6月26日)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
ドミニカ共和国の旗 ドミニカ共和国
二重国籍[1]
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
フロリダ州マイアミ
生年月日 (1992-07-06) 1992年7月6日(27歳)
身長
体重
6' 3" =約190.5 cm
215 lb =約97.5 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 遊撃手三塁手
プロ入り 2010年 MLBドラフト1巡目(全体3位)でボルチモア・オリオールズから指名
初出場 2012年8月9日 カンザスシティ・ロイヤルズ
年俸 $12,000,000(2019年)[2]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
国際大会
代表チーム ドミニカ共和国の旗 ドミニカ共和国
WBC 2017年

マヌエル・アルトゥロ・マチャドManuel Arturo "Manny" Machado, 1992年7月6日 - )は、アメリカ合衆国フロリダ州マイアミ出身のプロ野球選手内野手)。右投右打。MLBサンディエゴ・パドレス所属。

愛称はミスター・マイアミ[3]ヨンダー・アロンソは義兄弟にあたる[4]

経歴[編集]

プロ入りとオリオールズ時代[編集]

ボルチモア・オリオールズ時代
(2018年4月11日)

2010年MLBドラフトではブライス・ハーパーに次ぐナンバー2の野手とされ、1巡目(全体3位)でボルチモア・オリオールズから指名される[5]スコット・ボラスが代理人を努め、契約には525万ドルを要した[6]

2012年は2年連続でオールスター・フューチャーズゲームに選出された。8月9日のカンザスシティ・ロイヤルズ戦でメジャーデビューを果たした[7]。初打席は遊ゴロに倒れたが、第二打席で三塁打を放った。翌日にはルーク・ホッチェバーからメジャー初本塁打を含む2本塁打を放った。

2013年は開幕から「2番・三塁手」としてスターティングメンバーに定着。オールスターまでのシーズン前半の96試合で39本の二塁打を放ち[8]アール・ウェッブの樹立したシーズン67二塁打を更新すると期待されたが[9]、最終的には51本に終わり記録更新は成らなかった。更に前半戦では打率.310、7本、45打点等の成績を残し、この年のオールスターゲームに初めて選出された[10]。その後も全試合に出場していたが、9月23日のタンパベイ・レイズ戦で、7回表の打席において1塁ベースを駆け抜けた際に左膝靭帯を損傷し退場した[11]。10月14日、内側膝蓋大腿靱帯の再建手術が成功裡に行われ、復帰までには半年ほどが見込まれていることが発表された[12]。この年は三塁手として守備率.973、355補殺、42併殺などでリーグ最高の数字を残し、初のゴールドグラブ賞を受賞した[13]。また、プラチナ・ゴールド・グラブも受賞している。

2014年3月11日にオリオールズと51万9000ドルの1年契約に合意した[14][15]。6月8日のオークランド・アスレチックス戦でアスレチックスの選手にめがけてバットを投げ、乱闘騒ぎとなり退場処分を受け、MLBより5試合の出場停止と罰金の処分を受けた[16]。8月11日の試合でショートゴロを打った際に右膝を痛め、同13日に故障者リストに入れられた。同27日に受けた手術が成功し、2015年シーズンのスプリングトレーニングでの復帰の見込みとなった。

2015年はレギュラーシーズン全162試合に出場し、アメリカンリーグ最多となる713回打席に入った。打撃面では、自己最高の打率.286・35本塁打 (リーグ10位) と自己最多の86打点を記録。他にはオールスターゲームの一員に選出されて打点を記録した[17]

2016年は開幕戦から16試合連続安打を記録するなどして4月の月間MVPに選出された。6月7日のロイヤルズ戦でヨーダノ・ベンチュラに内角攻めされ、次打席で死球を受けたのを切っ掛けに殴り掛かり乱闘となり、退場処分を受けた[18]。6月9日にMLBより4試合の出場停止処分が科せられ、異議申し立てを行った[19]が却下され、処分が確定した[20]。この年は前半戦で打率.318・19本塁打・53打点と[21]打ち、ファン投票でオールスターゲームに選出された。最終的には前年を上回る打率.294・37本塁打・96打点という成績をマーク。走塁面では初めて盗塁数0に終わった。オフの12月5日に第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)ドミニカ共和国代表に選出された[22]

2017年開幕前に選出されていた第4回WBCに参加。開幕後は4月21日のボストン・レッドソックス戦、二塁へのスライディングでダスティン・ペドロイアを負傷させて批判を受けた[23]。本人は故意ではないと発言し、ペドロイアにも連絡をとったが、後の試合でマット・バーンズクリス・セールから報復を受けそうになった[24][25]。しかしマチャドに死球が当たることはなかった。5月10日には球団史上初となる25歳未満での通算270本長打に達した。8月は3本の満塁本塁打を放つなどして月間MVPに選ばれた。最終成績は打率.259・33本塁打・95打点だった。守備面ではリーグで2番目に多い14失策をしたが、ゴールドグラブ賞の最終候補に残った。

2018年は本来のポジションである遊撃手に転向した[26]。前半戦を打率.315・24本塁打・65打点の好成績で折り返し、オールスターゲームに選出された。

ドジャース時代[編集]

ロサンゼルス・ドジャース時代
(2018年7月24日)

2018年7月18日に1対5のトレードでロサンゼルス・ドジャースに移籍した[27]。背番号は「8」。8月9日のコロラド・ロッキーズ戦で通算1000本安打に到達した[28]。移籍後は66試合に出場し、打率.273・13本塁打・42打点だった。シーズン全体の成績は打率.297・37本塁打・103打点だった。ポストシーズンのNLCS第4戦では、遊ゴロに倒れた際に対戦相手であるミルウォーキー・ブルワーズの一塁手・ヘスス・アギラルの足を蹴り、乱闘寸前の騒ぎを起こしたことで罰金を科された[29][30]。ワールドシリーズ第5戦では最後の打者になり、チームは敗れた。ポストシーズン全体で打率.213とあまり活躍を見せれなかった。

パドレス時代[編集]

2019年2月19日にサンディエゴ・パドレスと10年3億ドルの契約で合意し[31]、背番号はオリオールズ時代と同じ「13」。また今年度から再び三塁手としてプレーする。

選手としての特徴[編集]

走攻守の三拍子そろった大型遊撃手。ドラフト当時、アレックス・ロドリゲスと比較された超有望株[5]
メジャー昇格後はJ.J.ハーディとの兼ね合いから三塁を守っていたが、そのハーディが2017年オフにFAとなり、そのタイミングで本人がコンバートを希望した[32]ことから、2018年シーズンは本来の遊撃手としてプレーした。

詳細情報[編集]

年度別打撃成績[編集]

















































O
P
S
2012 BAL 51 202 191 24 50 8 3 7 85 26 2 0 1 1 9 0 0 38 6 .262 .294 .445 .739
2013 156 710 667 88 189 51 3 14 288 71 6 7 9 3 29 0 2 113 15 .283 .314 .432 .746
2014 82 354 327 38 91 14 0 12 141 32 2 0 2 2 20 2 3 68 13 .278 .324 .431 .755
2015 162 713 633 102 181 30 1 35 318 86 20 8 2 4 70 2 4 111 17 .286 .359 .502 .861
2016 157 696 640 105 188 40 1 37 341 96 0 3 0 5 48 9 3 120 14 .294 .343 .533 .876
2017 156 690 630 81 163 33 1 33 297 95 9 4 0 9 50 3 1 115 17 .259 .310 .471 .782
2018 96 413 365 48 115 21 1 24 210 65 8 1 0 3 45 12 0 51 14 .315 .387 .575 .963
LAD 66 296 267 36 73 14 2 13 130 42 6 1 0 2 25 6 2 53 12 .273 .338 .487 .825
'18計 162 709 632 84 188 35 3 37 340 107 14 2 0 5 70 18 2 104 26 .297 .367 .538 .905
2019 SD 156 661 587 81 150 21 2 32 271 85 5 3 0 3 65 3 6 128 24 .256 .334 .462 .796
MLB:8年 1082 4735 4307 603 1200 232 14 207 2081 598 58 27 14 32 361 37 21 797 132 .279 .335 .483 .818
  • 2019年度シーズン終了時
  • 各年度の太字はリーグ最高

年度別守備成績[編集]



三塁(3B) 遊撃(SS)
























2012 BAL 51 44 102 5 4 .967 -
2013 156 116 355 13 42 .973 -
2014 82 61 168 9 17 .962 -
2015 156 132 337 19 38 .961 7 4 15 2 3 .905
2016 114 86 236 7 26 .979 45 76 125 6 33 .971
2017 156 114 297 14 37 .967 -
2018 - 96 141 247 8 54 .980
LAD 16 13 40 1 2 .981 51 53 110 4 19 .976
'18計 16 13 40 1 2 .981 147 194 357 12 73 .979
2019 SD 119 79 187 11 18 .960 37 40 67 3 11 .973
MLB 850 645 1722 79 184 .968 236 314 564 23 120 .974

表彰[編集]

記録[編集]

MiLB
MLB

背番号[編集]

  • 13(2012年 - 2018年7月17日、2019年 - )
  • 8(2018年7月20日 - 同年終了)

代表歴[編集]

脚注[編集]

注釈[編集]

出典[編集]

  1. ^ Machado quiere jugar Clásico Mundial con RD” (スペイン語). Listín Diario (2016年3月15日). 2016年3月16日閲覧。
  2. ^ Manny Machado Contract Details, Salaries, & Earnings” (英語). Spotrac. 2019年2月22日閲覧。
  3. ^ Orioles Players Weekend nicknames explained MLB.com (英語) (2017年8月24日) 2017年9月4日閲覧
  4. ^ Manny Machado Stats” (英語). Baseball Reference.com. 2019年2月23日閲覧。
  5. ^ a b Orioles select Machado with No. 3 overall pick in MLB draft” (英語). The Baltimore Sun (2010年6月7日). 2013年11月3日閲覧。
  6. ^ Some more Scott Boras quotes on Machado signing” (英語). The Baltimore Sun (2010年8月17日). 2013年11月3日閲覧。
  7. ^ Orioles calling up Manny Machado from Double-A Bowie” (英語). The Baltimore Sun (2012年8月9日). 2013年11月3日閲覧。
  8. ^ Manny Machado, 2013 Batting Splits, First or Second Half” (英語). Baseball-Reference.com. 2013年11月3日閲覧。
  9. ^ Manny Machado doubling up” (英語). ESPN.com (2013年6月27日). 2013年11月3日閲覧。
  10. ^ Hialeah’s Manny Machado a young All-Star with poise of a veteran” (英語). MiamiHerald.com (2013年7月16日). 2013年11月3日閲覧。
  11. ^ Injury to Manny Machado All but End’s O’s 2013 Season” (英語). H4TV SPORTS NEWS (2013年9月24日). 2013年11月3日閲覧。
  12. ^ Manny Machado's knee surgery successful, but Orioles third baseman could miss beginning of season” (英語). The Baltimore Sun (2013年10月14日). 2013年11月3日閲覧。
  13. ^ Machado, Hardy, Jones win Gold Gloves” (英語). MLB.com (2013年10月29日). 2013年11月3日閲覧。
  14. ^ Orioles agree to terms with 19 players on one year contracts”. MLB.com Orioles Press Release (2014年3月11日). 2014年3月12日閲覧。
  15. ^ Machado's contract renewed; 19 others agree to deals”. MLB.com (2014年3月11日). 2014年3月12日閲覧。
  16. ^ バット投げ男に5試合出場停止処分スポーツニッポン
  17. ^ July 14, 2015 All-Star Game Play-By-Play and Box Score - Baseball-Reference.com (英語) . 2015年10月6日閲覧。
  18. ^ Following altercation, O's pack power punch MLB.com (英語) (2016年6月7日) 2016年6月10日閲覧
  19. ^ Discipline for Royals-Orioles incident announced MLB.com Press Release (英語) (2016年6月9日) 2016年6月10日閲覧
  20. ^ Machado begins 4-game suspensionMLB公式 (2016年6月19日) 2016年6月22日閲覧
  21. ^ Manny Machado 2016 Batting Gamelogs - Baseball-Reference.com (英語) . 2016年10月8日閲覧。
  22. ^ 24 All-Stars among initial confirmed players for 2017 World Baseball Classic MLB.com Press Release (英語) (2016年12月5日) 2016年12月15日閲覧
  23. ^ Pedroia won't play 'baseball police' on slide”. ESPN.com. 2019年3月3日閲覧。
  24. ^ Orioles’ Manny Machado blasts Red Sox in profane rant after getting thrown at again”. Washington Post. 2019年3月3日閲覧。
  25. ^ Dustin Pedroia says he had nothing to do with Red Sox throwing at Manny Machado’s head”. washingtonpost.com. 2019年3月2日閲覧。
  26. ^ Orioles Manny Machado moving to shortstop”. MLB.com. 2019年3月3日閲覧。
  27. ^ “Dodgers acquire Manny Machado from Orioles for five prospects”. ESPN. (2018年7月18日). http://www.espn.com/mlb/story/_/id/24133382/baltimore-orioles-trade-manny-machado-los-angeles-dodgers-5-prospects 2018年7月19日閲覧。 
  28. ^ Manny Machado reaches 1,000 career hits”. MLB.com. 2019年3月3日閲覧。
  29. ^ “汚い”走塁で両軍ベンチ総出 打者走者と一塁手の足が接触”. www.sponichi.co.jp. 2019年3月3日閲覧。
  30. ^ Source: Machado fined for running into Aguilar”. ESPN.com. 2019年3月3日閲覧。
  31. ^ Manny Machado deal with Padres”. MLB.com. 2019年2月20日閲覧。
  32. ^ 三塁名手マチャドが遊撃“復帰”へ MLB公式はサード時代の“鬼肩”送球集公開 - Full-Count (2018年1月28日) 2018年7月19日閲覧

関連項目[編集]

外部リンク[編集]