クリスチャン・イエリッチ

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  • クリスチャン・イェリッチ
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  • クリスチャン・イェリチ
クリスチャン・イエリッチ
Christian Yelich
ミルウォーキー・ブルワーズ #22
Yelichbrewers (cropped).jpg
2018年
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 カリフォルニア州ベンチュラ郡サウザンドオークス
生年月日 (1991-12-05) 1991年12月5日(27歳)
身長
体重
6' 3" =約190.5 cm
195 lb =約88.5 kg
選手情報
投球・打席 右投左打
ポジション 外野手
プロ入り 2010年 MLBドラフト1巡目(全体23位)でフロリダ・マーリンズから指名
初出場 2013年7月23日
年俸 $9,750,000(2019年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
国際大会
代表チーム アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
WBC 2017年
獲得メダル
男子 野球
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
ワールド・ベースボール・クラシック
2017 野球

クリスチャン・スティーブン・イエリッチChristian Stephen Yelich 1991年12月5日 - )は、アメリカ合衆国カリフォルニア州ベンチュラ郡サウザンドオークス出身のプロ野球選手外野手)。右投左打。MLBミルウォーキー・ブルワーズに所属。愛称はイェリ(Yeli)[2]

姓はイェリッチと表記されることもある。

経歴[編集]

マーリンズ時代[編集]

2010年MLBドラフト1巡目(全体23位)でフロリダ・マーリンズからで指名され、8月16日に契約した[3]

2013年7月23日のコロラド・ロッキーズ戦でメジャーデビューした[4]。2番・左翼手でスタメン起用され、4打数2安打だった。62試合に出場して打率.288・4本塁打・16打点という成績を記録した[3]

2014年は、左翼手のレギュラーに定着し、144試合に出場した。6月に腰を痛めて故障者リスト入りしたが[5]、その期間を除いては常時起用された為、規定打席に到達した。打撃面では、1打席当たりで4.26球 (ナ・リーグ2位) を投げさせる粘り強さ[5]を発揮。左打者ながら左投手を.317と打った他、得点圏でも.318をマーク[5]するなど、シーズントータルでは打率.284・9本塁打・54打点・21盗塁・出塁率.362という成績を記録した[3]。守備では、138試合の左翼手の守備で1失策守備率.996で、レギュラー1年目でゴールド・グラブ賞を受賞した[6]

2015年3月、マーリンズと総額4957万ドルの7年契約を結んだ[7]。この年は故障もあり、126試合の出場に留まったが、規定打席には2年連続で到達した。打率.300・7本塁打・44打点・16盗塁という成績を残した。

2016年は、リーグ9位タイの38二塁打と21本塁打を放ち、9位の98打点を叩き出す活躍を見せた。この打撃面での活躍が評価され、シルバースラッガー賞を受賞した。オフの12月19日第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)アメリカ合衆国代表への参加の意思を表明した[8]

2017年開幕前の2月9日に第4回WBCのアメリカ合衆国代表に選出された[9]3月22日の決勝プエルトリコ戦に勝利し、初の優勝を果たした[10]。大会最優秀外野手となった[11]

ブルワーズ時代[編集]

2018年1月25日ルイス・ブリンソンイーサン・ディアス英語版モンテ・ハリソン英語版ジョーダン・ヤマモトとのトレードでミルウォーキー・ブルワーズに移籍した[12][13]。147試合に出場し、打率.326、36本塁打、110打点を記録し、首位打者の打撃タイトルを獲得、またチームを7年ぶりの地区優勝へ導いたことからナ・リーグMVPを受賞した。それらに加えシーズン中に2度のサイクルヒットを達成、これは史上5人目でブルワーズでは史上初だった[14]

人物[編集]

母方の祖父はミネオ・ダン・オダという日本人であり[15]、その血が1/4流れる[16]日系三世である[17]。母方の祖母はドイツ、イギリス、オランダ、スコットランドの血を引く家系であり[15]フットボール選手だった曽祖父のフレッド・ジャーク英語版NFLで殿堂入りを果たしている[18]。 父方はクロアチア移民の家系。弟のコリン・イエリッチ2015年にドラフト29巡目でアトランタ・ブレーブスに入団した捕手で、2016年12月24日に、当時兄が所属していたマーリンズとマイナー契約をした。

詳細情報[編集]

年度別打撃成績[編集]

















































O
P
S
2013 MIA 62 273 240 34 69 12 1 4 95 16 10 0 0 1 31 1 1 66 4 .288 .370 .396 .766
2014 144 660 582 94 165 30 6 9 234 54 21 7 3 2 70 3 3 137 9 .284 .362 .402 .764
2015 126 525 476 63 143 30 2 7 198 44 16 5 0 0 47 2 2 101 13 .300 .366 .416 .782
2016 155 659 578 78 172 38 3 21 279 98 9 4 0 5 72 4 4 138 20 .298 .376 .483 .859
2017 156 695 602 100 170 36 2 18 264 81 16 2 0 6 80 4 6 137 13 .292 .369 .439 .807
2018 MIL 147 651 574 118 187 34 7 36 343 110 22 4 0 2 68 2 7 135 14 .326 .402 .598 1.000
MLB:6年 790 3463 3052 487 906 180 21 91 1413 403 94 22 3 16 368 16 23 714 73 .297 .375 .463 .838
  • 2018年度シーズン終了時
  • 各年度の太字はリーグ最高

年度別守備成績[編集]



左翼(LF) 中堅(CF) 右翼(RF)




































2013 MIA 59 103 0 0 0 1.000 5 11 0 0 0 1.000 -
2014 138 255 6 1 1 .996 12 16 0 1 0 .941 -
2015 103 182 5 2 0 .989 36 74 1 0 1 1.000 -
2016 120 192 5 3 1 .985 31 68 1 3 0 .958 -
2017 - 155 370 1 1 0 .997 -
2018 MIL 90 109 3 1 0 .991 20 36 0 2 0 .947 75 121 1 0 1 1.000
通算 510 841 19 7 2 .992 259 575 3 7 1 .988 75 121 1 0 1 1.000

タイトル[編集]

MLB

表彰[編集]

MLB
国際大会

記録[編集]

背番号[編集]

  • 21 (2013年 - 2017年)
  • 22 (2018年 - )

代表歴[編集]

脚注[編集]

  1. ^ Christian Yelich Contract Details, Salaries, & Earnings” (英語). Spotrac. 2019年2月26日閲覧。
  2. ^ Breakdown of Marlins' Players Weekend names” (英語). MiLB.com (2017年8月24日). 2018年1月26日閲覧。
  3. ^ a b c MLB公式プロフィール参照。2018年1月26日閲覧。
  4. ^ Ian McCue (2013年7月23日). “Future staple Yelich delivers win in big league debut” (英語). MLB.com. 2018年1月26日閲覧。
  5. ^ a b c 友成那智、村上雅則『メジャーリーグ・完全データ選手名鑑2015』廣済堂出版、2015年、313頁。ISBN 978-4-331-51921-9
  6. ^ Baseball-Reference 参照。2018年1月26日閲覧。
  7. ^ Yelich on seven-year extension”. MLB.com (2015年3月23日). 2018年1月26日閲覧。
  8. ^ Jon Paul Morosi (2016年12月19日). “Yelich honored to be on Team USA for World Baseball Classic” (英語). MLB.com. 2018年1月26日閲覧。
  9. ^ USA Baseball Announces 2017 World Baseball Classic Roster” (英語). USABaseball.com: The Official Site of USA Baseball (2017年2月9日). 2017年3月16日閲覧。
  10. ^ American Beauty: USA dominates PR in final” (英語). World Baseball Classic (2017年3月22日). 2018年1月26日閲覧。
  11. ^ Yadi, Balentien among All-Classic Team standouts” (英語). World Baseball Classic (2017年3月22日). 2018年1月26日閲覧。
  12. ^ Matt Kelly (2018年1月25日). “Brewers land Yelich for 4, including Brinson” (英語). MLB.com. 2018年1月26日閲覧。
  13. ^ Charlotte Carroll (2018年1月25日). “Marlins Trade Christian Yelich to Brewers” (英語). Sports Illustrated. 2018年1月26日閲覧。
  14. ^ “ブルワーズ・イエリチ、今季2回目のサイクル達成”. 日刊スポーツ. (2018年9月18日). https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/201809180000375.html 2018年10月11日閲覧。 
  15. ^ a b Christian Yelich Ethnic Celebs]” (2017年6月20日). 2018年1月26日閲覧。
  16. ^ 「イチローと素敵な仲間たち マーリンズ若手外野トリオの魅力」『月刊スラッガー』2015年5月号 日本スポーツ企画出版社 11頁
  17. ^ イチローにも憧れる23歳 首位打者候補の日系3世は“マーリンズ版ジーター” Full Count (2015年3月28日) 2015年4月3日閲覧
  18. ^ 友成那智、村上雅則『メジャーリーグ・完全データ選手名鑑2016』廣済堂出版、2016年、301頁。ISBN 978-4-331-52002-4
  19. ^ “米サイト選出 今季マーリンズ最優秀選手にイエリチ イチローも評価”. スポニチアネックス. (2016年11月25日). http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2016/11/25/kiji/K20161125013789210.html 2016年11月25日閲覧。 

関連項目[編集]

外部リンク[編集]