フェルナンド・ロドニー

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フェルナンド・ロドニー
Fernando Rodney
ミネソタ・ツインズ #56
Fernando Rodney Mariners 2014.jpg
シアトル・マリナーズ時代
(2014年5月5日)
基本情報
国籍 ドミニカ共和国の旗 ドミニカ共和国
出身地 サマナ州サマナ英語版
生年月日 (1977-03-18) 1977年3月18日(41歳)
身長
体重
5' 11" =約180.3 cm
220 lb =約99.8 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 1997年 アマチュアFA
初出場 2002年5月4日 ミネソタ・ツインズ
年俸 $4,250,000(2018年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
国際大会
代表チーム ドミニカ共和国の旗 ドミニカ共和国代表
WBC 2006年2013年2017年
獲得メダル
男子 野球
ドミニカ共和国の旗 ドミニカ共和国
ワールド・ベースボール・クラシック
2013 野球

フェルナンド・ロドニーFernando Rodney, 1977年3月18日 - )は、ドミニカ共和国サマナ州サマナ英語版出身のプロ野球選手投手)。MLBミネソタ・ツインズに所属。愛称はベンジャミン

従兄弟にオリックスでもプレーしたアルフレッド・フィガロがいる。2017年に通算300セーブを達成した[2]

経歴[編集]

プロ入りとタイガース時代[編集]

1997年11月1日にアマチュアFA選手としてデトロイト・タイガースと契約を結んだ。

2002年5月4日ミネソタ・ツインズ戦でメジャーデビューを果たす。

2003年トミー・ジョン手術を行い、その影響で2004年は全休した。

2005年も術後の影響でリハビリを続けたが、6月4日にAAA級トレド・マッドヘンズで戦列復帰。間もなくカイル・ファーンズワーストレードアトランタ・ブレーブスへ放出されたことに伴い、昇格を果たす。この年は39試合に登板、トロイ・パーシバルが故障離脱したこともあり9セーブをあげクローザーとしての役割を担った。

2006年開幕前の3月に開催された第1回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)ドミニカ共和国代表に選出された[3]。シーズンでは2005年オフにクローザーとしてトッド・ジョーンズと契約したため、ジョエル・ズマヤと共にセットアップマンとして起用された。

2007年は6月途中までに1勝5敗・防御率5.68と不振を極め、結局6月20日に右肩痛で故障者リスト入りする。8月5日に復帰して以降は12イニング連続無失点と復活の兆しを見せたが、9月には月間防御率6点台と再び不振に陥った。

2008年は肩の故障から開幕は故障者リストからスタートした。6月中旬にメジャーに復帰すると、7月27日に不調のトッド・ジョーンズに代わり新しい抑え投手となった。

2009年、タイガースは複数年契約を求めたが、ロドニーはこの申し出を拒否し、年俸調停を申請。11月5日にノンテンダーFAとなった。

エンゼルス時代[編集]

エンゼルス時代(2011年7月24日)

2009年12月24日、ロサンゼルス・エンゼルスと1100万ドルで2年契約を結んだ[4]

2010年は、セットアッパーとしてつとめていたが、シーズン途中でブライアン・フエンテスミネソタ・ツインズに移籍したため、クローザーを任された。

2011年ジョーダン・ウォルデンにクローザーを譲り、セットアッパーに回った。10月30日にFAとなった。

レイズ時代[編集]

レイズ時代(2012年5月11日)

2012年1月4日タンパベイ・レイズと1年175万ドル(約1億3000万円)で契約[5]。与四球が大幅に減少し、それまでの4年間1.5前後だったWHIPがほぼ半分になり、4点台だった防御率が0点台と投球内容が大幅に改善。クローザーとして最終的に48セーブを挙げた。また、初めてオールスターにも選出され、1回を無安打に抑えた。10月19日最優秀救援賞カムバック賞を受賞した[6]

2013年開幕前の3月に開催された第3回WBCドミニカ共和国代表に選出され[7]、2大会ぶり2度目の選出を果たした。同大会では抑えとして大会最多の8試合に登板し、全てを無失点に抑え、大会最多7セーブを挙げる。チームの大会史上初全勝優勝に貢献した。また、投手として今大会のベストナインにも選出された。シーズンでは10月31日にFAとなった。

マリナーズ時代[編集]

2014年2月6日シアトル・マリナーズと総額1400万ドルの2年契約に合意したことが報道され[8]2月13日に球団が発表した[9]。開幕からクローザーを任され、自身初めて最多セーブのタイトルを獲得した。

2015年は54試合で5勝5敗16セーブ・防御率5.68と不安定で、8月22日DFAとなった[10]

カブス時代[編集]

2015年8月27日ウェイバー公示を経てシカゴ・カブスに金銭トレードされた[11]11月2日にFAとなった[12]

パドレス時代[編集]

2016年2月4日サンディエゴ・パドレスと1年160万ドル(2017年は200万ドルの球団オプション付)の契約を結んだ[13]。パドレスでは28試合に登板して0勝1敗17セーブ・防御率0.31の成績を残した。

マーリンズ時代[編集]

2016年6月30日クリス・パダック英語版とのトレードで、マイアミ・マーリンズへ移籍した[14]。11月3日にFAとなった[12]

ダイヤモンドバックス時代[編集]

2016年12月9日アリゾナ・ダイヤモンドバックスと1年275万ドルで契約を結んだ[15]

2017年開幕前の2月8日第4回WBCドミニカ共和国代表に選出され、2大会連続3度目の選出を果たした[16]。3試合に登板し、1失点(防御率2.70)、4奪三振と好投した。シーズンでは4月に10イニングで15失点を喫したが、5月および6月で防御率0.00を記録するなど徐々に調子を上げ、9月23日のマーリンズ戦で通算300セーブを達成した[2]。オフの11月2日にFAとなった[17]

ツインズ時代[編集]

2017年12月15日にツインズと1年450万ドル(球団側オプション付)で契約を結んだ[18]

選手としての特徴[編集]

弓を引くポーズ

平均球速153km/h、最速160.9km/hの速球フォーシームツーシーム)と、平均球速132km/hのチェンジアップを持ち球とする。かつてはフォーシームを基本球種としていたが、2014年以降はツーシームを基本球種とし、チェンジアップと合わせて投球全体の約90%以上を占める。また、2012年まではスライダーも投げていた。チェンジアップの精度は高く、コントロール・空振り率ともに良い。その反面、ツーシームはコントロール・空振り率ともに悪く、速球系でありながらストライク率が60%を下回ることもある[19]

クローザーとして試合終了を決めると勝利のポーズとして天に弓を引くようなポーズを披露する。

詳細情報[編集]

年度別投手成績[編集]





















































W
H
I
P
2002 DET 20 0 0 0 0 1 3 0 0 .250 89 18.0 25 2 10 2 0 10 0 1 15 12 6.00 1.94
2003 27 0 0 0 0 1 3 3 3 .250 143 29.2 35 2 17 1 1 33 0 0 20 20 6.07 1.75
2005 39 0 0 0 0 2 3 9 3 .400 185 44.0 39 5 17 3 2 42 2 0 14 14 2.86 1.27
2006 63 0 0 0 0 7 4 7 18 .636 304 71.2 51 6 34 4 8 65 3 0 36 28 3.52 1.19
2007 48 0 0 0 0 2 6 1 12 .250 223 50.2 46 5 21 0 3 54 4 0 27 24 4.26 1.32
2008 38 0 0 0 0 0 6 13 5 .000 188 40.1 34 3 30 5 3 49 3 0 22 22 4.91 1.59
2009 73 0 0 0 0 2 5 37 0 .286 330 75.2 70 8 41 4 2 61 5 0 38 37 4.40 1.47
2010 LAA 72 0 0 0 0 4 3 14 21 .571 308 68.0 70 4 35 1 5 53 4 0 33 32 4.24 1.54
2011 39 0 0 0 0 3 5 3 10 .375 150 32.0 26 1 28 0 3 26 2 0 18 16 4.50 1.69
2012 TB 76 0 0 0 0 2 2 48 0 .500 282 74.2 43 2 15 1 3 76 4 0 9 5 0.60 0.78
2013 68 0 0 0 0 5 4 37 0 .556 290 66.2 53 3 36 3 1 82 4 1 27 25 3.38 1.34
2014 SEA 69 0 0 0 0 1 6 48 0 .143 286 66.1 61 3 28 3 3 78 4 1 24 21 2.85 1.34
2015 54 0 0 0 0 5 5 16 7 .500 227 50.2 51 8 25 3 5 43 5 0 32 32 5.68 1.50
CHC 14 0 0 0 0 2 0 0 2 .1000 50 12.0 8 1 4 0 3 15 1 0 4 1 0.75 1.00
'15計 68 0 0 0 0 7 5 16 9 .583 277 62.2 59 9 29 3 8 58 6 0 36 33 4.74 1.40
2016 SD 28 0 0 0 0 0 1 17 0 .000 109 28.2 13 0 12 0 2 33 1 1 2 1 0.31 0.87
MIA 39 0 0 0 0 2 3 8 8 .400 174 36.2 41 5 25 3 3 41 4 0 25 24 5.89 1.80
'16計 67 0 0 0 0 2 4 25 8 .333 283 65.1 54 5 37 3 5 74 5 1 27 25 3.44 1.39
2017 ARI 61 0 0 0 0 5 4 39 0 .556 231 55.1 40 3 26 3 2 65 7 0 29 26 4.23 1.19
MLB:15年 828 0 0 0 0 44 63 300 89 .411 3569 821.0 706 61 404 36 49 824 53 3 375 340 3.73 1.35
  • 2017年度シーズン終了時
  • 各年度の太字はリーグ最高

獲得タイトル[編集]

表彰[編集]

記録[編集]

背番号[編集]

  • 56(2002年 - 2003年、2005年 - 2015年途中、2016年 - )
  • 57(2015年途中 - 同年終了)

代表歴[編集]

脚注[編集]

  1. ^ Fernando Rodney Contract Details, Salaries, & Earnings” (英語). Spotrac. 2017年12月19日閲覧。
  2. ^ a b Rodney joins rare company with 300th save”. MLB.com. 2017年9月24日閲覧。
  3. ^ 2006 Tournament Roster” (英語). The official site of World Baseball Classic. 2015年2月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年12月12日閲覧。
  4. ^ “Angels agree to terms on two-year deal with RHP Fernando Rodney” (英語) (プレスリリース), MLB.com (Los Angeles Angels), (2009年12月24日), http://losangeles.angels.mlb.com/news/press_releases/press_release.jsp?ymd=20091224&content_id=7854048&vkey=pr_ana&fext=.jsp&c_id=ana 2016年3月3日閲覧。 
  5. ^ “Rays sign Fernando Rodney to one-year contract” (英語) (プレスリリース), MLB.com (Tampa Bay publisher=MLB.com (Tampa Bay Rays)), (2012年1月4日), http://m.rays.mlb.com/news/article/26262004 2016年3月3日閲覧。 
  6. ^ “カムバック賞にロドニーとポージー=米大リーグ”. 時事通信社. (2012年10月20日). http://www.jiji.com/jc/c?g=spo_30&k=2012102000015 2012年10月22日閲覧。 
  7. ^ 2013 Tournament Roster” (英語). The official site of World Baseball Classic. 2015年2月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年12月12日閲覧。
  8. ^ Greg Johns (2014年2月6日). “Mariners reportedly add Rodney to bolster back of 'pen”. MLB.com. 2016年3月3日閲覧。
  9. ^ “Mariners sign free agent relief pitcher Fernando Rodney” (英語) (プレスリリース), MLB.com (Seattle Mariners), (2014年2月13日), http://m.mariners.mlb.com/news/article/67756410 2016年3月3日閲覧。 
  10. ^ マリナーズ 抑えのロドニー戦力外に、昨季のセーブ王”. スポニチSponichi Annex. スポーツニッポン (2015年8月23日). 2015年8月24日閲覧。
  11. ^ Mike Axisa (2015年8月27日). “Mariners trade Fernando Rodney to Cubs: Three things to know” (英語). 2015年8月28日閲覧。
  12. ^ a b MLB公式プロフィール参照。2016年12月12日閲覧。
  13. ^ “Padres sign RHP Fernando Rodney to one-year contract for 2016 season with club option for 2017” (英語) (プレスリリース), MLB.com (San Diego Padres), (2015年2月4日), http://m.padres.mlb.com/news/article/163668054 2016年3月3日閲覧。 
  14. ^ http://espn.go.com/mlb/story/_/id/16649700/miami-marlins-acquire-san-diego-padres-closer-fernando-rodney
  15. ^ Jesse Sanchez (2016年12月9日). “Rodney excited to start anew with D-backs” (英語). MLB.com. 2016年12月12日閲覧。
  16. ^ DR aims to defend title as WBC '17 roster set MLB.com (英語) (2017年2月15日) 2017年3月16日閲覧
  17. ^ Key free agents for all 30 MLB teams MLB.com (英語) (2017年11月5日) 2017年12月28日閲覧
  18. ^ Fernando Rodney, Twins finalize $4.5M, 1-year contract” (英語). ESPN.com (2017年12月16日). 2017年12月19日閲覧。
  19. ^ Fernando Rodney > Pitch Data” (英語). The Baseball Cube (2016年7月3日). 2016年7月3日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]