バイロン・バクストン

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バイロン・バクストン
Byron Buxton
ミネソタ・ツインズ #25
MG 6768 Byron Buxton.jpg
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 ジョージア州バクスリー
生年月日 (1993-12-18) 1993年12月18日(24歳)
身長
体重
6' 1" =約185.4 cm
188 lb =約85.3 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 中堅手
プロ入り 2012年 ドラフト1巡目(全体2位)でミネソタ・ツインズから指名
初出場 2015年6月14日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

バイロン・ケイロン・バクストンByron Keiron Buxton , 1993年12月18日 - )は、アメリカ合衆国ジョージア州バクスリー出身のプロ野球選手外野手)。右投右打。MLBミネソタ・ツインズに所属。

愛称はバック[1]

経歴[編集]

プロ入り前[編集]

ジョージア州の田舎町で生まれ、6歳で野球を始める。バスケットボールアメリカンフットボールも平行してプレーしていたが、バスケットボールは高校2年目を最後に辞めている[2]アメリカンフットボールは高校卒業まで続けており、クォーターバックワイドレシーバーディフェンシブバックを兼任していた[3]

アプリング・カウンティ高校時代は中堅手投手としてプレー。2011年打率.594、17二塁打、10本塁打の成績でオールアメリカンに選出された。翌2012年には打者として打率.513、17二塁打、3本塁打、38盗塁をマークし、投手としても81イニングで154個の三振を奪った[4]マット・ケンプや、B・Jジャスティンのアップトン兄弟などと比較され、あるナ・リーグのスカウトからは「アンドリュー・マカッチェンよりも上」と絶賛された[2]

全米で最高の逸材と言われ、2012年のMLBドラフトで全体1位指名の最有力候補であったが[3]、全体1位指名権を持つヒューストン・アストロズプエルトリコ出身のカルロス・コレアを指名し、バクストンはミネソタ・ツインズから全体2位で指名された[5]。同年6月12日契約金600万ドルで入団。2001年に全体1位指名で入団したジョー・マウアーの510万ドルを超える球団史上最高額の契約金となった[6]

プロ入り後[編集]

2012年6月22日にルーキー級ガルフ・コーストリーグ・ツインズでプロデビュー[7]8月7日にルーキー級のエリザベストン・ツインズに昇格[8]。昇格前は打率.218と苦しんでいたが、昇格後は打率.286と調子を上げた。トータルでは打率.248、5本塁打、20打点、11盗塁OPS.792だった。オフにはベースボール・アメリカの有望株ランキングにおいて、ツインズ内でミゲル・サノに次ぐ2位[9]、全体では10位にランクインした[10]

2013年はA級シーダーラピッズ・カーネルズで開幕を迎え、68試合に出場。8本塁打55打点32盗塁、打率.341だった。6月下旬からA+級フォートマイヤーズ・ミラクルに昇格。57試合に出場し4本塁打22打点23盗塁、打率.326の好成績を残した。9月11日にはベースボール・アメリカの2013年度「ベースボール・アメリカ・マイナーリーグ年間最優秀選手賞」を受賞[11]。10月22日にはJ.G.テイラー・スピンク賞の「Topps/Minor League Player of the Year」を受賞した[12]

2014年1月9日、スプリング・トレーニングに参加することが発表された[13]。1月23日に発表されたMLBの2014年度プロスペクトでは1位に選ばれた[14][15]

2015年6月14日にメジャー契約となり25人枠入りした。同日の対テキサス・レンジャーズ戦に「9番センター」でスタメン出場し、メジャーデビューを果たした。この試合では2三振を喫し、初安打はならなかった[16]。その後はまずまずのペースで出番を得、最終的には46試合でプレーした。打撃では、打率.209・2本塁打・6打点・6四球・44三振という成績に終わった。

2016年は、センターのレギュラー格で起用され、前年から倍増となる92試合に出場した。

2017年は、中堅手のゴールドグラブ賞、優秀守備選手賞・最優秀守備選手賞を受賞した[17][18]

プレースタイル[編集]

卓越した打撃センスに加え、右打席から一塁まで3.89秒(3.75秒という情報もある)という俊足も併せ持ち[2][3]投手として93~94mph(149.7~151.3km/h)を計測していた強肩を誇る。

まだ荒削りな面も残す素材型の選手であり、特にパワーは未知数であるが、育てば25本塁打程度の長打力を持つ5ツールプレーヤーになれるとされている[19]。その才能の豊かさにより、メディアやアナリストからは、2014年ア・リーグMVPに輝いたマイク・トラウト以来の逸材と評価されている[20]

2016年10月2日のシカゴ・ホワイトソックス戦の初回先頭打者としてランニング本塁打を記録したが、打ってから本塁に達するまでの時間はStatcast英語版史上最短となる14.05秒であった[21]

詳細情報[編集]

年度別打撃成績[編集]

















































O
P
S
2015 MIN 46 138 129 16 27 7 1 2 42 6 2 2 2 0 6 0 1 44 1 .209 .250 .326 .576
2016 92 331 298 44 67 19 6 10 128 38 10 2 4 3 23 0 3 118 2 .225 .284 .430 .714
2017 140 511 462 69 117 14 6 16 191 51 29 1 5 2 38 2 4 150 1 .253 .314 .413 .728
MLB:3年 278 980 889 129 211 40 13 28 361 95 41 5 11 5 67 2 8 312 4 .237 .295 .406 .701
  • 2017年度シーズン終了時

年度別守備成績[編集]



中堅(CF)












2015 MIN 44 115 2 0 0 1.000
2016 92 243 2 4 0 .984
2017 137 389 6 5 1 .988
通算 273 747 10 9 1 .988

表彰[編集]

背番号[編集]

  • 25 (2015年 - )

脚注[編集]

  1. ^ Twins Players Weekend nicknames explained MLB.com (英語) (2017年8月24日) 2017年8月30日閲覧
  2. ^ a b c Buxton's Tools Put Baxley On The Draft Map BaseballAmerica.com
  3. ^ a b c OF Byron Buxton is the nation's most talented MLB prospect SI.com
  4. ^ Twins select Byron Buxton with the second pick twinsbaseball.com
  5. ^ Astros take Carlos Correa No. 1, Twins select Byron Buxton and Mark Appel goes to Pirates MLB.com
  6. ^ Twins' top pick Byron Buxton gets $6M bonus, topping Joe Mauer CBS News
  7. ^ Byron Buxton went 0-for-4 in his pro debut today (but he isn't a bust) StarTribune.com
  8. ^ Nishioka's back at second base; Buxton promoted; Deduno tries to extend Cleveland's losing streak
  9. ^ 2013 Minnesota Twins Top 10 Prospects
  10. ^ Byron Buxton Minor League Statistics & History Baseball-Reference.com
  11. ^ Matt Eddy (2013年9月11日). “2013 Minor League Player Of The Year: Byron Buxton”. Baseball America. 2014年1月27日閲覧。
  12. ^ Buxton wins Spink Award as top player”. MiLB.com (2013年10月22日). 2014年1月27日閲覧。
  13. ^ Minnesota Twins Announce Spring Training Invites”. MLB.com Twins Press Release (2014年1月9日). 2014年1月27日閲覧。
  14. ^ 2014 Prospect Watch”. MLB.com. 2014年1月27日閲覧。
  15. ^ Jonathan Mayo (2014年1月23日). “Breaking down the Top 100 Prospects list”. MLB.com. 2014年1月27日閲覧。
  16. ^ June 14, 2015 MIN VS TEX - Baseball-Reference.com (英語) . 2015年10月22日閲覧。
  17. ^ Rhett Bollinger (2017年11月7日). “Buxton, Dozier win first career Gold Gloves”. MLB.com. 2018年3月14日閲覧。
  18. ^ Rhett Bollinger (2017年11月10日). “Buxton wins Wilson Defensive Player of Year”. MLB.com. 2018年3月14日閲覧。
  19. ^ The Top Tier of the 2012 Draft Project Prospect
  20. ^ 友成那智、村上雅則 『メジャーリーグ・完全データ選手名鑑2014』 廣済堂出版、2014年、169頁。ISBN 978-4-331-51809-0
  21. ^ Byron Buxton's 5 tools as measured by Statcast” (英語). MLB.com (2016年12月13日). 2017年4月15日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]