ショッカー怪人

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ショッカー怪人(ショッカーかいじん)は、特撮テレビドラマシリーズ「仮面ライダーシリーズ」の作品に登場する架空のキャラクターの総称である。

概要

オリジナルは特撮テレビ番組『仮面ライダー』に登場。秘密結社ショッカーの尖兵として悪事を働き、仮面ライダーと戦う悪役である。

従来の怪獣や異星人とは異なる「怪人」という概念を確立し、『仮面ライダー』の人気を支える要素の一つとなった[1][2][3][4]

基本的に実在の生物・植物を人間と融合させた姿を持っており、「蜘蛛男」「キノコモルグ」「トリカブト」「ミミズ男」などモチーフとなった生物からネーミングされている。仮面ライダー自身もショッカーに「バッタ男」として改造されて誕生したという経緯がある。実在の生物以外にも、古代生物(ザンブロンゾ、プラノドン)、架空の古代生物(ピラザウルス、ユニコルノス)、 UMA(スノーマン)、無機物(ゴースター)、ミイラ(エジプタス[注 1])など、さまざまな素材による怪人も登場している[注 2]

テレビシリーズのショッカー怪人

テレビシリーズの各話に新規怪人が登場する。

怪人たちはおおむね脳改造を受けてショッカーに忠実な操り人形となっているが、自ら望んで改造手術を受けた者も存在する。当初は改造素体は知力や体力が並外れた人間が条件だったが、後にそれらが特に優れているわけではない一般市民が改造された例もある[注 3]

多くの怪人はショッカーのマークを象ったエンブレムが付いたベルトを着用している[注 4]。ベルトがない怪人も少数ながら存在するが、再登場する際にはベルトを着用する場合がある[注 5]。第67話のギリザメス以降、金色のエンブレムが付いた白いベルトを着用している対ライダー用特殊能力を備えた強化怪人が登場するようになった。

初期の怪人はライダーに倒されると溶解して死体が消失していたが、多くの怪人は死と同時に爆発して完全に粉砕される。これは機密保持のためベルトに仕込まれた自爆装置が作動するからとされる[9][注 6]。中には倒されても死なず人間の姿に戻り、さらに脳改造の影響から解放された者もいる[注 7]

怪人は戦闘員を引き連れることはあっても、複数の怪人同士で徒党を組むことはあまりない。これは、怪人が油断せずに本来の能力を完全に発揮できたなら、単独でも仮面ライダーを打倒できるはずだからである[11]。しかし地獄大使編後半に入ると、シードラゴン、ウニドグマの任務に見られる怪人の量産や改造人間の大量製造計画によって戦力の補充を画策したりするようになった。なお1体の怪人の製造コストは、時間にして1週間、金額換算でジャンボジェット機1台相当かかるという[9]

再生怪人
改造人間は第10話でコブラ男が蘇生されて以来何度か同一の怪人が登場し、大規模な作戦には複数投入されることもある。これらについては再生手術や呪術などで実際に生き返っている場面があったりするものの、同一個体ではなく新たに作られた同型の怪人と解釈される場合もある[12][13]。こうした「再生怪人」は初登場時ほど活躍せずにあっさりと敗退することが多いが、過去の映像を視聴する手段のない『仮面ライダー』放映当時の児童にとっては、怪人の再登場それ自体が喜ばしいことだった[14]。番組側での扱いは低く、スチール写真の存在しないものも多い[15]
デザイン・造型
ショッカー怪人のデザインは、エキスプロダクションの三上陸男高橋章が主に担当した[16]。当時、怪獣の着ぐるみの造型は、針金で起こした人型にウレタンスポンジを巻いていく方法が主流だったが、三上は限られた予算と時間の中で作業を間に合わせるため、耐久性が低く現場では避けられがちだったタイツを素材に採用し、生地の上に直接装飾を施していくことにした。タイツはスーツアクターの体形を明瞭に反映するうえ、初期のマスクは中から眼がのぞくようになっていたため、人間らしさを強烈に打ち出し、怪獣とは違う「怪人」という概念を確立させた[17]。方向性を模索していた第2クールでは全身を覆う造形やブーツではなく足を造形したものなど怪獣的なフォルムを取り入れていたが[18]、高視聴率を維持するようになってからは巨大怪獣ものとの差別化を明確にし、第3クール(ゾル大佐編)以降は人間的なフォルムへと回帰している[19]。第5クール(地獄大使編)以降では、造形とスーツアクターの目の位置をずらしたものや左右非対称なデザインが多くなっている[20]。高橋はデザインの描き方について、動物の「らしさ」を拡大解釈して「何が武器になるか」「何が面白いか」ということを考え、色については子供が夢中になるような派手な色使いにしたと述べている[21]
美術予算は1話あたり約6万円であったのに対し、怪人は武器なども含め1体あたり約8万円用意されており、高橋は「怪人に関しては余裕があった」と述べている[21]
ショッカーのアジト内部は、毎回メインとなる怪人のモチーフとなった動物がデザイナーの高橋章によって、壁面に描き下ろされていた[21]。時間がないため図面はなく、ぶっつけ本番で描いていたという[21]
制作関連
放送当時、石森プロが怪人のデータを取りまとめた『資料・仮面ライダー』を制作し、出版社や玩具企業などに配布され書籍や仮面ライダースナック付属の仮面ライダーカードなどの情報源として用いられた[15]。この資料は映像ではなく台本を元に制作されたため、映像作品の内容とは異なる記述が多く存在している[15]。「吸血蝙蝠男」や「死神カメレオン」など映像と異なる名称や別名・肩書もこれに記されている[15]
番組の人気上昇に伴い、番組途中から参加した出版社や玩具メーカーを対象とした「怪人撮影会」が催されるようになった[22]。これにより、旧1号編の怪人と戦う仮面ライダー2号や複数の怪人と同時に戦う仮面ライダーなど、本編の特写とは異なる独自の図版が関連書籍やカードなどの玩具に用いられた[22]

第1クール(旧1号編)の登場怪人

蜘蛛男
第1話・第13話・映画『仮面ライダー対ショッカー』に登場。
声 - 槐柳二 / スーツアクター - 岡田勝[23][24]
クモをモチーフとする改造人間。口から吐く強靭な糸や人体を溶かす毒針[25][注 8]を武器とする。
優秀な人材を改造人間にするため、女戦闘員を率いて本郷猛を拉致する。その後、改造人間となった本郷とそれを改造した緑川博士が脱走したため、基地の外で2人を迎え討つが、本郷が変身した仮面ライダーに戦闘員を蹴散らされ取り逃がす。しかし、緑川博士の娘・ルリ子を蜘蛛型発信機で追跡して居場所を知り、緑川博士を殺害する。さらにルリ子を誘拐して仮面ライダーと対決するが[注 9]、ライダーキックを受け泡になって消滅する。
第11話ではゲバコンドルのアジトに肖像画が飾られている。
第13話では、再生怪人の1体として登場。カメレオン男とともに野本健を誘拐する。仮面ライダーとの戦いでは棒術を用いる。
ブリヂストン自転車『ドレミ』のCMではベルトをつけた状態で登場している[27]
蜘蛛男の存在は、『仮面ライダー』の企画案『クロスファイヤー』の時点でショッカーの改造人間案として挙げられていた[28]。石ノ森章太郎による検討用デザインでは4本腕となっており、原作漫画版ではこの形状を踏襲している[29][30]
蜘蛛男がルリ子を抱えて逃走するシーンでは、監督の竹本弘一はカメラを移動車に乗せて撮影することを希望したが、当時の生田スタジオでは十分な機材を用意できず、編集で短いカットを繋いで非人間的な走り方を演出している[31][32]
スーツアクターを務めた岡田勝は、面の覗き穴が小さかったため、自ら錐で穴を広げた[33]
後年の作品では、蜘蛛男を踏襲してクモをモチーフとした怪人が第1話に登場するものが多く存在する[34]
映画『仮面ライダー対ショッカー』
死神博士に率いられた再生怪人の1体として登場。地獄谷で珠美と方程式の交換を行う死神博士を援護すべく出現するが、大道寺に変装した本郷が死神博士を拘束した際、命と引き換えにした死神博士の命令で全員戦うことなく撤退する。
映画『仮面ライダー×スーパー戦隊×宇宙刑事 スーパーヒーロー大戦Z
蜘蛛男が復活したスペース蜘蛛男が登場。作中では関係性が明らかにならないが、関連書籍での説明では蜘蛛男が復活した個体とされている[35][36][37]。詳しくは仮面ライダー×スーパー戦隊×宇宙刑事 スーパーヒーロー大戦Z#スペースショッカーを参照。
山田ゴロ版漫画『仮面ライダー』
『テレビランド』1978年10月号付録掲載の「仮面ライダー誕生!!」に登場[38]。テレビとは違い、バイクに乗り本郷をさらい、こうもり男とともに本郷を襲う。
漫画『仮面ライダー11戦記』
ガイストの再生強化怪人として登場。胴の脇から節足が生えている。
漫画『仮面ライダーSD マイティライダーズ』
クモの糸を使い、スポーツ選手を捕える作戦を実行。他の怪人と異なり、どの幹部(八鬼衆)配下の怪人かは明かされていない。
OVA『仮面ライダーSD 怪奇!?クモ男』
声 - 佐藤正治
『マイティライダーズ』を原作としたOVA『仮面ライダーSD 怪奇!?クモ男』では、ジャーク将軍の配下の怪人として登場するが、実行する作戦はほぼ同じ。
小説『KIKAIDER00
スカルマン(旧1号)が戦う怪人のイメージとして登場。
小説『MASKED RIDER DEN-O EDITION -1971年4月3日-』
第1話同様、本郷を拉致しようとするが、ネガタロスが過去(1971年4月3日)に現れた事で失敗する。
ゲーム『スーパー特撮大戦2001
ショッカーの怪人として登場するが、ゲルショッカーやデストロン出現後も登場。
ゲーム『オール仮面ライダー ライダージェネレーション2
他のライダーや怪人同様、ゴウラによって複製される。
ゲーム『ロストヒーローズ
ビギンズ・キューブとアジト・キューブで登場。
ゲーム『ロストヒーローズ2』
ランダム・キューブでハエ男などとともにネガ電王をボスとする形で登場。
ゲーム『仮面ライダー バトライド・ウォー 創生
ストーリーモード「怪奇蜘蛛男」・「復活の蜘蛛男」で登場。
蝙蝠男
第2話・第13話・映画『仮面ライダー対ショッカー』に登場。
演(人間体) - 佐野房信[24] / 声 - 峰恵研 / スーツアクター - 佐野房信[39][24]
コウモリをモチーフとする改造人間。第2話劇中では人間蝙蝠と名乗る。
蝙蝠男の音波に反応して人間をコントロールする頭脳を持ったビールスを、マンション内で実験している。危機を察知すると、自己催眠で仮死状態になる。レース場に現れた時や仮死状態の時は人間の姿になっている。翼にある目覚めのトゲはビールスの血清である。
人体実験を兼ねてモデルの山野美穂[40]を操り、本郷猛を襲わせる。美穂の住んでいたマンションを訪れた本郷を吸血人間らとともに襲うが、本郷が変身した仮面ライダーと戦い不利に陥ると、マンションの一室で吸血人間にまぎれて自己催眠で仮死状態となる。自己催眠から目覚めると、本郷を追ってきた緑川ルリ子に対し本郷が緑川博士を殺害した証拠を教えると嘯き、近づいた隙にビールスを感染させる。ルリ子を人質に本郷に服従を迫るが、血清の存在を知った本郷が反撃に出て、ライダー投げで倒される[注 10]
第11話ではゲバコンドルのアジトに肖像画が飾られている。
第13話では、再生怪人の1体として登場。さそり男とともに東洋原子力研究所を襲撃し守衛を殺害するが、バーリヤに阻まれて撤退する。
石ノ森章太郎による検討用デザインでは背中に翼が生えており、原作漫画版ではこのデザインで登場している[29][30]
吸血人間[41]
第2話に登場。
蝙蝠男のビールスに感染した人間。顔に隈取状の模様と牙が現れ、他の人間を襲ってビールスを感染させていく。蝙蝠男が自己催眠に入ると吸血人間たちも眠る。蝙蝠男が倒された後、血清により元に戻る。
映画『仮面ライダー対ショッカー』
死神博士に率いられた再生怪人の1体として登場。地獄谷で珠美と方程式の交換を行う死神博士を援護すべく出現するが、大道寺に変装した本郷が死神博士を拘束した際、命と引き換えにした死神博士の命令で全員戦うことなく撤退する。
脚本では飛行怪人の1体としてゲバコンドルとともに仮面ライダーと戦う描写が存在したが、映像ではプラノドンギルガラスに変更された[42]
すがやみつる版漫画『仮面ライダー』
ショッカーの残党としてイソギンジャガーの作戦に参加[43]
山田ゴロ版漫画『仮面ライダー』
『テレビランド』1978年10月号付録掲載の「仮面ライダー誕生!!」に登場[44]。テレビとは違い、緑川博士を殺害後、くも男とともに本郷を襲う。
小説『KIKAIDER00』
スカルマン(旧1号)が戦う怪人のイメージとして登場。
小説『MASKED RIDER DEN-O EDITION -1971年4月3日-』
ネガタロスが構想する「ネガタロス軍団(決)」のメンバーとして登場。構想のみで戦闘シーンはない。
ゲーム『スーパー特撮大戦2001』
ショッカーの怪人として登場するが、ゲルショッカーやデストロン出現後も登場。
ゲーム『ロストヒーローズ』
ビギナーズ・キューブとアジト・キューブで登場。
さそり男
第3話・第13話・映画『仮面ライダー対ショッカー』に登場。
演(早瀬五郎) - 渚健二[24] / 声 - 池水通洋 / スーツアクター - 佐野房信[45][24]
サソリをモチーフとする改造人間。本郷猛の親友にしてレーサーとしてのライバルでもある早瀬五郎が本郷への対抗心からショッカーに志願して改造された。第3話冒頭のナレーションではさそり人間とも呼ばれている。
尾から人体を溶かす毒液を噴射する人喰いサソリを操る。左手のハサミは設定では電磁バサミとなっているが[46][47]、劇中では能力を示す明確な描写はない。また頭部の尾から噴射する毒液[46][47]や右手から放つ毒針[47]も武器とされるが劇中では未使用である。
改造手術後、性能テストとしてショッカーの強制労働者たちを人喰いサソリで殺害する。その後、大首領の命により逃げ延びた強制労働者の伊藤老人を囮に本郷の抹殺を図るM1号作戦に従事する。伊藤を救出した本郷らのもとに早瀬の姿で駆けつけて味方を装い、ルリ子を誘拐した戦闘員を本郷とともにバイクで追うが、アジトに乗り込んだところで正体を明かす。親友との戦いに躊躇する本郷に対し戦闘員との連携攻撃で襲いかかるが、最期はライダーシザースで倒される[注 10]
第11話ではゲバコンドルのアジトに肖像画が飾られている。
第13話では、再生怪人の1体として登場する。蝙蝠男とともに東洋原子力研究所を襲撃し守衛を殺害するが、バーリヤに阻まれて撤退する。
さそり男の存在は、『仮面ライダー』の企画案『クロスファイヤー』の時点でショッカーの改造人間案として挙げられていた[28]
デザイン画では頭部のハサミ状の部位がさそりの尾のように伸びて武器として使用するというギミック案が描かれていた[8]。石ノ森章太郎による検討用デザインでは大きな尾を持つサソリの形状を人間に組み合わせたような姿であったが、造形の都合などから変更された[29][30]
第3話を監督した竹本弘一は、戦闘シーンでコマ落としや逆再生などを駆使して非人間的な動きを表現した[31][48][45]
映画『仮面ライダー対ショッカー』
死神博士に率いられた再生怪人の1体として登場。地獄谷で珠美と方程式の交換を行う死神博士を援護すべく出現するが、大道寺に変装した本郷が死神博士を拘束した際、命と引き換えにした死神博士の命令で全員戦うことなく撤退する。
映画『仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦』
大ショッカーの怪人として登場。
映画『仮面ライダー×スーパー戦隊×宇宙刑事 スーパーヒーロー大戦Z』
スペースショッカーのスペース蜘蛛男軍に所属する怪人として登場。
映画『平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊』
バダンの怪人として登場。
小説『KIKAIDER00』
スカルマン(旧1号)が戦う怪人のイメージとして登場。
小説『MASKED RIDER DEN-O EDITION -1971年4月3日-』
ネガタロスが構想する「ネガタロス軍団(決)」のメンバーとして登場。構想のみで戦闘シーンはない。
OVA『仮面ライダーSD 怪奇!?クモ男』
声 - 江川央生
怪人製造機をめぐってバトルライダーズと対決。
ゲーム『スーパー特撮大戦2001』
ショッカーの怪人として登場するが、ゲルショッカーやデストロン出現後も登場。
パチンコ『仮面ライダーフルスロットル』
闇の1号に変身する素体として登場[1]
サラセニアン
第4話・第13話・第27話・映画『仮面ライダー対ショッカー』に登場。
声・スーツアクター - 中村文弥[49][24][注 11]飯塚実(第27話)[要出典]
サラセニアをモチーフとする改造人間。第4話オープニングクレジットでの役名は人喰いサラセニアン。第4話劇中では大首領からサラセニア人間と呼ばれており、劇中でサラセニアンと呼ばれたのは第27話が最初である。言葉を話さず唸り声のみをあげる。
鞭状の蔦を武器として用いる。また抱きかかえた相手を体内に吸収する能力も持つ。植物園の地下にアジトを構えている。
人体実験用の人材の拉致のために、キングサラセニアに変身して植物園に潜んでいる。大首領の命令により本郷猛に捕らえられた戦闘員No.3を処刑するが、仮面ライダーと戦いライダーキックで倒される。
第11話ではゲバコンドルのアジトに肖像画が飾られている。
第13話では、トカゲロンに率いられた再生怪人の1体として登場。
第27話では、ショッカースクールの教官役として登場。ムカデラスを追う仮面ライダー2号を妨害する。その後、ムカデラスやゲバコンドルとともに2号と戦うが、ライダー返しで倒される。
第27話の脚本では2号と戦う描写はなかった[42]
映画『仮面ライダー対ショッカー』
死神博士に率いられた再生怪人の1体として登場。初代と異なり、ショッカーベルトを腰に巻いている。
地獄谷で珠美と方程式の交換を行う死神博士を援護すべく出現するが、大道寺に変装した本郷が死神博士を拘束した際、命と引き換えにした死神博士の命令で全員戦うことなく撤退する。その後、キノコモルグドクダリアントリカブトという他の植物怪人とともに登場。ダブルライダーにトリカブトと激突させられ、その後画面には登場していない。
小説『KIKAIDER00』
スカルマン(旧1号)が戦う怪人のイメージとして登場。
ゲーム『ガイアセイバー ヒーロー最大の作戦
ショッカーの怪人として登場。第1話・第2話・第3話・第5話・第6話に登場。ヒマラヤ・カッパドキア・パリなど海外のフィールドでも登場する。
かまきり男
第5話・第13話に登場。
声 - 辻村真人 / スーツアクター - 中村文弥[51][24]
カマキリをモチーフとする改造人間。左手がになっており、鎖鎌も武器とする。寺の地下にアジトを構えている。
東京の地下に小型核爆弾核爆弾かまきりの卵を仕掛け巨大地震を発生させる「人工地震作戦」に従事しており、計画に協力させる地震学者の雨宮ちか子を誘拐する。ちか子を脅して幼馴染の本郷猛を呼び出させ、本郷を地下に閉じ込めて分銅型時限爆弾で爆殺しようとするが、本郷は爆風によって変身して難を逃れちか子を奪い返される。しかし既に洗脳していたちか子を再び連れ去り、作戦を仕上げさせる。追ってきた仮面ライダーを執拗に襲うがアジトに乗り込まれ、かまきりの卵の起爆装置を作動させようとしたところをライダーキックで倒される。
第13話では、トカゲロンに率いられた再生怪人の1体として登場。
かまきり男の存在は、『仮面ライダー』の企画案『クロスファイヤー』の時点でショッカーの改造人間案として挙げられていた[28]
声を担当した辻村真人は、台本には呻き声ばかりで台詞が書かれておらず、役者にやらせなくてもよいのではないかとマネージャーに苦言を呈したという[52]
映画『仮面ライダー対ショッカー』
予告編にのみ登場[42]
小説『KIKAIDER00』
スカルマン(旧1号)が戦う怪人のイメージとして登場。
ゲーム『ロストヒーローズ』
アジト・キューブで登場。
カメレオン男死神カメレオン[15]
第6話-第7話・第13話・映画『仮面ライダー対ショッカー』に登場。
声 - 沢りつお / スーツアクター - 岡田勝[53][24]
カメレオンをモチーフとする改造人間。第6話-第7話のオープニングクレジットでの役名および劇中での呼称ははカメレオン男であるが、石森プロが制作した資料では死神カメレオンと設定しており[54]、児童書や仮面ライダースナック付属のカードなどこちらで表記される場合が多い[55][56]
保護色により姿を消す能力を持つ。長く伸びる舌を武器とし、大阪での戦いでは剣も用いる。設定では角から神経ガスを噴射するとされるが[57][24]、劇中では未使用である。琵琶湖大阪城[53]にアジトを構えている。
元日本海軍少佐の砂田が隠し持つナチスの鉄箱を狙う。砂田を襲い、砂田の娘ユキの病室に隠されたナチスの鉄箱の在処を記した地図を奪おうとするが、本郷猛に妨害され退散し、地図をもとにナチスの鉄箱を発見した本郷を戦闘員に襲わせるが失敗する。その後、タクシー運転手に化けて本郷とルリ子を捕らえた隙に、本郷が預けた城南大学からナチスの鉄箱を奪取し、トラックで琵琶湖のアジトへ移動する。戦闘員に扮してアジトに潜入した本郷をライダー殺しの罠にかけるが、鉄箱が偽物だと判明し大首領の命により本郷を開放することとなり、大首領が本郷に本物の在処を喋らせるが、本郷は砂田とともに逃走する。本郷が鉄箱を預けた阪神工業大学から鉄箱を奪うが中身は既に抜かれていたため、立花藤兵衛と緑川ルリ子を人質に本郷をエキスポランドに呼び出し、鉄箱に隠されていたナチスの財宝の隠し場所を記した地図を奪う。ハインリッヒ博士とともに地図に記された場所を掘り起こすが、その中には仮面ライダーが隠れており、ナチスの財宝が既に処分されたことを知らされライダーキックとライダーチョップの連続攻撃で倒される[注 12]
第13話では、再生怪人の1体として登場する。蜘蛛男とともに野本健を誘拐する。
映画『仮面ライダー対ショッカー』
死神博士に率いられた再生怪人の1体として登場。ここではカメレオンと名乗っている。
地獄谷で珠美と方程式の交換を行う死神博士を援護すべく出現するが、大道寺に変装した本郷が死神博士を拘束した際、命と引き換えにした死神博士の命令で全員戦うことなく撤退する。
ゲーム『ザ・グレイトバトルIII
魔術師の姿で登場。変身魔法などを使用。
小説『KIKAIDER00』
スカルマン(旧1号)が戦う怪人のイメージとして登場。
蜂女
第8話・第13話に登場。
演 - 岩本良子[58][24]、瀬島達佳[59][24][注 13] / 声 - 沼波輝枝
ハチをモチーフとする改造人間。『仮面ライダーシリーズ』初の女性怪人である[60]
催眠音波で人間を操る能力を持つ。剣を武器とし、配下の戦闘員もこれを用いる。廃工場の地下[58][24]に構えた毒ガス工場の工場長を務める[61][58]
影村めがね店で販売する特殊な装置が付いた眼鏡をかけた人間を自らの羽音で操り、毒ガス工場の作業員にしている。アジトに潜入した本郷猛を剣の先端の毒針で眠らせて捕らえるも、捕虜ともども逃走されるが、既に緑川ルリ子に仕掛けていた催眠装置で本郷を毒殺しようとする。催眠装置の音波を追ってやってきた仮面ライダーと対決し、剣撃を繰り広げた後、ライダーキックで倒される。
第13話では、トカゲロンに率いられた再生怪人の1体として登場。
ブリヂストン自転車『ドレミ』のCMではベルトをつけた状態で登場している[27]。第8話と同じく岩本良子が演じた[27]
  • 映画『仮面ライダー1号』のパンフレットでは、蜂女同様にサーベルを使って攻撃するショッカー関係者・イーグラ(演:長澤奈央)を蜂女と同系統の改造人間と推測している[62]
『蜂女物語』
東映プロデューサーの平山亨は、蜂女の供養をしていたファンの女子高生に触発されて小説『蜂女物語』を執筆し、書籍『仮面ライダーV3カード』(日本文芸社)に掲載している[63]
蜂女の前身はサダエという昭和20年2月生まれの日本人の少女で、誕生直後に母親は憲兵から逃れようとして死亡し、孤児院の大台園で育てられていた[63]。サダエは9歳の時にアメリカの資産家リグリーの養子となるが、16歳の時にリグリーが破産し南アフリカ共和国に移住する[63]。人種差別の激しい南アフリカで日本人のサダエは迫害され、養父母のもとからも逃げ出し黒人夫人に保護されるが、黒人居留区で白人のスパイと疑われて日本へ強制送還されることとなる[63]。強制送還のために乗せられた貨物船の中でサダエはショッカー大幹部の死神博士から誘いを受け、腐敗した権力社会へ復讐するため改造人間になることを選ぶ[63]
映画『仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイド MOVIE大戦2010
演 - 及川奈央
新規デザインで登場。
小説『MASKED RIDER DEN-O EDITION -1971年4月3日-』
ネガタロスが構想する「ネガタロス軍団(決)」のメンバーとして登場。構想のみで戦闘シーンはない。
漫画『仮面ライダーSD マイティライダーズ』
地獄大使の作戦で、スパイとして潜入するが、ミーハーな性格からスーパー1に惚れてしまう。
OVA『仮面ライダーSD 怪奇!?クモ男』
プロポーズ大作戦でRXにプロポーズされるが、ライダーマンに横取りされる。
ゲーム『バトルベースボール
一ツ目タイタイン地獄大使も所属するショッカーイーグルス(SE)の応援として登場。
ゲーム『ロストヒーローズ』
アジト・キューブとカジノで登場。
コブラ男
第9話に登場。
声 - 水島晋 / スーツアクター - 岡田勝[64][24]、佐野房信[24]、甘利健二[24]
コブラをモチーフとする改造人間。右腕がコブラの形をしており、伸ばして攻撃することもできる。また口に牙を装着することにより、牙のA物質と耳のB物質が合わさり右腕の口からあらゆる物質を溶解するガスを吐くことができるようになる。牙を作るには半年間を要する。体を回転させて地中を移動する能力も持つ。
大首領の命により溶解ガスの力を用いて金塊の強奪に従事する。大蔵省の日本金保管所に潜入するが、守衛の息子が飼っていた犬のダミーに吠えられ、牙を落とす。ダミーの飼い主である近藤武彦から牙の在処を聞き出そうとするが、仮面ライダーに妨害される。その後、武彦を捕らえてアジトで尋問し、アジトに乗り込んできた仮面ライダーも武彦を人質にして捕らえる。大首領の命により脳改造されようとしていた本郷は立花藤兵衛によって助けだされ、ライダーキックで倒される。
シリーズで初めてライダーキックを受けた後に爆発した怪人である[10][65]
アジトの所在地について『仮面ライダー怪人列伝』では廃工場の屋根裏[64]、『キャラクター大全 仮面ライダー1号・2号編』では孤島[24]とそれぞれ記述している。
改造コブラ男
第10話・第13話に登場。
仮面ライダーに倒されたコブラ男をショッカーの生物学者である綾小路律子が強化改造した再生怪人。頭部にエリマキ状の羽根[66][64][67]がつき、炎を吐くなどの能力が付加されている。
綾小路律子の命により捕虜を処刑しようとするが仮面ライダーに妨害され、戦いの中で綾小路に火炎を誤射してしまう。アジトに戻り綾小路に叱責されるが、大首領に綾小路が見限られ、大首領の命で綾小路を処刑する。その後は再び金塊強奪に従事し、横浜港に停泊中であった輸送船プレジデント号を襲撃し金塊を強奪するが、追跡してきた仮面ライダーと戦い、ライダー返しで海へ投げ落とされ爆発する。
第13話では、トカゲロンに率いられた再生怪人の1体として登場。
特写スチールは存在しない[15]
石森プロ制作の『資料・仮面ライダー』では名称を「第2のコブラ男」と記述している[15]
小説『KIKAIDER00』
スカルマン(旧1号)が戦う怪人のイメージとして登場。
漫画『仮面ライダーSD マイティライダーズ』
地獄大使の命令で子供からお年玉を奪う作戦を実行。
ゲーム『ロストヒーローズ』
ウルトラ・キューブとカオス・キューブで登場。
ゲバコンドル
第11話・第13話・第27話に登場。
声 - 谷津勲(第11話)、富士乃幸夫(第27話)[要出典] / スーツアクター - 佐野房信[68][24]
コンドルをモチーフとする改造人間。若い女の生き血を栄養源としている。
仮面ライダーに倒された怪人たちの長所を集めて造られており、ライダーキックに耐える強靭な体と、仮面ライダーを圧倒する格闘能力を持つ。両脇の羽根を用いて時速200キロメートル[24]で飛行することができる。設定では竜巻を起こすこともできるとされる[24]。教会にアジトを構えており、戦闘員らが結婚式をあげた花嫁を誘拐している。
戦闘員たちが集めた若い花嫁の生き血を得て完成し、性能テストでその能力を披露する。結婚式をあげたばかりの滝和也夫妻を襲撃し、助けに現れた仮面ライダーを返り討ちもあわせる。その後は各地で若い女性を次々と襲っていたが、立花藤兵衛と緑川ルリ子の偽装結婚式におびき出され、再び現れた仮面ライダーと戦いサイクロンクラッシャーで倒される。
第13話では、トカゲロンに率いられた再生怪人の1体として登場。
第27話では、ショッカースクールの教官役として登場。ムカデラスを追う仮面ライダー2号を妨害する。その後、ムカデラスやサラセニアンとともに2号と戦うが、ライダーキックで倒される。
デザインは吸血怪人という設定から吸血鬼のような牙が設けられ、コンドルをモチーフとした怪人であるがくちばしを持たないなど鳥の特徴は少ない[8]
第11話の脚本を担当した長石多可男は、名前は「ゲバ棒」や「内ゲバ」に由来し、「◯◯男」というネーミングパターンを変えたかったと述べている[69]
第27話の脚本では2号と戦う描写はなかった[42]
映画『ゴーゴー仮面ライダー』の宣伝素材として、ベルトをつけていない状態のスチールが存在する[42]
  • 映画『仮面ライダー1号』に登場するバッファル(怪人態)はゲバコンドルをモチーフとしている[70]。ゲバコンドルは藤岡弘が降板した後に登場した怪人であるため、デザインを担当した竹谷隆之は「藤岡とゲバコンドルを戦わせてあげたい」という考えからモチーフに用いた[70]
映画『仮面ライダー対ショッカー』
死神博士に率いられた再生怪人の1体として登場。地獄谷で珠美と方程式の交換を行う死神博士を援護すべく出現するが、大道寺に変装した本郷が死神博士を拘束した際、命と引き換えにした死神博士の命令で全員戦うことなく撤退する。
脚本では飛行怪人の1体として蝙蝠男とともに仮面ライダーと戦う描写が存在したが、映像ではプラノドンギルガラスに変更された[42]
山田ゴロ版漫画『仮面ライダー』
『テレビランド』1978年11月号掲載の「戦えWライダー!!」に登場[71]。テレビと違い、2号誕生後の敵で2号の片腕を破壊する活躍やゲバタツマキなどの技をみせる。
小説『KIKAIDER00』
スカルマン(旧1号)が戦う怪人のイメージとして登場。
ゲーム『スーパー特撮大戦2001』
ショッカーの怪人として登場するが、ゲルショッカーやデストロン出現後も登場。
ヤモゲラス
第12話・第13話に登場。
演(柴田) - 藤沢陽二郎[24] / 声 - 水島晋 / スーツアクター - 佐野房信[72][24]
ヤモリモチーフとする改造人間。物理学者の白川博士が開発した殺人光線デンジャーライトを奪うため、白川の助手でショッカーの協力者であった柴田が改造された。
口から人間を繭状に固める泡[41][72][73][74][注 14]を吐く。手足の吸盤で壁を登ることも可能である。
戦闘員による白川博士の誘拐に失敗すると、白川邸に忍び込み白川の妹マチ子を誘拐し、マチ子のロケットペンダントに隠されていた設計図からデンジャーライトを完成させ悪用する。次なる段階として飛行機をデンジャーライトで破壊する計画を実行するため、マチ子を人質に白川に大型デンジャーライトを造らせる。アジトを探りに来た緑川ルリ子を襲うが、加勢に現れた仮面ライダーに妨げられる。仮面ライダーを泡で固めて大型デンジャーライトの実験台にしようとするが、ルリ子に妨害され、白川が放ったデンジャーライトによって倒される。
第13話では、トカゲロンに率いられた再生怪人の1体として登場。
当初の決定稿では「ヤモリ男」という名称であったが、藤岡弘の降板後に書きなおされた新決定稿では名称が「ヤモラー」に改められた[76]。藤岡降板後に執筆された第11話のゲバコンドルとともに「◯◯男」というネーミングパターンから脱却を図っていたものとされる[76]
映画『ゴーゴー仮面ライダー』の宣伝素材としてベルトをつけていない状態のスチールが存在する[42]
ただのボクサーに負けそうになったことなどから弱い怪人として挙げられることがある[77][78][72]
映画『仮面ライダー対ショッカー』
死神博士に率いられた再生怪人の1体として登場。地獄谷で珠美と方程式の交換を行う死神博士を援護すべく出現するが、大道寺に変装した本郷が死神博士を拘束した際、命と引き換えにした死神博士の命令で全員戦うことなく撤退する。
トカゲロン
第13話に登場。
演(野本健)・声 - 堀田真三[24] / スーツアクター - 大杉雄太郎[79][24]
トカゲをモチーフとする改造人間。東洋原子力研究所のバーリヤを破壊するために、サッカー選手の野本健が改造された。
野本の脚力を活かし、重さ5キログラムのバーリヤ破壊ボールをシュートすることができる。洋館にアジトを構え、野本の姿で館の主を名乗る。
バーリヤ破壊の計画を進める一方で、アジトを探りに来た滝和也と緑川ルリ子を抹殺しようとし、加勢に現れた仮面ライダーを必殺シュートで打ち破る。その後、バーリヤ破壊を実行しようとするが再び現れた仮面ライダーに阻まれ、再生怪人を戦わせるが返り討ちにあい、バーリヤ破壊ボールを放つが電光ライダーキックで打ち返されて再生怪人もろとも爆死する。
デザインは他のショッカー怪人と異なりベルトやブーツをつけず、尾が生えているなど怪獣を意識したものとなっている[79][8]。これは『仮面ライダー』が放送開始され関東では視聴率が振るわなかったことから、当時人気を博していた『帰ってきたウルトラマン』や『宇宙猿人ゴリ』などを意識したためである[79]。ブーツを履かないデザインは2クール目の怪人にも継承されている[80]。映像でもクローズアップの多用や重量感のある動作などで巨大感を演出することが試みられている[79]
映画『仮面ライダー対ショッカー』
予告編にのみ登場[42]
ゲーム『ザ・グレイトバトルIII
リザードマンのような姿で登場。
漫画『仮面ライダーSD マイティライダーズ』
クライシスのコンピューターが選んだ怪人として、ジャーク将軍の命令で恐竜のいる時代へ送られる。

第2クール(2号編)の登場怪人

サボテグロン
第14話・第15話・映画『仮面ライダー対ショッカー』に登場。
演(FBI捜査官) - ジョン・エアーズ[81] / 声 - 鈴木利秋 / スーツアクター - 岡田勝[82][81]
サボテンをモチーフとする改造人間。メキシコ支部から来た幹部である。サボテン型の棍棒[41][83][84][81][注 15]とサボテン型の爆弾メキシコの花を武器とする。また右手の指先から弾丸[注 16]を放つこともできる。設定上は全身のトゲには毒があり[41]、手裏剣のように投げることもできるとされる[83]。山中にアジトを構えており、周囲にはサボテンに偽装したメキシコの花を設置している。
パラスダムを破壊するなどしてメキシコ制服計画を90パーセント進めた功績から、最も計画の遅れている日本支部へ派遣され、メキシコの花で佐久間ダムを破壊する「Z作戦計画」を立案・実行する。来日時に追跡してきたFBI捜査官を飛行機内で殺害して成り代わり、滝和也に近づいて襲うが仮面ライダー2号に阻まれる。アジトを探りに来た一文字隼人や滝らをサボテンの花の実験台にしようとするが失敗し、自ら打って出るが返り討ちにあい地中へ逃走する。その後、立花オートコーナーに現れて捕虜になった戦闘員を奪還する。作戦会議中に戦闘員になりすましていた滝を捕らえるが、既に戦闘員に変装して潜入していた仮面ライダー2号が滝を救出し、2人によってアジトが破壊される。計画失敗の責任を果たすため、サボテンの花を身につけて仮面ライダーもろとも自爆しようとするがライダージャンプで避けられ、アジトを巻き込んで爆死する。
デザインを担当した高橋章は植物を人間型にするのは難題であったと述べている[86]
仮面ライダーとの対決シーンはハイスピード撮影によるスローモーション映像で演出されており、従来の怪人との差別化を意図していたとされる[87][82]
映画『仮面ライダー対ショッカー』
死神博士に率いられた再生怪人の1体として登場。ハエ男に加勢すべく、モグラングとともに地中から現れた。サボテグロンの投げたサボテン爆弾を2号に蹴り返され、モグラングとともに爆発する。サボテグロンの胴体部分は新調されている。
映画『仮面ライダー×スーパー戦隊×宇宙刑事 スーパーヒーロー大戦Z』
スペースショッカーのスペース蜘蛛男軍に所属する怪人として登場。
映画『平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊』
バダンの怪人として登場。
パチンコ『仮面ライダーフルスロットル』
闇の2号に変身する素体として登場[2]
ピラザウルス
南米の奥地に生息していたとされる古代の爬虫類ピラザウルスをモデルとする改造人間。鶏冠の付け根の噴射口から放つ毒ガス死の霧で人間を白骨化させる。
シリーズで初めて架空の生物をモチーフとしている[88]
同型の怪人が2体登場するのは、従来の怪獣との違いをアピールしたものとされる[88]
実験用ピラザウルス
第16話に登場。
実験用に用意された1体目。女幹部マヤの指揮下で死の霧の実験を行うが、体内に内蔵した死の霧発生装置に肉体が耐えられず死亡してしまう。
1体目のピラザウルスは自身の能力で死んだことから、弱い怪人として挙げられることがある[89][90]
ピラザウルス
第16話・第17話に登場。
演(草鹿昇) - 藤木卓[81] / 声 - 谷津勲 / スーツアクター - 飯塚実[88][81]
猛毒に耐えられる強靭な肉体を持つプロレスラーの草鹿昇を改造した2体目。改造時に草鹿の記憶は消されるが、改造後にも草鹿の得意技であるウルトラパンチやウルトラキックなどを用いる。性能テストとして仮面ライダー2号と戦い、ライダーキックをウルトラキックで打ち破る。
その後、覆面レスラーサタンマスク[注 17]に扮してその名を知らしめ、観戦に訪れた政財界の要人の暗殺する計画に従事する。サタンマスクが兄だと気づいた草鹿の弟の清を始末しようとするが、2号に阻まれ痛み分けとなる。ディスコでの死の霧の実験に成功すると計画を実行に移そうとするが、2号が挑戦者として乱入したためリング上で戦う。死の霧は2号には通用せず、ライダーキックとウルトラパンチの打ち合いに破れ、草鹿の姿に戻る。
映画『仮面ライダー対ショッカー』
予告編にのみ登場[42]
ヒトデンジャー
第18話に登場。
声 - 池水通洋 / スーツアクター - 甘利健二[91][81]
ヒトデをモチーフとする改造人間。霧ヶ岳で発見された古代のヒトデが基になっているとされる。数万年の歳月を経た体は鋼鉄よりも硬くなっており、ライダーキックを跳ね返すことができる。この体を活かし、体をヒトデ状に変化させて体当りする。水を浴びると体の硬度を保つことができなくなる。
ショッカーが霧ヶ岳に建設している地下ミサイル基地の護衛をする。登山中に基地を目撃した兄弟を襲うが、逃げ延びた弟が一文字隼人に助けられ計画を知られる。基地を発見した滝和也を襲い、助けに現れた仮面ライダー2号とも戦い、2号を崖の下へと打ち落とす。さらに基地を探る滝と立花藤兵衛を捕らえるが、変装して先に潜入していた隼人らとともに脱走され、基地も破壊される。2号らを皆殺しにしようとするが、基地の消火作業中に水が弱点であることを2号に知られており、滝に落とされ絶命する。
オープニングクレジットではヒトデンヂャーと表記している。脚本での名称は化石怪人ヒトデライラであった[91]
カニバブラー
第19話・第37話・映画『仮面ライダー対ショッカー』に登場。
声 - 梶哲也 / スーツアクター - 岡田勝[92][81]瀬島達佳[59][92][81]
カニタラバガニ[92])をモチーフとする改造人間。ハサミになっている左手と、口から吐く人間を溶かす泡を武器とする。配下の戦闘員もカニバブラーが吐く泡と同様のものを銃から放つ。小樽沖北北西50キロメートルの海底にアジトを構えている。
原爆以上の破壊力を持つ新水中爆弾により巨大地震と津波を引き起こす海底地震作戦に従事する。水中に潜んだり釣り人に扮してアジトに近づく人間を襲っており、また作戦の一環として各地の地震計を破壊している。ダイバーを襲った際にショッカー無線機を落とし、これを拾った滝の先輩である神田を拉致しようとするが2号に阻まれ逃走する。その後、大首領の命により札幌管区気象台を襲撃するが、追跡してきた2号と戦いライダーキックを受けて再び逃走する。大首領の命により新水中爆弾が起爆されようとするが、アジトに乗り込んできた2号に阻まれ、ライダーパンチで倒される。
第37話ではゾル大佐が石倉五郎たちを捕らえるために仕掛けた怪獣サイン会に参加し、子供たちを痛めつける。子供たちを助けようとする滝に襲いかかるが、滝が殺人植物のリモコンを奪い毒ガスで倒される。脚本では再生怪人の出番は子供たちを襲うシーンまでであった[93]
スーツアクターを担当した岡田勝は泳げなかったため、第19話冒頭の水中から現れるシーンは瀬島達佳が代役を務めた[92]
映画『仮面ライダー対ショッカー』
死神博士に率いられた再生怪人の1体として登場。地獄谷で珠美と方程式の交換を行う死神博士を援護すべく出現するが、大道寺に変装した本郷が死神博士を拘束した際、命と引き換えにした死神博士の命令で全員戦うことなく撤退する。
ドクガンダー
声 - 辻村真人 / スーツアクター - 岡田勝[94][81]
ドクガンダー(幼虫)
第20話・映画『仮面ライダー対ショッカー』に登場。
演(人間体) - 打越正八[95][81]
ケムシをモチーフとする改造人間。口から発火性の泡を吐く。
富士山麓の滝の中にあるアジトを警護しており、周囲の村人から人を食べるお化け毛虫として恐れられている。シルクハットとコート姿の男に化けて、ツーリングに来ていたひろみたちを騙して仮面ライダーを誘い出すために捕らえ、お化け毛虫を調査していた立花藤兵衛も捕らえている。現れた仮面ライダー2号と戦うが撤退し、アジトに潜入した2号を罠にかけ捕らえた立花らを眼前で処刑しようとするが、2号に妨害され処刑装置に泡を誤射してしまい逃走される。アジトは立花に破壊され、自身もライダーキックで滝下に落とされるが、繭になって川を流れ逃走する。
デザイン画では足は3本爪のある形状となっていた[86]
映画『仮面ライダー対ショッカー』
死神博士に率いられた再生怪人の1体として成虫とは別に登場。地獄谷で珠美と方程式の交換を行う死神博士を援護すべく出現するが、大道寺に変装した本郷が死神博士を拘束した際、命と引き換えにした死神博士の命令で全員戦うことなく撤退する。
ドクガンダー(成虫)
第21話・映画『仮面ライダー対ショッカー』に登場。
演(小泉教授) - 野々浩介[81]
をモチーフとする改造人間。繭になって逃げ延びたドクガンダー(幼虫)が変化した姿である。飛行能力を持ち、両手の指先から放つ爆発性殺人銀粉[85][96][97][98][注 18]を武器とする。設定では羽根からも殺人銀粉を撒き散らし[99][96]、毒の吹き矢も装備しているとされる[96]。大阪城付近の地下にアジトを構えている。
ドクガンダーの繭を成長させる任務に従事する。幼虫時代に殺害した阪神大学教授の小泉になりすまして大毛虫の発見を発表しようとしていた助教授の吉岡を阻止し、吉岡が開発した繭の成長剤を手に入れるため、秘密の研究室と称してアジトに案内し吉岡を捕らえ改造人間の繭を成長させようとする。一方、一文字隼人らに捕らえられた戦闘員を処刑し、隼人や滝と戦うが仮面ライダーに変身され撤退する。その後、大阪城で立花藤兵衛らを捕らえ処刑しようとするが2号に妨害され、成長剤完成の知らせを聞いてアジトに戻る。しかし、吉岡は成長剤ではなく繭を溶かす薬を作っていたため繭は全滅し、さらにアジトへ潜入した2号らに追い詰められ、空中でライダーキックを受けてアジトもろとも爆発する。
映画『仮面ライダー対ショッカー』
死神博士に率いられた再生怪人の1体として幼虫とは別に登場。初代同様に指からミサイルを発射する。
GX方程式の秘密を狙ってアリガバリとともに大道寺邸に向かい、五郎たちの参加した大道寺珠美の誕生日パーティーを襲う。1号に珠美を奪い返されアリガバリを倒されるが、加勢に現れたザンジオーが珠美の誘拐に成功して逃走するとドクガンダーも姿を消し、その後画面には登場していない。
アマゾニア
第22話に登場。
声 - 八代駿 / スーツアクター - 大杉雄太郎[100][81]
[101]ピラニア[100][81])をモチーフとする改造人間。指先から赤い弾丸を放つ[注 19]
日本近海のウラニウム鉱脈を利用して海底基地を建設する五〇七計画に従事しており、その労働力となる水中に強い改造人間を制作するため泳ぎの得意な男性を誘拐している。ショッカーの計画を探っていた一文字隼人を襲撃し、水中で仮面ライダー2号と戦い、引き分けに持ち込む。その後、海中を探索していた滝和也とFBIのエリナ杉崎を捕らえるが、海底基地に潜入した2号によって2人は救出される。脱出しようとする3人に対し、基地内の酸素量を1/3に減らして苦しめるが、装置を元に戻され他の捕虜とともに脱出される。その後、海辺で2号と戦い、ライダーキックで海中に落とされアジトとともに爆発する。
脚本での名称はピラニドンであった[100]
『仮面ライダー大研究』では、名前からはモチーフが判別できないことから、放送当時の一部の子供たちの間ではモチーフがピラニアか半魚人かの論争が起きていたと紹介している[104]
第41話の脚本では再生怪人の1体として登場が予定されていた[42]
ムササビードル
第23話・映画『仮面ライダー対ショッカー』『仮面ライダー対じごく大使』に登場。
声 - 辻村真人
ムササビをモチーフとする改造人間。100メートルのジャンプ力と200メートルの飛行能力を持ち、高速で上空を通過することでスリップストリーム現象を発生させる。設定では小指から煙幕弾を放つとされる[99][105]
大隈博士の開発した新型液体燃料を奪い、札幌爆破計画を実行するのが任務である。大隈研究所に侵入して液体燃料を奪うが、仮面ライダー2号に奪い返される。大隅が液体燃料を分解するために放射線センターへ依頼した特殊放射性物質235を輸送する職員になりすました戦闘員によって液体燃料の奪取に成功し、戦闘員を陽動にして逃走する。追跡してくる立花藤兵衛を昭和新山で襲い、助けに現れた2号を戦闘員が捕らえたマリらを人質に脅しをかける。しかし吾郎が石を投げた隙に2号に反撃され、スリップストリームを仕掛けるも空中でライダーキックを受けて墜落し、液体燃料ごと爆発する。
スーツアクターは、『仮面ライダー怪人列伝』では三上左京[106]、『キャラクター大全 仮面ライダー1号・2号編』では岡田勝[81]と記述している。
スーツは人工毛皮で作られている[106]ぬいぐるみのような造形や所作から愛らしい怪人と評されることもある[107][106]
映画『仮面ライダー対ショッカー』
死神博士が率いる再生怪人として登場。ここではムササビドールと名乗っている[108]。地獄谷で珠美と方程式の交換を行う死神博士を援護すべく出現するが、大道寺に変装した本郷が死神博士を拘束した際、命と引き換えにした死神博士の命令で全員戦うことなく撤退する。
映画『仮面ライダー対じごく大使』
地獄大使に率いられた再生怪人の1体として登場。初代と異なりブーツを履いている。
キノコモルグ
第24話・第25話・映画『仮面ライダー対ショッカー』『仮面ライダー対じごく大使』に登場。
演(囚人13号) - 富士乃幸夫[109][81] / 声 - 八代駿
毒キノコをモチーフとする改造人間。無期懲役で服役中の囚人13号を毒キノコのエキスに1週間浸けて誕生する。囚人13号の人格がそのまま残っており、大首領に対しても不遜な態度をとっている。
口から吐く毒キノコの胞子で人間を仮死状態にする能力を持つ。胞子の毒はより感染力の強いものに強化され、感染者に触れた者は1時間後に必ず発病するようになる。第25話ではフェンシングの剣を使用する。山中のアジトには特殊な光線バーリアを張っている。
胞子で仮死状態にした人間を拉致し、改造人間の素材や胞子の実験台にすることが任務である。任務にあたっては、仮死状態にした人間はカラフルなトラックの荷台に乗せて運んでいる。そのままの姿で戦闘員とともにちんどん屋を装って子供たちを誘い出し仮死状態にして誘拐するが、仮面ライダー2号とライダーガールズによって阻止される。その後、大首領の命により病院に運ばれた子供たちを奪い返そうとするが一文字隼人と滝和也によって妨害される。先に捕らえていたミキ子と宏を人質に隼人を呼び出して降伏を迫り、戦闘になるが胞子を浴びせて隼人を捕らえることに成功する。アジトに運ばれた隼人を回転のこぎりで処刑しようとするが、戦闘員に扮して潜入していた滝によって救出される。
一方、人質の2人は立花藤兵衛とライダーガールズによって救出されるが、既に2人には感染力を強化した胞子をつけており、感染を全国に拡大させる。実験には成功したものの度重なる妨害を受けたことから大首領から隼人の抹殺を命じられる。巨大なキノコに化けて立花オートコーナーに潜入して立花を捕らえ、アジトを探っていたライダーガールズと滝らも捕らえて人質に2号に迫るが、ライダーキックを受けてアジトごと爆発する。
スーツアクターは、『仮面ライダー怪人列伝』では瀬島達佳[109]、『キャラクター大全 仮面ライダー1号・2号編』では大杉雄太郎[81]と記述している。
映画『仮面ライダー対ショッカー』
死神博士が率いる再生怪人として登場。サラセニアンドクダリアントリカブトという他の植物怪人とともにダブルライダーと戦う。ライダーキックを受けて倒される。
映画『仮面ライダー対じごく大使』
地獄大使に率いられた再生怪人の1体として登場。初代と異なりブーツを履いている。
漫画『仮面ライダーSD マイティライダーズ』
地獄大使の作戦で、笑わせキノコの胞子を使った作戦を実行。
ゲーム『ガイアセイバー ヒーロー最大の作戦
ショッカーの怪人として登場。第1話・第2話・第3話・第5話に登場。カッパドキアなど海外のフィールドでも登場する。
地獄サンダー
第26話・映画『仮面ライダー対ショッカー』に登場。
声 - 山下啓介 / スーツアクター - 大杉雄太郎[110][81]
アリジゴクをモチーフとする改造人間。巨大な蟻地獄を作る能力を持っており、砂のない場所では空中から砂を降らせている。
主要幹線道路に人工蟻地獄を発生させて交通網を麻痺させる蟻地獄作戦に従事する。ハイウェイの事故を調査していた一文字隼人を襲い、仮面ライダー2号を蟻地獄の中に落とすが、2号はサイクロンを自動操縦してロープを出し脱出する。その後、ゾル大佐を追う隼人を再び襲撃してバイクごと蟻地獄に落とすが、隼人はゾル大佐が仕掛けていた時限爆弾の爆風の勢いで変身しながら脱出し、ライダーキックを受けて蟻地獄に沈む。
脚本での名称は蟻地獄デモンキラーであった[110]
ゾル大佐の着任に頭を抱える描写から、小人物や人間臭い怪人と評されることもある[111][110]
映画『仮面ライダー対ショッカー』
死神博士が率いる再生怪人として登場。地獄谷で珠美と方程式の交換を行う死神博士を援護すべく出現するが、大道寺に変装した本郷が死神博士を拘束した際、命と引き換えにした死神博士の命令で全員戦うことなく撤退する。その後、プラノドンギルガラスエジプタスとともに空と地中の両面から一文字と本郷襲い、捕らえられた死神博士を救出する。1号のチョップを食らい、倒れたのを最後に画面には登場していない。

第3クール(ゾル大佐編)の登場怪人

ムカデラス
第27話・第37話・映画『仮面ライダー対ショッカー』に登場。第26話でゾル大佐に名前を呼ばれている。
声 - 沢りつお / スーツアクター - 大杉雄太郎[112][81]
ムカデをモチーフとする改造人間。親指を立てた両手を動かして催眠電波や頭脳破壊電波を放つ[注 20]。また設定では肩から生えた足を抜いて手裏剣として用いる[99][113][61][81][114]
ゾル大佐の指揮のもと、ムカデラス怪人教室で優秀な子供たちを育て、ジュニアショッカーを結成する計画に従事し、子供たちに催眠電波をかけて誘拐している。誘拐しようとした石倉五郎を助けに現れた一文字隼人に頭脳破壊電波を浴びせて逃走し、変身して追跡してきた仮面ライダー2号をゲバコンドルとサラセニアンに襲わせる。その後、ゾル大佐の作戦によりジュニアショッカーを操って隼人と滝を襲わせるが、隼人に催眠電波から位置を知られる。ゲバコンドルやサラセニアンとともに戦うが、ライダーキックで倒され、ジュニアショッカーの催眠も解ける。
第37話ではゾル大佐が石倉五郎たちを捕らえるために仕掛けた怪獣サイン会に参加し、子供たちを痛めつける。子供たちを助けようとする滝に襲いかかるが、滝が殺人植物のリモコンを奪い毒ガスで倒される。
脚本での名称はムカデウスであった[112]
撮影会での特写スチールでは、上半身のスーツを前後逆に着用しているものがある[22]
第37話の脚本では再生怪人の出番は子供たちを襲うシーンまでであった[93]
ジュニアショッカー
第27話に登場。
ムカデラスの催眠電波により操られる子供たち。ショッカーによる世界征服後の子供たちの指導者となるべく、教育を受けさせられる。24連発・有効射程距離15000メートルのショッカー190型自動小銃や、赤外線スコープ付き・32連発・有効射程距離2000メートルのショッカー205型自動小銃を武器として用いる。実力テストとして一文字隼人と滝和也の抹殺にさし向けられるが、ムカデラスが倒されたことにより洗脳が解ける。
映画『仮面ライダー対ショッカー』
死神博士が率いる再生怪人として登場。地獄谷で珠美と方程式の交換を行う死神博士を援護すべく出現するが、大道寺に変装した本郷が死神博士を拘束した際、命と引き換えにした死神博士の命令で全員戦うことなく撤退する。
モグラング
第28話・第37話・第41話・映画『仮面ライダー対ショッカー』に登場。
声 - 峰恵研
モグラをモチーフとする改造人間。刃物状の右手[注 21]と巨大な爪の左手で地中を掘り進むことができる。退化した視力を補うため、ゾル大佐によって伸縮自在で360度の視野を持つエレクトロアイを移植されている。またライダーキックや刃物を寄せ付けない強靭な体を持つ。
沿岸のコンビナートから石油を流出させて東京湾を火の海にする石油流出作戦を実行するため、コンビナートへの地下トンネルを掘らせるモグラ人間の素材となる人間を誘拐している。作戦成功の暁には、ゾル大佐から人間の姿に戻されることが約束されている。ゾル大佐の命令により立花レーシングクラブに整備員として入った愛川豊を誘拐しようとし、助けに現れた仮面ライダー2号と戦い、2号と愛川を捕らえる。その後、脱走した隼人によりコンビナートの爆破と洗脳した愛川による滝の暗殺が妨害され、地中から監視していたところを見つけ出される。地面の柔らかい場所では不利だと考えた2号によりセメント工場に誘き出され、コンクリートミキサー車のタンクの中に落とされる[注 22]
第37話ではゾル大佐が石倉五郎たちを捕らえるために仕掛けた怪獣サイン会に参加し、子供たちを痛めつける。子供たちを助けようとする滝に襲いかかるが、滝が殺人植物のリモコンを奪い毒ガスで倒される。
第41話ではアジトに近づいた仮面ライダー1号と戦うアルマジロングに加勢する。その後はアジトに居る場面を最後に登場していない。
スーツアクターは、『仮面ライダー怪人列伝』では島康二[115]、『キャラクター大全 仮面ライダー1号・2号編』では岡田勝[81]と記述している。
『仮面ライダー 1号・2号・V3・ライダーマン総特集』内のインタビューで韮沢靖寺田克也により「普通じゃ出てこないデザイン」とされている[119]
第37話の脚本では再生怪人の出番は子供たちを襲うシーンまでであった[93]
第41話の脚本ではアマゾニアとともに最後の戦いにも参加する予定であった[42]
モグラ人間
第28話に登場。
石油流出作戦のため、モグラングに拉致された人間が改造された姿。知能指数を低くされており、コンビナートの地下までたどり着くと爆破される予定となっていたが、改造人間を人間に戻す再生液を発見した隼人により元に戻される。
スーツはモグラングと同一のものである[120]
『キャラクター大全 仮面ライダー 昭和編 AD1971-1994』では他の怪人と同列に紹介している[121]
映画『仮面ライダー対ショッカー』
死神博士が率いる再生怪人として登場。ハエ男に加勢すべく、サボテグロンとともに地中から現れた。サボテグロンの投げたサボテン爆弾を2号に蹴り返され、サボテグロンとともに爆発する。
クラゲダール
第29話に登場。
声 - 沼波輝枝 / スーツアクター - 岡田勝[122][81]
電気クラゲ[123][124]カツオノエボシ[122])をモチーフとする改造人間。右掌から触手を伸ばし、これを相手に巻きつけて5万ボルトの電流を流す。鷲ヶ崎灯台の地下にアジトを構える。
政府要人暗殺計画に用いる電気人間を造るため、5000Vの電圧に耐えられる人間を探し出すことを任務とする。自身を目撃した少年・浩太を逃して写真を新聞に掲載させ、仮面ライダー2号をおびき出すが、高圧電流が通用せず不利になり逃走する。その後、浩太の母を誘拐し助けに現れた2号や滝をダイナマイトで爆殺しようとするが失敗し、アジトに逃げこむもライダーキックで倒される。
一人称は「俺」だが、声優は女性が務めており、資料によっては性別不明として扱われている[122]
脚本担当の滝沢真里によれば、クラゲと小説家のロアルド・ダールを掛けてネーミングしたという[125]
電気人間
第29話に登場。
体内に高圧電気を蓄える改造人間。政府要人暗殺のため、5000ボルトの高圧電流に耐えられる人間を素材にしようとしていたが、適合者が見つからぬうちにクラゲダールが倒され、計画のみに終わる。劇中では作戦のイメージ映像として描写される。
ザンブロンゾ
第30話・映画『仮面ライダー対ショッカー』『仮面ライダー対じごく大使』に登場。
声 - 池水通洋
三葉虫をモチーフとする改造人間。生物学者の志村博士が蘇生させた1800万年前の三葉虫と血液を入れ替えられ誕生する。普段は三葉虫の姿をしており、血を吸うと怪人の姿になる。三葉虫状態の時はショッカーの運び屋によって持ち運ばれる。
鱗を剥がして手裏剣のように投げつける。また最後の手段として口から毒液を吐く。アジトはゾル大佐が志村博士の自宅地下に構えている。
ゾル大佐は志村博士を脅迫してザンブロンゾと同じ吸血三葉虫を蘇らせて世界中にばらまくことを画策する。計画の第1段階として滝和也と五郎を襲撃しようとするが失敗し、次に立花オートコーナーにいたマリを襲い血を吸って怪人化し、追跡してきた一文字隼人と戦うが小さくなり逃走する。その後は志村博士を監視しているが、志村によって生命力を弱くされている。羽田空港で計画を妨害しようとする2号に対し運び屋の血を吸って怪人化するが、志村博士の細工により体力が弱まり、ライダーキックを受けて化石に戻る。
スーツアクターは、『仮面ライダー怪人列伝』では瀬島達佳[126]、『キャラクター大全 仮面ライダー1号・2号編』では岡田勝[81]と記述している。
ネーミングは、三葉虫と俳優のチャールズ・ブロンソンを掛けたもの[125]
第41話の脚本ではアルマジロングではなくザンブロンゾが登場する予定であった[42]
映画『仮面ライダー対ショッカー』
死神博士が率いる再生怪人として登場。地獄谷で珠美と方程式の交換を行う死神博士を援護すべく出現するが、大道寺に変装した本郷が死神博士を拘束した際、命と引き換えにした死神博士の命令で全員戦うことなく撤退する。
『仮面ライダー対じごく大使』
地獄大使に率いられた再生怪人の1体として登場。ライダーパンチで倒される。
アリガバリ
第31話・映画『仮面ライダー対ショッカー』に登場。
声 - 村越伊知郎 / スーツアクター - 大杉雄太郎[127][81]
アリクイをモチーフとする改造人間。アマゾンの秘境から日本に運び込まれた。体内に感染した人間を溶かす細菌アマゾンの呪いを保有しており、細長い口から伸ばした舌で感染させる。アマゾンの呪いに耐えて保菌者となった人間は、細菌を養うためにアリを食べるようになる。左手は大きな三本爪になっている。天狗岳での戦いでは剣を用いている。
天狗岳で登山者を襲い、アマゾンの呪いを感染させる。ゾル大佐の命令によりアマゾンの呪いに耐えた青年・井崎を街に帰し、その裏で暗躍して井崎の住む団地を中心に感染を拡大しようとする。井崎の異変に気づいた井崎の弟・武夫と石倉五郎を襲い、助けに現れた仮面ライダー2号と戦うもライダーキックをかわし、2号を負傷させる。団地での感染を終えると天狗岳のアジトに戻り、復活した2号を迎え討つが、2号が特訓で編み出したライダー卍キックで倒され爆発する。
アマゾンの呪いの感染者はアジトに残されていた解毒剤で回復する。
映画『仮面ライダー対ショッカー』
死神博士が率いる再生怪人として登場。GX方程式の秘密を狙ってドクガンダー(成虫)とともに大道寺邸に向かい、五郎たちの参加した珠美の誕生日パーティーを襲う。1号の攻撃で爆発する。
ゲーム『ガイアセイバー ヒーロー最大の作戦
ショッカーの怪人として登場。第1話・第2話・第3話・第5話に登場。パリなど海外のフィールドでも登場する。
ドクダリアン
第32話に登場。
演(老婆) - 中曽根公子[81] / 声 - 沼波輝枝 / スーツアクター - 岡田勝[128][81]、佐野房信[81]
人喰い花をモチーフとする改造人間。ニューギニアのジャングルで200年生きていた人喰い花をショッカーが改造したものである。動物性タンパク質を養分としており、管で動物の養分を吸い取る。ツル状のムチを武器とする。普段は老婆の姿をしている。公園の地下にアジトを構えている。
毒花から生成された毒を散布する毒液スモッグ作戦に従事し、花屋に扮して強制催眠音波を放つ鉢植えを売り、手先の器用な女性を誘拐して毒薬の生成を行わせている。花屋を調べに来たマリとユリを捕らえ、表で待機していた一文字隼人と滝和也も襲い、隼人が変身した仮面ライダー2号と戦うが逃走する。その後、アジトへ追ってきた隼人をマリとユリを人質にしてゾル大佐とともに捕らえ、待機していた滝と立花藤兵衛も捕らえる。そして、隼人を火あぶりにかけて処刑しようとするが、鎖に繋がれたまま暴れだした滝と藤兵衛に妨害され、隼人が変身した2号と戦い、火あぶりの火の中に投げ入れられる。
第40話の脚本では再登場が予定されていた[129]
ネーミングは、毒花とダリアを掛けたもの[125]
映画『仮面ライダー対ショッカー』
地獄谷で珠美と方程式の交換を行う死神博士を援護すべく出現するが、大道寺に変装した本郷が死神博士を拘束した際、命と引き換えにした死神博士の命令で全員戦うことなく撤退する。その後、キノコモルグサラセニアントリカブトという他の植物怪人とともに登場。ライダーキックを喰らい退場。
仮面ライダーV3
第27話・第28話に登場。
デストロンにより再生されたショッカー怪人の1体。
スーツはアトラクション用のものが使用された[42]。オリジナルとは体色が異なっている[130]
漫画『仮面ライダーSD マイティライダーズ』
地獄大使の作戦で、ハチ女のスパイとしての潜入が成功したため、次のスパイとして指名される。
アルマジロング
第33話・第37話・第41話・映画『仮面ライダー対ショッカー』に登場。
声 - 池水通洋 / スーツアクター - 石丸強志[131][81]、瀬島達佳[81]
アルマジロをモチーフとする改造人間。体は鋼鉄のように固く、ライダーキックをも跳ね返すが、鱗に覆われていない腹部が弱点となっている。体を丸めて体当りする弾丸スクリューボールを得意技とする。山中にアジトを構えている。
ゾル大佐の考案したガスタンク破壊作戦のためブラジル支部から日本支部へ派遣されるが、大首領から作戦の前に仮面ライダー抹殺を命じられる。山中で自身を目撃した男たちを弾丸スクリューボールで山小屋ごと粉砕し、生き残った1人も黒ずくめの男に化けて殺害する。家族の敵としてアルマジロングを追ってきたコニー山田を襲い、助けに入った一文字隼人を生き埋めにする。コニーと戦闘員にさらわれたユリとススムを追ってきた滝和也を襲い、復活した隼人が変身した仮面ライダー2号と戦うが弾丸スクリューボールで打ち破る。その後、ゾル大佐に誘い出された立花藤兵衛を捕らえ、先に捕らえたユリとススムやゾル大佐が捕らえた滝とコニーらとともに処刑しようとするが、2号に妨害され、弱点を知られてライダーキックを腹に受け爆死する。
第37話ではゾル大佐が石倉五郎たちを捕らえるために仕掛けた怪獣サイン会に参加し、子供たちを痛めつける。子供たちを助けようとする滝に襲いかかるが、滝が殺人植物のリモコンを奪い毒ガスで倒される。脚本では再生怪人の出番は子供たちを襲うシーンまでであった[93]
第41話では、霧島火山帯を噴火させるための地下トンネル工事の人員を確保するため、ホテルから避難するバスを襲撃する。その後、アジトへ近づいた仮面ライダー1号をゴースターやモグラングとともに襲う。桜島で再び1号と戦うが、パンチで崖下に落とされ倒れる。
オープニングクレジットではアルマジロと表記されていた[132]
第41話の脚本ではアルマジロングではなくザンブロンゾが登場する予定であった[42]
映画『仮面ライダー対ショッカー』
死神博士が率いる再生怪人として登場。地獄谷で珠美と方程式の交換を行う死神博士を援護すべく出現するが、大道寺に変装した本郷が死神博士を拘束した際、命と引き換えにした死神博士の命令で全員戦うことなく撤退する。
ガマギラー
第34話・映画『仮面ライダー対ショッカー』に登場。
声 - 沢りつお / スーツアクター - 岡田勝[133][81]、瀬島達佳[81]
ガマガエルをモチーフとする改造人間。鎖鎌と頭部の角の付け根から放つ神経ガスを武器とする。沼の中にアジトを構えている。
黒部渓谷で核爆弾を使用して日本列島を真っ二つにする日本列島分断計画に従事しており、計画を知った日本犯罪研究所の折口の口を封じることを命じられている。折口の娘ルミ子を誘拐し、次に折口が証人として呼んだ門前絹子を襲うが、仮面ライダー2号に妨害され逃走する。その後、アジトに潜入した滝と2号によりルミ子を奪い返されるが、折口の研究所に潜入して記憶と資料の消去に成功する。そして、秘密飛行場で幹部から核爆弾を受け取るが、2号の妨害にあい、幹部とともにセスナ機で逃亡しようとするが、ライダージャンプによってセスナ機ごと爆死する。
脚本での名称はガエロックであった[133]
映画『仮面ライダー対ショッカー』
死神博士が率いる再生怪人として登場。地獄谷で珠美と方程式の交換を行う死神博士を援護すべく出現するが、大道寺に変装した本郷が死神博士を拘束した際、命と引き換えにした死神博士の命令で全員戦うことなく撤退する。
アリキメデス
第35話・映画『仮面ライダー対ショッカー』に登場。
演(人間態) - 真船康子[要出典] / 声 - 由起艶子 / スーツアクター - 岡田勝[134][81]
アリ(女王蟻)をモチーフとする改造人間。ショッカー科学陣がアリの卵から誕生させる。頭部の触角からあらゆる物質を溶かす蟻酸を放つ。また人間を食らう殺人蟻を操る。火を弱点とする。洋館にアジトを構えている。
日本各地に殺人蟻を送り込むために女王蟻の卵を育成している。アジトに侵入した一文字隼人と滝和也から卵を奪い返すため、赤い服を着た女に化けて滝を襲い、卵を持った滝は逃すが、後から来た隼人を殺人蟻の巣に閉じ込める。隼人が仮面ライダー2号に変身して巣から脱出すると戦闘員とともに戦い、2号に蟻酸を浴びせて打ち破る。
しかしゾル大佐からは卵を奪われたことを叱責され、最後のチャンスとして立花レーシングクラブに持ち込まれた卵を奪い返そうとする。殺人蟻でクラブの周囲を多い滝らを閉じ込めて中に潜入し、五郎のアイデアで滝に火をつけられて逃走するが、隼人の声色を使って再び入り込み滝らを追い詰める。助けに現れた2号と戦い再び蟻酸で苦しめるが、2号が卵を盾にしたためこれを溶かしてしまい、自身もライダーキックを受けて2号が避けた際に溜まった蟻酸の中に落とされ溶け死ぬ。アジトに残された卵も連鎖反応により爆発する。
名前はアルキメデスをもじったもの[134]。脚本での名称は初期はメデアス、後にアリキメデウスであった[134]
映画『仮面ライダー対ショッカー』
死神博士が率いる再生怪人として登場。地獄谷で珠美と方程式の交換を行う死神博士を援護すべく出現するが、大道寺に変装した本郷が死神博士を拘束した際、命と引き換えにした死神博士の命令で全員戦うことなく撤退する。
漫画『仮面ライダーSD マイティライダーズ』
地獄大使の命令で、食べた者を一瞬で太らせるチョコレートを流通させる。
エジプタス
第36話・映画『仮面ライダー対ショッカー』に登場。
声 - 関富也 / スーツアクター - 岡田勝[135][81]
4000年前(紀元前1800年頃)の古代エジプトにいたとされる怪人。ショッカーがピラミッドからミイラを発見し、エジプト支部から移送した日本支部で生命移入手術を施して蘇らせる。日本語を聴くことはできるが、古代エジプト語しか喋ることや書くことができない。口から高温の火炎を吐く。寺の中にアジトを構えている。
ショッカーは蘇らせたエジプタスからトトメス3世が日本に贈ったとされる時価10億円の宝石類の在処を聞き出そうとしていたが、古代エジプト語しか喋ることができなかったため、通訳できる歴史学者を探すこととなる。協力を拒んだ西野博士と大野博士を殺害するが、大野が残した古代文字から一文字隼人に目論見を知られる。ゾル大佐が脅迫した剛田博士を連れ去ろうとして仮面ライダー2号と滝和也に妨害されるが、火炎で2号にダメージを与える。
その後、戦闘員たちに滝を捕らえさせ、息子の命のために協力することを選んだ剛田を連れて行き、財宝の在処を書いて剛田に通訳させる。ゾル大佐の命令により滝と剛田親子をアジトごと爆破して財宝の在処と判明した北海道へ向かおうとするが、2号によりアジトの爆破は阻止され、追いついた2号と戦う。火炎により2号を追い詰めるが、サイクロン号に跳ね飛ばされたところへライダーキックを受けて爆死する。
脚本ではタツノオトシゴの怪人という設定であった[135]。東映プロデューサーの阿部征司はこの頃には動植物のネタが尽きていたと述べている[7]
特徴的な古代語のセリフは声を演じた関富也のアドリブである[135]
書籍によっては、4000年前の古代エジプトに存在していたという設定からショッカーの怪人ではないとするものも存在する[136]
映画『仮面ライダー対ショッカー』
死神博士が率いる再生怪人として登場。地獄谷で珠美と方程式の交換を行う死神博士を援護すべく出現するが、大道寺に変装した本郷が死神博士を拘束した際、命と引き換えにした死神博士の命令で全員戦うことなく撤退する。その後、プラノドンギルガラス地獄サンダーとともに空と地中の両面から襲うことで死神博士を救出する。1号のキックを食らい、倒れたのを最後に画面には登場していない。
ゲーム『ガイアセイバー ヒーロー最大の作戦
ショッカーの怪人として登場。第3話・第5話・第6話に登場。カッパドキア・パリなど海外のフィールドでも登場する。
トリカブト
第37話に登場。
声 - 沢りつお / スーツアクター - 岡田勝[137][81]
トリカブトをモチーフとする改造人間。右手は触手状になっており、これを伸ばしてムチのように使う。また口からは緑色の溶解液を吐く。設定では植物に同化する能力を持っている[137]
人の集まる場所に猛毒ガスを散布する殺人植物[注 23]を置いて大量殺人を行うG作戦に従事する。殺人植物の実験現場を木本ミツルに目撃され、ゾル大佐にミツルの抹殺を命じられる。ミツルを監視し、自宅で1人になったところを誘拐し、助けに現れた仮面ライダー2号も退ける。その後、石倉五郎たちも処刑しようとするゾル大佐に従い、五郎ら子供たちが怪獣サイン会へ向かった隙に、立花オートコーナーに花屋から送られた殺人植物を使って立花藤兵衛に毒ガスを浴びせる。異変を察知した一文字隼人と滝和也がオートコーナーへ向かった隙に、怪獣サイン会で捕らえた子供たちをミツルとともに殺人植物で処刑しようとするが、2号と滝に妨害され、ライダーキックを受けた後にライダーパンチでビルの屋上から落とされ死亡する。
殺人植物はトリカブトの体から発生したという設定であった[137]
映画『仮面ライダー対ショッカー』
死神博士が率いる再生怪人として登場。地獄谷で珠美と方程式の交換を行う死神博士を援護すべく出現するが、大道寺に変装した本郷が死神博士を拘束した際、命と引き換えにした死神博士の命令で全員戦うことなく撤退する。その後、キノコモルグドクダリアンサラセニアンという他の植物怪人とともに登場する[138]。ダブルライダーにサラセニアンと激突させられ、その後画面には登場していない。
エイキング
第38話・映画『仮面ライダー対ショッカー』『仮面ライダー対じごく大使』に登場。
声 - 谷津勲 / スーツアクター - 岡田勝[139][81]
電気エイ[140](シビレエイ[139])をモチーフとする改造人間。ショッカーに協力を強要された海洋生物学者の関俊彦によりエイの細胞から作られる。100万ボルトの稲妻を発生させる能力を持つ。空を飛ぶことも可能である。
世界の主要都市で発電所を破壊する世界暗黒作戦に従事しており、作戦に必要な第2・第3のエイキングを作り出すために、脱走した関博士の行方を追う。関の娘・明美を誘拐し、助けに現れた仮面ライダー2号も稲妻で退ける。その後、作戦の第1段階として水力発電所に爆弾を仕掛けて、明美の処刑も兼ねて爆破しようとするが、2号らに妨害される。2号に稲妻を破られ[注 24]、ライダーキックで水中に落とされ爆死する。
映画ではショッカーベルトを巻いている[42]
映画『仮面ライダー対ショッカー』
死神博士が率いる再生怪人として登場。地獄谷で珠美と方程式の交換を行う死神博士を援護すべく出現するが、大道寺に変装した本郷が死神博士を拘束した際、命と引き換えにした死神博士の命令で全員戦うことなく撤退する。
脚本では映像でのハエ男の役割を担っていた[42]
『仮面ライダー対じごく大使』
地獄大使に率いられた再生怪人の1体として登場。
実験用狼男
第39話に登場。
狼男
第39話に登場。

第4クール(死神博士編)の登場怪人

スノーマン
第40話・映画『仮面ライダー対ショッカー』に登場。
声 - 池水通洋 / スーツアクター - 岡田勝[143][81]、佐野房信[81]
雪男をモチーフとする改造人間。ヒマラヤの雪男を改造している。マグマを操る能力を持ち、地面から火柱を発生させる。怪力の持ち主で、仮面ライダーを投げ飛ばしたり、岩石を敵に投げつけるなどする。また、ライダーキックを跳ね返す強靭な体を有する。
スイス支部で日本征服計画書を奪ったエミとミカを襲い、助けに現れた仮面ライダー1号を打ち破る。その後、計画書を一文字隼人に渡すため日本へ向かったエミとミカを追って死神博士とともに来日する。九州へ向かうフェリーの中で立花藤兵衛一行を監視し、えびの高原で計画書を持ったユリと誤認してエミを誘拐する。人違いであったエミを処刑しようとするが、滝和也らに妨害される。続いて現れた仮面ライダー2号と戦い、崖下に投げ飛ばしたところへマグマと岩石で攻撃して追い詰めるが、1号が加勢に現れ、ダブルライダーキックで倒される。
初期設定ではシリーズ初の巨大怪人となる予定であった[144][143]
エミを誘拐するシーンは、脚本ではドクダリアンの役割であった[129]
映画『仮面ライダー対ショッカー』
死神博士が率いる再生怪人として登場。地獄谷で珠美と方程式の交換を行う死神博士を援護すべく出現するが、大道寺に変装した本郷が死神博士を拘束した際、命と引き換えにした死神博士の命令で全員戦うことなく撤退する。
ゴースター
第41話・映画『仮面ライダー対ショッカー』『仮面ライダー対じごく大使』に登場。
声 - 八代駿 / スーツアクター - 佐野房信[145][81]
マグマをモチーフとする改造人間。強靭な体は5000度の高熱を耐えることができ、ライダーキックをも跳ね返す。口からは炎を吐く。
死神博士が指揮する火山を噴火させる計画に従事し、霧島火山帯を噴火させるために地下トンネル工事を指揮する。アジトに近づく仮面ライダー1号と戦い、ライダーキックを跳ね返して1号を捕らえる。その後、桜島で洗脳されて仮面ライダー2号と同士討ちを繰り広げた1号を倒そうとするが、1号は既に正気に戻っており、ダブルライダーキックを受けて倒される。
脚本では「フランケンシュタインを思わせる」と形容されていた[146]。デザインは高橋章。デザイン時点でもモチーフの1つということがうかがえる[147]
映画『仮面ライダー対ショッカー』
死神博士が率いる再生怪人として登場。地獄谷で珠美と方程式の交換を行う死神博士を援護すべく出現するが、大道寺に変装した本郷が死神博士を拘束した際、命と引き換えにした死神博士の命令で全員戦うことなく撤退する。
映画『仮面ライダー対じごく大使』
地獄大使に率いられた再生怪人の1体として登場。
映画『仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦』
大ショッカーの怪人として登場。
映画『仮面ライダー×スーパー戦隊×宇宙刑事 スーパーヒーロー大戦Z』
スペースショッカーのスペースイカデビル軍に所属する怪人として登場。
映画『平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊』
バダンの怪人として登場。
ハエ男
第42話・映画『仮面ライダー対ショッカー』に登場。
演(加納修) - 根岸一正[148][81] / 声 - 八代駿 / スーツアクター - 岡田勝[148][81]
ハエをモチーフとする改造人間。一文字隼人を逆恨みしたひき逃げ犯の加納修が改造される。口から爆発性の泡を吐く。ハエロボットを操る。
死神博士から渡された人間を操る毒薬を用い、隼人の抹殺を目論む。ハエロボットを用いてコーヒーに毒薬を入れ、加納邸を訪れた立花藤兵衛とユリを操り、隼人と滝和也を襲わせ、自らも戦う。その後、加納にひき逃げされた弘を見舞いに来ていた石倉五郎とエミの食事に毒を混ぜて2人も操り、立花レーシングクラブに連れ帰られた藤兵衛とユリとともに隼人を襲わせる。4人と戦闘員が蹴散らされると自らも2号と戦うが、ライダー回転キックを受けて爆死する。
2号編では珍しい「◯◯男」というネーミングであることなどから、関連書籍では映画『ハエ男の恐怖』に由来するキャラクターであるとしている[149][148][86]。デザインも背中に羽根がない点が共通している[86]
映画『仮面ライダー対ショッカー』
死神博士が率いる再生怪人として登場。大道寺博士の助手・阿野に化け、大道寺からGX方程式の秘密を聞き出す。2号のライダーキックで倒された。
脚本ではエイキングがハエ男の役割を担っていた[42]
漫画『仮面ライダーSD マイティライダーズ』
地獄大使の作戦で、紙ヒコーキ作りの名人を狙う。
ゲーム『ロストヒーローズ』
ビギンズ・キューブで登場。
ゲーム『ロストヒーローズ2』
ランダム・キューブで蜘蛛男などとともにネガ電王をボスとする形で登場。
プラノドン
第43話・映画『仮面ライダー対ショッカー』『仮面ライダー対じごく大使』に登場。
声 - 沢りつお
プテラノドンをモチーフとする改造人間。頭部の触角から発狂電波[150][151]を発し、受信カプセルを埋め込まれた人間を苦しめて命令に従うことを強要する。翼を羽ばたかせて突風を起こし、口からは弾丸を放つ。
ロケット工学の権威である並川博士の暗殺に従事する。ハイキング中に洞窟へ迷い込んだエミを拉致し、死神博士の指揮により耳に受信機を埋め込まれたエミを操り、一文字隼人のカメラを小型ロケット弾を仕込んだものにすり替え、並川のスナップを撮影に現れた隼人に暗殺させようとする。暗殺には失敗するが、隼人は現行犯逮捕される。その後、エミを操って滝和也を誘い出し、仮面ライダー2号の妨害も退けて滝を誘拐し、滝にも受信機を埋め込んで並川の暗殺を実行させようとする。滝にドライブ中の並川を狙撃させようとするが、エミに埋め込まれていた受信機から狙撃場所を知った2号に妨害され、ライダーキックで崖下に落とされて爆死する。
スーツアクターは、『仮面ライダー怪人列伝』では選千太郎[152]、『キャラクター大全 仮面ライダー1号・2号編』では岡田勝[81]と記述している。
映画『仮面ライダー対ショッカー』
死神博士が率いる再生怪人として登場。地獄サンダーギルガラスエジプタスとともに空と地中の両面から一文字と本郷を襲い、捕らえられた死神博士を救出する。ダブルライダーのライダーハンマーキックでギルガラスとともに倒される。
『仮面ライダー対じごく大使』
地獄大使に率いられた再生怪人の1体として登場。
漫画『仮面ライダーSD マイティライダーズ』
地獄大使の命令で、相手をプラモデル化する光線を使用した作戦を実行する。
カビビンガ
第44話に登場。
声 - 山下啓介 / スーツアクター - 岡田勝[153][81]
カビをモチーフとする改造人間。体に生えている殺人カビは人間を養分としており、ちぎって投げつけて人間を殺害する。剣や十字手裏剣を武器とする。墓地の地下にアジトを構えている。
殺人カビをばら撒くカビ計画に従事し、人を襲ってカビを培養している。墓地でカビのテストを行っていたところを双子の姉妹の並木ジュンコとマコに目撃されるが、2人を利用することを思いつき、死神博士の催眠術で操る。マコに一文字隼人と滝和也を誘い出させて自ら戦い、一方でジュンコに立花レーシングクラブへ殺人カビを仕込んだ睡眠薬入りの菓子を届けさせる。仮面ライダー2号を崖下に落とし、レーシングクラブでもカビを発生させることに成功するが、戻ってきた隼人らにカビの弱点が油であることを知られ殺害には失敗する。2号を倒せなかったことで大首領から死刑を宣告され、死神博士から与えられた最後のチャンスとして2号と戦い、立花藤兵衛が持ってきたオイルをかけられ、ライダーキックを食らい溶けて消える。カビビンガの死と同時にアジトの殺人カビも消滅する。
ナメクジラ
第45話・映画『仮面ライダー対ショッカー』に登場。
声 - 辻村真人 / スーツアクター - 岡田勝[154][81]
ナメクジをモチーフとする改造人間。口から溶解液を吐くことができ、矢島博士の開発した人工頭脳を埋め込まれた後は火炎が吐けるようになる。体をゲル状にして狭い隙間から入り込むことができる。
ガスタンク爆破計画に従事し、自身の能力を強化するため矢島博士の開発した人工頭脳を狙う。矢島邸へ忍び込むが、2人組の泥棒とかち合い、警報が鳴ったため撤退する。再び侵入した2人組が人工頭脳を盗みだしたところを襲い殺害するが、仮面ライダー2号に人工頭脳を奪い返される。その後、死神博士が催眠術によって操った矢島の娘みどりが人工頭脳を奪い、みどりを人質に脅迫された矢島によって人工頭脳を埋め込まれ能力を向上させる。ガスタンクの爆破を実行に移そうとするが、2号に妨害され、ライダーキックを耐えるもののライダー二段返しを受けて爆死する。
仮タイトルの名残で予告ではナメクジラーと呼称されている。
スーツは背中にボリュームがあるため、スーツアクターの瀬島達佳は背中から落ちるときは楽であったと証言している[154]。スーツアクターの岡田勝はロケ先でスーツを着たまま寝ていたという[154]
映画『仮面ライダー対ショッカー』
死神博士が率いる再生怪人として登場。地獄谷で珠美と方程式の交換を行う死神博士を援護すべく出現するが、大道寺に変装した本郷が死神博士を拘束した際、命と引き換えにした死神博士の命令で全員戦うことなく撤退する。
漫画『仮面ライダーSD マイティライダーズ』
RXを捕える必要が生じた八鬼衆の命令で、相手を縮小化する能力でRXをとらえる。
ベアーコンガー
第46話に登場。
演(老人) - 依田英助[81] / 声 - 阪脩 / スーツアクター - 佐野房信[155][81]
クマ[156]ヒグマ[155])をモチーフとする改造人間。右手は3本指で鋭い爪が生えており、左手は親指以外の指が一体化した鋼鉄の爪[157][155][156]になっている。戦闘員とともにスノーモービルも用いる。猟師の姿に扮する。美川邸の地下にアジトを構えている。
草津高原の雪を溶かして洪水を引き起こすスノー作戦に従事し、物理学者の美川博士を脅して実行に必要なエネルギー爆弾を制作させている。休暇で草津を訪れていた一文字隼人らと知り合った美川の息子のタダシを殺そうとして隼人らに妨害されるが、爪で隼人の左腕を負傷させる。作戦から隼人らの目を逸らさせるため、美川と立花藤兵衛らを人質にとり、隼人らをアジトから引き離す。スノーモービル部隊を退けて爆弾を発見した仮面ライダー2号にロープをかけてスノーモービルで引きずり回すが脱出され、ライダーキックを受けて爆死する。
クマの改造人間という設定であるが、デザインにクマの要素は薄い[155][86]。『仮面ライダー大図鑑5』では地獄大使やザンジオーと同様に漫画版のビッグマシンがモデルであると推測している[158][159]
トドギラー
第47話・映画『仮面ライダー対ショッカー』に登場。
声 - 池水通洋
トドをモチーフとする改造人間。オープニング表記は怪人トドギラーで、クレジットで「怪人」と冠せられたのは唯一である。
口から零下300度の冷凍シュートを吐く。海辺の洞窟内にアジトを構えている。
海洋漁船の船員を冷凍して連れ去り改造するアイス計画に従事する。計画の開始前には五郎たちが遊んでいた広場の地主の男性を凍りづけにしている。港を調査していた一文字隼人を襲い、洞窟へ追い詰めて滝和也と隼人が知り合った少年ヤスオを凍らせ、隼人を洞窟内に閉じ込める。その後、変身して洞窟を脱出した仮面ライダー2号と戦い、冷凍シュートで路面を凍らせてサイクロン号をスリップさせ、2号も凍らせて捕らえる。しかしアジトに潜入するためにわざと捕まった2号により冷凍シュートを死神博士を脅すことに利用され、ライダーキックを受けて爆死する。
スーツアクターは、『仮面ライダー怪人列伝』では山崎亮一[160]、『キャラクター大全 仮面ライダー1号・2号編』では大久保利雄[81]と記述している。
絶対零度を下回る冷凍シュートの温度の設定が話題に取り上げられることがある[161][162][163]
映画『仮面ライダー対ショッカー』
死神博士が率いる再生怪人として登場。地獄谷で珠美と方程式の交換を行う死神博士を援護すべく出現するが、大道寺に変装した本郷が死神博士を拘束した際、命と引き換えにした死神博士の命令で全員戦うことなく撤退する。
すがやみつる版『仮面ライダー』
劇中では等身大で登場するものの、冒頭のトビラ絵では巨大な怪獣のような姿で描かれている[164]
ヒルゲリラ
第48話に登場。
声 - 山下啓介 / スーツアクター - 新堀和男[165][81]
ヒルをモチーフとする改造人間。管状になった左手で人間の血を吸い取る。右手に持ったムチを武器とする。沼の底にアジトを構えている。
吸血ヒルを操って人間を拉致し、奴隷人間を作り出す作戦に従事する。拉致した人間の中に一文字隼人の先輩カメラマンである山崎秀夫が含まれており、山崎の残したカメラから隼人に存在を知られるが、沼へ調査に来た隼人と滝和也を襲い、滝の血を吸い取る。その後、立花レーシングクラブや山崎邸を襲い、ユリとエミや山崎の妻を誘拐し、アジトに乗り込んだ隼人も捕らえる。そして、死神博士の手によって奴隷人間になった隼人を滝や立花藤兵衛らと戦わせて同士討ちにさせようとするが、解毒薬によって隼人は元に戻る。隼人が変身した仮面ライダー2号のライダーキックを受けて沼に落ち、さらに2号が沼に放った電気エネルギーを食らって倒される。
奴隷人間
第48話に登場。
ヒルゲリラに吸われた血の代わりとして、死神博士が開発した緑色の薬液を注入された人間。知能は原始猿人程度になり、ショッカーの命令のみに従うようになる。死神博士が開発した赤い液体を飲むと元に戻る。
隼人やライダーガールズのユリとエミも一時は奴隷人間化されるが、赤い解毒薬によって元に戻る。
イソギンチャック
第49話・映画『仮面ライダー対ショッカー』に登場。
声 - 沢りつお
イソギンチャクをモチーフとする改造人間。頭頂部の口から竜巻を発生させて人間をも吸い込む。鞭状になった右手も武器とする。
アフリカ支部に所属し、中山健造が発見したダイヤモンド鉱山を手に入れるため、中山が日本に送ったダイヤモンド鉱山の地図を入手するために来日する。地図を送られた中山の孫の弘の家に現れ、弘を育てている親戚夫婦を飲み込む。しかし、2人の遺留物からは地図を発見できなかったため弘を狙うが、仮面ライダー2号に妨害される。その後、死神博士の呪術と自身の嗅覚によって弘を探し当て、半鐘のある鉄塔に追い詰めるが、再び2号に妨害される。弘を抱えたまま戦う2号を追い詰めるものの仮面ライダー1号が加勢に現れ、ダブルライダーによるライダー車輪・ライダー返し・ライダーダブルキックの連続攻撃を受けて爆死する。
スーツアクターは、『仮面ライダー怪人列伝』では岡田勝[166]、『キャラクター大全 仮面ライダー1号・2号編』では佐野房信[81]と記述している。デザインは高橋章[167]
映画『仮面ライダー対ショッカー』
死神博士が率いる再生怪人として登場。地獄谷で珠美と方程式の交換を行う死神博士を援護すべく出現するが、大道寺に変装した本郷が死神博士を拘束した際、命と引き換えにした死神博士の命令で全員戦うことなく撤退する。
ゲーム『ガイアセイバー ヒーロー最大の作戦
ショッカーの怪人として登場。第1話・第2話・第3話・第5話に登場。ヒマラヤ・パリなど海外のフィールドでも登場する。
カメストーン
第50話・映画『仮面ライダー対ショッカー』に登場。
演(ロバート田中) - 中井啓輔[168][81] / 声 - 辻村真人 / スーツアクター - 岡田勝[168][81]
カメをモチーフとする改造人間。右手を発光させることで、見た者の網膜を傷つけ最後は体を腐敗させる殺人オーロラを発生させる能力を持つ。背中の甲羅を外して投げつけることもできる。
東京に殺人オーロラを発生させる目潰し作戦に従事する。殺人オーロラの被害にあった五郎らを見舞いに来た一文字隼人と滝和也を病院の屋上で襲い、殺人オーロラで仮面ライダー2号の視力を奪う。その後、滝が応援として呼び寄せたFBI捜査官ロバート田中を殺害してなりすまし、隼人のバイクのガソリンをニトロに入れ替えるなどの工作を行い、ショッカーのアジトを捜索するふりをして向ヶ丘遊園で罠にかける。助けに現れた2号の目が見えていないことを利用して遊園地の遊具で翻弄するが、滝によって遊具は止められ、足音で位置を探った2号によりライダーキックを受けて爆死する。
映画『仮面ライダー対ショッカー』
死神博士が率いる再生怪人として登場。地獄谷で珠美と方程式の交換を行う死神博士を援護すべく出現するが、大道寺に変装した本郷が死神博士を拘束した際、命と引き換えにした死神博士の命令で全員戦うことなく撤退する。
ユニコルノス
第51話・映画『仮面ライダー対ショッカー』に登場。
演(凶悪な男) - 富士乃幸夫[169][81] / 声 - 八代駿 / スーツアクター - 岡田勝[169][81]、佐野房信[81]
ヨーロッパで発見された一角獣ユニコルンの化石から抽出した粉末血液を凶悪な男に血液交換して誕生する。口から吐く白い物質[注 25]で人間を化石の中に閉じ込める。瞬間移動能力も持つ。日原鍾乳洞内にアジトを構えている。
大下博士が開発したスーパーエネルギー光線の製造法を記したノートを奪取することを任務とする。鍾乳洞内で五郎とエミを石にして一文字隼人らに大下宇宙科学研究所に運び込ませ、2人を化石から解くために大下が一度は封印したスーパーエネルギー光線を使用させようとする。そして研究所に侵入して光線の準備を進める助手を襲いノートを奪おうとするが、仮面ライダー2号に妨害されて逃走する。その後、再び研究所に侵入して隼人の足を化石化し、金庫からノートを奪うことに成功する。しかし、ノートには発信機が仕掛けられており、それをたどってきた仮面ライダー1号にアジトに潜入され、大下により化石化を解かれた2号も合流し、ライダーダブルキックを受けて化石に戻り爆発する。
映画『仮面ライダー対ショッカー』では、死神博士に率いられた再生怪人の1体として登場するが、公開日は第51話より先行していた[174]
第51話の放送前に発売された『たのしい幼稚園新案カード図鑑 ぼくらの仮面ライダー』にて公開されたいっかくじゅうおとこが原形とされる[175][169][173]
デザイン画は残されているが、デザインの担当は不明。岩佐陽一は担当を高橋章か三上陸男と推測している[176]
映画『仮面ライダー対ショッカー』
死神博士が率いる再生怪人として登場。地獄谷で珠美と方程式の交換を行う死神博士を援護すべく出現するが、大道寺に変装した本郷が死神博士を拘束した際、命と引き換えにした死神博士の命令で全員戦うことなく撤退する。
ギルガラス
第52話・映画『仮面ライダー対ショッカー』に登場。
声 - 上田耕一 / スーツアクター - 滑川広志[177][81]
カラスをモチーフとする改造人間。口から吐くデッドマンガスは、吸った人間に殺し合いをさせる効果や改造人間の機能を麻痺させる効果がある。薙刀も武器に用いる[170][177][81][注 26]。普段はカラスの姿でペットショップにおり、人間の言葉を喋るカラスとして子供たちに知られている。
デッドマンガスを東京上空から散布する人類皆殺し作戦に従事する。ペットショップで五郎の友人よし子に買われ、よし子の住むマンションでデッドマンガスを散布してよし子の両親をはじめとする住民たちに殺し合いをさせて皆殺しにする。マンションにやってきた一文字隼人らにエレベーター内でデッドマンガスを浴びせ、隼人は2号に変身して脱出するが戦いの中でデッドマンガスの効果が現れ2号の体を麻痺させる。その後、再びペットショップに陳列されてライダーガールズに隼人の見舞いの品として買われ、隼人の病室に入りデッドマンガスに含まれる物質ガンマーGで隼人にとどめをさそうとする。隼人と入れ替わっていた本郷猛をデッドマンガスで捕らえてアジトのガス室に閉じ込めるが、猛と隼人は既に解毒剤で回復しており、猛がアジト内にデッドマンガスを流出させてアジトを放棄することとなる。残ったデッドマンガスを散布しようとするが、2号に妨害され、仮面ライダー1号も現れ、ライダーダブルキックで倒される。
デザインは高橋章[179]
第66話の脚本では再登場が予定されていた[42][180]
映画『仮面ライダー対ショッカー』
死神博士に率いられた再生怪人の1体として登場するが、公開日は第52話より先行していた[174]プラノドン地獄サンダーエジプタスとともに空と地中の両面から襲うことで死神博士を救出する。ダブルライダーのライダーハンマーキックでプラノドンとともに倒される。

第5・第6クール(新1号編)の登場怪人

ジャガーマン
第53話・映画『仮面ライダー対じごく大使』に登場。
声 - 池水通洋 / スーツアクター - 滑川広志[181][182]
ヒョウをモチーフとする改造人間。あらゆる動物を操る能力を持つ。戦闘員とともにオートバイを駆る。
ペットや動物園の猛獣などを操り人間を襲わせるアニマルパニック作戦に従事し、黒衣の男に扮して動物園で下準備を進める。一方で仮面ライダーから作戦の目をそらすため、オートバイ部隊を率いて本郷猛を襲撃し、追跡してきた猛と滝和也がアジトを探している間にアニマルパニック作戦を開始する。
動物園で自身を目撃したトッコと居合わせた五郎とライダーガールズを襲い、猛らが現れ逃走するが、猛が追ってきている間に滝らを拉致する。そして人質を盾に猛も捕らえ、十字架にかけて火あぶりにするが、檻から脱出した滝に妨害される。猛が変身した仮面ライダー新1号と戦い、ライダーヘッドクラッシャーを受けて十字架の下に落とされ、動物たちに加勢を求めるが叶わず爆死する。
第66話では、地獄大使が執り行う悪魔祭りによりショッカー墓場から蘇る。1号に悪魔祭りが妨害されると、他の怪人とともに1号と戦うが、岩場に投げられ倒される。
脚本での名称は人間豹であった[181]
第66話の脚本では登場の指定はなく、現場判断による[42]
仮面ライダー剣』に登場したジャガーアンデッドのアーマーのモチーフになっている[183]
映画『仮面ライダー対じごく大使』
地獄大使に率いられた再生怪人の1体として登場。サイギャングとともに戦闘員オートバイ部隊を率いて、地獄大使を追跡する新1号を阻む。時間稼ぎが成功すると退却する。
映画『仮面ライダー×スーパー戦隊×宇宙刑事 スーパーヒーロー大戦Z』
スペースショッカーのスペースイカデビル軍に所属する怪人として登場。
映画『平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊』
バダンの怪人として登場。
ゲーム『オール仮面ライダー ライダージェネレーション
他の怪人同様、ジュダの配下として登場。
ゲーム『オール仮面ライダー ライダージェネレーション2』
他のライダーや怪人同様、ゴウラによって複製される。
漫画『仮面ライダーSD マイティライダーズ』
地獄大使の命令で、ペットを操る作戦を実行。
海蛇男
第54話・映画『仮面ライダー対じごく大使』に登場。
声 - 市川治 / スーツアクター - 岡田勝[184][182]
ウミヘビをモチーフとする改造人間。首に巻きついたヘビの両目から放つプリズムアイで光を屈折させて幻影を映し出す能力を持つ。また口から人間を溶かす白煙を吐く。怪人トレーニングキャンプとして占拠した奥山村にアジトを構えている。
プリズムアイを用いて世界に混乱を巻き起こす計画に従事し、奥山村で能力を鍛えている。村から脱走した男と男が出会ったトラック運転手らを殺害し、無人のトラックを走らせる。また偶然村を訪れた滝和也を捕らえ、滝の乗って来たヘリを無人で飛ばす。村に近づく本郷猛を襲い、猛が変身した仮面ライダー新1号を滝に落とす。
村へ辿り着いた猛をプリズムアイで翻弄して捕らえ、地獄大使の命令で処刑しようとするが捕らえていた鎖をちぎられ、アジトのプリズムアイ装置を破壊される。そして新1号と戦い、ライダー背面ジャンプとライダーキックの連続攻撃で倒される。
映画『仮面ライダー対じごく大使』
地獄大使に率いられた再生怪人の1体として登場。
ゴキブリ男
第55話・映画『仮面ライダー対じごく大使』に登場。
演(黒木) - 平松慎吾[185][182] / 声 - 峰恵研 / スーツアクター - 岡田勝[185][182]
ゴキブリをモチーフとする改造人間。インチキ殺虫剤を売る詐欺師の1人である黒木が改造される。口から人間を老化させる細菌を吐く。
細胞を老化させる細菌をアドバルーンに詰めて散布するアドバルーン作戦に従事する。改造前からの相棒である井川に細菌入りの風船を配らせ、正体が露見すると子供を実験台にするため誘拐し逃走する。五郎の連絡を受けて追ってきた本郷猛と戦い、逃げた井川に細菌を吹きかけて老化させるが、滝和也によって子供たちは逃される。
風船に仕込んだ細菌が感染を広げていくと、地獄大使から最終段階としてアドバルーン作戦の決行と猛の抹殺を命じられる。病院に運ばれていた井川を窓から落とし、病室にいた滝に細菌を吹きかけるが、井川が持っていた解毒薬により2人は事なきを得る。そして太陽ビルの屋上で作戦を決行しようとするが、井川から作戦の詳細を聞いた仮面ライダー新1号と滝に妨害され、ライダー反転キックで屋上から地面に落とされ、黒木の姿に戻るが炎を上げて消失する。
『仮面ライダー対じごく大使』
地獄大使に率いられた再生怪人の1体として登場。カミキリキッドに率いられ、エミとトッコを救出しようとした本郷をセミミンガギリーラとともに襲う。秘密をもらしかけたためにカミキリキッドに処刑される。
脚本ではカミキリキッドに処刑される描写はなかった[42]
漫画『仮面ライダーSD マイティライダーズ』
地獄大使の命令で、食べ物を腐らせる作戦を実行する。
ギリーラ
第56話・映画『仮面ライダー対じごく大使』に登場。
演(九条みわ)・声 - 建部道子[186][182] / スーツアクター - 岡田勝[186][182]
毒蝶をモチーフとする改造人間。アマゾンで発見された悪魔の蝶ギリーラをベースとし、発見者である蝶収集家の九条みわが改造された姿である。羽根に人間を即死させる毒鱗粉を持つ。口からは毒矢を放つ[186][187][188][182][注 27]。九条邸の地下にアジトを構えている。
カプセルに詰めた毒鱗粉を日本各地の貯水池に投げ込む毒水計画に従事し、奥多摩ダムの付近で人々を誘拐してカプセルの製造作業や人体実験に利用している。人々が行方不明になった現場で発見された毒鱗粉について九条に訪ね来た滝和也を捕らえ、時限爆弾で殺害しようとするが仮面ライダー新1号によって妨げられる。
その後、立花藤兵衛を人質にして再び屋敷を訪れた本郷猛と滝を牢に捕らえる。そして地獄大使の命令により奥多摩ダムで毒水計画を実行に移そうとするが、地獄大使の拷問を逃れた新1号により妨害され、ライダーキックで倒される。
似たモチーフのドクガンダー(成虫)と印象を変えるため左右非対称のデザインとなっている[186]
『仮面ライダーの常識』では、仮面ライダーシリーズで初めて貯水池に毒を入れる作戦を行った怪人として紹介されている[190]
『仮面ライダー対じごく大使』
地獄大使に率いられた再生怪人の1体として登場。カミキリキッドに率いられ、エミとトッコを救出しようとした本郷をゴキブリ男セミミンガとともに襲う。
ドクモンド
第57話・映画『仮面ライダー対じごく大使』に登場。
声 - 辻村真人 / スーツアクター - 滑川広志[191][182]
クモ[191]ツチグモ[192])をモチーフとする改造人間。地中を移動する能力を持ち、人間を地中に引きずり込んで白骨化させる。また糸をロープや鞭のように使う。足からは本物のクモと同様に油が出ている。浄水ポンプ小屋の地下にアジトを構えている。
物理学者の沢田行彦が開発した液体火薬のデータを奪うことを任務とする。沢田の乗った車を追いかけるが、沢田の車は崖から転落し、駆けつけた仮面ライダー新1号と戦い逃走する。奪取に失敗したことで地獄大使から処刑を宣告されるが、沢田が一命を取り留めたことを知った大首領により止められる。そして、地獄大使の発案で沢田の脳を改造人間に移植するため沢田を病室から拉致しようとするが、待ち伏せていた本郷猛に妨害され逃走する。
沢田が入院する病院の院長を殺害して成り代わり、手術を行うふりをして沢田を拉致する。しかし、足跡の油を追ってきた新1号にアジトへ潜入され、ライダーキックで倒される。
第56話・第57話は新1号編で最初に撮影された作品であるため、第1話の蜘蛛男と同じくクモをモチーフとする怪人となった[193][191]。『仮面ライダー怪人列伝』では、地中を移動する能力が強調されていたのは蜘蛛男の差別化を意図したものと推測している[191]
脚本では立花レーシングの天井を這いまわるというシーンが存在した[191]
映画『仮面ライダー対じごく大使』
地獄大使に率いられた再生怪人の1体として登場。
毒トカゲ男
第58話・映画『仮面ライダー対じごく大使』に登場。
演(人間態) - 里木佐甫良[182] / 声 - 関富也 / スーツアクター - 岡田勝[194][182]
トカゲをモチーフとする改造人間。劇中では毒トカゲと呼ばれているが、後年には公称を毒トカゲ男で統一されている[194]
口から赤い溶解液を吐く。また、長い舌も武器とする。おそれ谷にアジトを構えている。
ショッカー首領が画策する科学力増強作戦に必要な物理学者のエドワード博士と数学者ケインズ博士を蘇らせるために、太田黒博士が発明した死体蘇生薬Xアルファー液を奪うことを任務とする。行き倒れの男に扮して大田黒の助手の山本を襲い殺害するが、山本が死に際にXアルファー液を燃やしたため奪取に失敗する。地獄大使から失敗を叱責され、大首領の命令により大田黒のもう1人の助手である橋本良子を誘拐し、大田黒にXアルファー液の資料の引き渡しを要求するが、駆けつけた本郷猛により妨害される。追ってきた仮面ライダー新1号と戦い、新1号に溶解液を吹きかけ吊り橋から川へ落とす。
再び良子を人質に大田黒を脅迫し、本郷と滝和也に書類を持って来させるよう要求する。1人で受け渡し場所へやって来た滝を捕らえるが、後から来た新1号により良子の処刑は阻止される。そして新1号と戦い、ライダーキックで舌を切られ、ライダーヘッドクラッシャーで倒される。
第66話では、地獄大使が執り行う悪魔祭りによりショッカー墓場から蘇る。ハリネズラスとともに立花レーシングクラブを襲撃する。1号に悪魔祭りが妨害されると、他の怪人とともに1号と戦うがライダー返しで倒される。
映画『仮面ライダー対じごく大使』
地獄大使に率いられた再生怪人の1体として登場。ここでは毒トカゲ男と名乗っている。
新1号に投げ飛ばされ、ミミズ男に激突して滑り落ち爆死する。
映画『仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイド MOVIE大戦2010』
スーパーショッカーの怪人として登場。
映画『オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー』
歴史改変により世界征服を実現したショッカーの怪人として登場。
映画『平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊』
バダンの怪人として登場。
映画『スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号』
歴史改変により世界征服を実現したショッカーの怪人として登場。
映画『仮面ライダー1号』
声 - 関智一[195]
ショッカーの怪人として登場。
ミミズ男
第59話・映画『仮面ライダー対じごく大使』に登場。
声 - 八代駿 / スーツアクター - 岡田勝[196][182]
ミミズ[197](シマミミズ[196])をモチーフとする改造人間。殺人リングを相手の首に巻きつけて殺害する。柿沼の中にアジトを構えている。
ビキニ諸島で行われた核実験で唯一生き残った生物であるシマミミズを基に作られていることから、コバルト60の10倍の威力を持つコバルト120を用いた放射能作戦に従事し、アジトに近づく人間を処刑している。誤って宝石泥棒の野上辰三と三郎に奪われたコバルト120を奪い返そうとし、柿沼を調査しに来ていた本郷猛と滝和也に阻止されるが、殺人リングで仮面ライダー新1号の首を絞め崖下に落とす。
逃げ延びた三郎を脅して本郷の下へ渡ったコバルト120を奪わせ、猛らも毒薬で殺害しようとするが、三郎が脅されたことを告白したため失敗する。捕らえていた辰三を処刑しようとするが新1号に妨害され、殺人リングも脱出法を編み出されていたため通用せず、ライダーキックを受けてアジトとともに爆死する。
仮面ライダーとミミズ男の対決シーンは第59話の放送前にコイズミ学習デスクのCMにも使用されていた[198]
映画『仮面ライダー対じごく大使』
地獄大使に率いられた再生怪人の1体として登場。新1号に投げ飛ばされた毒トカゲ男と激突し、滑り落ちて爆死する。
小説『MASKED RIDER DEN-O EDITION -1971年4月3日-』
1971年4月3日にネガタロスによって連れてこられる。
フクロウ男
第60話に登場。
声 - 山下啓介 / スーツアクター - 久本昇[199][182]
フクロウをモチーフとする改造人間。目に埋め込まれた殺人レントゲン装置から人間を白骨化させる殺人レントゲン光線を放つことができる。天文台にアジトを構えている。
殺人レントゲン光線を起爆エネルギー電波として大時計を爆破し、受信装置を取り付けた日本中の時計を誘爆させる大時計爆発計画に従事する。殺人レントゲンのテストを行った後、最後の受信装置を向ヶ丘遊園の花時計に仕掛ける。そして殺人レントゲンのテストを目撃した女学生からショッカーの暗躍を知った本郷猛と滝和也を襲い、仮面ライダー新1号と滝を痛めつけるが、自身も木の棒で突かれ逃走する。
その後、地獄大使からレーダー装置完成の遅れを叱責され、見せしめに囚人を殺害する。一方で、捕らえた戦闘員から計画を知った猛により花時計の装置が解除されたため、猛と滝を戦闘員らに襲わせ、新1号を火だるまにしようとさせるが脱出される。そしてアジトへ突入した1号と戦い、ライダーハンマーとライダーキックの連続攻撃で倒される。
脚本ではフクロウガンという名称であった[199]
関連書籍では、日本中の時計を誘爆させるという計画について理解に苦しむ作戦と評している[200][201][202]
映画『仮面ライダー対じごく大使』の脚本では、ザンジオーではなくフクロウ男が再生怪人のリーダーとして登場する予定であった[42]
ナマズギラー
第61話に登場。
声 - 関富也 / スーツアクター - 岡田勝[203][182]
デンキナマズをモチーフとする改造人間。アンデスのデンキナマズを死神博士が改造したもので、南米から帰国した死神博士が地獄大使への土産物として連れてくる。髭には10万ボルトの電流が流れているが、太陽光を用いて充電を行う必要がある。人間に電気を蓄えさせて電気人間とすることができる。地獄大使が行川アイランドの地下に構えたアジトを拠点とする。
アジトの近くへ迷い込んだ石倉五郎を殺害しようとするが、五郎を人質にしようと考えた地獄大使によって止められ、本郷猛の抹殺を指示される。そして、死神博士に指揮されて仮面ライダー新1号と戦うが、次の作戦のため死神博士に退却を命じられる。
五郎を電気人間として猛らを殺害しようとするが失敗し、次にアジトを探っていた滝和也を捕らえて電気人間にして猛を襲わせるがこちらも失敗する。そして自ら1号と戦うが電力が低下し、太陽光線を反射していた塔が立花藤兵衛らによって固定されたため電気を得ることができず、ライダー反転キックで倒される。
漫画『仮面ライダー11戦記』
ガイストの再生強化怪人として登場。放電でアマゾンを攻め立てる。
ハリネズラス
第62話・映画『仮面ライダー対じごく大使』に登場。
演(漁師) - 吉原正皓[182] / 声 - 沢りつお / スーツアクター - 瀬島達佳[204][182]
ハリネズミをモチーフとする改造人間。全身に生えた殺人針には人間を白骨化させる殺人ビールスが仕込まれており、これを自由に操ることができる。針には爆発する爆弾針もある。左手は長い2本爪になっている。
殺人ビールスを仕込んだ針を放つ殺人どくろ作戦に従事する。実験として夜道でアベックと警官を殺害し、翌日には殺人針を飛ばして街中に混乱をもたらす。実験の成功を受けて地獄大使が大首領に殺人ビールスを大量に発注するが、輸送班の飛行機が三浦海岸に不時着したため、救護班を連れて殺人ビールスの収容に向かう。トラックで現地へ向かう途中に追いかけてきた本郷猛と滝和也を煙幕でかわし、不時着現場付近の漁村で住民を脅して消えた積荷を探す。
その後、漁師に化けて村へやって来た猛と滝を騙して小屋に閉じ込め、爆弾針で小屋ごと爆破するが脱出される。戦闘員とともに仮面ライダー新1号と滝と戦い、子供たちを人質にして2人を捕らえ、爆弾針で2人を崖下に落とす。そして子供たちを人質に村人たちに積荷の在処を白状させようとし、積荷を隠していた少年に案内させて積荷のの箱を入手する。しかし、猛が少年を救出し、再び新1号と戦う。戦いの中で箱は破壊され、ライダーキックを無効化するもののライダー稲妻キックで倒される。
第66話では、地獄大使が執り行う悪魔祭りによりショッカー墓場から蘇る。毒トカゲ男とともに立花レーシングクラブを襲撃する。新1号に悪魔祭りを妨害されると、他の怪人とともに新1号と戦うが、ライダー返しで投げられたザンジオーと激突し爆死する。
映画『仮面ライダー対じごく大使』
地獄大使に率いられた再生怪人の1体として登場。戦闘員を率いてエミとトッコを救出しようとした本郷を襲わせる。その後の消息は明らかになっていない。
サイギャング
第63話・第66話・第68話・映画『仮面ライダー対じごく大使』に登場。
演 - 富士乃幸夫(人間態A)[要出典]、岡田勝(人間態B)[182] / 声 - 山下啓介 / スーツアクター - 瀬島達佳[205][182]
サイをモチーフとする改造人間。バイク戦を得意とする。口から火を吐く。頭部の角が弱点である。
仮面ライダー打倒のため死神博士がアフリカ支部から呼び寄せる。新聞記者に扮して本郷猛のオートレースのライバルである勝丸功を誘拐し、死神博士が勝丸を催眠術で操る。勝丸に誘い出された練習中の猛を襲撃し、催涙弾で猛を一時的に失明させ崖下に落とす。しかし、猛に止めを刺さなかったことで死神博士から叱責される。
猛と勝丸が出場する東日本ロードレース選手権の最中に勝丸の妨害でコースアウトした猛をバイク部隊で襲うが蹴散らされ、次にピットで補給用のガソリンに爆薬を仕掛けるが、勝丸のスタッフが誤って猛のガソリンを勝丸のバイクに補給したため失敗する。そして仮面ライダー新1号と戦い、ライダーパンチとライダーきりもみシュートの連続攻撃で倒される。
第66話では、地獄大使が執り行う悪魔祭りによりショッカー墓場から蘇る。カミキリキッドの特訓でライダーキックを再現するが、カミキリキッドからダメ出しを受ける。新1号に悪魔祭りが妨害されると、他の怪人とともに1号と戦うがライダーパンチで倒される。
第68話では怪人トレーニングセンターで特訓を行う怪人の1体として登場する。
第66話の脚本では登場の指定はなく、現場判断による[42]
映画『仮面ライダー対じごく大使』
地獄大使に率いられた再生怪人の1体として登場。ジャガーマンとともに戦闘員オートバイ部隊を率いて、地獄大使を追跡する新1号を阻む。時間稼ぎが成功すると退却した。
セミミンガ
第64話・映画『仮面ライダー対じごく大使』に登場。
声 - 槐柳二 / スーツアクター - 瀬島達佳[206][182]
セミをモチーフとする改造人間。背中の羽根を震わせて殺人音波を放つことができる。口の突起を刺して、人間の体液や仮面ライダーのエネルギーを吸い取る。
殺人音波により東京都民を全滅させることを任務とする。殺人音波のテストとしてナオキやミツルらからセミを奪って売ろうとしていた男を殺害し、地獄大使の命令で現場いにいた子供たちも殺害しようとする。トラックの荷台から殺人音波を放ち、ナオキが運ばれた本郷猛のマンションを破壊するが、猛には通用せず逃走する。しかし、追ってきた猛や滝和也と戦い、猛が変身した仮面ライダー新1号を負傷させる。
猛が入院している間に電波塔をショッカータワーとして占拠し、作戦を次の段階へ進めようとする。ショッカータワーを探る立花藤兵衛らを捕らえ猛を呼び出すが、タワーの周囲には新1号と滝によって音波妨害電流が流されていたため作戦は失敗し、ライダー返しとライダーキックの連続攻撃で倒される。
脚本での名称はセミミンガーであった[206]
映画『仮面ライダー対じごく大使』
地獄大使に率いられた再生怪人の1体として登場。カミキリキッドに率いられ、エミとトッコを救出しようとした本郷をゴキブリ男セミミンガとともに襲う。戦いの最中にフェードアウトするが、その後、朝霧高原で戦闘員騎馬隊を指揮してライダーと再戦する。カミキリキッドが捕らえた立花藤兵衛とユリを人質にして新1号の動きを封じるが、滝和也に2人が救出され新1号が反撃に出ると退却する。その後は画面には登場していない。
カブトロング
第65話・映画『仮面ライダー対じごく大使』に登場。
声 - 池水通洋 / スーツアクター - 瀬島達佳[207][182]
カブトムシをモチーフとする改造人間。角から麻酔液を放ち、人間を操る。左手は電磁ハサミになっている。カブトムシに変身する能力も持つ。高尾山にアジトを構えている。
ショッカースクールで子供たちに悪の教育を施すことを任務とする。仮面ライダーと一緒にカブト虫を採るという名目で集められた子供たちを麻酔液で操り、ショッカースクール第1期生として暗躍させる。子供を集めていたバスを追っていた本郷猛をバスの中に閉じ込め、踏切で事故を起こさせようとし、猛が変身した仮面ライダー新1号とバスの押し合いを繰り広げるが、衝突寸前のところで阻止される。そして新1号と戦うが、加勢に現れた滝和也を捕らえ、ショッカースクールの卒業試験として子供たちにカブトムシ型手榴弾で殺害させようとする。しかし、生徒に扮して潜入していた五郎の発信機から場所を割り出していた1号によって滝は救出され、新1号との戦いの末、ライダーキックで吊り橋から落とされて爆死する。
第68話では怪人トレーニングセンターで特訓を行う怪人の1体として登場する。
ショッカースクール生徒[208][182]
第65話に登場。
仮面ライダーと一緒にカブトムシを採るという名目で集められ、カブトロングの麻酔液によって操られる子供たち。カブトムシ型の手榴弾で滝和也を殺害しようとするが、カブトロングが仮面ライダー1号に倒されたことで元に戻る。
映画『仮面ライダー対じごく大使』
地獄大使に率いられた再生怪人の1体として登場。地獄大使の策略により、廃ビルの基地に本郷と滝を誘き出し、通路に2人を閉じ込めて毒ガスで溶かそうとする。本郷が変身して脱出すると交戦するが、新1号の一撃を腹に受けて倒される。
山田ゴロ版漫画『仮面ライダー』
『テレビランド』1978年10月号付録掲載の「仮面ライダー誕生!!」に登場[209]。テレビと違い、2号誕生前の敵で本郷の3体目の相手。
カミキリキッド
ギリザメス
第67話に登場。
声 - 八代駿 / スーツアクター - 大杉雄太郎[210][182]、瀬島達佳[182]
ノコギリザメをモチーフとする改造人間。金色のベルトを着用した初の強化怪人である[211][210]。口から炎を吐き、キック殺しという技でライダーキックの威力を相殺することができる。左手は刃物状になっている[注 28]。設定では鼻先はドリルであるとされる[211][210][212][213][182]。『仮面ライダー画報』ではアルプス支部所属と記述している[214]
ショッカー世界会議の情報を流して仮面ライダーをおびき出し抹殺するV作戦に従事する。アルプスでFBI捜査官のピエール・アンドレを殺害し、日本でアンドレの情報によりショッカーの指令書を奪取した立花藤兵衛を襲撃する。その後、仮面ライダー新1号と戦い、指令書を奪われる。
V作戦により要塞島に誘き出されアンドロガスを浴びた新1号に止めを刺そうとするが、ライダーきりもみシュートで倒される。
元々は死神博士の正体ノコギリザメスとして用意されていたが、藤岡弘の失踪に伴う内容の変更により死神博士との決着が先送りになったため通常の怪人として登場することとなった(#死神博士および仮面ライダー対じごく大使も参照)[215][216]。予告ではノコギリザメスと呼ばれている。
映画『仮面ライダー×スーパー戦隊×宇宙刑事 スーパーヒーロー大戦Z』
スペースショッカーのスペースイカデビル軍に所属する怪人として登場。
映画『平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊』
バダンの怪人として登場。
映画『スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号』
歴史改変により世界征服を実現したショッカーの怪人として登場。
イカデビル
第68話に登場。
ギラーコオロギ
第69話に登場。
声 - 八代駿 / スーツアクター - 石丸強志[217][182]
コオロギをモチーフとする改造人間。両手には突き刺した人間を操る死の爪を持ち、これに刺された人間は赤い爪が生えて他の人間を襲うようになり3日後に死亡する。額からは殺人音波を放つ。
死の爪の毒を蔓延させることを任務とする。本郷猛の先輩である小川信二を殺人音波で操り、小川が開催する自然科学研究所に集った子供たちを死の爪で襲う。ナオキとミツルの知らせを受けて自然科学研究所へやって来た仮面ライダー新1号と戦い、殺人音波で新1号を追い詰めるが、巻き添えを食った戦闘員が爆発した隙に逃げられる。
その後、地獄大使の命令により、小川を使って猛を吸収マットで囲まれた部屋に閉じ込め、殺人音波で殺害しようとするが、窓から脱出される。そして屋外で新1号と戦うが、殺人音波を当てることができず、新1号が投げた戦闘員の剣が額に刺さり悶え苦しんでいたところをライダーキックを食らい爆死する。
スーツは撮影途中で右目が破損している[218]
エレキボタル
第70話に登場。
声 - 市川治[219][220][注 29] / スーツアクター - 滑川広志[220][182]
ホタルをモチーフとする改造人間。体内に電気を貯めこんでおり、東京都の10日分の電気を充電されている。ホタルを操って人間に催眠術をかけるエレキ催眠や頭部の球体を投げつけるエレキファイヤーなどの技を用いる。多摩川の第3水門にアジトを構えている。
東京中の電気を奪って壊滅させることを任務とする。エレキ催眠でナオキを操り、本郷猛と滝和也を多摩川の第3水門に誘き出し2人を襲い、滝を負傷させるが逃走され、地獄大使から叱責を受ける。
次にナオキを操ってミツルとライダーガールズを捕らえて操り、アジトに潜入した猛や滝と戦わせる。操った5人が猛らに気絶させられると自ら仮面ライダー新1号と戦い、一時は優勢に立つものの、猛が立花藤兵衛に用意させていたワイヤーをアースにして電気を逃され、ライダー返しで倒される。
次回予告ではライダーガールズを襲うカットが追加されている[219]
アブゴメス
第71話に登場。
演(連絡員) - 佐藤京一[182] / 声 - 八代駿[221][注 30] / スーツアクター - 滑川広志[221][182]
アブをモチーフとする改造人間。口に毒針を持ち、両手からはロケット弾[211][221][222][223][注 31]を放つ。
メキシコ支部から来日し、有馬温泉に滞在中のノーベル賞候補である電気工学博士の木原博士をショッカーの協力者にし、電波撹乱装置で日本の通信電波を混乱させることを任務とする。メキシコから尾行してきたFBI捜査官のジョージを殺害するが、その現場を少女キャッシーに目撃され、滝和也と本郷猛が現れたため逃走する。その後、キャッシーを暗殺しようとした戦闘員を追う仮面ライダー新1号を襲い、戦闘員らが立花藤兵衛らを捕らえたことを告げる。
人間体で有馬温泉に到着すると木原博士に接触し誘拐する。その木原は猛の変装であったが既に正体を見抜いており、地獄大使が本物の木原を捕らえると移動中のロープウェイから猛を落とす。木原への脅迫として捕らえた滝や藤兵衛らを処刑しようとするが、無事であった新1号に妨害され、ライダーニーブロックで倒される。
モスキラス
第72話に登場。
演(怪僧) - 岩上瑛[225][182] / 声 - 八代駿 / スーツアクター - 滑川広志[225][182]
をモチーフとする改造人間。針のついた管状の口で人間の血液や体液を吸い尽くして白骨化させる。青岸渡寺の地下にアジトを構えており、那智滝の滝壺にも入り口が通じている。
南米支部から来日し、勝浦沖での海底基地建設に従事し、勝浦を訪れている立花藤兵衛一行を襲う。虫取りに向かうナオキとミツルを誘拐し、藤兵衛らを殺害しようとするが、仮面ライダー新2号に妨害され逃走する。那智滝へ追ってきた新2号を滝壺に落とすと、ライダーガールズを騙して捕らえる。アジトに現れた本郷猛と滝和也に対し人質の5人を盾に猛から体液を吸うが、既にアジトに潜入していた新2号に妨げられ、ダブルライダーを相手にするのは不利と見ると空を飛んで逃走する。しかし瀞峡の吊り橋で追い詰められ、新1号のライダーニードロップを受けた後、ライダーダブルキックで倒される。
準備稿での名称は怪人モスキートであった[225]。デザインは高橋章[226]
シオマネキング
第72話・第73話に登場。
声 - 沢りつお / スーツアクター - 佐藤巧[227][182]
シオマネキをモチーフとする改造人間。口から発火性の泡を吐く。左手はハサミになっている。
モスキラスの後を継ぎ、勝浦沖の海底基地建設に従事し、海底都市の専門家である坂井博士を誘拐する。坂井が協力を拒むと坂井の妻子を襲うが、滝和也に妨害され、続いて現れた本郷猛/仮面ライダー新1号と戦い、不利になって海中に逃走する。
その後、ホテルで再び坂井の妻子を襲い、助けに現れた滝もろとも捕らえる。地獄大使の命令により滝を殺害しようとするが新1号に妨害され、坂井一家も一文字隼人に救出される。そしてダブルライダーと戦い、新1号のライダー返しを受けた後、ライダーダブルキックを受けて泡を吐き炎上する。
一般公募により考案された怪人だが、採用されたのはカニの怪人というコンセプトのみでデザインやネーミングはスタッフによるものである[228][229][227][230]。造形デザインは高橋章[231]
『仮面ライダーV3』
第27話・第28話に登場。
デストロンにより再生されたショッカー怪人の1体。
スーツは『仮面ライダー』のものが使用されたが、ベルトは通常のものに変更された[42]
映画『仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー』
大ショッカーの怪人として登場。ディケイド・ディエンド・デンオウモモタロス)の「俺達の必殺技・ファイナルアタックバージョン」を受け倒された。
映画『オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー』
ショッカーの怪人として登場。1971年、毒トカゲ男と共に少年仮面ライダー隊を追い詰めるが、2号のライダーキックを受け倒された。
映画『平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊』
バダンの怪人として登場。
映画『スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号』
歴史改変により世界征服を実現したショッカーの怪人として登場する。
ゲーム『ロストヒーローズ』
ショッカー・キューブで登場。
映画『仮面ライダー1号』
声 - 関智一[195]
ショッカーの怪人として登場。
テレビ『動物戦隊ジュウオウジャー
声 - 関智一[232]
第7話にショッカーの怪人として登場。
巨大シオマネキング
ジュウオウジャーと仮面ライダーゴーストと戦うシオマネキングに興味を持ったジニスによってナリアからコンティニューメダルを投入され巨大化した。
シラキュラス
第74話に登場。
声 - 池水通洋 / スーツアクター - 滑川広志[233][182]
シラミをモチーフとする改造人間。左手の吸血針[234][182][235]で人間の血を吸い取り吸血人間として操る。口からは溶解泡[211][233][234][182]を吐く。
改造人間の手術に必要な血液を入手することを任務とする。病院を襲って看護婦を吸血人間にし、西東京血液銀行を襲撃して血液を奪う。科学陣が要望する子供の血を集めるため、吸血人間になった看護婦や警備員に団地で菓子を配らせ、集まった子供たちから血を採取する。少年仮面ライダー隊員の放った伝書鳩から異変を察知した本郷猛と滝和也を団地で襲い、滝を毒に侵す。少年仮面ライダー隊が発見した血液輸送車を追って来た仮面ライダー新1号にアジトへ潜入され、対決するものの解毒剤を奪われ、科学者に溶解泡を誤射してしまう。最期はライダードロップキックを受けて泡を吐いて爆死する。
名前はシラミとドラキュラに由来する[233]。準備稿での名称はシラミギュラであった[233]
吸血人間[236][224][182]
第74話に登場。
シラキュラスによって血を吸われ操られた人間。目の周りに隈ができ、牙が生える。シラキュラスが襲った病院の看護婦・血液銀行の警備員・団地の子供たちなどが操られ、シラキュラスの作戦に従事したり本郷猛と滝和也を襲うなどする。シラキュラスが倒された後の動向は明らかになっていない。
バラランガ
第75話に登場。
演(バラ子) - 松沢のの[182] / 声 - 沼波輝枝 / スーツアクター - 滑川広志[237][182]
バラをモチーフとする改造人間。全身に生えたトゲには強力な麻薬成分があり、匂いを嗅いだだけでも人間を気絶させる効果がある。このトゲを投げつけたり、バラを突き刺すなどして人間を操る。バラ館をアジトとし、バラ子[注 32]という女性に変身して館の主人を名乗る。
地獄大使の罠で誘き寄せられた滝和也や少年仮面ライダー隊を操り、本郷猛を襲わせることを任務とする。滝を捕らえるとバラ館に運び込み、バラ子の姿で滝の前に現れて介抱したと偽る。怪しんで館を探る滝に正体を気付かれるが、バラを突き刺してアジトに捕らえる。そして、館にやって来た本郷猛/仮面ライダー新1号と戦うが、不利になり逃走する。
その後、アジトを監視していた少年仮面ライダー隊を操り、滝とともに少年仮面ライダー隊本部を襲わせるが、猛によって阻止され滝らの洗脳を解かれる。操られたままのふりをした滝をアジトに招き入れてしまい、大首領の指摘によって真相を知り、滝を殺害しようとするが新1号に妨げられる。最期はライダースクリューブロックで木に打ち付けられ、バラの姿になって火花を吹いて死亡する。
シードラゴン
第76話に登場。
声 - 村越伊知郎 / スーツアクター - 滑川広志[239][182]
タツノオトシゴをモチーフとする改造人間。左腕と鳴き声の異なるI世・II世・III世の3体が登場する。
右手は触手が2本生えており、1万2千ボルト[240][239][241][242][182]の電流が流れている。
駄菓子屋で売られている怪獣のカンヅメモンスターから成長し、子供たちを襲う。
スーツは1体のみで、左腕を差し替えている[239]
缶詰から成長するアイデアは、当時流行していたシーモンキーに由来する[239]。準備稿ではザリガニアンというザリガニの怪人であった[239]
3体いるにもかかわらず、あまりにあっけなく倒されたため、児童誌における架空のインタビュー記事で「一番弱いと思った怪人」を尋ねられた本郷猛は、シードラゴンの名を挙げていた[243]
シードラゴンI世
ナオキの買ったカンヅメモンスターが成長。左手はハサミ状になっている[244][239][241][242][182]。鳴き声は「イーチ」[244][245]
夜中にナオキを襲った後、工事現場で作業員を殺害する。駄菓子屋を調査する本郷猛に同行していたナオキを捕らえ人質にするが、仮面ライダー新1号に足が弱点であることを見ぬかれ、廃マンションから落とされて炎上する。
シードラゴンII世
ミツルの買ったカンヅメモンスターが成長。左手は付け根の両脇からトゲが生えたスパイク状になっている[239][241][242][182][注 33]。鳴き声は「ニーイ[245]」「ニィーチ[244][239]」。
I世が倒された後、弱点の足を改良される。溺れる人間に化けて助けに来た猛を水中に引きずり込み、アジトへ連れ帰る。しかし、猛はアジトに潜入するために気絶したふりをしており、アジト内で新1号と戦い、改造手術用の電気ドリルで体に穴を開けられ倒される。
シードラゴンIII世
劇中では明言されないが、チョコが買ったカンヅメモンスターが成長したものとされる[239]。左手は刺又になっている[239][241][242][注 34]。鳴き声は「サーン[245]」「ターツッ[244][239]」。
II世が倒された後に地獄大使に呼び出され新1号と戦う。ライダーパンチで貯水池に落とされ、爆死する。
すがやみつる版漫画『仮面ライダー』
ショッカーの残党として「シードラゴン4世」と「シードラゴン5世」が同時に登場[246]。クラゲウルフが、仮面ライダーの弱点を見極めるのに利用される。
イモリゲス
第77話に登場。
声 - 山下啓介 / スーツアクター - 滑川広志[247][182]
イモリをモチーフとする改造人間。長い舌を巻きつけて、高熱で人間を溶かす。また体を赤い液体に変化させて住居に進入する能力も持つ。
伊香保温泉にある牧場の地下に飛行場を建設することを任務とし、作業用の奴隷にするため近隣で男性を誘拐している。伊香保の少年仮面ライダー隊員・透からの連絡を受けて調査にやって来た滝和也と少年仮面ライダー隊を襲い、助けに現れた仮面ライダー新1号を高熱の舌で苦しめるが、滝らの反撃に遭い、滝の下に落とされ逃走する。
その後、仮面ライダーの抹殺を誓うと透やその友人であるひとみとその姉を拉致し、本郷猛に地獄谷へ1人で来るよう要求する。地獄大使とともに地獄谷で猛を待ち構えるが、滝に人質を救出され、新1号と戦う。ライダーキックで崖下に落とされるも、液体化して川で新1号を奇襲しようとするが、舌を踏み潰され、ライダースクリューキックを受けて間を置いてから爆発・炎上する。
脚本での名称はイモリギャランであった[247]
『仮面ライダーV3』
第27話・第28話に登場。
デストロンにより再生されたショッカー怪人の1体。
スーツは『仮面ライダー』のものが使用されたが、ベルトは通常のものに変更された[42]
石川森彦版漫画『仮面ライダー』
『ディズニーランド』昭和47年12月号掲載分にイモリギャランの名称で登場。
ウニドグマ
第78話に登場。
声 - 辻村真人 / スーツアクター - 滑川広志[248][182]
ウニをモチーフとする改造人間。口から高熱火炎のドグマファイヤーを放つ。左手はトゲ状になっている。海辺のオオタケ村にアジトを構える。
占領したオオタケ村で、ウニドグマの卵を繁殖させることを任務とする。オオタケ村の住民を殺害し、戦闘員が墓場に卵を隠すところを目撃した邦夫を追おうとするが、地獄大使の命令により村の警備を優先するよう命じられる。戦闘員とともに殺害した邦夫の両親に化けて村を訪れた立花藤兵衛とヨッコを欺き、邦夫を捕らえて卵の養分にしようとするが、正体に感づいた藤兵衛により妨害される。
その後、戦闘員によって墓地に誘導された滝和也と藤兵衛らを捕らえ、卵の餌食にしようとするが、本郷猛に妨げられる。新1号と戦い、ライダーパンチに耐えるものの、ライダーきりもみシュートで倒される。
『仮面ライダーV3』
第27話・第28話に登場。
デストロンにより再生されたショッカー怪人の1体。
スーツは『仮面ライダー』のものが使用されたが、ベルトは通常のものに変更された[42]
ガラガランダ
第79話に登場。

劇場版の登場怪人

ザンジオー
カミキリキッド

その他の作品のショッカー怪人

初登場時点でショッカーの怪人とされた怪人(別作品のキャラクターが映画でのみショッカーの怪人と定義された例は含まない)。

放送当時の未登場怪人

ワニ男
石森章太郎による初期の検討用デザインで描かれた怪人[29][249]
『たのしい幼稚園』1972年4月号掲載の漫画版に登場し[249]、『たのしい幼稚園新案カード 仮面ライダー図鑑』でも紹介された[250][251]
ヒドラーゲン
第4クール初期用に書かれたNG脚本「怪人ヒドラーゲン」[252]に登場する怪人。たのしい幼稚園新案カード 仮面ライダー図鑑』で紹介された[250][251]。後年、小説『MASKED RIDER EDITION -仮面ライダー #99-』に登場した。
マクロファンガス
『たのしい幼稚園新案カード 仮面ライダー図鑑』で紹介された怪人[250][251]。後年、小説『MASKED RIDER EDITION -仮面ライダー #99-』に登場した。
サメおとこタコおとこ
『たのしい幼稚園新案カード 仮面ライダー図鑑』で紹介された怪人[250][251]
かっぱおとこバッファローおとこきくおんなファイアマンくじゃくおんな
『たのしい幼稚園新案カード 図鑑ぼくらの仮面ライダー』で紹介された怪人[250][251]
いっかくじゅうおとこ
『たのしい幼稚園新案カード 図鑑ぼくらの仮面ライダー』で紹介された怪人[169][173]ユニコルノスの原形となった怪人[253][169][173]

後年の映像作品

ウルトラマンVS仮面ライダー
ショッカー怪人だけでなく、怪獣も登場。
  • 毒サソリ男
仮面ライダー THE FIRST
仮面ライダー THE NEXT
仮面ライダーV3』のキャラクターに該当するキャラクターも所属。
オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー
  • ショッカーグリード
スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号
dビデオスペシャル 仮面ライダー4号

漫画作品

石ノ森章太郎による漫画作品
週刊ぼくらマガジン』及び『週刊少年マガジン』の怪人
  • くも男 (蜘蛛男)
  • うつぼ男
  • はち女
  • こうもり男 (蝙蝠男)
  • コブラ男 / 晴彦
  • へび姫メドウサ / 美代子
  • ショッカーライダー[注 35](12体)
  • カニ男(クラブマン)
  • 毒蛾男 / 千草
  • ジャガーマン[注 36]
  • イソギンチャク男
  • エビ男
  • ヤモゲラス[注 35]
  • モグラング[注 35]
  • ドクガンダー(成虫)[注 35]
  • ナメクジラ[注 35]
  • プラノドン[注 35]
  • ハエ男[注 35]
  • オオカミ男[注 35]
  • ケンタウロス[注 35]
  • 吸血人間[注 35] / ヒロミ
『キミは仮面ライダーをみたか?!』の怪人
  • 怪人A(クモ男)
  • カマキリ女
  • コウモリ男
たのしい幼稚園』分の怪人
  • くもおとこ
  • こうもりおとこ
  • へびおとこ
  • うしおとこ
  • デビルエイ
  • かにおとこ
  • モゲラマン
  • ディプロカウルス
  • マンドリラー
ディズニーランド』分の怪人
  • エイキング
絵コンテ漫画『仮面ライダー』の怪人
石川森彦の漫画作品
基本的にはテレビシリーズに近い設定となっている。クワガッタースカラベなどのオリジナル怪人も登場
『たのしい幼稚園』分の怪人
  • わにおとこ - 「たのしい幼稚園」昭和47年4月号掲載分に登場。
  • ドブネズラー - 「たのしい幼稚園」昭和47年5月号掲載分に登場。
  • ダイガー - 「たのしい幼稚園」昭和47年6月号掲載分に登場
  • タガメマン - 「たのしい幼稚園」昭和47年8月号掲載分に登場。
  • スカラベ - 「たのしい幼稚園」昭和47年9月号掲載分に登場。
  • しかおとこ - 「たのしい幼稚園」昭和47年10月号掲載分に登場。
  • バラランガ - 「たのしい幼稚園」昭和47年11月号掲載分に登場。
『別冊たのしい幼稚園』分の怪人
  • シーラカンス - 「別冊たのしい幼稚園」昭和47年9月号掲載分に登場。
『ディズニーランド』分の怪人
  • クワガッター - 「ディズニーランド」昭和47年7月号掲載分に登場。
  • サイギャング - 「ディズニーランド」昭和47年9月号掲載分に登場。
  • ギラーコオロギ - 「ディズニーランド」昭和47年10月号掲載分に登場。
  • アブゴメス - 「ディズニーランド」昭和47年11月号掲載分に登場。
  • イモリギャラン - 「ディズニーランド」昭和47年12月号掲載分に登場。
すがやみつるの漫画作品
『テレビマガジン』分の怪人
  • アリカバリ - 「テレビマガジン」昭和46年12月号掲載分に登場。
  • エイキング - 「テレビマガジン」昭和47年1月号掲載分に登場。
  • トドギラー - 「テレビマガジン」昭和47年2月号掲載分に登場。
  • イソギンチャック - 「テレビマガジン」昭和47年3月号掲載分に登場。
  • カメストーン - 「テレビマガジン」昭和47年4月号掲載分に登場。
  • ギリーラ - 「テレビマガジン」昭和47年5月号掲載分に登場。
  • うみへび男 - 「テレビマガジン」昭和47年6月号掲載分に登場。
  • カブトロング - 「テレビマガジン」昭和47年7月号掲載分に登場。
  • セミミンガ - 「テレビマガジン」昭和47年8月号掲載分に登場。
  • カミキリキッド -「テレビマガジン」昭和47年9月号掲載分に登場。
  • エレキボタル - 「テレビマガジン」昭和47年10月号掲載分に登場。
『冒険王』分の怪人
  • フクロウ男 - 「冒険王」昭和47年6月号掲載分に登場。
  • カブトロング - 「冒険王」昭和47年7月号掲載分に登場。
  • セミミンガー - 「冒険王」昭和47年8月号付録掲載分に登場。
  • イカデビル - 「冒険王」昭和47年9月号掲載分に登場。
  • カミキリキッド - 「冒険王」昭和47年夏休み特大号掲載分に登場。
『別冊冒険王』分の怪人
  • テンペスト - 「別冊冒険王」昭和47年夏季号掲載分に登場。
細井雄二の漫画作品
おともだち』分の怪人
  • アブゴメス - 「おともだち」1973年1月号に登場。
山田ゴロの漫画作品
テレビランド版
  • くも男 - 『テレビランド』1978年10月号付録掲載の「仮面ライダー誕生!!」に登場[254]
  • こうもり男 - 『テレビランド』1978年10月号付録掲載の「仮面ライダー誕生!!」に登場[255]
  • カブトロング - 『テレビランド』1978年10月号付録掲載の「仮面ライダー誕生!!」に登場[256]
  • ゲバコンドル - 『テレビランド』1978年11月号掲載の「戦えWライダー!!」に登場[257]
仮面ライダーSPIRITS』『新 仮面ライダーSPIRITS』
大コウモリ怪人 / ペトレスク神父
『仮面ライダーSPIRITS』第1話に登場。ショッカーの残党。
大コウモリ怪人による吸血人間
『仮面ライダーSPIRITS』第1話に登場。
ペトレスク神父(大コウモリ怪人)が教会の中で増やしていた吸血人間。スパイクなどが被害に遭った。
第二期強化改造人間
『新 仮面ライダーSPIRITS』第1話から始まる過去編に登場。ショッカーが作り出したショッカーライダー。

小説作品

仮面ライダー1971-1973
  • 石渡昭 / 「蟷螂男」
  • 「蜘蛛男」
  • 「蝙蝠男」
  • 「人間カメレオン」
  • 「蜂女」
  • 里村新一 / 「モスキート」
  • 「カミキリ男」
  • 「ミミズ男」
  • 「コンドル男」
G素体
  • 浜岡正午 / 蟹=蝙蝠複合体
Dチーム
  • 「蟹男」
  • 「蛇男」
  • 「象亀男」
  • 「蝎男」
  • 「毒蜘蛛男」
  • 「蜥蜴男」
  • 「モグラ男」
  • 「サイ男」
仮面ライダーEVE-MASKED RIDER GAIA-
漫画版『仮面ライダー』の続編。ビッグマシンは、漫画版から引き続き登場。
  • 門脇 純一郎 / ジェイド
  • カメレオン怪人
  • ネコ怪人
  • 蜻蛉の少年
  • ビッグマシン
  • カマキリ怪人
  • クモ怪人
  • コウモリ怪人
  • ワニ怪人
  • オオワシ怪人
  • カニ怪人

舞台作品

『仮面ライダー 戦闘員日記』『仮面ライダー 戦闘員日記2』
テレビシリーズと同名の個体も登場するが、同じ個体かは不明のため、こちらに記載する。
  • クモ男 - 『戦闘員日記』に登場。
  • サソリ男 - 『戦闘員日記』に登場。
  • ハチ女 - 『戦闘員日記』『戦闘員日記2』の両方に登場。
  • イカデビル - 『戦闘員日記2』に登場。

脚注

注釈

  1. ^ 劇中設定でのエジプタスは「火を吐く怪人」だった。4000年前の改造人間を蘇らせたものと解釈する文献もある[5]
  2. ^ これは伝説上の生物や無機物からも怪人を開発できる死神博士の技術の高さとして解釈されているが[6]、実際には「怪人のモチーフになりそうな動植物のネタが尽きてきたから」と阿部征司が述べている[7]
  3. ^ 第55話のゴキブリ男。
  4. ^ デザインはチャンピオンベルトをイメージしている[8]
  5. ^ 映画『仮面ライダー対じごく大使』のエイキングなど。
  6. ^ 田口勝彦の証言によると、せっかちな性格の山田稔が、怪人の死体が溶解してゆくテンポの悪さを嫌って、倒されると爆発するという演出を発案したという[10]
  7. ^ 第17話のピラザウルス、第84話のイソギンジャガー、第88話のネコヤモリ、第96話のサボテンバットなど。
  8. ^ 『仮面ライダー画報』では毒矢と記述している[26]
  9. ^ 劇中ではルリ子を拐った目的は明確になっていないが、書籍によっては本郷をおびき寄せるためであったと記述している[26][24]
  10. ^ a b 石森プロ制作の『資料・仮面ライダー』ではライダーキックで倒されたと記されており、放送当時の書籍などではこれに準じている[15]
  11. ^ オープニングクレジットでは声の出演として表記されている。資料によっては声の出演を梶哲也[49][24]や水島晋[50]と記述している。
  12. ^ 石森プロ制作の『資料・仮面ライダー』では8の字キックで倒されたと記されており、放送当時の書籍などではこれに準じている[15]
  13. ^ フェンシングのシーンを担当した[59]
  14. ^ 書籍によっては粉と記述している[75][61][24]
  15. ^ 『KODANSHA Official File Magazine 仮面ライダー Vol.1 仮面ライダー1号』ではサボテン型の剣と記述している[61]
  16. ^ 書籍によってミサイル[85][82]ロケット弾[81]・銃[84]と記述しているものがある。
  17. ^ 劇中の看板や第17話の予告ナレーションではサターンマスクとなっている。
  18. ^ 資料によってはミサイルと記述している[61][81]
  19. ^ 書籍によってミサイル[99][61][101][81]・ロケット弾[102]・爪をミサイルのように放つ[100][103]など記述が異なっている
  20. ^ 設定では背中に生えた足から発しているとされる[113][112][81]
  21. ^ 資料によって、槍[113][81]・シャベル[115]・短剣[116]・刀[117]と記述している。
  22. ^ 脚本では、空中から加速度をつけたライダーキックで倒されるという展開であった[118]
  23. ^ 脚本では陰花植物と記述している[93]
  24. ^ 劇中では2号が何を行ったか説明はなく、『仮面ライダー大研究』では2号が放電攻撃を吸収した[141]、『仮面ライダー怪人列伝』ではエイキングが電気を使い果たした[139]、『仮面ライダー超辞典』では2号が逆放電を使用した[140]、『日経エンタテインメント 仮面ライダー1号2号Special』では2号がかわした[142]、など資料により記述が異なる。
  25. ^ 資料により、煙[170]・泡[171](化石化泡[172])・毒液[169]・化石液[173]・霧[81]など表現が異なる。
  26. ^ 『仮面ライダー超辞典』では槍と記述している[178]
  27. ^ 資料によっては毒針と記述している[170][189]
  28. ^ 資料によりヒレ[210]・ナイフ[212]・カッター[182]など記述が異なる。
  29. ^ オープニングクレジットでは峰恵研と表記している。
  30. ^ オープニングクレジットでは市川治と表記している。
  31. ^ 『仮面ライダー画報』ではミサイルと記述している[224]
  32. ^ 名前は劇中では呼ばれず、シナリオに記載されている[238]
  33. ^ 資料によってはトゲと記述している[240]
  34. ^ 資料によっては三叉のハサミ[240]や三つ又状の槍[182]と記述している。
  35. ^ a b c d e f g h i j 作中で名前は呼ばれないため、便宜上の仮名称。ヤモゲラス・モグラング・ドクガンダー(成虫)・ナメクジラ・プラノドン・ハエ男はテレビシリーズと同じ姿をしているが、同一の能力かは不明。
  36. ^ テレビシリーズのジャガーマンとは容姿が異なる。
  37. ^ 読みは「かいじんエックス-オーファイブ」

出典

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  256. ^ 徳間書店文庫「仮面ライダー」1巻(「仮面ライダー誕生!!」1号・2号・V3・ライダーマン編) 原作・石ノ森章太郎 まんが・山田ゴロ ISBN 978-4-19-780501-3の049ページから登場。名前が登場するのは、050ページから。
  257. ^ 徳間書店文庫「仮面ライダー」1巻(「仮面ライダー誕生!!」1号・2号・V3・ライダーマン編) 原作・石ノ森章太郎 まんが・山田ゴロ ISBN 978-4-19-780501-3の088ページに名前とシルエットが登場。姿が登場するのは089ページから。

参考資料

特撮全般書籍
  • 全怪獣怪人』 下巻、勁文社、1990年11月30日。ISBN 4-7669-1209-8。C0676。 
  • 怪獣VOW
    • 『怪獣VOW』監修 怪獣VOWプロジェクト、宝島社、1994年11月15日。ISBN 4-7966-0880-X 
    • 『帰ってきた怪獣VOW』監修 怪獣VOWプロジェクト、宝島社、1995年8月15日。ISBN 4-7966-0981-4 
  • 『宇宙船SPECIAL ’70年代特撮ヒーロー全集』監修 金田益実、朝日ソノラマ、1998年5月30日。ISBN 4-257-03533-1 
雑誌
  • 宇宙船朝日ソノラマ
    • 「天本英世インタビュー」『宇宙船』Vol.21、1984年12月1日、38 - 39頁。 
    • 平山亨「わがショッカーよ永遠なれ!」『宇宙船』Vol.30、1986年6月1日、29 - 33頁。 
  • 『KODANSHA Official File Magazine 仮面ライダー』講談社。
  • 『仮面ライダーマガジン』講談社
    • 「テレビマガジンクラシックス 完全復刻『本郷猛のなぞとひみつ100』」『仮面ライダーマガジン』Spring '09、2009年4月27日、41 - 56頁、ISBN 978-4-06-379345-1 
    • 「テレビマガジンクラシックス 完全復刻『ショッカー100のひみつ』」『仮面ライダーマガジン』Summer '09、2009年8月8日、41 - 56頁、ISBN 978-4-06-379365-9 
  • 『週刊 仮面ライダー オフィシャルパーフェクトファイル』デアゴスティーニ・ジャパン
    • 『週刊 仮面ライダー オフィシャルパーフェクトファイル』1号、2014年10月21日。 
    • 「怪人図鑑 ブラック将軍」『週刊 仮面ライダー オフィシャルパーフェクトファイル』15号、2015年1月17日、SHEET 83-A。 
  • 『東映ヒーローMAX』VOLUME 53(2016 WINTER)、辰巳出版、2016年3月10日、ISBN 978-4-7778-1651-4、雑誌コード:66117-07。