韮沢靖

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韮沢 靖(にらさわ やすし、1963年8月26日 - )は、造型師、キャラクターデザイナー、イラストレーター新潟県栃尾市(現長岡市)出身。中越高等学校卒業。血液型はO型。

経歴[編集]

小林誠のアシスタントを経て、1987年に雑誌『HOBBY JAPAN EXTRA』に小林デザインのマラサイをキット改造で製作しデビュー。フィギュアの原型を雑誌に掲載、映画では『ゴジラ FINAL WARS』などにキャラクターデザイナーとして参加。

特撮作品には2004年、前年の『仮面ライダー555』のクリーチャーデザインを担当していた篠原保の紹介により『仮面ライダー剣』のクリーチャーデザイン(アンデッドデザイン)で初参加。そのデザインを高く評価され、2006年にアンデッドデザイン画集「UNDEAD GREEN BLOOD」発売に至った。また東映プロデューサー・白倉伸一郎にもそのデザインを評価され、2006年の『仮面ライダーカブト』、2007年の『仮面ライダー電王』のクリーチャーデザインを担当した。2009年には『劇場版 超・仮面ライダー電王&ディケイド NEOジェネレーションズ 鬼ヶ島の戦艦』に登場する、悪役の仮面ライダー「ゴルドラ」「シルバラ」のデザインを手掛ける。

プロデュースした『Bitch's Life』という画集には弐瓶勉も参加した。

画風[編集]

主に頭蓋骨など、骨を取り入れたデザインやマーク、アシンメトリー(左右非対称)を好む。また、人型のクリーチャーには、歯を食い縛った表情をさせることが多い。

『仮面ライダー』関連のクリーチャーデザインにおいては、自身が熱烈な『仮面ライダー』ファンである事もあり、過去作(特に、幼少期に接した昭和ライダー)のライダーや怪人のデザインを取り入れる場合がある[1]。また各作品ごとに共通のデザインテーマを決めている[2]

逸話[編集]

  • 『電王』で主人公に憑依するイマジン達について、書籍で「怪人として怖そうにデザインしたのに、彼らにキャラクターとして人気が出た上に、『可愛い』と言われるとは想像もしておらず、驚いています」とコメントしている。
  • S.I.C.のVOL.13仮面ライダークウガとソフビ人形を使用した改造法の生みの親であり、『月刊ホビージャパン』2002年6月号に改造法のやり方が掲載され、アナザーアギトのソフビなど合計7体を可動化させた。そのときに「木野さんかっこいい」と『仮面ライダーアギト』を見ている発言をしている。
  • 2005年版『妖怪大戦争』のクリーチャーデザインを行った際、機怪だけでなく1968年版に登場したダイモンのリメイクデザインも書き上げている。
  • 真・女神転生Ⅳの悪魔デザインを手がけた際に「やはりメガテンという伝統あるタイトルですからね。僕なりに新たな悪魔を打ち出すのはもちろん、メガテンらしさから逸脱しないよう気をつけました。」と発言しておきながら画期的なデザインを行いメガテンファンに衝撃を与えた。

映像作品[編集]

漫画[編集]

小説の表紙・挿絵[編集]

  • 『竜太と青い薔薇・上』(松原秀行
  • 『竜太と青い薔薇・下』(松原秀行)
  • 『竜太と灰の女王・上』(松原秀行)
  • 『竜太と灰の女王・下』(松原秀行)

画集[編集]

  • 1989年『FANTASTIC CREATURE WORLD』(大日本絵画刊)
  • 1992年『CREATURE CORE』(立体作品集)(ホビージャパン社刊)
  • 1998年『NIRA WORKS 立体作品集 ニラ・ワークス』(ホビージャパン社刊)
  • 1998年『NIRAGRAM 韮沢靖作品集 ニラグラム』(メディアファクトリー社刊)
  • 2000年『CHAMELON 韮沢靖作品集 カメレオン』(グラフィック社刊)
  • 2001年『Bitch's Life Illustration File』(グラフィック社刊)
  • 2002年『DEVILMAN THE LIST』(立体作品集)(グラフィック社刊)
仮面ライダー関連

ゲーム[編集]

  • 1991年(メガドライブ)『ビーストウォーリアーズ』(モンスターデザイン)
  • 1993年(メガドライブ)『A-RANKサンダー 誕生編』(クリーチャーデザイン)
  • 1995年(SFC)『魔天伝説~戦慄のオーパーツ~』(クリーチャーデザイン)
  • 1996年(セガサターン)『エネミー・ゼロ』(クリーチャーデザイン)
  • 1997年(セガサターン)『龍的五千年 DRAGONS OF CHINA』(クリーチャーデザイン)
  • 1998年(セガサターン)『DEEP FEAR』(キャラクター、クリーチャーデザイン)
  • 1999年(PS)『倫敦精霊探偵団』(精霊デザイン)
  • 2001年(PS)『ボルフォス』(デザイン全般)
  • 2006年(XBOX 360)『BULLET WITCH バレットウイッチ』(ドラゴンバッツデザイン)
  • 2008年(PS2)『POISON PINK』(魔神デザイン)
  • 2012年(iPhone, Android)『DARK SUMMONER』(モンスターデザイン)
  • 2013年(ニンテンドー3DS)『真・女神転生IV』新規悪魔デザイン[3]

脚注[編集]

  1. ^ 仮面ライダー剣』に登場するイーグルアンデッド(モチーフ)には、『仮面ライダー』のショッカー首領のシンボルマークである「翼を広げた鷲」のマークを腕につけている。
  2. ^ 『仮面ライダー剣』のアンデッドは「鋲」「レザー」、『仮面ライダーカブト』のワームは「(人間を殺害・擬態することから)ドクロマーク」、『仮面ライダー電王』のイマジンは「服を着ているようなデザイン」「名前やモチーフに関連した文字」など。
  3. ^ ケンタウロス、メデューサ、アスモデウス、ミチザネ、ルシファー、マサカド。『真・女神転生Ⅳ 公式設定画集』156-162pより。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]