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八奈見乗児

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

やなみ じょうじ
八奈見 乗児
プロフィール
本名 白土 繁満
(しらと しげみつ)[1][2][3]
愛称 八奈見ちゃん[4]
性別 男性
出生地 中華民国の旗 中華民国 遼寧省撫順市[5][6]
出身地 日本の旗 日本東京都[7]
生年月日 (1931-08-30) 1931年8月30日
没年月日 (2021-12-03) 2021年12月3日(90歳没)
血液型 A型[8][9]
職業 声優俳優ナレーター[10]
事務所 青二プロダクション(最終所属)[7]
配偶者 あり[6]
公式サイト 八奈見 乗児|青二プロダクション
公称サイズ([11]時点)[12]
身長 / 体重 165 cm / 62 kg
活動
活動期間 1960年代 - 2015年
声優テンプレート | プロジェクト | カテゴリ

八奈見 乗児(やなみ じょうじ、1931年昭和6年〉8月30日[6][13] - 2021年令和3年〉12月3日)は、日本声優俳優ナレーター[10]満洲生まれ、福岡県飯塚市福岡市育ち[6]青二プロダクション所属[7]。既婚。

来歴

生い立ち

満洲撫順で生まれ、13歳の頃福岡県に引き上げる[5]。当時は八奈見にとっては、中国こそが生まれ故郷であり、日本は異国でしかなかったことから日本に帰ることを拒んでいた[6]。その時に「一人になっても中国にとどまりたい」と駄駄をこねていたが、そんな願いはかなえられず、引き揚げ船の甲板から、生まれ育った満州に「もう再び、満州に戻って来れる日はないだろう……さようなら、ぼくのふるさと……」と別れを告げたという[6]。父の故郷の福岡県飯塚市で暮らし、福岡県立嘉穂中学校(現:福岡県立嘉穂高等学校・附属中学校)に中学2年の時に編入[6]。長いこと学業から遠ざかっていたため、級友との学力差が激しく、成績は惨たんたるものだった[6]。一時はクラスのドンジリまで落ち、学校に行くのがいやになってしまった[6]。しかし落ちこぼれにはならず、自ら叱咤し、怠惰になりがちな心と戦った[6]。みるみる学力は回復、級友たちをグングン抜いて、わずか半年後にはトップクラスにおどり出て、クラス副委員長に推されるほどになったという[6]。その後、一家は福岡県福岡市に移住し、中学校転校後、小さい頃から運動、野球が好きで野球部に所属していた[6]福岡県立修猷館高等学校卒業後[14][15]、野球が取り持つ縁で、日本通運飯塚支店に入社してノンプロ野球の選手として野球をしていた[6]。将来への不安を感じてジャーナリストになることを決めて入社1年で上京[6]明治大学を受験して合格して進学したが、寂寥感に捉われ、電車の窓から見ていた音楽舞踊学校の看板に心を奪われ、訪ねて入学し、歌、踊りの稽古をしていた[6]。しかし両親達に知らされて叱責されたうえ、連れ戻されてしまう[6]。その後の博多での生活は、人生でドン底時代であり、生きる目標がなく、毎日がウッウッとして、何をしても楽しくなかった[6]日本軍の占領下の中国人がよく口にしていた「没法子(もうだめだ)」の心境だったという[6]

キャリア

その後、声優を目指して九州RKB毎日放送劇団に所属[5][6]。九州時代の後輩に内海賢二がいる[16]。しかし「東京でなければ芝居はできない」と思い東京都へ移住[5]。その後、エイトプロダクション[6]俳協を経て青二プロダクションに所属する[5]

2001年からは『中居正広の金曜日のスマたちへ』のナレーションを務める。

2003年には声優歴40年を迎えた。

2005年には愛・地球博マスコットキャラクター「モリゾー」の声を担当した。2007年11月からキッズステーションで放映された『エレキング the Animation』では主人公のおいさん役を務めた。

2009年3月20日、赤塚不二夫藤子不二雄Aらとともに東京アニメアワード第5回功労賞を受賞している。

休業・死去

2015年9月25日、療養のため、休業を発表[17]。その後、2019年に戸田恵子は自身のブログで八奈見について、健康状態は良好であると共に仕事に関しては勇退していたことを明かしている[18]。休業以降も『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』に関しては飯島愛に関するVTRで例外的にナレーションを継続していた[19]2021年5月7日放送の同番組で青二プロダクション所属の声優が特集された際、出演は無かったものの、顔写真のパネルがスタジオに設置されると共に「金スマナレーター 今回は欠席」とのテロップが表示された。

2021年12月3日22時59分、死去[20][21]。90歳没。訃報は同月14日、青二プロダクションの公式サイトで発表された[22]

人物

声種は「渋く朴訥としたバリトン[23]。テレビ創生期から活動している。ユーモラスな演技は「八奈見節」と呼ばれ、独特の台詞回しで知られている(『巨人の星』の伴宙太、『タイムボカン』のグロッキーや『ヤッターマン』のボヤッキーなどに代表される「タイムボカンシリーズ」における三悪の発明家の男などが代表的)[24]。『ドラゴンボール』シリーズではナレーションと北の界王役を長年担当した[25]。博士から敵の大王まで、デブからヤセまで、シリアスからギャグまで演じていたキャラクターは多彩だった[9]。強いて言えば、ヤセたギャグ老人役で知られていた[9]

父は南満洲鉄道の職員、母は助産婦[6]。中学生になった頃、太平洋戦争は終局を迎えていたが、当時の満州はゆとりのある楽土で、八奈見は旅行好きであった[6]。その時は父が前述の通り、鉄道職員という関係もあったが、「やがて汽車旅行もできなくなる日もくるのではないか」といやな予感がしたことからヒマを見ては、旅に出かけていた[6]。その後、1945年8月、ソ連軍が国境を越え、押し寄せてきたという[6]。妻は同業者の女性[6]。上京後は新婚でアパートに住んでおり、当時、住むところがなかった内海賢二がアパートに転がり込んでいた[16]。また生前の内海は八奈見、柴田秀勝から受けた感謝を忘れなかったという[16]

エピソード

アドリブ

アドリブを考える際にはテスト、ラストテスト、本番で変えて出すほうであり、相手の台詞や突込みで変えて出しているという[5]

「タイムボカンシリーズ」では「ポチッとな」「ハァ〜イ、全国の女子高校生のみなしゃ〜ん」「今週の山場〜っ」「来週から『タイムガイコッツ』が始まるよ〜っ」「イケズ〜」などの台詞を数多く残したが、これらは、ほとんどがアドリブだった。スタッフも心得ていて、シリーズ中盤から後期になると八奈見の台詞部分の尺にわざと余裕を持たせてアドリブを入れやすいようにしていた[注 1]。ほかの番組でこれらの「タイムボカンシリーズ」からの引用がパロディとして登場することもある。田中真弓は八奈見がこれまで演じた役柄に関して、「八奈見さん以外に代わりの人はいない」とも評している[24]

森久保祥太郎は声優として駆け出しのころ、八奈見と共演したとき、「何十歳も年上なのに凄く楽しそうにする」「この仕事は本当に奥が深いんだな」と思ったと語る[26]

役柄など

『巨人の星』の伴宙太のオファーが来た際、外国映画で老け役を演じることが多かったため、「10代の役はできない」と一度断ったが、「そのままでやってください」と受けることになったという[5]。その後が大変で、高校生らしく、若々しく演じることが苦しみの連続であり、八奈見にとって、終生忘れられなかった作品となってしまったという[6]

インタビューにおいて「『マジンガー』の弓博士は知的キャラクターだった為か収録に苦労した」と語っていた。

タイムボカンシリーズ』にて「自分は3枚目になってしまった」とも語っている[5]

リリー・フランキー原作のアニメ『おでんくん』でだいこん先生役を放送開始の2005年から2009年の最終回まで演じたが、2013年の新作『がんばれ!おでんくん』では八奈見ではなくふくまつ進紗がだいこん先生を演じている。

ドラゴンボール』シリーズのナレーション、北の界王役は演出家からの指名で決まった。ナレーションは最初はモノローグ調だったが普通のナレーションの方が面白いと考え声の調子を押さえ気味にしていった。北の界王役は当初は変人と解釈して演じていたが、途中からシリアスな面も見せ始め双方をいかに演じ分けるか考えたという。また、そんな彼を愛らしく楽しく演じられたという[25]

この他バビディ役やブリーフ博士役なども担当しているが、バビディは嫌いなタイプのキャラクターだったと公言している[27]

ドラゴンボール改』の魔人ブウ編を境に、バビディやブリーフ博士といった一部の役を降板し、以降はナレーションと北の界王役に専念していた(バビディ役は島田敏、ブリーフ博士役は田中亮一に交代)。その後、療養に伴う休業に入り、『ドラゴンボール超』を降板しており、12話より龍田直樹に交代している[28]

その他

顔出しでテレビなどに出演することはほとんどなく、2009年3月に公開された実写版『ヤッターマン』でも、他の三悪を担当した声優(小原乃梨子たてかべ和也)が「どくろ鮨」で騙される客役で出演しているが、八奈見は出演していない[注 2]。『大胆MAP』(テレビ朝日)では顔出しNG、『プロキング』(フジテレビ)では写真のみ公開、『スタア追悼2011 天国への☆ラブレター』(日本テレビ、2011年12月16日放映)では顔出しNGで声だけの出演だった。

母校である修猷館高校出身者の群像が綴られた『修猷山脈』(西日本新聞社編、1971年)のなかで、芸能界において同校出身者がほとんど見当たらないことに対し、「あんなゴッツイ学校から芸能人が出るわけないよ。ぼくなんか不肖のセガレですよ」と苦笑いしたことが記されている[15]

特技はゴルフ[29]

後任

八奈見の高齢に伴う降板および死後、持ち役・ナレーションを引き継いだ人物は以下の通り。それ以外にも、八奈見の体調不良時にボヤッキー役を同キャラクターのものまねの第一人者である河村和範が臨時で演じたことがある[30]

後任 役名 概要作品 後任の初担当作品
島田敏 バビディ ドラゴンボールシリーズ」 ドラゴンボール改』第107話
田中亮一 ブリーフ博士 『ドラゴンボール改』第123話
龍田直樹 ナレーション ドラゴンボール超』第12話[31]
北の界王 『ドラゴンボール超』第14話[注 3][31]
国王 『ドラゴンボール ザ ブレイカーズ』
刀々斎 犬夜叉 半妖の夜叉姫
掛川裕彦 ナレーション 中居正広の金曜日のスマイルたちへ 『金スマ波瀾万丈』[注 4]
飯塚昭三 マンデマス 最後の猿の惑星』フジテレビ版 WOWOW版追加収録部分
平田広明 [注 5] 三悪の発明家の男 タイムボカンシリーズ CRヤッターマン[注 6]
梅津秀行 ハカセ サルゲッチュ』ゲーム版 プレイステーション オールスター・バトルロイヤル[注 7]
こねり翔 フィルモア カーズ カーズ/クロスロード[32]
市川猿之助 ガン・フォール ONE PIECE ONE PIECE エピソードオブ空島
佐藤正治 第967話
浦山迅 アイラ ロマンシング・ストーン 秘宝の谷』テレビ朝日版 WOWOW版追加収録部分
岩崎ひろし ブードル 『ONE PIECE』 ONE PIECE(テレビドラマ版)

出演

太字はメインキャラクター。

テレビアニメ

1963年
1965年
1966年
1967年
1968年
1969年
1970年
1971年
1972年
1973年
1974年
1975年
1976年
1977年
1978年
1979年
1980年
1981年
1982年
1983年
1984年
1985年
1986年
1987年
1988年
1989年
1990年
1991年
1992年
1993年
1994年
1995年
1996年
1997年
1998年
1999年
2000年
2001年
2003年
2004年
2005年
2006年
2007年
2008年
2009年
2010年
2011年
2012年
2013年
2015年

劇場アニメ

1966年
1967年
1969年
1970年
  • 巨人の星 大リーグボール(伴宙太[107]
  • 巨人の星 宿命の対決(伴宙太[108]
1971年
1972年
1973年
1974年
1975年
1976年
1977年
1978年
1979年
1980年
1981年
1982年
1983年
1984年
1985年
1986年
1987年
1988年
1989年
1990年
1991年
1992年
1993年
1994年
1995年
1996年
1997年
1998年
2001年
2002年
2003年
2005年
2008年
2009年
2013年

OVA

1984年
1985年
1986年
1987年
1988年
1989年
1991年
1992年
1993年
1996年
1999年
2000年
2001年
2002年
  • 魔法のスターマジカルエミ 雲光る(中森洋輔)
2006年
2008年
2010年
2011年

ゲーム

1988年
1992年
1993年
  • 慶応遊撃隊(Dr.ポン)
1994年
1995年
1996年
1997年
1998年
1999年
2000年
2001年
2002年
2003年
2004年
2005年
2006年
2007年
2008年
2009年
2010年
2011年
2013年
2015年

吹き替え

映画

ドラマ

アニメ

人形劇

テレビドラマ

特撮

1971年
1972年
1973年
  • ロボット刑事(ワッカマンの声、ドクガスマンの声、ガトリングマンの声)
1974年
1975年
1976年
1977年
1984年

ラジオ

ドラマCD

デジタルコミック

CD

  • ゲゲゲの鬼太郎 テーマ曲集「燃えろ!鬼太郎」
    • 「一反もめんが空をいく」(一反もめん)
  • ゲゲゲの鬼太郎(第5作)音楽CD
    • 「おいどん てんがらもん」(一反もめん)
    • 「ゲゲゲの鬼太郎・妖怪パラパラ」(一反もめん)
  • タイムボカン名曲大全
  • タイムボカン王道復古 特訓満漢
  • 天才ドロンボー'08(シングルCD、ドロンボー名義)
  • ドロンボー伝説'08(アルバムCD、ドロンボー名義)
  • Vジャンプラネット 史上最大の歌合戦(エノモト)

ナレーション

CM

その他コンテンツ

関連項目

脚注

注釈

  1. ^ 似たような逸話が同じくアドリブの鬼として知られる千葉繁にもある。
  2. ^ 代わりにアニメ版総監督の笹川ひろしが出演した。
  3. ^ 第12話は過去の収録音声を流用して対応。該当話から龍田が演じることになった。
  4. ^ 元々同番組では1コーナーである「金スマ波瀾万丈」のみの担当だったが、八奈見の降板後は番組全般のナレーターを担当。
  5. ^ デジモンアドベンチャー』では八奈見が演じていたゲンナイの青年期を担当。その続編である『デジモンアドベンチャー tri.』では老人時の声も担当している。
  6. ^ 三悪の声優の高齢化や新たなシリーズの製作案が出た際、たてかべの死去による一斉降板に伴い、正式にシリーズを通じての2代目となった。
  7. ^ 梅津はテレビアニメ版でのハカセの声を担当していた。

シリーズ一覧

  1. ^ 『マジンカイザー』(2001年 - 2002年)、『死闘!暗黒大将軍』(2003年)
  2. ^ 『ガンバード』(1994年)、『ガンバード2』(1998年)、『ガンバード1&2』(2004年)
  3. ^ 『PCエンジン版』(1995年)、『セガサターン版』(1996年)
  4. ^ 『ボカンと一発!ドロンボー』(1996年)、『完璧版』(1997年)
  5. ^ F』(1997年)、『F完結編』(1998年)、『α』(2000年)、『α for Dreamcast』(2001年)
  6. ^ 『MX』(2004年)、『MX ポータブル』(2005年)
  7. ^ 『DS ビックリドッキリ大作戦だコロン』『DS 2 ビックリドッキリアニマル大冒険』(2008年)
  8. ^ 『レイジングブラスト』(2009年)、『レイジングブラスト2』(2010年)

出典

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  2. ^ 成美堂出版 編「男性篇」『声優名鑑』成美堂出版、1999年8月10日、669頁。ISBN 4-415-00878-X 
  3. ^ a b c 掛尾良夫 編「男性篇」『声優事典 第二版』キネマ旬報社、1996年3月30日、305頁。ISBN 4-87376-160-3 
  4. ^ 野沢雅子「第6章 素晴らしき声優仲間」『ボクは、声優。』オプトコミュニケーションズ、1995年11月19日、175-176頁。ISBN 4-07-217886-1 
  5. ^ a b c d e f g h 神谷 1993, pp. 275–289, 「八奈見乗児」.
  6. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z 「勝田久の日本声優列伝」『マイアニメ』1982年7月号、秋田書店、1982年6月、142-143頁。 
  7. ^ a b c 八奈見 乗児|株式会社青二プロダクション”. 2020年1月18日閲覧。
  8. ^ 『声優名鑑 アニメーションから洋画まで…』近代映画社、1985年、165頁。 
  9. ^ a b c 小川びい『こだわり声優事典'97』徳間書店〈ロマンアルバム〉、1997年3月10日、146-147頁。ISBN 4-19-720012-9 
  10. ^ a b 八奈見 乗児”. タレントデータバンク. 2019年1月18日閲覧。
  11. ^ 『日本タレント名鑑(2011年版)』VIPタイムズ社、2011年1月27日、385頁。ISBN 978-4-904674-02-4 
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  16. ^ a b c 勝田久『昭和声優列伝 テレビ草創期を声でささえた名優たち』駒草出版、2017年2月22日、302-304頁。ISBN 978-4-905447-77-1 
  17. ^ “界王さまの声優・八奈見乗児さんが療養のため「ドラゴンボール超」降板 復帰は今後の状況を鑑みて”. ねとらぼ. (2015年9月25日). https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1509/25/news138.html 2021年7月27日閲覧。 
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  19. ^ 江戸前ライダー (2021年4月26日). “『金スマ』声優SP、あのスーパーレジェンドも登場か?”. ATLAS. https://mnsatlas.com/?p=68908 2021年7月27日閲覧。 
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  27. ^ 「スペシャル座談会 プロジェクトZ 声の戦士大集合 素顔のZ戦士たち」『DRAGON BALL Z DVD BOX DRAGON BOX VOL.2付属解説書 Dragon Books』100頁。
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参考書籍

  • 神谷明「八奈見乗児」『みんな声優になりたかった 神谷明と25人の声優たち』主婦の友社、1993年12月、275-289頁。ISBN 978-4-072-14333-9 

外部リンク