銀座駅

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銀座駅
A9出入口(2006年11月)
ぎんざ
Ginza
(松屋・三越前*)
所在地 東京都中央区銀座四丁目1-2
所属事業者 東京地下鉄(東京メトロ)
電報略号 キン
駅構造 地下駅
ホーム 各1面2線(計3面6線)
乗降人員
-統計年度-
256,452人/日
-2009年-
開業年月日 1934年昭和9年)3月3日
乗入路線 3 路線
所属路線 G 銀座線
駅番号 G 09
キロ程 7.1 km(浅草起点)
G 08 新橋 (0.9 km)
(0.7 km) 京橋 G 10
所属路線 M 丸ノ内線
駅番号 M 16
キロ程 9.8 km(池袋起点)
M 15 霞ケ関 (1.0 km)
(1.1 km) 東京 M 17
所属路線 H 日比谷線
駅番号 H 08
キロ程 11.7 km(北千住起点)
H 07 日比谷 (0.4 km)
(0.4 km) 東銀座 H 09
備考 *銀座線・日比谷線のみ
テンプレートを表示
A5出入口サイン(2010年2月21日)
全ての座標を示した地図 - OSM
全座標を出力 - KML

銀座駅(ぎんざえき)は、東京都中央区銀座四丁目にある、東京地下鉄(東京メトロ)のである。駅番号は、銀座線がG 09、丸ノ内線がM 16、日比谷線がH 08

銀座線・日比谷線の車内放送では「松屋三越前」と案内される。

利用可能な鉄道路線

駅構造

中央通り(銀座通り・国道15号)の地下に銀座線ホーム(北緯35度40分16秒 東経139度45分53.5秒)、外堀通りの地下に丸ノ内線ホーム(北緯35度40分22.5秒 東経139度45分49.5秒)、晴海通りの地下に日比谷線ホーム(北緯35度40分19秒 東経139度45分50秒座標: 北緯35度40分19秒 東経139度45分50秒)がある。いずれも島式ホーム1面2線の構造である。

銀座線と丸ノ内線のホームは同一階層(地下2階)に、日比谷線のホームはそれらの1層下(地下3階)に位置している。日比谷線ホームまたは地下2階(ホーム直上)にある改札内連絡通路を経由することで、3路線は改札内で乗り換えが可能である。

日比谷線のホームは、元々戦前東京地下鉄道時代に新宿方面への路線の駅として建設されていたものを、同線の建設にあたって改築の上、供用したものである。

なお、日比谷線のコンコース通路上に、東京地下鉄道の創業者・早川徳次胸像がある。また、同じく日比谷線ホームの上層中央にはステンドグラス製の大型壁画が設置されている。

銀座駅プラットホーム
ホーム 路線 行先
1 G 銀座線 赤坂見附渋谷方面
2 G 銀座線 上野浅草方面
3 M 丸ノ内線 新宿荻窪方面
4 M 丸ノ内線 大手町池袋方面
5 H 日比谷線 恵比寿中目黒菊名方面
6 H 日比谷線 上野・北千住東武動物公園方面

丸ノ内線荻窪方面の発車標は、更新前(液晶式)は先発列車のみの表示であったが、更新後(LED式)は次発列車も表示されるようになり、後に池袋方面にも増設された。

2007年9月から丸ノ内線ホームに可動式ホーム柵が設置された。しかし、車両とホームの隙間を調整する工事が必要となり、実際の稼働開始は2008年3月23日まで延期された。

利用状況

2010年度の一日平均乗降人員は248,371人[1]で、東京地下鉄の駅の中では第4位である。繁華街に立地する駅のため、終日利用客は多く、昼夜を問わず混雑している。近年の一日平均乗車人員推移は下表の通り。

年度 銀座線 丸ノ内線 日比谷線 出典
1992年 63,444 47,279 48,088 [2]
1993年 60,811 47,833 45,956 [3]
1994年 57,600 48,677 44,496 [4]
1995年 55,825 46,893 43,309 [5]
1996年 55,353 46,438 42,312 [6]
1997年 55,236 45,263 41,219 [7]
1998年 55,658 45,036 41,027 [8]
1999年 54,787 44,587 40,396 [9]
2000年 54,570 43,592 39,542 [10]
2001年 54,959 43,200 39,427 [11]
2002年 53,981 42,540 37,688 [12]
2003年 53,514 42,027 36,940 [13]
2004年 52,438 40,668 38,296 [14]
2005年 52,652 40,970 38,101 [15]
2006年 52,370 41,326 39,047 [16]
2007年 52,847 41,964 40,811 [17]
2008年 51,775 40,981 40,082 [18]

駅周辺

駅周辺には繁華街として知られる銀座の街が広がり、また、有楽町八重洲などのビジネス街も徒歩圏にある。

銀座四丁目交差点付近(A1 - A13出入口)

※A6出入口は閉鎖中

晴海通り沿い(B1 - B10出入口)

数寄屋橋交差点付近(C1 - C9出入口)

周辺の駅

以下の駅は至近にあり、各駅とは徒歩で乗り換えができる距離である。ただし、これらの駅との連絡運輸は行っていない。

バス路線

晴海通り上にある「銀座四丁目」「数寄屋橋」「銀座」が最寄り停留所である。

銀座四丁目都営バス

有楽町マリオン前東武バスイースト)・有楽町駅京成バス東京ベイシティ交通ちばグリーンバス成田空港交通

数寄屋橋(都営バス)

  • 都04:豊海水産埠頭行
  • 都03:晴海埠頭行/四谷駅行
  • 都05:晴海埠頭行、東京テレポート駅行(土曜・休日のみ)

数寄屋橋平和交通あすか交通

銀座(晴海通り・天賞堂向かい、アルマーニ前)(関東バス西東京バス

歴史

  • 1934年昭和9年)3月3日 - 松屋と三越の資金提供を受け、東京地下鉄道(現・東京地下鉄銀座線)の駅が開業。
  • 1941年(昭和16年)9月1日 - 東京地下鉄道、路線を帝都高速度交通営団(営団地下鉄)に譲渡。
  • 1945年(昭和20年)1月27日 - B29から投下された2000ポンド爆弾が直撃し、浅草方面行ホーム新橋側の天井の一部が瓦解。加えて水道管破裂により日本橋駅 - 新橋駅間のトンネルが水没し、本復旧は翌1946年(昭和21年)1月にずれ込んだ。
  • 1957年(昭和32年)12月15日 - 営団地下鉄丸ノ内線(現・東京地下鉄丸ノ内線)の西銀座駅が開業。銀座線銀座駅との乗り換え業務を開始。
  • 1964年(昭和39年)8月29日 - 営団地下鉄日比谷線(現・東京地下鉄日比谷線)の駅が開業。同時に丸ノ内線西銀座駅を銀座駅に改称し、銀座総合駅が誕生。
  • 2004年平成16年)4月1日 - 営団地下鉄民営化により、当駅は東京地下鉄(東京メトロ)に継承される。同時に案内サインシステムを更新[19]
  • 2005年(平成17年)10月 - 12月 - 案内表示を再更新[20]
  • 2008年(平成20年)3月23日 - 丸ノ内線ホームの可動式ホーム柵を稼働開始。

その他

銀座共同溝
  • 開削工法による埋設諸配管の整理時に中央通り電線地中化も果たされた。この時に設けられた共同溝は、銀座松屋口からガラス越しに見学することができる[21]
  • 日比谷線の地下2階部分(改札内連絡通路の東銀座側)に地下商店街として計画された部分が存在しているが、消防法上の問題で商店街としては使用できず、その後東京都の文書庫として使用されている。
  • 当駅から霞ケ関駅までは丸ノ内線経由と日比谷線経由のルートがあるが、丸ノ内線は隣の駅であるのに対し、日比谷線は途中日比谷駅に停車する。なお、日比谷線の当駅 - 霞ケ関間を経由する定期券は、丸ノ内線の同区間にも乗車することが可能である。
  • 地下鉄博物館には2002年の改装工事前まで当駅の立体模型が展示され、駅の一日を音声で紹介していた。
  • 2007年11月17日は、2016年夏季オリンピックの東京招致を目的に卓球フェンシングテコンドーの試合が当駅構内で開催された。
  • 2007年末、東京メトロの駅で初めて改札口付近にデジタルディスプレイが設置された。この装置は、広告画像や遅延・事故などの情報などを表示するためのものである[22]

隣の駅

東京地下鉄
G 銀座線
新橋駅 (G 08) - 銀座駅 (G 09) - 京橋駅 (G 10)
M 丸ノ内線
霞ケ関駅 (M 15) - 銀座駅 (M 16) - 東京駅 (M 17)
H 日比谷線
日比谷駅 (H 07) - 銀座駅 (H 08) - 東銀座駅 (H 09)

脚注

関連項目

外部リンク