ルミネ

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株式会社ルミネ
LUMINE Co,.Ltd
Lumine1 shinjuku.jpg
ルミネ新宿1
種類 株式会社 (日本)
市場情報 非上場
本社所在地 日本の旗
郵便番号:151-0053
東京都渋谷区代々木2丁目2番2号
JR東日本本社ビル10階
設立 1966年昭和41年)5月21日
業種 小売業
事業内容 ショッピングセンター事業の管理及び運営
代表者 取締役社長 新井良亮
資本金 23億7,520万円
売上高 3,082億円(2012年度)
営業利益 107億円(2012年度)
従業員数 495名(2013年4月1日現在)
主要株主 東日本旅客鉄道 95.1%
関係する人物 花崎淑夫(元会長)
外部リンク http://www.lumine.ne.jp/
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株式会社ルミネLumine Co.,Ltd.)は、駅ビルショッピングセンターを運営する企業である。東日本旅客鉄道(JR東日本)連結子会社で、JR東日本グループの中核企業の一社。

商品価格が1万円を切るテナントが多い手頃な価格設定[1]を武器に、主な顧客層である25-30歳の女性[2]の人気を得たことにより、日本最大のファッションビル専門店ビル)運営会社となっている[3]

概要[編集]

ルミネとしての展開は、1976年昭和51年)に国鉄新宿駅南口の駅ビルとして開業した新宿ルミネ(現・新宿ルミネ1)が最初である。その後、横浜駅や荻窪駅などの駅ビルが開業した際にも「ルミネ」の名称が用いられた。法人としては、もともと国鉄の駅ビルごとの独立した複数の会社であったが、1991年平成3年)4月に、ルミネなどのJR東日本系列の駅ビル運営会社が合併して「株式会社ルミネ」となった。JR東日本の駅ビル事業の再編で他の名称であった商業施設がルミネに転換してブランドイメージング展開をしていることもあり、店舗数を増やしている。

従来暗い国鉄イメージのあった駅ビルからの脱却を図り、改装やテナント政策の改善を進め大きな成果を上げている。に付帯するという立地条件を活かし、積極的なリーシング活動を半期毎に押し進めることで、近年急成長を遂げ、代表的なファッションビルの一つとして主要百貨店と互するほどの存在に台頭しつつある[4]。ルミネマン渋谷や2011年平成23年)に開業したルミネ有楽町(旧:西武有楽町店)は、駅ビル以外にも進出した商業施設となっている。2011年10月現在、14店舗を出店している。

その他に別会社の経営で、株式会社ルミネ茅ヶ崎運営の「茅ヶ崎ルミネ」(茅ヶ崎駅)と福島ステーション開発株式会社運営の「福島ルミネ」(福島駅東北唯一の店舗)があった。しかし、前者は湘南ステーションビル株式会社への吸収合併に合わせて、2006年(平成18年)3月に「茅ヶ崎ラスカ」と、後者は仙台ターミナルビルに吸収合併に合わせて、2004年3月20日に「エスパル福島」と、それぞれ改称した。

別会社運営のルミネでは、株式会社ルミネが発行するルミネカードのサービス(5%割引等)を受けることが出来ず誤解が生じやすかったが、名称変更により解消された。また、荻窪店は、株式会社ルミネ本体への合併により、サービスの適用対象となることで解消された。

また、各ルミネでは、2006年10月までにSuica電子マネーへの対応がなされた。

なお、大船のルミネウィングは、京浜急行電鉄との共同出資の株式会社ルミネウィングがビルを管理し、株式会社ルミネがショッピングセンター事業を運営している。このため、京浜急行電鉄が品川駅上大岡駅に展開する「ウィング」と同様の名称が付けられているが、ルミネカードやバーゲンセールなどの展開は他のルミネ店舗と同様に行われている。

ルミ姉[編集]

ルミ姉 (ルミねえ)は、ルミネのイメージキャラクター

おかっぱ頭と無表情、三白眼が特徴の決して華やかではない素朴な女性。日常的なシチュエーションの中でぼそぼそとつぶやく。テレビCMでは、同店が発行するクレジットカードルミネカード」について「今なら10% オフッフッフッフッ」と抑揚のない声(CMではミュージシャンCHARAが演じている)で紹介する。

設定では、年齢は20歳。幼少の頃からの念願が叶い、ルミネのお客様係となっている。家族は、時折ルミネに買い物に来る「ルミ姉はは」と、顔はほぼ同じだが髪形が違う「ルミ姉いもうと」がいる。

キャラクターデザインは、「Qoo」・「でこぼこフレンズ」などで知られる丸山もも子が手掛けた。デザインに当たって、丸山は「意地悪そう、だけど憎めない」性格の方を先に決めたという。

店舗[編集]

ルミネ新宿2
ルミネ新宿2
ルミネ大宮1
ルミネ大宮1
ルミネマン渋谷
ルミネマン渋谷
ルミネ荻窪
ルミネ荻窪
  • ルミネ新宿店
    • ルミネ1:25000m²、1976年3月10日開業
    • ルミネ2:20550m²、1987年10月22日開業
  • ルミネエスト新宿店(旧マイシティ新宿):53300m²、1964年5月20日開業
  • ルミネ池袋店(旧メトロポリタンプラザショッピングセンター):1992年6月開業
  • ルミネ北千住店(旧北千住ウイズ) :40500m²、1985年3月27日開業
  • ルミネ有楽町店(旧有楽町西武):11300m²(ルミネ1・ルミネ2あわせて)、2011年10月28日開業
  • ルミネマン渋谷店:2009年8月26日開業
  • ルミネ ザ・キッチン品川店:1999年9月開業
  • ルミネ大宮店
    • ルミネ1(旧OSB):14700m²、1967年10月3日開業
    • ルミネ2(旧We):34900m²、1982年6月19日開業
  • ルミネ横浜店:40000m²、1980年11月7日開業
  • ルミネ荻窪店:27100m²、1981年9月30日開業
  • ルミネ立川店(旧WILL) :54300m²、1982年10月2日開業
  • ルミネ藤沢店:11600m²、1987年2月1日開業
  • 大船ルミネウィング:17400m²、1992年9月18日開業
  • ルミネ町田店:17900m²、1999年9月22日開業
  • ルミネ川越店:4900m²、2004年2月19日開業
  • (参考)茅ヶ崎ラスカ(旧茅ヶ崎ルミネ):19600m²、1985年4月19日開業

沿革[編集]

  • 1964年5月20日 - 株式会社新宿ステーションビルディングが、「新宿ステーションビル」(後にマイシティ新宿を経て、現・ルミネエスト)をオープン。
  • 1966年5月21日 - 現法人(現在の株式会社ルミネ)の設立。
  • 1967年10月 - 株式会社大宮ステーションビルが、大宮駅ビル「OSB」(現・大宮ルミネ1)オープン。
  • 1976年3月 - 株式会社ルミネ新宿が、新宿駅ビル「新宿ルミネ」オープン。
  • 1980年11月 - 株式会社ルミネ横浜が、横浜駅ビル「横浜ルミネ」オープン。
  • 1981年10月 - 株式会社荻窪ルミネが、荻窪駅ビル「荻窪ルミネ」オープン。
  • 1982年6月 - 株式会社大宮ステーションビルが、大宮駅ビル「We」(現・大宮ルミネ2)オープン。
  • 1982年10月 - 立川ターミナルビル株式会社が、立川駅ビル「WILL」(現・ルミネ立川)オープン。
  • 1985年3月 - 北千住ターミナルビル株式会社が、北千住駅ビル「北千住ウイズ」(現・ルミネ北千住)オープン。
  • 1985年4月 - 株式会社ルミネ茅ヶ崎が、茅ヶ崎駅ビル「茅ヶ崎ルミネ」(現・茅ヶ崎ラスカ)オープン。
  • 1987年2月 - 「藤沢ルミネプラザ」オープン。
  • 1987年10月 - 「新宿ルミネ2」オープン。
  • 1991年4月 - 株式会社大宮ステーションビル、北千住ターミナルビル株式会社、株式会社ルミネ新宿、株式会社ルミネ横浜の4社が合併して、「株式会社ルミネ」となり、各運営店舗が「ルミネ」となる。
  • 1992年4月 - 立川ターミナルビル株式会社を吸収合併し、「WILL」がルミネ立川店となる。
  • 1992年6月 - 池袋ターミナルビル株式会社(初代)が、池袋駅西口に「メトロポリタンプラザ」(現・ルミネ池袋)をオープン。
  • 1992年9月 - 大船駅に「ルミネウィング」オープン。
  • 1997年2月 - ルミネカード誕生。
  • 1999年9月 - 町田店(町田駅)、ルミネ・ザ・キッチン品川(品川駅)がオープン。
  • 2003年4月 - 株式会社荻窪ルミネを吸収合併し、「荻窪ルミネ」がルミネ荻窪店となる。
  • 2004年2月 - 川越店オープン。
  • 2005年4月 - 株式会社ルミネ茅ヶ崎が、平塚ステーションビル株式会社(ラスカ平塚)および株式会社アボンデ(熱海)と合併し、株式会社湘南ステーションビルとなる。
  • 2006年3月 - 運営会社であった株式会社ルミネ茅ヶ崎の合併を受けて、「茅ヶ崎ルミネ」が「茅ヶ崎ラスカ」となる。
  • 2006年4月 - 株式会社新宿ステーションビルディングを吸収合併し、「マイシティ新宿」が「ルミネエスト新宿店」となる。
  • 2008年3月 - インターネット通信販売事業の「iLUMINE」をスタート。
  • 2009年8月 - タワーレコード渋谷店の隣に、ルミネ初のメンズファッション専門店「ルミネマン渋谷」がオープン。
  • 2010年4月 - 池袋ターミナルビル株式会社(2代目)の吸収分割により、メトロポリタンプラザ内ショッピングセンターを継承し、「ルミネ池袋」となる。
  • 2010年10月29日 - 西武百貨店有楽町店(同年12月25日閉店)の後継店舗として、有楽町センタービル(有楽町マリオン)のテナントとして入居することに、ビル所有者の朝日新聞社松竹と基本合意[5]
  • 2011年5月24日、代表取締役社長の谷哲二郎葛飾区河川敷にて縊死(享年61)[6]
  • 2011年6月24日、後任の代表取締役社長に新井良亮(JR東日本代表取締役副社長 事業創造本部長)が兼務で就任[7]
  • 2011年10月28日 - 有楽町センタービル(有楽町マリオン)にルミネ有楽町店開業[8]

関連会社[編集]

  • 株式会社ルミネクリエーツ - 建物の管理・警備等
  • 株式会社ルミネアソシエーツ - 飲食店・物販店営業、広告代理店損害保険代理業
  • 東名企画株式会社 - ゴルフ場・レインボーカントリー倶楽部の経営

脚注・出典[編集]

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  1. ^ ルミネは…多くのテナントの商品が1万円を切る」 「ニュースの理由」 日本経済新聞2010年11月11日夕刊
  2. ^ 花崎淑夫会長がインタビューで「20代女性が等身大の自分を楽しめる場所にしたい」と語っている 日経流通新聞MJ2010年11月1日
  3. ^ 消費者回帰、競争テコに 『日本経済新聞』 平成23年10月27日朝刊 企業1面
  4. ^ 「駅ビルは商業施設としての館の統一感が取れておらず「ダサイ場所」に近かった…」が「…商品が1万円を切る品揃えの中で顧客吸引力と販売力を蓄積…」してファッションビル化した。「ニュースの理由」 日本経済新聞2010年11月11日夕刊
  5. ^ ルミネ、西武有楽町店の後継に正式決定 11年秋開業へ,朝日新聞,2010年10月29日
  6. ^ “ルミネ社長:中川河川敷で自殺か、遺書のようなメモ 東京”. 毎日新聞(東京). (2011年5月25日). http://mainichi.jp/select/jiken/news/20110525k0000e040033000c.html 
  7. ^ グループ会社の役員人事について 東日本旅客鉄道株式会社・プレスリリース2011年6月14日
  8. ^ “ルミネ有楽町店:10月28日オープン 有楽町マリオンに”. 毎日新聞(夕刊). (2011年9月14日). http://mainichi.jp/select/biz/news/20110915k0000m020062000c.html 

関連項目[編集]

外部リンク[編集]