エキュート
エキュート(ecute)は、東日本旅客鉄道(JR東日本)のグループ企業が開発運営をする駅構内(エキナカ)商業施設の名称である。
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[編集] 概要
JR東日本グループが推し進めるエキナカ(駅改札内)活性化プロジェクトの一環の「駅構内開発小売業」である。駅の環境計画からマーチャンダイジング(MD)等までを一貫として行う新しいビジネスモデルである。
エキュートでは、空間コンセプトを強く意識しているため、Dilaをはじめとした従来の不動産賃貸業ではなく小売業の形態を持つことで、流通や品揃え等を各店舗と調整することが可能となっている。
元々違う業態の鉄道と商業施設の一体化は、新しいビジネス分野として脚光を浴びている。駅は人が多く交わる空間であり、その空間の可能性を模索しているJR東日本では「通過する駅から動く駅への進化」という目標を掲げ、従来の駅への考え方を覆えそうとしている。
ecuteの意味は、eki(駅)、center(真ん中)、universal(総合)、together(一緒に)、enjoy(楽しむ)であり、目指そうとするものであるとプロジェクト関係者は述べている。
なお、「ecute」のロゴは日本デザインセンターが担当した[1]。
2005年春に開業した第1号店の大宮店を皮切りに、JR東日本ステーションリテイリングが専属して開発運営を担当してきたが、JR東日本グループ内に複数ブランドの商業施設が存在し、利用者の認知度に課題があった。そのため運営企業を問わず、JR東日本グループとして「上質性を高めた商業施設」であれば“エキュート”とする方針に転換し[2]、2010年にJR東日本リテールネットが上野店・品川サウス店を、2011年にはジェイアール東日本都市開発が赤羽店をそれぞれ開業した。
[編集] 運営している企業
- 株式会社JR東日本ステーションリテイリング
- 大宮店・品川店・立川店・日暮里店・東京店を運営
- 株式会社JR東日本リテールネット
- 上野店・品川サウス店を運営
- 株式会社ジェイアール東日本都市開発
- 赤羽店を運営
[編集] 経過
- 2001年(平成13年) 1月 - JR東日本の事業創造本部に「立川駅・大宮駅開発プロジェクトチーム」発足(2004年に「エキナカプロジェクトチーム」に名称変更)
- 2003年(平成15年)
- 2004年(平成16年)5月 - 公募により「エキュート」という名前が決定される
- 2005年(平成17年)
- 2007年(平成19年)10月5日 - エキュート立川第1期オープン
- 2008年(平成20年)
- 2009年(平成21年)
- 2010年(平成22年)
- 2011年(平成23年)
[編集] エキュートがある駅
特に記載が無い駅は、JR東日本ステーションリテイリングが開発運営を行っている。
- 大宮駅 - 中央改札(南)内2300m2に、76店舗が出店。ストアコンセプトは「マーケットアベニュー」、環境コンセプトは「パークサイドマーケット」[5]。
- 品川駅(運営主体の異なる2つのエキュートが近接して存在する)
- 立川駅 - 南改札内外4300m2に、88店舗が出店。4階建て店舗。ストアコンセプトは「自分カスタマイズ」、環境コンセプトは「マイ・ハビット」。
- 日暮里駅 - 北改札内380m2に、17店舗が出店。ストアコンセプトは「不易流行」、環境コンセプトは「下町モダン」。駅改良中のため暫定的なオープンであり、今後駅コンコースの拡張に伴い更なる店舗面積の拡大が予定されている。
- 東京駅 - 1階改札内サウスコート(旧Dila東京メディアコート)1300m2に、31店舗が出店。ストアコンセプトは「ニッポンRe-STANDARD」、環境コンセプトは「ennichi(縁日)」[8][9][10]。
- 上野駅 - 3階改札内(旧Dila上野)4800m2に、78店舗が出店。ストアコンセプトは「毎日がアトリエめぐり」、環境コンセプトは「Artisan Promenade(アルチザン プロムナード)」[11][12]。開発運営はJR東日本リテールネット[2]。
- 赤羽駅 - 北改札内(旧アルカード赤羽1含む)約2100m2に、55店舗が出店。ストアコンセプトは「ココロReset」、環境コンセプトは「PASSAGE」。開発運営はジェイアール東日本都市開発 [13]。
[編集] エキュートができる予定の駅
[編集] JR東日本ステーションリテイリング
| 種類 | 株式会社 |
|---|---|
| 市場情報 | 非上場
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| 本社所在地 | 〒107-0061 東京都港区北青山2-7-9 |
| 設立 | 2003年9月12日 |
| 事業内容 | 商業施設の開発・運営、衣料品・飲食料品等の販売、店舗の管理・運営 |
| 代表者 | 代表取締役社長 江越弘一 |
| 資本金 | 4億8000万円 |
| 従業員数 | 110名(2011年1月1日現在) |
| 決算期 | 毎年3月31日 |
| 主要株主 | 東日本旅客鉄道株式会社 100% |
| 外部リンク | http://www.ecute.co.jp/ |
株式会社JR東日本ステーションリテイリングは、東京都に本社を置く、JR東日本グループの企業である。 エキュートの各店舗(上野店・品川サウス店・赤羽店を除く)およびエキタマ(田町駅)を運営している。
[編集] 関連項目
[編集] 参考文献
- 『私たちのエキナカプロジェクトecute物語』 JR東日本ステーションリテイリング 鎌田由美子+社員一同著, かんき出版, 2007年10月9日発行
[編集] 脚注
- ^ “媒体別実績:CI・VI・サイン計画|日本デザインセンター” (日本語). 株式会社日本デザインセンター. 2010年4月18日閲覧。
- ^ a b JR東日本/上野駅にエキュート開業 流通ニュース 2010年11月16日
- ^ 2009年3月29日(日)エキナカ新ブランド"ecute cutte"誕生 株式会社JR東日本ステーションリテイリング・2009年3月18日
- ^ エキュート大宮に“Conoha Garden”誕生! 株式会社JR東日本ステーションリテイリング・2010年4月8日
- ^ JR東日本プレリリース エキナカ商業空間「ecute大宮」の店舗が決定 2005年1月7日
- ^ JR東日本プレリリース エキナカ商業施設第2弾「ecute(エキュート品川)」 2005年7月6日
- ^ 品川駅中央改札内『ディラ品川』が『エキュート品川 サウス』に生まれ変わります! JR東日本リテールネット
- ^ 東京駅改札内に「South Court(サウスコート)」誕生 JR東日本ステーションリテイリング・プレスリリース2010年2月18日
- ^ 東京駅サウスコートから新たなニッポンを発信 JR東日本ステーションリテイリング・プレスリリース2010年3月3日
- ^ エキュート東京 ショップ一覧 JR東日本ステーションリテイリング・プレスリリース2010年3月3日
- ^ 2010年12月18日(土)「ecute上野」第I期オープン JR東日本リテールネット
- ^ 2011年3月、首都圏主要3駅のエキナカが生まれ変わります! JR東日本プレスリリース 2010年9月7日
- ^ 2011年夏、赤羽駅が生まれ変わります JR東日本・2011年1月19日
- ^ 生活サービス事業における開発構想 JR東日本 ファクトシート
[編集] 外部リンク
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