都営バス江東営業所

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都営バス江東自動車営業所
Tokyo Metropolitan bus Kohtoh bus office
Tobus-koto-dept.jpg
都営バス江東自動車営業所
所在地 墨田区江東橋4-30-10
営業開始 1942年
所管系統数 10系統
主な運行担当区域 錦糸町・亀戸を中心起点に、江東区を南北に縦断する路線が主(一部中央区・墨田区を走行)
バス収容可能台数 約134台(職員自家用車・検収庫分除く)
備考 都営バスの営業所で唯一、車庫(若しくは手前のバス停)を起終点とする路線・運用が存在しない。全て亀戸駅または錦糸町駅発着。

都営バス江東自動車営業所(とえいバスこうとうじどうしゃえいぎょうしょ)とは、東京都墨田区江東橋4丁目に所在する[1]東京都交通局自動車部の営業所である。正式名称は東京都交通局江東自動車営業所で、営業所記号は「L」を用いる。最寄り駅は錦糸町駅、最寄りバス停留所は江東車庫前である。都営バス路線のうち江東区、墨田区、中央区などを運行する路線を担当しており、都電柳島車庫、錦糸堀車庫(現在の丸井錦糸町店)から移管された路線が中心である。

営業所の上層階は墨田区立きんし保育園と都営江東橋アパートとなっている。

目次

沿革 [編集]

所管系統 [編集]

都04系統(グリーンアローズ) [編集]

2003年移管前の都04(L-E426)
現在の都04で使用されるハイブリッド車(L-S130)

本路線の母体は初代・東16(東京駅南口 - 勝どき五丁目、深川担当)だが、朝夕のみの運行だった。そのため、直接的な路線としては1982年の銀86(渋谷駅 - 豊海水産埠頭、渋谷担当)、東16を再編・統合して誕生した銀16が本系統の前身である。同路線は1988年3月21日に、都03と共に都市新バス化され、都04「グリーンアローズ」となった。グリーンアローズの各系統は路線の重複区間が多いため、誤乗車を防止する目的で方向幕にそれぞれ別の色を施しており、本路線の方向幕は深緑色

2003年に江東から深川へ移管されたが、2009年4月1日に再び江東の所管となる。この時、朝の東京駅方面と夕方の埠頭方面に勝どき五丁目を経由する便を廃止した。

都07系統(グリーンスター) [編集]

東陽町駅以西は東西線と並行している。沿線には深川不動堂(不動尊前)や富岡八幡宮など、江戸時代から多くの参詣客を集める寺社がある。富岡八幡宮においては夏に3年に1度、例大祭が行われ、実施時は永代通りで交通規制されるため、運転区間が錦糸町駅 - 木場駅に変更となる[4]

開設されたのは1972年11月である。それまでは都電38系統(錦糸堀車庫 - 日本橋)が当地域における重要な交通手段であったが、東京都の都電撤去の方針に伴い、代替バスとして日本橋 - 門前仲町を短縮した形で錦14(錦糸町駅 - 門前仲町)が設定された。担当は葛西で、後に境川操車場までの区間便が設定される。葛西はこの路線を主に受け持つために開設された車庫であり、永年江東区内が主な営業範囲だった。

1992年3月に錦14が東京都7番目の都市新バスに選ばれ、都07系統「グリーンスター」に生まれ変わった。はくちょう座天の川をイメージしたヘッドマークが取り付けられ、方向幕を青に変更、車両のグレードアップやバスロケを導入するなどして、バスを利用しやすい体制が整えられた。その後もリフト付きバス(1995年)、ノンステップバス(1998年)が早い時期から導入された。

運転開始以来、錦糸町駅至近にある江東営業所ではなく江戸川区にある葛西営業所が運行を担当していた。これは、錦14系統が都市新バス都07系統へと変更となったときも変更されなかった。 2003年4月の改正時に、葛西営業所と江東営業所による運行へと変わり、その後、2004年3月に江東営業所単独で運行されるようになった。

錦18・急行05系統 [編集]

急行系統の江東区ラッピング車
(L-E424)

急行05系統は錦糸町駅から境川、新木場駅を経由して日本科学未来館へ向かう土曜・休日運転の路線。愛称は「江東区城東シャトル」。錦18系統は錦糸町駅から西大島駅、境川を経由して新木場駅へ向かう平日運転の路線。新木場駅停留所は錦糸町方面が明治通り上、お台場方面はロータリー内となっている。また、錦18系統の錦糸町方面は、新木場駅ロータリー内と明治通り上のバス停に止まることとなっている。[7]

錦糸町駅と新木場駅を結ぶバス路線は、「ホリデー路線」として1990年3月に設定された夢01系統(錦糸町駅 - 夢の島 - 新木場駅)に端を発する。夢01系統は休日のデータイムのみの運行であった。

2000年12月12日都営地下鉄大江戸線開業に伴う路線バスの再編時に、新たなバスサービス「ラピッドバス」のひとつとして、夢01系統をお台場まで延伸し、土曜日の運行を追加することとした。系統番号は急行05系統と変更された[8]。 2005年4月には、テレポート駅周辺の渋滞による定時性の喪失、大江戸温泉物語や日本科学未来館の開設などといった施設が相次いで開業したこともあり、テレコムセンター駅行きに変更となった。また、所管営業所も深川営業所から江東営業所に変更された。

一方、錦18系統は2002年12月に設定された。江東区を南北に結ぶ路線で、設定当初は朝夕のみであったが、現在では、朝夕を中心に日中にも運行が行われるようになっている。[7]

陽20系統 [編集]

東陽町駅から医療センターを経由して東大島駅に至る。当初は東陽町駅から医療センターへのアクセス路線として開業した。2009年4月1日、東大島駅まで延長した。

亀21系統 [編集]

亀戸駅から比較的新しく開通した丸八通りを南下し、東砂地区を経由したのち西へ進路を変え、東陽町駅に至る。袖ヶ浦から先においては狭隘道路を走行しており、この通りで祭事が行われる際などには迂回を行う。この路線は、管轄が深川と江東の間で何度か変わっており、現在は江東が担当である。

過去には大島駅で都営バスと都営地下鉄との普通運賃において、乗継割引実証試験が1年間試行された。しかしその後は継続されず、現在では他の系統も含め普通乗車券における乗継割引は実施されていない。

東22系統 [編集]

東22(L-A438)
東22、東20乙路線図
  • 東22:錦糸町駅 - 住吉駅 - 千田 - 東陽町駅 - 木場駅 - 門前仲町 - 日本橋 - 東京駅丸の内北口[2]
  • 東22:錦糸町駅 - 住吉駅 - 千田 - 東陽町駅[2]

都電28系統(錦糸町駅 - 都庁前線)の代替として誕生した。錦糸町駅と東陽町駅の間は日中でも5、6分毎の間隔で運行されているものの[12]、東陽町駅以西は東西線が存在するため、1時間に2 - 4本程度が運行されるのみ。正月三が日期間においては臨時ダイヤが組まれ、錦糸町駅 - 門前仲町の運行が増発される[13]3年に1度開催される富岡八幡宮例大祭では、時間帯によって門前仲町付近での迂回運行や東京駅 - 茅場町、木場駅 - 錦糸町駅に分けて運行される[4]

亀23系統 [編集]

  • 亀23:亀戸駅 - 西大島駅 - 北砂五丁目団地 - 亀高橋 - 南砂町駅 - 江東高齢者医療センター(循環)
  • 亀23:亀戸駅 - 西大島駅 - 北砂五丁目団地 - 亀高橋 - 南砂町駅(朝夕)
    • 2001年8月7日:亀23系統が開通する。
    • 2002年5月30日:南砂町駅 - 江東高齢者医療センター間を延長する。運行形態を循環路線に変更する。

新砂地区の再開発を機に2001年8月に開設された路線で、江東区内の東西線で唯一都バス路線のなかった南砂町駅に乗り入れた。この系統が設定されたため、両28の亀戸駅発着が大幅に減らされた[要出典]。2002年5月に江東高齢者医療センターへ延長。医療センターの診療時間以外は、全便が南砂町駅止まりとなる[14]。当初は葛西営業所により運行されていたが、2004年3月に江東営業所に移管されている。

門33系統 [編集]

  • 門33:亀戸駅 - 柳島 - 押上 - 都営両国駅 - 森下駅 - 門前仲町 - 月島駅 - 勝どき駅 - 豊海水産埠頭[2]
  • 門33系統:門前仲町 → 森下駅 → 都営両国駅 → 押上 → 柳島 → 亀戸駅(朝の始車のみ運行)
    • 1972年11月12日:都電23系統の代替として、門33系統(亀戸駅 - 豊海水産埠頭)が新設される。[11]また、亀戸駅 -晴海埠頭があわせて新設される。
    • 1973年11月1日:亀戸駅 - 晴海埠頭を廃止する。
    • 2000年12月12日:両国駅発着を廃止。[8]

都電23系統(福神橋 - 月島)の代替系統として設定された。2000年12月12日に都営大江戸線が開業すると、都営両国駅 - 勝どき駅間で完全並行することとなり、大幅な減便の上、両国駅 - 豊海水産埠頭間の折返し系統が廃止となっている。

江戸川競艇バス [編集]

艇10(L-C791)

江戸川競艇場の無料シャトルバス以前は臨海営業所との共同運行だったが現在は巣鴨営業所と江戸川営業所との共同運行である。[要出典]

過去に所管した系統 [編集]

深夜08系統 [編集]

  • 深夜08系統:錦糸町駅 → 亀戸駅 → 境川 → 東砂二丁目 → 東砂団地 → 北砂三丁目 → 亀戸駅通り → 錦糸町駅

1989年6月19日、錦糸町駅から東砂・大島駅周辺を循環して錦糸町駅へ戻る経路で新設された。半年後に亀戸駅(ターミナル)へ立ち寄るルートに変更を行ったり、都営新宿線と重複していた大島駅や東大島駅を経由しない経路へ変更したが、他の深夜バスに比べて乗客数が伸び悩み、1996年1月4日に廃止された(最終運行は1995年12月)。

ちなみに、同経路(亀戸駅通り経由)で東砂団地まで行く錦28が設定されていた。これは、深夜08が経路変更されても一貫して錦糸町駅 - 亀戸駅 - 東砂団地で設定され続ける。深夜08廃止後は錦28(本線)に編入され、通常の錦28と同経路で東砂団地行き最終バスに変更された。

錦11・東20・急行06系統 [編集]

臨海へ移管。

錦13系統 [編集]

深川単独所管に(2005年6月以前の管轄形態に戻る)。

錦27系統 [編集]

江戸川の単独所管に。

上26系統 [編集]

青戸へ移管。

車両 [編集]

指定車種日産ディーゼル工業(現:UDトラックス)
音声合成クラリオンレゾナントFC-7000

一部車両は江東区の観光案内をPRするラッピング車両として運行していた(D216、1998年度車(E代)のE422・423・427・429以外、F458、2003年度車(L代)のL100~102・105・108以外)。なお、このラッピング車は2010年7月をもって、全車両にて解除され、通常の姿に戻っている(L105は江東区ではなくすしざんまいラッピングで現在も運用)。

都07を新たに受け持つ際に葛西から日野自動車新宿からはいすゞ車が転入したが、いずれも置換え予定の旧年式車であったため半年から1年程度で廃車された。その後、2009年2月より日野ハイブリッド(BJG-HU8JLFP)が運行を開始すると江東にも10台(S130-139)が投入、都04で運行することになり、深川から新製間もない同型車(S150-153)が転属してきた。2009年10月よりいすゞ車(T204, PKG-LV234L2)が再び配属された。2010年度は9月に日野ハイブリッド(V297)、2011年1月に三菱車(V387-392)、(2011年11~2012年2月に更にW432~W441が投入)が投入された。2012年度にはX273・X274が配置(後述)。3年ぶりのいすゞ車となり、江東では開設以来初めていすゞ車の在籍が複数になった。

L108号車のみんくるステッカーは通常柄ではなく、シークレットステッカーとなっている(前面のみ、背面は通常柄)。

さらに、2011年の新車のうち、12月分の車両は、クリスマスにちなんだシールを張り付け12月25日まで運用し、そのあと2012年1月に最後の一般塗装車のE425が引退する際に専用ステッカーを張り付けて運用するなど、2011年度の車両置換では変わった動きがあった。

さらに2012年度の新車では(X273・X274)2台それぞれに背景色が異なる(X273は昼、X274は夜をイメージ)デビューシールを張り付け約2週間運用した。これは制帽をかぶったみんくるに東京スカイツリーの絵に「江東みんくる」と描かれたデザインのシールであった。

また、X274については期間限定シールを通常版シールよりもわずかに小さく作り、その上に重ねて貼ることで黄色いはみ出しを作り、スカイツリー開業前日の金環日食をイメージさせる工夫をさせた。

2007年、当時早稲田、現在はのL748号車とともに、L100号車で背当て式の車椅子スペースを試行する改造が施工された。

都営バスの営業所で唯一、本拠車庫発着系統・運用が存在しない(かつて錦13を一部管轄していた時、江東車担当の深川車庫行きは存在した)。

脚注 [編集]

  1. ^ 営業所・窓口一覧 東京都交通局(2013年3月10日閲覧)
  2. ^ a b c d e f g h i j 東京都乗合自動車の運行系統の名称及び区間、昭和54年11月22日 交通局告示第11号
  3. ^ 都営バスの路線変更について、2009年3月24日、東京都交通局
  4. ^ a b 「富岡八幡宮例大祭」開催時の運行形態について、2008年8月11日、東京都交通局
  5. ^ バス路線の新設・見直しについて、平成14年11月22日、東京都交通局
  6. ^ 都営バスの路線変更及びダイヤ改正について、2007年3月16日、東京都交通局
  7. ^ a b バス路線の新設・経路変更等について、平成16年3月22日、東京都交通局
  8. ^ a b 大江戸線等開業に伴う都営バス路線の再編整備の実施について、平成12年11月30日、東京都交通局
  9. ^ 都営バスの路線変更及びダイヤ改正について、2007年3月16日、東京都交通局
  10. ^ 都営バスの路線変更について2009年3月24日、東京都交通局
  11. ^ a b 東京都交通局70年史、52page、2-11-(1)表 代替バス推移
  12. ^ 錦糸町駅時刻表、tobus.jpにおける錦糸町駅時刻表、2010/05/30閲覧
  13. ^ 都営バスの年末年始の運行について、2009年12月7日、東京都交通局、一例。正月期間中は臨時ダイヤで運転と記載されている。
  14. ^ 亀戸駅時刻表、tobus.jpにおける亀戸駅時刻表、2010/05/30閲覧

  ※都営バス系統案内図1972年12月版。参照。

関連項目 [編集]