津田沼駅

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津田沼駅
北口(2007年12月28日)
北口(2007年12月28日)
つだぬま - Tsudanuma
所在地 千葉県習志野市津田沼一丁目1-1*
所属事業者 JR logo (east).svg東日本旅客鉄道(JR東日本)
電報略号 ツヌ
駅構造 地上駅橋上駅
ホーム 3面6線
乗車人員
-統計年度-
104,082人/日(降車客含まず)
-2013年-
開業年月日 1895年明治28年)9月21日
乗入路線 2 路線
所属路線 総武線(快速)
キロ程 26.7km(東京起点)
船橋 (3.5km)
(9.2km) 稲毛
所属路線 総武線(各駅停車)
キロ程 26.7km(東京起点)
千葉から12.5km
東船橋 (1.7km)
(2.9km) 幕張本郷
乗換 新津田沼駅新京成線
備考 2路線とも正式名称は総武本線
みどりの窓口
* 正式な所在地。ホームの西側は船橋市前原西二丁目にまたがる。

津田沼駅(つだぬまえき)は、千葉県習志野市津田沼一丁目[1]にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)総武本線である。習志野市はもちろんのこと、船橋市(特に東部)の玄関口的存在である[2]改札は習志野市側にあるが、ホーム西側の一部が船橋市前原西二丁目にまたがっている。

運転系統としては、快速線を走る総武快速線、および緩行線を走る中央・総武線各駅停車の2系統が停車する。

歴史[編集]

戦前は軍郷習志野への玄関口として賑わった。また、1907年明治40年)には駅周辺に陸軍鉄道連隊が転営し、「津田沼」はその所在地として知られるようになった。戦後、鉄道連隊の広大な敷地は千葉工業大学などの学校用地とされた他、松戸方面への旧演習線新京成電鉄新京成線に転用された。また、1960年代には千葉方面への旧演習線施設の一部を利用して陸上自衛隊第101建設隊が設置されている(1966年廃止)。

駅構造[編集]

島式ホーム3面6線を有する地上駅[3]橋上駅舎を有し、エレベーターエスカレーター[3]が設置されている。元は2面3線の構造で現在の北口側に駅舎が存在したが(後に南口を開設)、1972年の複々線化に合わせて現在の形に拡張され、橋上駅化された。改札付近にみどりの窓口(営業時間 6:00 - 22:00)[1]と指定席券売機[1]が設置されている。

日中の各駅停車の約半数は当駅で中野方面に折り返す。当駅折り返しの電車は千葉方面直通とホームが異なるため、西隣の東船橋駅での乗り換えを誘導する車内放送が流れる。また、快速も朝夕の通勤時間帯を中心に横須賀線方面への折り返し電車が多数存在する。また、平日ラッシュ時に限り各駅停車ホームから当駅始発として東京メトロ東西線直通列車が運転され、一部は同線を経由して中央線(緩行線)の三鷹駅まで直通する。また、休日を中心に特急「新宿わかしお」「新宿さざなみ」が同駅に停車する。

また、千葉方面からの列車の車掌の交代を行う場合もある。

駅構内には、駅ナカ商業施設のDila津田沼[3] ([1]) がある。

のりば[編集]

他の総武線各駅とは違い、駅事務所が北側にあるため、西船橋駅などと同様、番号割り当ては逆である。

番線 路線 行先 備考
1 総武・横須賀線(快速) 稲毛千葉方面 一部は2番線から発車
2・3 総武・横須賀線(快速) 錦糸町東京方面 一部は1番線から発車
4 総武線(各駅停車) 幕張本郷・稲毛・千葉方面  
5・6 総武線(各駅停車) 西船橋・錦糸町・新宿方面 5番線は当駅始発専用
地下鉄東西線直通はすべて5番線
  • 当駅の西側に大きく、同じく当駅の東側に1本、それぞれに総武線各駅停車専用の留置線がある。かつては習志野電車区があったものの、現役車両が209系とE231系になってからは三鷹車両センター配置となっている。

駅構内施設[編集]

改札内[編集]

改札外[編集]

  • 津田沼1号店(北口側)
  • 津田沼11号店(南口側)

利用状況[編集]

2013年度の1日平均乗車人員は104,082人であり、千葉県内では船橋駅西船橋駅柏駅千葉駅に次ぐ第5位で、JR東日本全体では第35位である。

JR東日本および千葉県統計年鑑によると、1日の平均乗車人員は以下の通りである。

年度 一日平均
乗車人員
1990年 133,592
1991年 136,785
1992年 139,040
1993年 138,840
1994年 136,481
1995年 135,096
1996年 118,737
1997年 110,862
1998年 108,113
1999年 107,101
2000年 105,205
2001年 104,952
2002年 104,401
2003年 105,221
2004年 104,979
2005年 103,922
2006年 103,414
2007年 103,400
2008年 103,453
2009年 101,870
2010年 101,247
2011年 101,327
2012年 101,771
2013年 104,082

駅周辺[編集]

この節については津田沼の項も参照してほしい。

北口商店街の大部分は船橋市前原西に属する。津田沼(旧称:久々田)の古くからの市街地は国道14号から京成津田沼駅周辺に位置し、当駅からは離れている。習志野市側では1960年代まで北口側・南口側共に戦前の陸軍鉄道連隊跡地を転用した施設(京成電鉄津田沼第二工場、千葉県立千葉工業高等学校千葉工業大学習志野市立第一中学校、国鉄官舎)などが広がっていた。北口側では、1960年代末に県立千葉工業高校などが移転した跡に新京成線新津田沼駅が移転し(藤崎台駅と統合)、1970年代にかけて両市域に跨る再開発事業が行われた。[4]南口側でも市立第一中学校の移転跡地の再開発が行われ、1978年に習志野サンペデック(現在のモリシア津田沼)が開業した。これらの再開発により、習志野市側においても駅周辺が市の中心街として成長すると共に、「津田沼戦争」と呼ばれる大型商業施設間の激しい競争が展開した。

新京成線の新津田沼駅までは東へ400m程のため、乗り換えが可能であるが、連絡通路や駅間に屋根が設置されていないため、特に雨の日の乗り換えは不便である。この乗り換えについては新津田沼駅を参照されたい。駅北口ペデストリアンデッキ広場などを中心にストリートミュージシャンによるライブなどがあり、奥華子のようにメジャーデビューを果たしたものもいる。駅を挟んだ南北の歩行者動線はデッキで確保されているが、車と自転車の南北往来は不便である。

かつては貨物駅でもあり、当時は京成電鉄などの車両を搬出入する際に、当駅が使用されていた。

南口では2007年から35haに及ぶ大規模な土地区画整理事業(奏の杜プロジェクト)が始まっており、将来的には7000人程度の定住人口を見込んでいる。街の入り口付近に商業施設(フォルテ)が開業するなど、今後の発展が期待される。この地域の旧町名は「谷津(やつ)」であったが、習志野市が開発プロジェクト名を採り入れた「奏の杜(かなでのもり)」という新町名を導入するにあたって、紛糾した[5][6]

北口[編集]

船橋市前原西・前原東[編集]

習志野市津田沼[編集]

南口[編集]

習志野市津田沼[編集]

習志野市谷津[編集]

習志野市奏の杜[編集]

バス路線[編集]

北口と南口に乗り場がある。北口は1 - 7番、南口は7 - 10番となる。運行はちばレインボーバス船橋新京成バス京成バスなどが担当している。いくつかの学校の生徒もこれを利用している。

北口[編集]

乗場 系統 主要経由地 行先 運行事業者 所管 備考
1番 神崎線 前原駅入口・薬園台駅入口 八千代緑が丘駅 ちばレインボーバス 船尾
前原駅入口・薬園台駅入口・八千代緑が丘駅 船尾車庫
前原駅入口・薬園台駅入口・八千代緑が丘駅・船尾車庫 千葉ニュータウン中央駅
前原駅入口・薬園台駅入口・八千代緑が丘駅・船尾車庫・千葉ニュータウン中央駅 木下駅
2番 緑03 前原駅入口・薬園台駅入口 八千代緑が丘駅 船橋新京成バス 習志野
津16 高津団地中央
津17 新津田沼駅・教習所前・前原東郵便局 津田沼グリーンハイツ
津18 新津田沼駅・フレッシュタウン南・前原東公園 津田沼グリーンハイツ
3番 津04 前原駅入口・薬園台駅入口 北習志野駅
津05 習志野車庫
津06 自衛隊
津08 二宮神社
4番 津01 ネイシア津田沼・三山入口・三山車庫 京成バス習志野出張所 京成バス 習志野
津02 ネイシア津田沼・済生会習志野病院日大生産工学部 二宮神社
ネイシア津田沼・済生会習志野病院 日大生産工学部
ネイシア津田沼 済生会習志野病院
津21 ネイシア津田沼・済生会習志野病院・三山車庫 八千代台駅西口
津22 済生会習志野病院・三山車庫・京成バス習志野出張所 八千代台駅西口
深夜急行バス 八千代台駅西口・勝田台駅臼井駅JR佐倉駅公津の杜駅JR成田駅西口 成田空港第2ターミナル ちばグリーンバス 佐倉
八千代台駅西口・勝田台駅・臼井駅 京成佐倉駅
5番 津03 ネイシア津田沼・済生会習志野病院・日大生産工学部 日大実籾 京成バス 習志野
津31 ネイシア津田沼・公務員住宅・ユトリシア 八千代台駅東口
ネイシア津田沼・公務員住宅 ユトリシア
津31-1 済生会習志野病院・ユトリシア 習志野出張所
船41 津田沼十字路・東船橋駅・本町通り 京成船橋駅 京成バスシステム 栄町
6番 津10 前原西・公団東口 千葉病院前 船橋新京成バス 習志野
津11 前原西 公団東口
津14 前原西・公団東口・千葉病院前 東船橋駅
7番 津32 新津田沼駅・第五中学校 習志野企業局 京成バス 習志野 乗り場の位置がパルコ側にある
田喜野井線 新津田沼駅・田喜野井一丁目 【循環】三山一丁目

南口[編集]

南口は基本的に京成バスのみである。

乗場 系統 主要経由地 行先 運行事業者 所管 備考
7番 津51 秋津小学校第七中学校・香澄六丁目 新習志野駅 京成バス 新都心
津52 京成津田沼駅入口・臨海工業団地 平日の朝のみ
8番 津41 管理事務所 袖ヶ浦団地
津42 管理事務所・第三中学校・団地中央 津田沼高校 深夜バスのみ
津43 管理事務所・第三中学校・団地中央・津田沼高校 新習志野駅
津46 管理事務所・第三中学校・秋津運動公園入口・新習志野駅 イオンモール幕張新都心(イオンモールバスターミナル)
9番 空港連絡 羽田空港 京成バス
京急バス
東京空港交通
高速バス 富士急ハイランド 河口湖駅 京成バス
富士急山梨バス
期間限定運行
10番 津61 京成津田沼駅・屋敷・幕張本郷駅 幕張西五丁目 京成バス 習志野
津62 京成津田沼駅・京成大久保駅南口・屋敷・幕張本郷駅
津65 京成津田沼駅 京成大久保駅南口
津71 奏の杜三丁目・谷津二丁目・谷津パークタウン 谷津干潟 京成バス 新都心
津72 第一中学校・谷津二丁目・谷津パークタウン 谷津干潟
ら01 谷津七丁目・谷津駅・谷津四丁目・船橋競馬場駅 ららぽーと東口・南船橋駅 京成バスシステム 栄町
ら01・東11 奏の杜フォルテ・第一小学校前 東船橋駅

南口(平和交通[編集]

平和交通は駅前バスロータリー先の津田沼公園の横に停留所があり、ららぽーとTOKYO-BAYへの路線バスを運行している。

  • ららぽーとTOKYO-BAY・海老川大橋下行き

銀座駅東京駅・兜町からの平和交通の深夜急行バスは南口・ユザワヤ前に到着する。

その他[編集]

バスターミナルには乗り入れていないが、習志野市ハッピーバス京成津田沼駅内陸ルートが駅の東側を通過しており、北口の津田沼一丁目公園前に津田沼一丁目停留所が設置されている。

また、新津田沼駅の北側に新津田沼駅北口、南側に新津田沼駅の2つの停留所があるが、前者は路線の始発・終着地点であるのに対して、後者は当駅発着路線における隣の停留所となっている。

ギャラリー[編集]

隣の駅[編集]

東日本旅客鉄道
総武線(快速)
通勤快速
通過
快速
船橋駅 - 津田沼駅 - 稲毛駅
総武線(各駅停車)・T 東西線直通
東船橋駅 - 津田沼駅 - 幕張本郷駅(東西線直通列車はこの先には入らない)

脚注[編集]

  1. ^ a b c JR東日本:各駅情報(津田沼駅)
  2. ^ 津田沼駅をターミナルに使用している習志野新京成バスの営業エリアは「船橋市内の津田沼駅を中心としたエリア」である。 運転手募集の中吊り広告より。
  3. ^ a b c JR東日本:駅構内図(津田沼駅)
  4. ^ この頃まで、北口駅前には船橋警察署習志野警察署合同の交番が存在。
  5. ^ 「習志野市、住居表示変更へ 津田沼駅南口の開発地、「谷津」から「奏の杜」」朝日新聞 2012年08月17日付 東京 朝刊 ちば首都圏、「奏の杜への住所変更計画、説明会で批判相次ぐ 津田沼駅南口・区画整理事業」2012年08月20日付 東京 朝刊 ちば首都圏、「「谷津」から「奏の杜」への地名変更を否決 習志野市議会委員会」2012年09月20日付 東京 朝刊 ちば首都圏、「「奏の杜」に町名変更 議案一転可決 習志野市議会」2012年09月29日付 東京 朝刊 ちば首都圏
  6. ^ 南口にはほんの一部分だけ船橋市前原西の地域が存在する。駅の船橋方にある歩道橋は、船橋市内の小学校区通学の便を図るために設置されている。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]