二宮神社 (船橋市)

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二宮神社
二宮神社
所在地 千葉県船橋市三山5-20-1
位置 北緯35度42分06.4秒
東経140度03分08.2秒
主祭神 速須佐之男命
社格 式内社(小)・郷社
創建 弘仁年間(810~24年)
本殿の様式 権現造
例祭 下総三山の七年祭り
  

二宮神社(にのみやじんじゃ)は、千葉県船橋市三山にある神社である。船橋市を代表する古社の一つで、1858年(安政5年)刊の成田参詣記でも三山明神社(みやまみょうじんやしろ)の図のさし絵とともに紹介されている。式内社寒川神社の後裔社であり、現在でも寒川神社と呼ばれることがある。旧社格は郷社。七年に一度、下総三山の七年祭りが開催される。三山一族が先祖代々神官をつとめていた。

目次

[編集] 由緒

社伝によれば、弘仁年間(81024)、嵯峨天皇の勅命により創建されたとされている。現在の名称となっている「二宮」の名称の由来は、藤原氏が信仰する香取神宮下総国一宮、次に本社が二宮とされ、国司などの役人が着任した折に参拝する時の順序が2番目に位置していたとされている。二宮神社と呼ばれるようになったのは、いつの頃かわからないが、1303年(乾元2年)と銘の入った釣鐘に総州二宮社壇と刻まれていることから鎌倉時代にはすでに呼称されていたことがわかっている。

[編集] 祭神

速須佐之男命を主祭神とし、稻田比賣命大國主命藤原時平を配祀する。明治時代に近隣の無格社・若宮八幡神社、および当社の摂社・阿波八幡神社を合祀し、それぞれの祭神であった大雀命譽田別命も配祀されている。

[編集] 信仰圏(地域)

古来より注連下(氏子の区域)は21・3ヶ村(現在の船橋市東部・北部、習志野市八千代市千葉市西部)にまたがる広大な地域に達し、現在でも例祭などで、その影響力を見ることができる。

[編集] 建物・敷地の特徴

[編集] 社殿

現在の社殿は安永年間(177281)に再建されたものである。銅板葺の屋根は本殿は大正11年10月に、拝殿は大正14年茅葺屋根から葺き替えられたが社殿の文化財としての価値は高い。この社殿の平面形式は江戸時代に流行した権現造だが、拝殿から幣殿にいたる床面の高さは同じに成るようになっている。また、組物及び腰組も当時の正規の宮大工の手法によって意匠と造作がなされている。昭和53年10月25日船橋市の有形文化財に指定された。

[編集] 参道

正面の鳥居から参拝すると参道はいったん低くなり、谷を横断して進むように作られている。なお、谷の底部には小川が流れており、その水脈は習志野市津田沼に鎮座している菊田神社境内にある池へとつながっているといわれている。谷底を直線に進むと石段をのぼりおわる頃に拝殿の向拝の唐破風が見えてくるようになっており、大きく雄大な唐破風の曲線、そして雄渾な彫刻をゆっくりと鑑賞できるようにと大工棟梁のデザインの工夫が凝らされている。

[編集] 文化財

[編集] 県指定

[編集] 市指定

[編集] 主な例祭・行事

[編集] ギャラリー

[編集] 交通

最寄り駅

  • JR総武線津田沼駅下車⇒バスで二宮神社停留所行き(20分)
  • 新京成線薬園台駅下車⇒国道296号線まで徒歩(3分)薬園台駅入口停留所より、バスで二宮神社停留所下車(10分)
  • 京成電鉄京成線京成大久保駅下車⇒日大生産工学部停留所まで徒歩(7分)⇒バスで二宮神社停留所下車(5分)なお復路は大久保十字路停留所下車となる。

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

[編集] 参考文献

  • 船橋市郷土資料館, 絵はがき写真に残された明治~大正~昭和-, 平成17年3月23日
  • 郷土出版社,祝市制施行70周年~船橋の100年~, 平成19年2月5日