高城れに

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たかぎ れに
高城 れに
生年月日 1993年6月21日(22歳)
出生地 日本の旗 日本 神奈川県
身長 158 cm[1]
血液型 O型
職業 歌手タレント女優
活動期間 2007年 -
事務所 スターダストプロモーション
公式サイト ブログ 「ビリビリ everyday」
主な作品

映画『幕が上がる

備考

ももいろクローバーZのメンバー
高城れに
百田夏菜子
玉井詩織
佐々木彩夏
有安杏果

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高城 れに(たかぎ れに、1993年6月21日 - )は、ももいろクローバーZのメンバー、女優である。グループでのイメージカラーは紫色

神奈川県出身。スターダストプロモーション所属[2]

人物像[編集]

繊細さと感受性の豊かさが特徴である[3]。書籍『Quick Japan(Vol. 112)』の特集で精神科医の斎藤環筑波大学教授)による鑑定が行われた結果、「ユニークな内面や豊かな感情、そして衝動渦巻く無意識の世界」を持っているとされた。本人いわく幽体離脱の経験があり、イメージトレーニングをしたところ、夢と現実の境界線のところで魂が抜けるようになり、夢をコントロールできるようにもなったと述べている[4]。馬のものまねなどの「変顔」を特技とし、所属するももいろクローバーZではトークなどのオチを担当することが多い[3]

もともとは極度の人見知りで、緊張しやすい気質を持つ[3]。グループ結成当初は「本当に私がももクロにいていいのかな」と悩み続けていたが、"アイドルはかわいらしく"という固定観念を外すことで自分の素を出せるようになったという[5]。「悩むからこそ成長できる部分がたくさんある」と前向きに捉えることができるようになったとし、自身の存在意義について以下のように述べている。

私「幸せじゃない」って思っている人も、絶対に幸せなはずだと思うんですよ。幸せなことに気づいてないだけ。それって損だと思うし、自分もそれを味わってきたからわかるの。だから、それをどうにかして教えてあげたいの。

そのきっかけにももクロが少しでもなれたらいいなって思うし、それができるようになるためにも、どんなことがあっても自分は幸せでいようって思う。

歌って踊って笑顔を届ける、みたいなざっくりとした感じじゃなくて、ちゃんと内面的な部分もしっかりしていないと、本当のアイドルにはなれないと思う。

Quick Japan Vol. 112 (p. 58)

キャッチフレーズは「ももクロの鋼少女」。自分を変えてくれた「ももクロ」の存在に恩を感じており、プライベートのカラオケでも持ち歌をよく歌うなどグループへの愛着心が強い[5]。さらに、自身がももクロのメンバーでなかったらモノノフ(同グループの熱狂的なファン)になっていたと度々述べており、ファンを「ももクロの一員」と位置づけている[6]。なお高城れにの熱狂的なファンは紫族(むらさきぞく)とも称される[7]

笑った時に慈愛に満ちた表情を見せることから[3]、ライブでは「笑顔が一番、れにちゃん!」というファンによる合いの手が定着している。本人も気に入っており、迷ったとき辛いとき、笑顔を無くしそうになるとき、そのかけ声を思い出すと述べている[8]

ナスが大好物であり、銭洗弁財天宇賀福神社で扱っているナスの御守りを大切にしている[9]。好きなアーティストは湘南乃風であり、ライブを観に行くこともある[10]

経歴・エピソード[編集]

「れに」は本名である[5]。名前の由来は、もともと母親のなりたかった名前が「れに」であり、大事にしていた人形にもそう名付けていたことから[11]。人形の名前の由来は明かされていないが、ラジオ番組『高城れにのKing of Rock!』の特集記事では、「“れに”の名前は、レニー・クラヴィッツTHE STONE ROSESのドラマー、レニにも通じるリアルロックを体現するキーワード」だとする独自の解釈も示されていた[12]。一人っ子であり、雑誌のインタビューで「幻滅する男性は?」との質問に、「家族を悪く言う人。家族も大切にできない人は、絶対に他人を大事にできないと思う」と答えている[4]

小学生の時に、母親が自分と似た内向的な性格を直すため、ヒップホップダンスタップダンスのレッスンを始めさせ、エキストラの仕事も経験させた[5]。アニメ『きらりん☆レボリューション』に強く影響を受け、月島きらり久住小春)のファンであった。 中学2年生の時、現在の事務所にスカウトされ芸能界入り[5]

2007年秋に、ももいろクローバー(後のももいろクローバーZ)の0期メンバーとなる(構想段階のメンバーのことで、この中で現在まで活動を続けているのは高城だけである)。

2008年の結成時は最年長ということでリーダーを務めていたが、同年秋ごろに退任(後任は百田夏菜子)。グループのマネージメントを行ってきた川上アキラは当時を振り返り、真面目で考え過ぎて余裕がなくなってしまう状態だったため、一歩引いた立場の方が本人の色が出せると判断し、交代を決断したと述べている[13]

2012年3月にはメンバーでいち早く学業を修了。同月のライブで、「高校を卒業したので一生をももクロに捧げます! なのでみなさんも一生をももクロに捧げて下さい!」と述べ[14]、「毎日ヒロイン」を名乗り始めた(ももいろクローバーZのキャッチフレーズは「週末ヒロイン」)。癒し系の柔らかい声質を活かしてラジオパーソナリティを務めるなど活躍の場を広げた(InterFM『高城れにのKing of Rock!』)。

2015年3月9日、ももいろクローバーZでは初のソロコンサートとなる『高城の60分4本勝負』を開催(名古屋CLUB QUATTRO)。この日に開催した理由は、大好きだったひいおばあちゃんが亡くなってしまった後に聴いていた曲がレミオロメンの「3月9日」であったためである(歌詞の「瞳を閉じれば あなたが まぶたのうらに いることで どれほど強くなれたでしょう」という部分を、ひいおばあちゃんと重ね合わせていたという)[15]。1日4回公演で、それぞれで異なるセットリスト(曲目)であったが、「3月9日」だけは全ての公演のラストに歌われた。

同年7月、ライブのリハーサル中に転倒し、左手の橈骨遠位端(とうこつえんいたん)を骨折[16]。全治に約3か月かかったが、その間のライブには手首を固定した状態で出演し続けた。この時期から「骨は折れても、心は折れません。ももクロの鋼少女」という自己紹介パターンを使い始めた(それまでのキャッチフレーズは「ももクロの感電少女」であった[注釈 1]

女優としての活動[編集]

北川景子柴咲コウ竹内結子らを擁する芸能事務所スターダストプロモーションに所属しており、ももいろクローバーZの活動と並行して、かねてから演技レッスンを重ねてきている。

映像外部リンク
『幕が上がる』映画予告編 - YouTube

2015年には、踊る大捜査線シリーズで知られる本広克行監督の指名で、他のメンバー4人とともに映画『幕が上がる』での主演を果たした(加えて、2014年のベルリン国際映画祭で最優秀女優賞を受賞した黒木華や、同年の日経トレンディにおいて「今年のヒット人」に選ばれた俳優・ムロツヨシらが出演)。2月28日公開、8月5日Blu-ray & DVD発売、各種動画サイトによる配信開始。

第40回報知映画賞ではメンバー5人の演技が認められ、特別賞が贈られた[17]

持ち歌[編集]

高城れに


事務所に推され隊
高城れにと有安杏果(ももいろクローバーZ)による、「所属事務所内の格差」をテーマとしたユニット


山形
高城れにと佐々木彩夏(ももいろクローバーZ)による、「さくらんぼ」をテーマとしたユニット

  • 私のアメリカンチェリー(2015年) - 作詞・作曲:CHI-MEY、未音源化

ソロ活動[編集]

ラジオ[編集]

柔らかい声質を活かしてラジオパーソナリティを務めるなど、2012年3月の高校卒業を機に、活躍の場を広げた。

  • ミュ〜コミ+プラス(2011年8月16日深夜・10月17日深夜・2012年2月23日深夜・4月23日深夜、ニッポン放送
  • ナガオカ(2012年1月23日、CBCラジオ) - 労働讃歌プロモーションでのゲリラティッシュ配り(名古屋駅:高城れに)の模様
  • 高城れにのKing of Rock!(2012年4月26日 - 2012年9月27日、InterFM - 『YOUNG BLOOD』の中の1コーナー
  • MIWA LOCK presents THE DAY OF ROCK!!(2012年6月9日、InterFM)
  • 山里亮太の不毛な議論(2012年6月13日、TBSラジオ)- 他メンバーに先がけて、深夜のラジオ生放送へ初出演
  • 真夜中のハーリー&レイス(2012年12月25日深夜、ラジオ日本)- 当日行われたライブ終了後に生出演
  • ミュ〜コミ+プラス(2013年1月9日深夜、ニッポン放送) - 本人にとって、初めて1人だけで進行する生放送となった

テレビ[編集]

書籍[編集]

  • ニュータイプ 2011年12月号
  • HONKOWA 2012年1月号 - 不思議と神秘のパワーコミック
  • HONKOWA 芸能人心霊体験特集号(2012年)
  • もぎたて☆アイドル人間 第2巻(2012年)- コミック。帯にコメント、さらに直筆イラストを収録
  • ケトル VOL.07(2012年)
  • Quick Japan Vol.100(2012年)
  • Zipper(2012年11月号 - 2013年3月号) - 『風雲!たかぎ城』のコーナーを連載
  • De☆View 2013年4月号
  • GooBike 2013年4月1日号 - 表紙写真も
  • non-no 2013年6月号 - 高城のファンであったという岸本セシルの連載コーナーに登場
  • 20±SWEET【トゥエンティ・スウィート】2013 AUTUMN - 表紙写真も
  • Quick Japan Vol.112(2014年) - 表紙写真も

イベント[編集]

  • 春の全国交通安全運動(2014年4月5日) - 横浜市西区でのイベントに1日警察署長として出演
  • MTV VMAJ 2014(2014年6月14日) - 「GOUNN」 最優秀グループビデオ賞受賞に対しVTRコメント
  • 「危険ドラッグ」撲滅運動(2014年12月7日) - 墨田区・向島防犯協会のイベントに出演
  • 高城の60分4本勝負(2015年3月9日、名古屋CLUB QUATTRO、4回公演) - グループ初となるソロコンサート
  • フォーク・デイズ 第92章〜フォークソングは世代を超えて〜(2015年3月13日) - ゲスト出演
  • 神戸三宮映画祭(2015年6月5日) - 「幕が上がる」舞台挨拶として、本広克行監督とともにゲスト出演
  • Cloud Days 2015「ももクロウド Days in 九州」(2015年6月24日) - 生徒代表として出演
  • 仙台短篇映画祭2015(9月20日) - バリアフリー上映「幕が上がる」舞台挨拶として、本広克行監督とともにゲスト出演

ミュージック・ビデオ[編集]

その他[編集]

関連項目[編集]

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ マネージャーが考えたもので意味は不明であるが、高城本人は「霊感など人と違った感性があり、一緒にしゃべっていると感電する」という意味だと解釈していた。さらにさかのぼって初期の頃は「ももクロの癒し系」「幽体離脱少女」などのキャッチフレーズであった。

出典[編集]

  1. ^ プロフィール”. ももいろクローバーZ 公式サイト. 2015年11月9日閲覧。
  2. ^ HAPPY birthday☆れに☆”. 3年B組School Girlブログ. 2012年10月7日閲覧。
  3. ^ a b c d 「93ページ全力特集 高城れに 生まれつきの笑顔」、『Quick Japan』Vol.112、太田出版、2014年2月12日
  4. ^ a b 「ももクロ特集」、『S Cawaii!』2013年6月号、主婦の友社
  5. ^ a b c d e 「5号連続特集 ももいろクローバーZ パーソナルインタビュー 最終回 高城れに」、『Quick Japan』Vol.100、太田出版2012年2月20日
  6. ^ 高さんえぶりでい!!”. 高城れにオフィシャルブログ. 2015年10月11日閲覧。
  7. ^ ももクロ化した紫駅に紫族集結 西鉄「ファンのために」”. 乗りものニュース. 2015年11月17日閲覧。
  8. ^ プレゼントだょ♪”. ももいろクローバーZ 高城れに オフィシャルブログ 「ビリビリ everyday」. 2012年12月25日閲覧。
  9. ^ 茄子に願いを”. ももいろクローバーZ 高城れに オフィシャルブログ 「ビリビリ everyday」. 2013年6月15日閲覧。
  10. ^ ももクロとのコラボ実現も!? 湘南乃風・若旦那が“逆ラブコール””. RBB TODAY. 2015年11月9日閲覧。
  11. ^ 『「ももクロ夏のバカ騒ぎSummer Dive 2012 Tour」公式ツアーパンフレット』、SDP、2012年6月17日
  12. ^ Power Push 高城れにのKing of Rock! #1”. ナタリー. 2012年10月7日閲覧。
  13. ^ Ustream『梶原放送局 #22-2』(2012年3月6日配信)
  14. ^ モーレツ☆大航海ツアー2012 名古屋公演にて(ももクロChan #71)
  15. ^ 17:18 - 2015年3月9日”. 所十三公式ツイッター. 2015年12月4日閲覧。
  16. ^ 高城れにに関するお知らせ”. 2015年7月18日閲覧。
  17. ^ [1]
  18. ^ 『ウレロ☆未確認少女』をみんなで見よう!”. ニコニコ生放送. 2012年12月27日閲覧。
  19. ^ 新しい家族”. ももいろクローバーZ 高城れに オフィシャルブログ 「ビリビリ everyday」. 2013年1月16日閲覧。
  20. ^ 幸せ!”. ももいろクローバーZ 高城れに オフィシャルブログ 「ビリビリ everyday」. 2015年10月25日閲覧。
  21. ^ テレビ朝日『ももクロChan』(2013年6月11日放送)
  22. ^ 幸せな気持ち”. ももいろクローバーZ 高城れに オフィシャルブログ 「ビリビリ everyday」. 2012年11月27日閲覧。

参考文献[編集]

  • 「5号連続特集 ももいろクローバーZ パーソナルインタビュー 最終回 高城れに」、『Quick Japan』Vol.100、太田出版2012年2月20日
  • 「93ページ全力特集 高城れに 生まれつきの笑顔」、『Quick Japan』Vol.112、太田出版、2014年2月12日

外部リンク[編集]