玉井詩織

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たまい しおり
玉井 詩織
生年月日 (1995-06-04) 1995年6月4日(22歳)
出生地 日本の旗 日本 鹿児島県種子島
(出身地は神奈川県
身長 160cm[1]
血液型 A型
職業 歌手タレント女優
活動期間 2005年 -
事務所 スターダストプロモーション
公式サイト ブログ「楽しおりん生活」
主な作品

映画『幕が上がる

備考

ももいろクローバーZのメンバー
玉井詩織
百田夏菜子
佐々木彩夏
有安杏果
高城れに

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玉井 詩織(たまい しおり、1995年6月4日 - )は、ももいろクローバーZのメンバー、女優である。グループでのイメージカラーは黄色で、ボーカル・ピアノ・ギター担当。

スカパー!音楽祭』や『GIRLS' FACTORY』など数々のイベントで司会を担当した経験がある。

神奈川県出身(鹿児島県種子島生まれ[注釈 1])。スターダストプロモーション所属。

人物像[編集]

機転が利き、様々な仕事を器用に遂行する役回りとして、所属するももいろクローバーZにおいては「スーパーサブ」とも称される[2]。描いた絵がNHKハート展に展示されたり[3]、運転免許をマニュアルで取得したりもしている。

グループのマネージメントを行ってきた川上アキラからは「潜在能力があり、天才肌」と評されており、様々なイベントで司会を任されるなどしている[4]

あまり自分を表に出さず、周囲を立てようとする傾向がある[2]。同じグループのメンバーである高城れには玉井について、「何かの物事や他人に対しては器用だが、自身のことになると不器用になってしまう」と述べている[2]

100ページに渡る人物特集を掲載した『Quick Japan(Vol. 114)』において編集長は、「とにかく、ひとことでは表現できない。“未完の大器”かと言われたら、けっして未完ではないし、“自由奔放”かと言ったら、自由だけど、奔放ではないし……」と評した。

同書において、精神科医の斎藤環筑波大学教授)による鑑定が行われ、エゴグラムにおいてFC(自由な子供)の要素が最も高く、NP(保護的な親の心)やCP(厳格な親の心)も同様に高いという珍しい結果となった[2]。「野生児のように自由でありながら、他人に優しく思いやりがあり、頼りにされるところもある」「人情と遊び心の二つが人生の基軸になっている」と解釈された。

ライブでは「いいかお前らー!」の口上から始まる煽りを特徴とする[5]。キャッチフレーズは「ももクロの若大将」で、同じく若大将のニックネームを持つ加山雄三からお墨付きをもらい話題となった[6]

食いしん坊であり、2011年には番組の企画でわんこそば93杯を平らげ、『第54回わんこそば全日本大会』にも出場した(ただし、直前に控室でご当地ハンバーガーを食べてしまい、結果は62杯に終わった)[7]。また、ファミリーマートと『しおりんのまんぷく弁当』を共同開発したり[8]、老舗洋食レストランの五島軒のカレーセットをプロデュースしたりした。本人いわく、早食いや大食いというより、純粋に食べるのが好きとのことである[9]

経歴・エピソード[編集]

名前の由来はサザンオールスターズの「栞のテーマ」であり、字画を考えて「詩織」となった[10]。兄が1人いる[5]。幼少期には10年間英会話を習っており、その後もリスニング能力は維持している[10]。一番好きで身についた習いごとは1、2年やっていた器械体操であり、後のキャリアにも活かされることとなる[5]

2005年(小学4年生の時)、現在の事務所にスカウトされ芸能界入り[5]。2008年3月、ももいろクローバー(後のももいろクローバーZ)の名称決定時にメンバーとなる[5]。加入直後は、pieceesという同事務所のダンスユニットにも所属していた[注釈 2]

当時のキャッチフレーズは「泣き虫で甘えん坊な、みんなの妹」であったが[12]、2015年、二十歳を機に「ももクロの若大将」というキャッチフレーズへの変更が行われた[13]

元祖「若大将」の加山雄三からは、イメージカラーのイエローにペイントされたフィルモア楽器製のモズライト・ギターも贈呈されている[14]。さらに『加山雄三55周年記念 “ゴー!ゴー!若大将FESTIVAL”』にグループとして参加した際には、「蒼い星くず」を共にギター演奏した。その際、加山から「サザンオールスターズ桑田佳祐にも同じギターの真っ白なやつをプレゼントした」と伝えられ、プレッシャーからピックを落とすハプニングがあったものの、その後はミスなく演奏しきった[15]

司会として、2015年には『GIRLS' FACTORY』に、2016年には『スカパー!音楽祭』に初起用され、活躍の場を広げている。

グループの中では百田夏菜子と親密な仲であることから、「ももたまい」というユニットを組んでおり、2人が結婚するというシチュエーションで『ももたまい婚』というタイトルのコンサートを2016年に行っている。

女優としての活動[編集]

子役として、CMなどへの出演歴がある。現在も、北川景子柴咲コウ竹内結子らを擁する芸能事務所スターダストプロモーションに所属しており、ももいろクローバーZの活動と並行して、かねてから演技レッスンを重ねてきている。

映像外部リンク
『幕が上がる』映画予告編 - YouTube

2015年には、踊る大捜査線シリーズで知られる本広克行監督の指名で、他のメンバー4人とともに青春映画『幕が上がるでの主演を果たした(加えて、2014年のベルリン国際映画祭で最優秀女優賞を受賞した黒木華や、同年の日経トレンディにおいて「今年のヒット人」に選ばれたムロツヨシらが出演)。

第40回報知映画賞ではメンバー5人の演技が認められ、特別賞が贈られた。さらに第39回日本アカデミー賞の話題賞(同じくグループに対して)、TSUTAYA映画ファン賞(作品に対して)なども受賞した。

原作者で劇作家の平田オリザは、この作品を通して玉井詩織の演技を最も高く評価した。「玉井さんは華がある。それは教えて身に付くものではないんです。目力も強くて、ぼんやりしてたかと思えば役に入ると視線が違う」と評している[16]

2016年には、オムニバス映画『Anniversary アニバーサリー』で主演を務め、香取慎吾SMAP)主演のドラマに脇役で抜擢されるなど、ソロでも活動の幅を広げている。

ソロ活動[編集]

テレビ[編集]

ラジオ[編集]

CM[編集]

映画[編集]

  • Anniversary アニバーサリー(2016年10月22日公開) - オムニバス形式で、玉井は「ハッピーバースデー」の主演

書籍[編集]

  • DiaDaisy(2010年、小学館) - 専属モデル
  • ショーボー Vol.3(2006年)
  • De☆View 2010年9月号
  • Chu-Boh Vol.42(2011年) - 表紙写真も
  • Quick Japan Vol.97(2011年)Vol.107(2013年)Vol.114(2014年)
  • ケトル Vol.09(2012年)
  • このマンガがすごい! 2012 - 「あの人が選ぶ」のコーナー
  • UTB+ Vol.8(2012年)
  • smart 2012年2月号、11月号、2014年4月号
  • Graduation -高校卒業-(2014年) - 表紙写真も
  • ROLa 2014年9月号 - 特集「おいしい『肉』」で寺門ジモンとの「肉バカ対談」を掲載
  • OVERTURE No.004(2015年) - 表紙・巻頭特集
  • 月刊Audition3月号(2016年)
  • BRODY Vol.04(2016年)・2017年2月号 - いずれも天龍源一郎と対談

その他[編集]

作品[編集]

ソロ曲[編集]

ユニット曲[編集]

ももたまい - 百田夏菜子(ももいろクローバーZ)とのユニット

映像作品[編集]

  • ももたまい婚(Blu-ray & DVD)
映像外部リンク
『ももたまい婚』DIGEST TRAILER - YouTube
ももクロ ももたまい インタビュー "ももたまいの結婚披露宴" - YouTube

2016年開催の、ももたまいによるユニットコンサート。当初は「ももたまいコン」だったが、ファンがSNS上で「ももたまい婚」だと盛り上がったことから、そのタイトルで結婚披露宴をテーマにすることが決まった。大安の日である当日には、多くのファンもフォーマルな装いで来場し、“エア”乾杯用のコップや引き出物のお皿なども配られた。

関連項目[編集]

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 里帰り出産のため。生後間もないころから1歳半くらいまでは京都府に在住。
  2. ^ 他のメンバーは、伊倉愛美(元・ももいろクローバー)、奏音(元・私立恵比寿中学)、矢野妃菜喜(同)、宇野愛海(同)、夏川桃菜で、ももいろクローバーの初お披露目の際は伊倉とともに2つのグループのメンバーとしてステージに立った。なおpieceesの対外的な活動はこれ1回だけとなってしまった[11]

出典[編集]

  1. ^ プロフィール”. ももいろクローバーZ 公式サイト. 2015年11月9日閲覧。
  2. ^ a b c d 「113ページ全力特集 玉井詩織 Unknown self」、『Quick Japan』Vol.114、2014年
  3. ^ “ももクロ・玉井詩織や川越達也シェフらのアート作品も……「NHKハート展」開催”. RBB TODAY. (2013年2月8日). http://www.rbbtoday.com/article/2013/02/28/103824.html 
  4. ^ 『「ももクロ春の一大事 国立競技場大会」公式ツアーパンフレット』2014年
  5. ^ a b c d e 「5号連続特集 ももいろクローバーZ パーソナルインタビュー 第2回 玉井詩織」、『Quick Japan』Vol.97、2011年
  6. ^ “ももクロ玉井詩織、加山雄三から「若大将」受け継ぐ”. http://www.rbbtoday.com/article/2015/09/24/135428.html 2015年9月24日閲覧。 
  7. ^ ももラジchan第3回! わんこそば大会に玉井詩織登場! (『テレ朝動画』インターネット番組). (2012年2月24日). http://www.tv-asahi.co.jp/douga/momocloch/70 
  8. ^ “ももクロ×ファミマ “全力で”作ったお弁当がいよいよ発売だゼーット!!”. エン食べ. (2013年8月8日). https://entabe.jp/news/article/2581 
  9. ^ “0:52 - 2012年9月11日”. 佐々木敦規 オフィシャルTwitter. https://twitter.com/atsunorisasaki/status/245188026333020161 
  10. ^ a b 『「ももクロ夏のバカ騒ぎSummer Dive 2012 Tour」公式ツアーパンフレット』2012年
  11. ^ 川上アキラ『ももクロ流』p.194
  12. ^ “インタビュー ももいろクローバーZ×吉田豪”. CD Journal. (2011年7月17日). http://www.cdjournal.com/main/cdjpush/momoiro-clover-z/1000000644 
  13. ^ “ももクロ玉井詩織、「泣き虫で甘えん坊」キャッチフレーズ変更?「満足いってない」”. ライブドアニュース. (2015年3月30日). http://news.livedoor.com/article/detail/9949083/ 
  14. ^ “ももクロ玉井は加山雄三からギターもらったゼーット!!”. スポーツ報知. (2016年4月4日). http://www.hochi.co.jp/entertainment/20160404-OHT1T50062.html 
  15. ^ “加山雄三×しおりん“若大将”ギター共演「ドあたまで事件が…」”. ORICON NEWS. (2016年4月7日). http://www.oricon.co.jp/news/2069805/full/ 
  16. ^ 「『幕が上がる』特集」、『日経エンタテインメント』2015年3月号、2015年
  17. ^ “逗子一日警察署長に「ももクロ」玉井詩織さん 児童に交通安全呼び掛け”. 神奈川新聞. (2017年4月14日). オリジナル2017年4月14日時点によるアーカイブ。. http://archive.is/Yu4HY#selection-1213.0-1213.33 2017年4月14日閲覧。 
  18. ^ 玉井詩織に聞く大原櫻子の魅力”. 音楽ナタリー. 2014年12月13日閲覧。

参考文献[編集]

  • 「5号連続特集 ももいろクローバーZ パーソナルインタビュー 第2回 玉井詩織」、『Quick Japan』Vol.97、太田出版2011年
  • 「玉井詩織 底なしの17歳 ロングインタビュー」、『Quick Japan』Vol.107、太田出版、2013年
  • 「113ページ全力特集 玉井詩織 Unknown self」、『Quick Japan』Vol.114、太田出版、2014年

外部リンク[編集]