神奈川新聞

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神奈川新聞
種類 日刊紙
サイズ ブランケット判

事業者 神奈川新聞社
本社 神奈川県横浜市中区太田町2-23
代表者 代表取締役社長 並木裕之
創刊 1890年2月
前身 横浜貿易新聞
言語 日本語
価格 1部 120円
月極 3,100円
発行数 約18万部
(2016年10月 日本ABC協会
ウェブサイト http://www.kanaloco.jp/
株式会社 神奈川新聞社
Kanagawa Shimbun
本社所在地 日本の旗 日本
〒231-8445
神奈川県横浜市中区太田町2-23
設立 1890年2月1日
業種 情報・通信業
資本金 3,600万円
売上高 85億3,000万円(2010年3月)
従業員数 350名(2014年10月1日現在)
主要子会社 株式会社かなしんオフセット
株式会社かなしんサービス
株式会社かなしん広告
株式会社エリアドライブ
外部リンク http://www.kanaloco.jp/
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横浜市中区太田町の横浜メディア・ビジネスセンター(通称YokohamaMBC)。神奈川新聞本社は9階 - 12階を使用。地上13階建、地下2階建。

神奈川新聞(かながわしんぶん、英語: Kanagawa Shimbun)は、神奈川県地方新聞。神奈川新聞社が編集・発行する新聞である。発行部数は約18万部(2016年10月日本ABC協会 新聞発行社レポート)[1]

概要[編集]

1890年明治23年)2月1日創刊。朝刊のみの発行である。全国ニュースや経済ニュース、国際ニュースは共同通信社の配信を受けたものを掲載。ただし、大手他紙との差別化の意味からかより地域ニュースに重点を置き、相当の紙面を割いている。とりわけ、スポーツ欄は「かながわスポーツ」と題し、プロ野球横浜DeNAベイスターズサッカーJリーグ高校野球地区予選などを中心にスポーツ新聞並みの紙面構成を行っている。

土曜日掲載のゆとり欄「木もれ日」では直木賞作家角田光代芥川賞作家藤沢周をはじめとした各ジャンルの有名作家がリレー連載を務める。

定価は2010年4月1日より20円値上げし、1部120円である。

神奈川県内でのシェアは、読売新聞朝日新聞日本経済新聞に次いで第4位。三浦半島地域の横須賀市三浦市、県西部の平塚市秦野市、郡部では県平均を上回っているが、県庁所在地の横浜市で7%程度、東京に隣接する川崎市相模原市では、2%~4%程度とかなり読者が少ない[1]

神奈川県内の朝日新聞、読売新聞、毎日新聞の新聞販売店が取り扱っており、契約時に配達する販売店を選択できる[2]埼玉新聞千葉日報と違い販売店の扱う割り当てを公表をしているので生活に密着をしたスーパーマーケットなどの折込チラシが折り込まれる。東京都内では、町田市内の一部地域で宅配購読が可能なほか、JR・小田急町田駅の駅売店、株式会社全販(東京都千代田区)の1F受付カウンターでも即売している[3]

沿革[編集]

論調[編集]

いわゆるリベラル左翼寄りの論調。2014年7月15日から連載している『時代の正体』では、論説・特報面で安保法制ヘイトスピーチ問題を取り上げており、SEALDsの活動への注目[5]や、在日朝鮮人・市民運動家の意見の紹介[6][7]を行っている。「偏っているという批判に「ええ、偏っていますが、何か」と答える。そして、私が偏っていることが結果的に、あなたが誰かを偏っていると批判する権利を守ることになるんですよ、と言い添える。」と開き直り、異論を無視するという姿勢は大きな批判を浴びている。[8]

『時代の正体』は書籍化され「時代の正体――権力はかくも暴走する」として現代思潮新社から出版された。また、ヘイトスピーチ問題に関する特集をまとめた 「ヘイトデモを止めた街~川崎・桜本のひとびと~」は2016年9月20日に出版された。(#「時代の正体」シリーズ参照)

組織[編集]

本社[編集]

神奈川県横浜市中区太田町2丁目23 横浜メディア・ビジネスセンター内

  • 編集局、販売局、営業局、経営管理局、読者広報センター、論説委員会、システム室

支社・総局・支局[編集]

関連会社[編集]

(株)かなしんオフセット、(株)かなしんサービス、(株)かなしん広告、(株)エリアドライブ、(公財)神奈川新聞厚生文化事業団、(一社)神奈川政経懇話会

メディアへの取り組み[編集]

インターネット[編集]

  • 2005年2月1日、「神奈川新聞WEB」をコミュニティサイト「カナロコ」にリニューアルし、新聞社系ウェブサイトとしては日本で初めてブログを導入。ブログとニュースソースのRSS配信の融合に積極的に取り組み、新時代における報道機関によるWebコンテンツの一つのあり方を提言している。
  • 2008年現在、携帯電話サイト「カナモバ」がオープン。県内映画館の割引クーポンや横浜港の出船状況等、カナロコと差別化した携帯端末ならではのサービスを提供している。

放送事業[編集]

  • 1958年のラジオ関東(現アール・エフ・ラジオ日本)開局以来2003年9月まで同局に「京浜ニュース」を配給し続けてきた。
  • テレビ神奈川(tvk)には、1972年の開局以来ニュース提供を続けてきたが、2001年に経営権を獲得して以降緊密な関係となり、2004年には横浜市中区の旧本社跡にtvkと共同の新社屋を建設した。またTVKスポットニュースとTVKニュース&天気予報では「協力 神奈川新聞」と表示している。
  • 横浜エフエム放送(FMヨコハマ)にも開局以来ニュースを提供している。こちらは「FM横浜エリアニュース」として放送。
    • 通常のFM横浜ニュースは共同通信社からニュース提供を行っているが、FM横浜エリアニュースでは神奈川新聞からのニュース提供となっている。

イベント[編集]

ギャラリー[編集]

その他[編集]

番組表[編集]

全ての番組表と番組解説記事の一部は東京ニュース通信社から配信を受けている。

最終面[編集]

1980年代前半頃まで、放送局名のカットは午後5時台と6時台の中間に掲載されていたが、現在は冒頭(最上段)にある。

中面[編集]

BSデジタル
地上波テレビ
AMラジオ
FMラジオ

脚注[編集]

  1. ^ a b 神奈川新聞 媒体データ”. 神奈川新聞社. 2017年6月5日閲覧。
  2. ^ 神奈川新聞 よくある質問”. 神奈川新聞社. 2017年6月5日閲覧。
  3. ^ 株式会社全販 店頭即売の新聞”. 株式会社全販. 2017年6月6日閲覧。
  4. ^ 神奈川新聞、中川憲造氏を起用し55年ぶりの紙面改革”. ヨコハマ経済新聞 (2006年1月5日). 2017年6月5日閲覧。
  5. ^ 時代の正体〈308〉シールズの1年(上) 私たちの言葉を信じる”. 神奈川新聞 (2016年5月7日). 2017年6月10日閲覧。
  6. ^ 【憲法特集】時代の正体〈464〉社会を変える責務はマジョリティーに”. 神奈川新聞 (2017年5月3日). 2017年6月10日閲覧。
  7. ^ 〈時代の正体〉「表現の自由」示す無届けパフォーマンス 海老名駅前自由通路”. 神奈川新聞 (2017年1月9日). 2017年6月10日閲覧。
  8. ^ “「偏ってますが、なにか」カナロコ・オピニオン 論を興し民主主義を体現する存在に”. 神奈川新聞 (カナロコ). (2015年10月16日). http://www.kanaloco.jp/article/127964 
  9. ^ 【社告】神奈川新聞花火大会休止のお知らせ”. 神奈川新聞社 (2016年8月24日). 2016年8月25日閲覧。

出版[編集]

「時代の正体」シリーズ[編集]

参考資料[編集]

外部リンク[編集]