an・an

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索
an・an
ジャンル ファッション
読者対象 女性
刊行頻度 月2回刊→月3回刊→週刊
(金曜日→水曜日)
発売国 日本の旗 日本
言語 日本語
定価 ¥450~580
出版社 マガジンハウス(旧・平凡出版)
編集長 北脇朝子
副編集長 長居広
刊行期間 1970年3月20日 - 現在
発行部数 209,664部(2011年10月 - 2012年9月日本雑誌協会調べ)
ウェブサイト 公式サイト
特記事項 フランスの女性向けファッション誌『ELLE』の日本語版an・an ELLE JAPONアンアン エルジャポン)として創刊

an・an』(アンアン)は、マガジンハウス(旧・平凡出版)が毎週水曜日に発行する女性週刊誌ファッション雑誌

2011年10月から2012年9月までの印刷証明付き平均発行部数は21万部弱[1]。誌名は創刊当時モスクワ動物園で飼育されていたパンダの名で、パンダ好きで有名な黒柳徹子によって名付けられた。一般公募によって東北の男子高校生の案が選ばれたというものは間違いではないが、名前が決まるのは一般公募以前のことであり、この東北の男子高校生はそのことを知らず発案し偶然名前が被ってしまった。実際に、創刊当初の表紙にはパンダのマークが描かれていた。

概要[編集]

若年層をメインに中年層にも購読されるいわゆるファッション雑誌。話題提供の発信源として認知され、「デザイナーズブランド」「カラス族」「刈り上げヘア」「ハウスマヌカン」などというファッション系の流行語を数多く生んだ。1980年代には「スタイリスト」という職業に初めてスポットを当て、また、1990年代には男性や女性のヘアヌード写真を掲載して話題を呼んだ。女性がファッション・メイク、恋愛セックスダイエット映画占いマナーなど、20代の女性に関連する多くのテーマを扱い、また、グラビア誌として、旬の俳優アイドルタレントスポーツ選手などを男女問わずに特集している。商業誌の性格上、さまざまなジャンルにおいて購買意欲を向上させる記事が多いため、ファッションを評釈するための、いわゆる被服系モード誌とは異なる。女性が興味を持つことならばなんでも取り上げる「雑食系」の総合週刊誌に成長している。[2]

略歴[編集]

パイロット版である『平凡パンチ』女性版を経て1970年3月に、フランスの女性向けファッション誌『ELLE』の日本語版『an・an ELLE JAPONアンアン エルジャポン)』として創刊。最盛期には約60万部を売り上げた。創刊当時の編集室は六本木に置かれたが、2年足らずで銀座の平凡出版本社に移転した。1971年に集英社が『non-no』を創刊すると部数は低下したが、女性向け情報誌としては高い人気を誇った。両誌による街や観光地特集や反響を呼び、雑誌片手に各地に押し寄せる読者たちは「アンノン族」と呼ばれ多くのファッションの流行を生んだ。1982年に平凡出版は新たに『ELLE』日本語版として『ELLE JAPON(エルジャポン)』を創刊し、『an・an』は独立したファッション雑誌となった。創刊時の発行回数は月2回だったが、1979年5月に月3回へ変更。さらに1981年8月には週刊化し当初は金曜日発売だったが2001年8月22日発売の1279号から水曜日に変更、現在に至る。

誌面[編集]

好きな男・嫌いな男ランキング[編集]

好きな男・嫌いな男ランキングは、毎年(2009年以降は休止)an・anによる独自のアンケートによって好きな男、嫌いな男をランキングする雑誌の人気企画。

毎年、「好きな男・嫌いな男ランキング」(他社が出版する複数の雑誌の、同様のランキングとは、上位芸能人の結果が異なることが多い)を発表しており、男性からの認知度も高い。また「好きな女・嫌いな女ランキング」も発表している。

SEX特集[編集]

毎年、8月第1週号に「SEX特集」と呼ばれる、女性週刊誌では珍しい「性行為」に関する特集を組む[3]。過去にはAV女優原紗央莉による「Girl's pleasure」の"官能ビデオ"DVD2009年(平成21年))、「袋とじ企画」やSEXアンケート官能小説避妊性行為感染症に纏わる記事を特集する。ただし、その過激な内容に賛否両論の声が上がっている。

マンガ大賞[編集]

2010年より開始された企画で、毎回1作品を大賞として選出している。

回(年) 大賞作品(作者) ノミネート作品(作者)
第1回
(2010年)
大奥よしながふみ 2位
聖☆おにいさん中村光
3位
海月姫東村アキコ
4位
関根君の恋河内遥
5位
君に届け椎名軽穂
ノミネート
ストロボ・エッジ咲坂伊緒
きょうの猫村さんほしよりこ
町でうわさの天狗の子岩本ナオ
午前3時の危険地帯ねむようこ
バクマン。大場つぐみ小畑健
第2回
(2011年)
失恋ショコラティエ水城せとな 準大賞
溺れるナイフジョージ朝倉
町でうわさの天狗の子(岩本ナオ)
ストロボ・エッジ(咲坂伊緒)
坂道のアポロン小玉ユキ
第3回
(2012年)
関口君の恋(河内遥) 準大賞
にこたま渡辺ペコ
つなぐと星座になるように雁須磨子
アオハライド(咲坂伊緒)
さんすくみ絹田村子
第4回
(2013年)
きょうは会社休みます。藤村真理 準大賞
俺物語!!河原和音アルコ
ぴんとこな嶋木あこ
審査員オススメ賞
脳内ポイズンベリー(水城せとな)
本屋の森のあかり磯谷友紀
シックス ハーフ池谷理香子
相羽奈美の犬松田洋子
第5回
(2014年)
銀盤騎士小川彌生 準大賞
高台家の人々森本梢子
ホリミヤHERO
かくかくしかじか(東村アキコ)
逃げるは恥だが役に立つ海野つなみ
第6回
(2015年)[4]
東京タラレバ娘(東村アキコ) 準大賞
アヤメくんののんびり肉食日誌町麻衣
こいいじ志村貴子
高台家の人々(森本梢子)
ハコイリのムスメ(池谷理香子)

同誌に登場した主なモデル[編集]

男性モデル[編集]

男性モデルが初めて出演したのは(『アンアン エルジャポン』NO.208)で男性モデルの名前は仲山信幸

同誌で活躍したその他人物[編集]


脚注[編集]

[ヘルプ]
  1. ^ 『マガジンデータ2013(2012年版)』日本雑誌協会JMPAマガジンデータ : 女性 ライフデザインより
  2. ^ 創刊40周年の『an・an』 徹底的に読者視点に立った編集を マガジンハウス
  3. ^ 北原みのり『アンアンのセックスできれいになれた?』 朝日新聞出版、2011年8月。ISBN 978-4-02-250807-2
  4. ^ 第6回ananマンガ大賞発表、阿久津愼太郎らの胸キュンマンガ紹介も”. コミックナタリー (2015年9月10日). 2015年9月10日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]