男性器

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陰茎亀頭
Male reproductive system lateral nolabel.png
男性生殖器解剖図 1.膀胱 2.恥骨 3.陰茎 4.陰茎海綿体 5.亀頭 6.包皮 7.尿道口 8.S状結腸 9.直腸 10.精嚢 11.射精管 12.前立腺 13.尿道球腺 14.肛門 15.精管 16.精巣上体 17.精巣 18.陰嚢
ラテン語 Phallus
英語 Penis
器官 男性器
動脈 尿道動脈

男性器(だんせいき)は、体外と骨盤周辺に位置する男性生殖器官の総称である。男性器で作られた精子は女性の卵子受精すると受精卵(接合子)を形成し、細胞分裂を繰り返して胎児へと成長する。男性器に含まれる諸器官のうち、陰茎陰嚢は体外に露出している。陰茎には排尿射精の機能があり、勃起した陰茎に刺激を与えることで精子を含んだ精液が体外に射出される。

一次性徴[編集]

胎児の発生の過程で、受精卵には中腎管中腎傍管が形成されるが、形成された時点では女性と性差は見られない、それからしばらく経つと、Y染色体を持った精子と受精した受精卵からは、第一次性徴によってY染色体上のSRY遺伝子によって中腎管に精巣が形成され、抗ミュラー管ホルモンの分泌によって中腎傍管を退縮させ、アンドロゲンの分泌によって男性器が形成(男性器のタナー段階Ⅰ)される。

二次性徴[編集]

男性のタナー段階(タナー段階の進み具合が男性器と陰毛で必ずしも同一になるとは限らない)

男性器は思春期第二次性徴によってタナー段階で成長する[1]。男性器のタナー段階がIIに達した時点で第二次性徴・思春期の起点となり、起点の年齢は平均して11歳6ヶ月前後である。[2]。思春期開始時は男性器の発達のみが起き、他の体位の発達開始はそれより後となり[3]、男性器の発達開始以降に生じる身長の伸びのピークを迎えるか陰毛の発生(陰毛のタナー段階II)まで思春期に入っている事に気づきにくい[4][5]

  • I - 幼児型、思春期前
  • II - 陰嚢、精巣は大きさを増し、陰嚢はきめ細かくなり、赤みを帯びる。思春期が始まるが、この段階で思春期に入っていることに気づきにくい[4][5]
  • III - 陰茎はやや長く、太くなる。陰嚢、精巣は大きさを増す。
  • IV - 陰茎は長く、太くなり、陰茎亀頭が発育する。陰嚢、精巣はさらに大きさを増し、陰嚢は黒ずんでくる。
  • V - 成人型となる。

交尾・性交[編集]

男性器女性器に挿入し、男女の性器を結合させることを性交という。動物は子孫を残すために交尾を行うが、人間の性交では必ずしも妊娠出産を目的とせず、男女相互の秘められたコミュニケーションのため、あるいはもっぱら性的快感を得るために行われる場合も多い(性交は基本として「性交」を指すが、当人の性嗜好などによっては「口交=口唇性交や、肛交=肛門性交などや、同性同士の性交もある)。

性的興奮をすると陰茎と亀頭内の海綿体が充血、肥大し長さや硬さが増し膣内に挿入しうる状態になる。性交をするときには、男性の勃起した性器を女性の膣口にあてがい亀頭部分で膣口を押し広げるように挿入し性器同士を結合させる。快感を得るために陰茎を膣内で前後にリズミカルに抜き差しする性交運動により、男性は陰茎や特に亀頭冠が、女性は膣壁が摩擦刺激されしだいに性感が高まる。性器同士の密着感を味わうために性交運動の間に体位を変えることも行われる。数分間の性交運動によってお互いの性器から受ける快感が最高潮に達すると絶頂感とともにオーガズムを迎える。

妊娠・出産[編集]

男性が性交運動により受けた快感でオーガズムに達すると、射精が起こる。

コンドームなどを使用しない場合、男性は男性器と膣との摩擦や締め付けによる快感があまり阻害されずに直接膣内に射精でき、精液を直接子宮に送り込む満足感が得られ、女性は男性器のぬくもり、男性の射精に伴う亀頭・陰茎の律動感や膨張感を味わうことができる。このように、避妊をせず膣内もしくは子宮内などに射精した場合、精液内に含まれる精子が女性の卵巣から排出された卵子と卵管膨大部で結合し、受精が完了する。その後、子宮内で着床し、受精卵が育ち、人工妊娠中絶流産をしなければ新たな生命となる。

脚注[編集]

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関連項目[編集]

外部リンク[編集]

  • ウィキメディア・コモンズには、男性器に関するカテゴリがあります。