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オーラルセックス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

オーラルセックス英語: oral sex)または口内性交口淫とは、を使用して行う性交類似行為のこと。これは、男性器を口腔などで愛撫するフェラチオ女性器を口唇などで愛撫するクンニリングス、また同時に相互の性器を口で愛撫しあうシックスナインなどの種類に分かれる。

概要

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フェラチオ
クンニリングス

オーラルセックスは、性行為前戯としての役割が強く、ベッドなど性交が行われる場所でその延長線上的に行われることが多い。

性病・口腔癌・舌癌・喉頭癌の危険性について

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オーラルセックスは妊娠のリスクがなく、また腟性交や肛門性交と比較して一部の性感染症(特にHIV)の感染リスクが低いとされる。ただし、感染リスクがゼロではないため、予防策は依然として重要である。オーラルセックスでも相手の体液に直接接触するので、性感染症に感染する危険性がある。

フェラチオをする者がを磨いた後や歯周病などにより出血している場合、キスなどと同様に相手の男性をヘルペスウイルスなどに感染させる、もしくは自分が感染させられる可能性がある。

ヒト免疫不全ウイルス(HIV)は、血液や男性の精液に多く含まれる。このため、もし男性がHIVに感染していて、相手の口の中や目の周囲に射精した場合、相手をHIVに感染させてしまうという通常の性行為同様の危険性がある。

性病の予防にはコンドームの使用が望ましい。

2006年に、米マルム大学の学部の研究は、HPV(ヒトパピローマウイルス)に感染している人に対して無防備なオーラルセックスを行うことが口腔癌の危険性を増す可能性が高いことを明らかしている。調査では、がん患者におけるヒトパピローマウイルスに感染した者の率は36%で、健康な人々における感染者率1%と比較して明らかに高い確率でHPVを持っていることされている[1]

利点

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複数の研究により、オーラルセックスおよび精液の嚥下が妊娠高血圧腎症(子癇前症)の発症リスク低下と関連している可能性が示唆されている。2000年にオランダの研究者らが発表した研究では、精液を嚥下する口腔性交を行っていた女性は、子癇前症の発症率が有意に低かったことが報告された。この仮説は、精液中に含まれる可溶性HLA(sHLA)抗原への経口曝露が、女性の免疫系を胎児の父系抗原に適応させ、妊娠中の免疫学的拒絶反応を軽減する可能性があるという理論に基づいている[2]

また、2019年のライデン大学の研究では、オーラルセックスの頻度が低い女性は反復流産のリスクが高い可能性があることが示された[3]

法律

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厳格な法律が多いシンガポールでは、前戯の延長線上以外の目的でオーラルセックスをすることが2006年まで法律で禁止されていた。

類似行為

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関連項目

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脚注

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  1. MedIndia: "Oral Sex Linked To Mouth Cancer Risk".
  2. Koelman, C. A.; Coumans, A. B.; Nijman, H. W.; Doxiadis, I. I.; Dekker, G. A.; Claas, F. H. (2000-03). “Correlation between oral sex and a low incidence of preeclampsia: a role for soluble HLA in seminal fluid?”. Journal of Reproductive Immunology 46 (2): 155–166. doi:10.1016/s0165-0378(99)00062-5. ISSN 0165-0378. PMID 10706945.
  3. Meuleman, T.; Baden, N.; Haasnoot, G. W.; Wagner, M. M.; Dekkers, O. M.; le Cessie, S.; Picavet, C.; van Lith, J. M. M. et al. (2019-06). “Oral sex is associated with reduced incidence of recurrent miscarriage”. Journal of Reproductive Immunology 133: 1–6. doi:10.1016/j.jri.2019.03.005. ISSN 1872-7603. PMID 30980918.

外部リンク

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