夢精

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夢精(むせい)は、男性睡眠中に射精に至る現象をいう。一般的には思春期男子に多く見られる。

概要[編集]

男性が睡眠中に性的な内容の夢などで性的興奮し、数分間勃起を持続し、性的興奮が頂点に達すると射精する現象。稀に性的な内容の夢ではなかったり、夢を見ずに勃起し射精にいたる場合もある。また、自然に性的興奮のみで射精に至る場合もあるが、無意識に布団や毛布、抱き枕などに勃起したペニスを擦りつけ、睡眠状態で自慰を行っていることもある。この場合も睡眠状態にあれば、夢精と認められる。また、性的な内容の夢で興奮状態のまま目覚め、そのまま射精してしまった場合は遺精と言われる。夢精後は精液で下着が汚れるが、かつては下着の汚れを防ぐために大人用おむつ生理用ナプキンなどで精液を吸収する方法もあった。が、下着をその都度洗う方が簡単かつ経済的なので、ほとんど行われていない。[独自研究?][要出典]

夢精を迎えた瞬間に睡眠が中断し、引き続き射精の律動を自覚する事が多い。特に初めて経験する射精感ほど残存刺激が強く、性交渉による体液交換プロセスへの理解に目覚める。 一方、射精能力を持たない幼少期でも勃起で睡眠が中断する、いわゆる夢精と酷似した刺激に遭遇する事がある。その後、再び睡眠に戻る場合と、手や指の握力によって快感を得る事を習得する場合があり、射精を伴わない自慰と認識する事も珍しくない。故に夢精は、あくまでも肉体的発育のプロセスにすぎず、性的発育の起点と位置づけるのは早計である。

夢精の頻度や感覚については無論個人差はあるが、一般的には自慰で射精するよりも、性的快感は夢精の方が強いとされる。しかし、快感自体を夢と共に忘れてしまい、下着の汚れに気づくまで夢精したことを実感できない場合もある。

睾丸の精液の生産機能が盛んな思春期の時期に起こりやすいとされるが、年齢を重ねてもまったく夢精しなくなるわけではない。特に中高年男性は、性欲が衰え自慰を行う頻度が減り、不意に夢精してしまう場合がある。

原因[編集]

睾丸内での精液の生産サイクルに基づき、睾丸に溜まっている古い精液が新しい精液に押し出されて溢れ、古い精液を自動的に排出する、とされているが、古い精液はたんぱく質として身体に吸収されるため、何故夢精という現象が起こるのかはまだ詳しく解明されていない。 精通はしたものの、まだ自慰を知らない、習慣化していない思春期の始めあたりの男児に多いが、個人差があり自慰をするしないに関係なくしない者はまったくしない場合がある。また、就寝前に自慰を充分していても稀に夢精してしまうこともある。


関連項目[編集]