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百田夏菜子

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ももた かなこ
百田 夏菜子
生年月日 (1994-07-12) 1994年7月12日(23歳)
出生地 日本の旗 日本 静岡県
身長 155cm[1]
血液型 AB型
職業 歌手タレント女優
活動期間 2005年 -
事務所 スターダストプロモーション
公式サイト ブログ「でこちゃん日記」
主な作品

映画『幕が上がる
NHK連続テレビ小説べっぴんさん

備考

ももいろクローバーZのメンバー
百田夏菜子
玉井詩織
佐々木彩夏
有安杏果
高城れに

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百田 夏菜子(ももた かなこ、1994年7月12日 - )は、ももいろクローバーZのリーダー、女優である。グループでのイメージカラーは赤色で、ボーカル・ギター担当。

2016〜2017年放送のNHK連続テレビ小説べっぴんさんに“すっぴん”で出演していることが話題となり[2]、「目の演技」など実力を評価する声がある[3]。出演の経緯などは#女優としての活動を参照。

静岡県出身で、『ラグビーワールドカップ2019』の開催都市特別サポーター・静岡代表に選出されている。スターダストプロモーション所属。

人物像

キャッチフレーズは出身地になぞらえて「茶畑のシンデレラ」。125ページに渡る人物特集が掲載された書籍『Quick Japan(Vol. 109)』では「本心から溢れ出る天真爛漫な笑顔で、見ている者すべてをハッピーにしてしまう能力」が備わっていると評された。

同書において、精神科医の斎藤環筑波大学教授)による鑑定が行われ、強い意志と高いエネルギーを持ち、開放的で明るく非常に行動的であるとされた。ファンやスタッフ、共演者からも人柄を“太陽”に例えられることが多い[4]

その一方で、自分ひとりが目立つことを好まず前に出たがらない傾向があるため、マネージャーから「芸能界に向いていない」と宣告されたこともある[4]。前掲書においては「弱肉強食の芸能界においては珍しい“普通の感覚”も持ち合わせている」と評された。

所属するももいろクローバーZにおいても、当初は指名されたリーダーというポジションを嫌がり続けていた[5]。その後、“リーダーはしっかりしなければいけない”という固定観念を外すことで、自然体で任務を果たせるようになったという[5]

歌手としては、体全体を使ってエモーショナルに歌い上げるのが特徴で、上手い下手では言い表せない“味”を評価されている[6]。所属グループを初期から担当するスタッフは、メロディーライン通りに歌えるという意味の歌唱力ではなく、まるで自ら“作曲”しているかのように相手に伝える表現力が高いと評している[6]。そのため、ソロパートとして聴かせどころである落ちサビを割り当てられることも多い[4]

日頃は漢字が読めなかったり、行動や発想が子供っぽかったりするなど、「おバカ」「天然」と言われるキャラクターである反面、ライブなどの大事な局面では印象的な言動で観客の心をつかむことが多く、「天才」と称されることもある[4]

以下は、ももいろクローバーZが結成以来の悲願であった国立競技場でのライブを成し遂げた際に、その後の目標について語ったスピーチである。

国立でライブをするのも、国立でライブがしたいっていうだけじゃなくて、たくさんの人に私たちのライブを観て笑顔になってほしいっていう思いで、大きな会場でやりたいなあって思ってます。

私たちは大きな会場でやりたいから、やってるわけじゃないんです。会場をゴールにしてたら、大きな会場でやったらそれで終わりみたいになっちゃうけど、私たちは、みんなの笑顔が見たくて、それにくっついてきて、大きな会場でやりたいっていう感じで…… 

みんなに笑顔を届けることにゴールはないと思うんです。だから、みんなに笑顔を届けるためにこれからも私たちはずっとずっといろんなことをしていきたいなって思います。

私たちは、天下を取りに来ました。でもそれは、アイドル界の天下でもなく、芸能界の天下でもありません。みんなに笑顔を届けるという部分で、天下を取りたい。そう思います。これからもずっとずっと、みんなに嫌なことがあっても、私たちを観て、ずっと笑っててほしいです。[7]

経歴・エピソード

名前の由来は「夏に生まれて菜っ葉のように強い子になるように」という意味から[8]。3つ上の兄と6つ下の弟がいる[5]

3歳の頃から新体操を始めた[5]。体が柔らかく、開脚・側転・前方倒立回転などの技は、後のキャリアにも活かされることとなる。

小学生になるとジャズダンスを習い始め、バスケットボールにも打ち込むようになる[5]。この頃に初めて行ったコンサートがモーニング娘。の公演であり、初めて買ったCDも同グループの「恋愛レボリューション21」である[5]

2005年(小学5年生の時)に、母親が雑誌『De☆View』で現在の事務所のオーディション記事を見て応募し合格した[5]

2008年3月、ももいろクローバー(後のももいろクローバーZ)の立ち上げ時にメンバーとなった。なお、初披露曲「あの空へ向かって」の曲名を名付けたのは百田である[9]。また、百田の母親が「ももいろクローバー」というグループ名や、マスコットキャラクター「ももたん」を考案した[8]

同年の秋ごろに、高城れにからリーダーを引き継ぐ[5]

額が広いことから、「はち、はち、はち、はち、でこっぱち!」というフレーズを含んだ定番の自己紹介パターンをメンバーと共に考案。この最後の部分で、百田が「茶畑のシンデレラといえば?」と問いかけ、ファンが「かなこぉ↑↑」と独特のイントネーションで返すのが定番化した。また、チャームポイントを反映した「えくぼは恋の落とし穴」というキャッチフレーズも使い始めた。

身体能力の高さを活かし、「行くぜっ!怪盗少女」の曲中のパフォーマンスとして「エビ反りジャンプ」をスタッフと共に編み出すなどして、注目を集めるようになる。2012年には日本テレビ系『メレンゲの気持ち』の司会に抜擢。

グループで唯一の左利きであるが、2014年開始の『坂崎幸之助のももいろフォーク村NEXT』では、スタッフが誤って右利き用のギターを用意。しかし練習を重ね、右手で弾けるようになった(その後も左利き用に変えていない)。

2016年にはNHK連続テレビ小説べっぴんさん』のメインキャストに抜擢。裁縫のシーンでは右手で縫う必要があり、この際も練習により克服している。

グループの中では玉井詩織と親密な仲であることから、「ももたまい」というユニットを組んでおり、2人が結婚するというシチュエーションで『ももたまい婚』というタイトルのコンサートを2016年に行っている。

2017年、埼玉西武ライオンズの「ライオンズフェスティバル2017」の応援大使に就任。期間中は情熱の炎をコンセプトとしたユニフォームを着用するため、百田のイメージカラーに加えて、元気の良さと爽やかさがマッチするという理由で起用された[10]。なお就任中のチームは、13連勝を含む20勝4敗の好成績となった[11]

その後、『ラグビーワールドカップ2019』の開催都市特別サポーター・静岡代表にも選出されている。

女優としての活動

北川景子柴咲コウ竹内結子らを擁する芸能事務所スターダストプロモーションに所属しており、ももいろクローバーZの活動と並行して、かねてから演技レッスンを重ねてきている。

小学生の頃の憧れは同事務所の柴咲コウ[5]。当時のレッスンを通じて演技をすることの楽しさに気づき、ドラマの登場人物を真似てセリフを言う遊びなどもしていた[5]

2014年には、笑福亭鶴瓶がゲストと即興で芝居を行う『劇場スジナシ』に単独出演(後日DVDで発売)。最後に百田が涙を流すシーンもあり、鶴瓶は「芝居は自分がどれだけの感情を入れられるかということが大切。感情が素になってるからすごいいいよね」と評した[12]。百田は「自分でも不思議ですね。普段泣くことないんです、全然。自分もびっくりでした」と振り返った[12]

映像外部リンク
『幕が上がる』映画予告編 - YouTube

2015年には、『踊る大捜査線』シリーズで知られる本広克行監督の指名で、他のメンバー4人とともに青春映画『幕が上がるでの主演を果たした(加えて、2014年のベルリン国際映画祭で最優秀女優賞を受賞した黒木華や、同年の『日経トレンディ』において「今年のヒット人」に選ばれたムロツヨシらが出演)。

本作への出演により百田夏菜子は、第70回毎日映画コンクールの俳優部門にノミネートされた[13]。なお、第40回報知映画賞ではメンバー5人の演技が認められ、特別賞が贈られた。さらに第39回日本アカデミー賞の話題賞(同じくグループに対して)、TSUTAYA映画ファン賞(作品に対して)なども受賞した。

2016年には、NHK連続テレビ小説べっぴんさん』のメインキャストにオーディションを勝ち抜いて選ばれ[14]、ソロでの女優活動も行うようになった。

ソロ活動

テレビ

映画

アニメ映画

舞台

  • 劇場スジナシ(2014年7月) - DVD『劇場スジナシ in 名古屋 第二夜 百田夏菜子 完全保存版』として発売されている

書籍

  • girls! Vol.26(2008年)Vol.32(2011年)
  • SDP Bunko 『夢』 夏目漱石芥川龍之介他(2009年) - 表紙・巻頭写真
  • Zipper 2011年6月号、7月号
  • Quick Japan Vol.96(2011年)Vol.109(2013年)Vol.122(2015年)- Vol.109において表紙・裏表紙ともに同一人物(百田夏菜子)の写真が使われ、この様な体裁は創刊以来初。Webでの追加記事「百田夏菜子特集号刊行記念」も参照
  • De☆View(百田自身がオーディションに応募する際に使った雑誌)2011年8月号、2013年8月号 - 表紙写真も、2013年12月号、2014年9月号 - 表紙写真も
  • smart 2011年10月号
  • メンズノンノ 2011年11月号
  • Tarzan 591号(2011年)
  • e-MOOK SWIMMER スイマー&チョコホリックの世界(2011年)
  • TV LIFE 2012年1月4日号
  • My First BIG 名探偵コナン 疑惑の銃声[アンコール発売版](2012年)
  • ケトル VOL.06(2012年)
  • OWRYS FARM 2012 SPRING/SUMMER COLLECTION(2012年)
  • Goo Bike 2012年4月2日号 - 表紙写真も
  • UTB Vol.208(2012年)
  • non-no 2012年8月号
  • 週刊プレイボーイ 2012年12月3日号
  • Graduation-高校卒業-(2013年) - 表紙写真も
  • M girl 2013 SS - 表紙写真・巻頭特集
  • B.L.T. 2013年4月号 - ピンナップも
  • Arms MAGAZINE 2013年6月号 - 表紙写真も
  • 東京カレンダー 2013年12月号 - 表紙写真も
  • 月刊オーディション 2013年12月号
  • ドラえもん かぶって タオル: ドラDAYS 1(2014年) - 表紙写真も
  • Numéro TOKYO 2014年7・8月合併号
  • PRESIDENT 2014年6月30日号、7月14日号、8月4日号、12月1日号 - 飯島勲内閣官房参与との対談(川上アキラマネージャーを交えて)
  • 20±SWEET 2014 AUTUMN - 表紙写真・巻頭特集
  • 出世大名家康くん 公式ファンブック(2015年) - 家康くんとの対談
  • 徳川家康公顕彰四百年記念事業浜松部会パンフレット(2015年) - 表紙・裏表紙写真
  • 徳川家康公顕彰四百年記念事業浜松部会記念誌(2015年) - 表紙・裏表紙写真
  • Sports Graphic Number 創刊900号(2016年) - 羽生結弦世代のアイドル代表として
  • ViVi 2016年8月号
  • OVERTURE No.012(2017年) - 表紙写真も

その他

作品

ソロ曲

ユニット曲

ももたまい - 玉井詩織(ももいろクローバーZ)とのユニット

映像作品

  • ももたまい婚(Blu-ray & DVD)
映像外部リンク
『ももたまい婚』DIGEST TRAILER - YouTube
ももクロ ももたまい インタビュー "ももたまいの結婚披露宴" - YouTube

2016年開催の、ももたまいによるユニットコンサート。当初は「ももたまいコン」だったが、ファンがSNS上で「ももたまい婚」だと盛り上がったことから、そのタイトルで結婚披露宴をテーマにすることが決まった。大安の日である当日には、多くのファンもフォーマルな装いで来場し、“エア”乾杯用のコップや引き出物のお皿なども配られた。

関連項目

出典

  1. ^ プロフィール”. ももいろクローバーZ 公式サイト. 2015年11月9日閲覧。
  2. ^ “朝ドラでは、百田夏菜子が自然すぎて同一人物とは思えない”. オリコンスタイル. (2016年11月16日). http://www.oricon.co.jp/special/49533/2/ 
  3. ^ “百田夏菜子、『べっぴんさん』での演技が話題に「目の演技がリアル」”. AbemaTimes. (2016年11月7日). https://abematimes.com/posts/1586123 
  4. ^ a b c d 「125ページ全力特集 百田夏菜子 CENTER OF THE CENTER」、『Quick Japan』Vol.109、2013年
  5. ^ a b c d e f g h i j 「5号連続特集 ももいろクローバーZ パーソナルインタビュー 第1回 百田夏菜子」、『Quick Japan』Vol.96、2011年
  6. ^ a b 百田夏菜子は“作曲”する”. ナタリー. 2015年1月23日閲覧。
  7. ^ “ももクロ、国立で宣言「笑顔を届けることにゴールはない」”. ナタリー. (2014年3月17日). http://natalie.mu/music/news/112182 
  8. ^ a b 『「ももクロ夏のバカ騒ぎSummer Dive 2012 Tour」公式ツアーパンフレット』2012年
  9. ^ 公式Ustream「かなことぺヤ」(2010年10月22日配信)
  10. ^ “【西武】ももクロ百田夏菜子が応援大使就任「みんなで楽しみましょう」”. スポーツ報知 (報知新聞社). (2017年7月13日). オリジナル2017年7月14日時点によるアーカイブ。. http://archive.is/Y4943 2017年7月14日閲覧。 
  11. ^ 20勝4敗!「炎獅子ユニフォーム」で連勝重ねた西武、影響与えた記念ユニフォームを振り返る - 週刊野球太郎
  12. ^ a b “T.M.R.、ももクロ百田「劇場スジナシ」初挑戦”. ナタリー. (2014年7月11日). http://natalie.mu/music/news/120989 
  13. ^ “第70回毎日映画コンクール:心に響く、生きざま描く 大賞候補5作品”. 毎日新聞. (2015年12月18日). http://mainichi.jp/articles/20151218/dde/010/200/082000c 
  14. ^ “ももクロ百田、朝ドラ出演を勝ち取る”. デイリースポーツ. (2016年5月17日). http://www.daily.co.jp/newsflash/gossip/2016/05/17/0009092322.shtml 
  15. ^ おーい!”. 百田夏菜子 オフィシャルブログ. 2014年10月12日閲覧。
  16. ^ “ももクロ・百田夏菜子、ヒロイン役初挑戦だZ!アニメ映画「かいけつゾロリ」声優に”. 映画.com (株式会社エイガ・ドット・コム). (2017年6月26日). http://eiga.com/news/20170626/7/ 2017年6月26日閲覧。 
  17. ^ 一つの夢☆”. 百田夏菜子 オフィシャルブログ. 2012年11月11日閲覧。
  18. ^ a b 新しい家族!!♪”. 百田夏菜子 オフィシャルブログ. 2012年11月11日閲覧。

参考文献

  • 「5号連続特集 ももいろクローバーZ パーソナルインタビュー 第1回 百田夏菜子」、『Quick Japan』Vol.96、太田出版2011年
  • 「125ページ全力特集 百田夏菜子 CENTER OF THE CENTER」、『Quick Japan』Vol.109、太田出版、2013年 - 表紙・裏表紙ともに同一人物(今回は百田夏菜子)の写真が使われたのは創刊以来初。Webでの追加記事「『Quick Japan vol.109』百田夏菜子特集号刊行記念
  • 「百田夏菜子(ももいろクローバーZ) 夏の終わりに見せた素顔、みんなを笑顔にする笑顔」、『Quick Japan』Vol.122、太田出版、2015年

外部リンク