宇佐見真吾

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宇佐見 真吾
北海道日本ハムファイターズ #30
Fighters Shingo Usami.jpg
2019年9月12日、東京ドームにて
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 千葉県松戸市
生年月日 (1993-06-04) 1993年6月4日(26歳)
身長
体重
181 cm
90 kg
選手情報
投球・打席 右投左打
ポジション 捕手
プロ入り 2015年 ドラフト4位
初出場 2017年8月8日
年俸 1,600万円(2019年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
獲得メダル
男子 野球
日本の旗 日本
ユニバーシアード
2015 野球

宇佐見 真吾(うさみ しんご、1993年6月4日 - )は、千葉県松戸市出身のプロ野球選手捕手)。右投左打。北海道日本ハムファイターズ所属。

経歴[編集]

プロ入り前[編集]

幸谷小学校在籍時に二ツ木ソフトボールクラブ(現・二ツ木・幸谷ツインズ)でソフトボールを始め、他にもサッカー少林寺拳法も小学生時代に経験[2]小金南中学校では軟式野球部に所属した。

柏市立柏高等学校では2年秋から正捕手になる。県大会ベスト8が最高で甲子園に出場することはなかった。

城西国際大学に進学し、1年春からリーグ戦に出場。1年秋と2年春にベストナインを受賞。4年は主将になるが、春は代表合宿中に練習で顔面にボールが当たり、その際に顔面の3ヶ所を骨折したため選手としては欠場[3]、コーチ登録でベンチ入りした[2]。この時の負傷により左目に外傷性白内障の症状を発症させてしまった[4]

2015年夏季ユニバーシアードの野球日本代表に選出され、金メダル獲得に貢献した[5]

2015年10月22日に行われたドラフト会議読売ジャイアンツから4位指名を受け、契約金4,500万円、年俸800万円で契約した[6]

巨人時代[編集]

巨人時代(2017年)

2016年、二軍でチーム3位の41試合(捕手36試合)に出場するも、大学時代の顔面骨折の影響で左目の視力が低下したことなどがあり、イースタンリーグワーストタイ6捕逸を記録し、打撃でも.198に終わる。1年目の6月に二軍首脳陣の勧めもあり、左目の外傷性白内障の手術に踏み切った[4]。11月25日から台湾で開催されたアジアウインターベースボールリーグにおいて、NPBイースタン選抜に選出された[7]

2017年は春季キャンプで一軍スタートとなったが、4月に右手有鉤骨を骨折し、手術を行った後に二軍で試合に復帰、8月8日の阪神タイガース戦で一軍に昇格すると[5]、代打として公式戦初出場を果たし、藤川球児から初打席初安打を記録[8]。8月18日の横浜DeNAベイスターズ戦では延長10回裏に砂田毅樹からプロ入り初本塁打をサヨナラ本塁打で達成した[9]。このプレーでファンからの投票が殺到し、8月度の「月間アットホームヒーロー賞」を受賞した[10]。8月25日の阪神タイガース戦では「8番・捕手」として一軍では初めてとなる先発メンバーで起用されると、青柳晃洋から2点本塁打を放った[11]。9月5日の中日ドラゴンズ戦では途中から出場し、2点ビハインドの9回裏2死一塁で打席に立ち、クローザーの田島慎二にあと1球と追い込まれながら同点本塁打を放った[12]。オフの10月12日に第1回アジアプロ野球チャンピオンシップ日本代表に選出されたが[13]、怪我のために辞退[14]。また、背番号を巨人V9時代の正捕手である森昌彦が背負った「27」への変更が内定したと報道され[15]、12月7日に正式に背番号の変更が発表された[16]

2018年は、29試合の出場で打率.104、3打点に留まった。オフにFA入団した炭谷銀仁朗が西武時代の背番号「27」を用いることが決まったことから、宇佐見は背番号を「32」に変更した[17]

日本ハム時代[編集]

2019年小林誠司大城卓三、炭谷との捕手争いに敗れ、さらに左の代打にも捕手登録の阿部慎之助がいたため開幕一軍を逃す。その後昇格し3試合に出場したが、6月26日に藤岡貴裕鍵谷陽平とのトレードで、吉川光夫と共に北海道日本ハムファイターズに移籍した。これは令和における日本プロ野球(NPB)初のトレードによる移籍であった[18]

6月28日に入団会見が行われ、背番号を「30」とすることが発表された[19]。また同日に出場選手登録がなされ、会見後に行われた対福岡ソフトバンクホークス9回戦に途中出場を果たしたが、ユニフォーム等の作成が間に合わず、實松一成捕手兼二軍育成コーチのユニフォーム及びキャッチャー防具を着用した [20]。 トレードから約1週間後となる7月2日の対埼玉西武ライオンズ線ではプロ初の猛打賞を達成すると共に、移籍後初のタイムリーも放つなど大活躍だった。チームは9対1の快勝でニューヒーローの活躍でまさにチームの9連戦のスタートに弾みをつけた。試合後にはヒーローに選ばれ、札幌ドームの景色はどうですか?と尋ねられ「広いです。」と答え場内の笑いを誘った。 7月4日には同じく共に移籍して出戻りという形になった吉川光夫が登板。自身も7番・捕手で先発しこれがトレードバッテリーという形になった。

人物[編集]

四人組ガールズユニットももいろクローバーZや四人組女性ガールズユニットTEAMSHACHIファン(タフ民)であり、入寮時にはDVDやコンサートライトを持ち込むほどだった[21]。ももいろクローバーZの推しメンは百田夏菜子であり、TEAMSHACHI の推しメンは秋本帆華である。

持ち前のバットコントロールを生かした本塁打を打つ力を日刊スポーツTwitterからは、『アイドルマスター シンデレラガールズ』の登場人物である安部菜々の通称「ウサミン」に引っかけ、「ウサミンパワー」と称されている[22][23]

詳細情報[編集]

年度別打撃成績[編集]

















































O
P
S
2017 巨人 21 45 40 6 14 0 0 4 26 8 0 0 0 0 3 0 2 14 0 .350 .422 .650 1.072
2018 29 58 48 2 5 2 0 0 7 3 0 0 0 0 10 1 0 20 1 .104 .259 .146 .404
NPB:2年 50 103 88 8 19 2 0 4 33 11 0 0 0 0 13 1 2 34 1 .216 .330 .375 .705
  • 2018年度シーズン終了時

年度別守備成績[編集]



捕手






















2017 巨人 19 55 7 1 0 .984 1 7 7 0 .000
2018 21 90 6 0 1 1.000 1 10 7 3 .300
通算 40 145 13 1 1 .994 1 17 14 3 .176
  • 2018年度シーズン終了時

記録[編集]

表彰[編集]

背番号[編集]

  • 52 (2016年 - 2017年)
  • 27 (2018年)
  • 32 (2019年 - 2019年6月27日)
  • 30 (2019年6月28日 - )

登場曲[編集]

代表歴[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ 巨人 - 契約更改 - プロ野球.日刊スポーツ.2018年11月21日閲覧。
  2. ^ a b “小学生時代は“三刀流”/巨人宇佐見真吾アラカルト”. ニッカンスポーツ・コム. 日刊スポーツ新聞社. (2017年8月19日). https://www.nikkansports.com/baseball/news/1874331.html 2017年9月18日閲覧。 
  3. ^ “城西国際大・宇佐見が顔面骨折で代表選考合宿を早退”. ニッカンスポーツ・コム. 日刊スポーツ新聞社. (2015年3月18日). http://www.nikkansports.com/baseball/news/1448578.html 2017年8月26日閲覧。 
  4. ^ a b “スタメン起用に応えた巨人2年目・宇佐見 値千金弾のウラにルーキーイヤーの英断”. 東スポWEB. 東京スポーツ新聞社. (2017年8月26日). http://www.tokyo-sports.co.jp/sports/baseball/745905/ 2017年8月26日閲覧。 
  5. ^ a b “【巨人】「打てる捕手」宇佐見がプロ初の1軍昇格 右手有鉤骨骨折からのリハビリ経て”. スポーツ報知. 報知新聞社. (2017年8月7日). http://www.hochi.co.jp/giants/20170807-OHT1T50051.html 2017年8月26日閲覧。 
  6. ^ “巨人ドラ4城西国際大・宇佐見、ドラ6岩倉・巽らが入団合意”. Sponichi ANNEX. スポーツニッポン新聞社. (2017年11月16日). http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2015/11/16/kiji/K20151116011522020.html 2017年8月26日閲覧。 
  7. ^ 2016アジアウインターベースボールリーグ(AWB)NPBメンバー一覧”. NPB.jp (2016年11月22日). 2017年10月29日閲覧。
  8. ^ a b “【巨人】宇佐見、プロ初打席初安打! 記念球は「家に送ります」”. スポーツ報知. 報知新聞社. (2017年8月9日). http://www.hochi.co.jp/giants/20170809-OHT1T50022.html 2017年8月26日閲覧。 
  9. ^ a b “【巨人】宇佐見が延長10回サヨナラ弾! プロ1号が勝利呼んだ”. スポーツ報知. 報知新聞社. (2017年8月18日). http://www.hochi.co.jp/giants/20170818-OHT1T50170.html 2017年8月26日閲覧。 
  10. ^ “【巨人】宇佐見が8月度「月間アットホームヒーロー賞」印象的な18日のプロ初弾”. スポーツ報知. 報知新聞社. (2017年9月16日). http://www.hochi.co.jp/giants/20170916-OHT1T50021.html 2017年9月18日閲覧。 
  11. ^ a b “【巨人】宇佐見、プロ初スタメンで2号同点2ラン「いい感じに飛んでくれた」”. スポーツ報知. 報知新聞社. (2017年8月25日). http://www.hochi.co.jp/giants/20170825-OHT1T50190.html 2017年8月26日閲覧。 
  12. ^ ちなみにこの試合は延長11回裏にサヨナラ本塁打で決着がついたが、そのサヨナラ本塁打を放ったのも同じく途中出場の寺内崇幸である。
  13. ^ 大会出場メンバー25名を発表 3監督が記者会見で意気込みを語る 野球日本代表 侍ジャパン オフィシャルサイト (2017年10月12日) 2017年10月22日閲覧
  14. ^ 「ENEOS アジア プロ野球チャンピオンシップ2017」日本代表の出場選手変更について 野球日本代表 侍ジャパン オフィシャルサイト (2017年11月8日) 2017年11月8日閲覧
  15. ^ “http://www.hochi.co.jp/giants/20171118-OHT1T50044.html”. スポーツ報知. (2017年11月18日). http://www.hochi.co.jp/giants/20171118-OHT1T50044.html 2017年12月5日閲覧。 
  16. ^ 背番号の変更について 読売ジャイアンツ公式サイト(2017年12月7日閲覧)
  17. ^ FAで巨人移籍の炭谷、背番号は「27」 年俸1億5000万円3年契約 サンスポ (2018年11月26日)
  18. ^ 宇佐見真吾、日本ハムへトレード「新天地で結果を」”. 日刊スポーツ (2019年6月26日). 2019年6月28日閲覧。
  19. ^ 日本ハム吉川光夫56、宇佐見真吾30 背番号発表”. 日刊スポーツ (2019年6月28日). 2019年6月28日閲覧。
  20. ^ トレード加入の日ハム宇佐見、即登録でユニ間に合わず 実松の「90」で出場”. Full-Count (2019年6月28日). 2019年6月28日閲覧。
  21. ^ “ももクロ&しゃちほこと一緒♪巨人D4宇佐見のオタク公開”. SANSPO.COM. 産業経済新聞社. (2016年1月7日). http://www.sanspo.com/baseball/news/20160107/gia16010705030004-n1.html 2017年9月18日閲覧。 
  22. ^ 【巨人キャッチャー宇佐見が初スタメン 出るかウサミンパワー】(2017年8月25日)2017年9月18日閲覧。
  23. ^ 【巨人宇佐見が起死回生3号2ラン!土壇場で同点!ウサミンパワーでうーどっかん!】(2017年9月5日)2017年9月18日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]