大竹しのぶ

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おおたけ しのぶ
大竹 しのぶ
本名 大竹 しのぶ
生年月日 (1957-07-17) 1957年7月17日(66歳)
出生地 日本の旗 日本 東京都品川区
国籍 日本
血液型 A型
職業 女優タレント
ジャンル テレビドラマ映画舞台
活動期間 1973年 -
配偶者 服部晴治(1982年 - 1987年)
明石家さんま(1988年 - 1992年)
著名な家族 長男、IMALU(長女)
公式サイト http://otake-shinobu.com/
主な作品
テレビドラマ
男女7人夏物語
男女7人秋物語
映画
事件
鉄道員(ぽっぽや)
 
受賞
日本アカデミー賞
主演女優賞
1979年事件
2000年鉄道員(ぽっぽや)
助演女優賞
1979年『聖職の碑
ブルーリボン賞
新人賞
1975年
助演女優賞
1986年『波光きらめく果て』
その他の賞
受賞歴を参照
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大竹 しのぶ(おおたけ しのぶ、1957年7月17日 - )は、日本女優タレント。本名同じ。

東京都品川区出身。2008年2月29日、11年弱所属した芸能事務所シス・カンパニーとの契約を終了。2008年4月から新しい所属事務所・有限会社エスターにてエイベックスエンタテインメント(後のエイベックス・マネジメント)と業務提携するも2009年8月31日付で解消。

東京都立小岩高等学校を経て、桐朋学園大学短期大学部演劇専攻科中退。モデル・IMALU明石家さんまとの娘。

来歴

人物

  • おっとりとした口調や雰囲気でバラエティ番組などでは天然ボケキャラとして知られる。特徴あるしゃべり方をよく清水ミチコモノマネされている。
  • テニススキーが得意でスポーツ万能である。友人の証言によると車の運転も上手く、スポーツにおいては大変な負けず嫌いだと自身も語っている。
  • よく週刊誌マスコミなどには「魔性の女」などと言われている。本人は「男の人に甘えたりしないし、結構真面目に生きているのに、どうして魔性などと言われるか分からない」と語っている。それを聞いた久本雅美は、「普通の女が出したくても出せないフェロモンを生まれながらに持っている。本人は無意識だからこそ魔性なのよ」と語っている。
  • アルコールは苦手である。すぐに顔が赤くなってしまう。だが打ち上げなどでは、シラフでも酔っている人に負けないくらいのテンションで場を盛り上げている。
  • とんねるずのみなさんのおかげでした』の「食わず嫌い王決定戦」では、過去5回とも勝利したことはなく、嫌いな物を食べた後のリアクションは「食べた瞬間にナプキンで顔を覆う」、「食べてすぐ涙目になる」、挙句の果てには「スタジオから退出しようとする」等、あまりにも露骨でかつオーバーな事から伝説となっており、4回目の出演でもう1人のリアクション王、泉谷しげると「最弱王決定戦」で対戦し、両者引き分けとなっている。そして5回目の出演は、宮崎あおいとコンビでの出演となったが、相変わらずのオーバーリアクションが災いして、ジンギスカンが嫌いなのを簡単に見破られてしまい、宮崎あおいを巻き込んでの敗北となり、またも初勝利はお預けとなった。この時の対戦相手の水嶋ヒロからは、大竹のリアクションを目の当たりにした際に「もしこれが芝居だったら、僕は本当に人間不信になりかねない」とまで言われた。なお、出演する際は視聴率が高いことが多い。

幼少・学生時代

女優として

  • 高校1年生の時、スクリーンデビュー作である映画『青春の門(筑豊篇)』を撮影するに当たり、初恋相手役の田中健の役名を「信介しゃん、信介しゃん、信介しゃん…」と授業中ノートに延々と書き続け、役作りしていた。
    なお、のちに映画『聖職の碑』では田中と許されない恋に落ちる奉公人を演じ、日本アカデミー賞助演女優賞を受賞している。
  • 1982年公開の映画、『鬼龍院花子の生涯』のヒロインに決ったが、本人から辞退。代わりに夏目雅子が演じた。
  • 2003年公開の映画『阿修羅のごとく』で、桃井かおりと初共演を果たしている。2人の対決シーンでは撮影中に落雷し停電するハプニングがあり、これを受けて、大物女優2人の対決シーンを撮影していた森田芳光監督は「1つの作品に、2人の魔女はいらない」と名言をこぼした。
  • 映画『死んでもいい』の撮影時、石井隆監督は、あるシーンで落雷の効果音を入れようと考えていたのだが、そのシーンの撮影中に実際に落雷が起き、そのまま使われている。石井はこれを受けて「あの雷は大竹さんが呼んでしまった。やっぱりすごい」と話している。
  • 豊川悦司柄本明六平直政らと共に、月に一度は新藤監督と食事会を開いている。
  • 男女7人夏物語』で共演した明石家さんまは、彼女の涙の演技に驚きNGを出してしまった。次の撮り直しでも彼女は瞬時に涙を流したという。それを受けて大竹は「本当の涙はそう何回も流せない。(NGが続いてしまうと)雫は流れるけど、嘘の涙になってしまう様な気がする。」と語っている。
  • 2005年に出演した舞台、ギリシャ悲劇メディア』では丸刈りになって演じた。
  • 松尾スズキとの二人芝居『蛇よ!』では、全身白タイツの被り物をし、世に出たい精子の役をやっている(松尾は世に出たくない精子の役)が、本人は非常に楽しかったと語っている。

嗜好

  • 愛娘IMALUの影響でロックのコンサートの他、関ジャニ∞SMAPなどのコンサートにもよく行っているが、関係者席は嫌いで、周りの目も気にせず立ち上がって楽しんでいる。忌野清志郎のライブでは将棋倒しになり、ファンの間に埋もれてしまったこともある。
  • 昔からさだまさしの大ファンで、よくコンサートへ行っては毎回さだまさしの楽屋で号泣して帰っていた。
  • 自身のコンサートでは様々なアーティストの曲をカバーしている。ハナレグミ山崎まさよし、忌野清志郎、竹内まりやSuperflyなど。
  • 舞台『女教師は二度抱かれた』で共演した阿部サダヲのファンになり、本人に「阿部ちゃん、好きです!」と告白したが阿部はノーリアクションだった。その後は舞台の観劇デートなどして交流している。
  • ドラマで共演した二宮和也とはプライベートでも親しく、二宮は大竹を「しのぶちゃん」と呼び、大竹は二宮を「ニノ」と呼んでいる。
  • 忌野清志郎とは映画の共演がきっかけで親しくなり、彼のライブにコーラスとして参加したことがある。また、彼の影響で、ロードバイクを購入し、コーチを就けて本格的に練習している。
  • 舞台前のウォーミングアップ時によくビリーズブートキャンプコアリズムを共演者らと共にやっている。舞台『瞼の母』の時には、共演者である高橋克実らとパラパラをやってウォーミングアップをしていた。
  • コンサート活動にも意欲的で、ボイストレーナーとして著名な菅井英憲の発声指導を受け女優としての鍛錬を日々惜しまない。

親交関係

出演

テレビドラマ

映画

舞台

バラエティ

その他テレビ番組

ラジオ

コマーシャル

その他

著書

  • 『この人に会うと元気になれる』(2003年)
  • 『私一人』(2006年、幻冬舎)自伝

ディスコグラフィー

シングル

  • みかん(1976年、デビュー作)-1981年、杉田かおるシングル鳥の詩」B面でカバー
  • 握手
  • 電話帳パラパラ
  • 愛の朝
  • かまっておんど
  • しゃかりきパラダイス(1992年、ビクター)
  • 明日の風に吹かれよう(1992年、EMIミュージック)
  • 白いベール(1993年、ビクター)

アルバム

  • 白鳥を見たことがありますか(1976年、ビクター)
2008年 CD化[5]
  • 天国への階段(1994年、ビクター)
  • SEAN(1996年、コロンビア)
  • SIBOHAN(1997年、コロンビア)
  • Compassion(2001年、EMIミュージック)

賞詞

出典

  1. ^ 佐藤正弥編著 『データ・バンク にっぽん人』 現代書林、1982年、201頁。
  2. ^ 『データ・バンク にっぽん人』、201頁。
  3. ^ 大竹しのぶ 紫綬褒章を受章「みんなに感謝したい」 スポーツニッポン 2011年11月2日閲覧
  4. ^ . IMALU公式twitter. (2011年12月13日). http://twitter.com/#!/imalu0919/status/146551853423931393 
  5. ^ 「白鳥を見たことがありますか」 (株)ブリッジ

外部リンク