Jリーグベストイレブン
Jリーグベストイレブンは、日本プロサッカーリーグ (Jリーグ)の各シーズンごとに最も優れた11人の選手に授与される賞である。
概要
Jリーグの全日程終了後に開催されるJリーグアウォーズにて表彰される。同年J1リーグ戦17試合以上に出場した者から、Jリーグの監督・選手による投票結果を基に各ポジションの投票数の上位選手から「優秀選手賞」が選出され、その中から活躍が顕著だった選手11名 (GKは1名、外国籍選手は3名以内。ただし、アジア枠として1名まで追加可)を選考委員会にて決定する。
最多受賞者は12回の遠藤保仁。在籍者ののべ受賞者数が最多のクラブは40人の川崎フロンターレ。
受賞者には正賞として、ブック型楯と賞金1,000,000円、副賞としてクリスタル・オーナメント、優秀選手賞受賞者には正賞として、記念メダルが授与される。
2021年まではJ1リーグのみが受賞対象であったが、2022年からはJ2リーグ・J3リーグにもそれぞれ新設されることになった[1]。
受賞者
J1
J2
年度 | GK | DF | MF | FW |
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2022 | 小島亨介 (新潟) | ヨルディ・バイス (岡山) 堀米悠斗 (新潟) 舞行龍ジェームズ (新潟) |
伊藤涼太郎 (新潟) 長谷川竜也 (横浜FC) 河原創 (熊本) 高木善朗 (新潟) 高宇洋 (新潟) |
小川航基 (横浜FC) 髙橋利樹 (熊本) |
- 太字は最優秀選手賞受賞者。
J3
年度 | GK | DF | MF | FW |
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2022 | 内山圭 (藤枝) | 安藤智哉 (今治) 家泉怜依 (いわき) 林堂眞 (富山) 広瀬健太 (鹿児島) |
嵯峨理久 (いわき) 日高大 (いわき) 横山暁之 (藤枝) 山下優人 (いわき) |
有田稜 (いわき) 有田光希 (鹿児島) |
- 太字は最優秀選手賞受賞者。
選手別受賞回数
選手名 | 回数 | 受賞年度 | 受賞時所属クラブ | ポジション |
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遠藤保仁 | 12 | 2003,2004,2005,2006,2007,2008,2009,2010,2011,2012,2014,2015 | ガンバ大阪 | MF |
田中マルクス闘莉王 | 9 | 2004,2005,2006,2007,2008,2009,2010,2011,2012 | 浦和レッズ / 名古屋グランパス | DF |
中村憲剛 | 8 | 2006,2007,2008,2009,2010,2016,2017,2018 | 川崎フロンターレ | MF |
楢﨑正剛 | 6 | 1996,1998,2003,2008,2010,2011 | 横浜フリューゲルス / 名古屋グランパス | GK |
中澤佑二 | 1999,2003,2004,2005,2008,2013 | ヴェルディ川崎 / 横浜F・マリノス | DF | |
小笠原満男 | 2001,2002,2003,2004,2005,2009 | 鹿島アントラーズ | MF | |
井原正巳 | 5 | 1993,1994,1995,1996,1997 | 横浜マリノス | DF |
西川周作 | 2012,2013,2014,2015,2016 | サンフレッチェ広島 / 浦和レッズ | GK | |
森重真人 | 2013,2014,2015,2016,2019 | FC東京 | DF | |
相馬直樹 | 4 | 1995,1996,1997,1998 | 鹿島アントラーズ | DF |
名波浩 | 1996,1996,1998,2002 | ジュビロ磐田 | MF | |
秋田豊 | 1997,1998,2000,2001 | 鹿島アントラーズ | DF | |
中山雅史 | 1997,1998,2000,2002 | ジュビロ磐田 | FW | |
福西崇史 | 1999,2001,2002,2003 | ジュビロ磐田 | MF | |
阿部勇樹 | 2005,2006,2007,2016 | ジェフユナイテッド千葉 / 浦和レッズ | MF | |
家長昭博 | 2018,2020,2021,2022 | 川崎フロンターレ | MF |
脚注
- ^ “Jリーグアウォーズの大改革が決定!! J2・J3にもMVP、ベスト11、最優秀ゴールを新設へ”. ゲキサカ. 2022年8月30日閲覧。