2005年のJリーグ

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2005年シーズンのJリーグはJ1リーグ、J2リーグ共に2005年3月5日に開幕、12月3日に閉幕した。J1リーグでの優勝クラブはガンバ大阪、J2リーグでの優勝は京都パープルサンガであった。

目次

[編集] J1リーグ

[編集] 2005年シーズンのJ1のクラブ

2005年シーズンのJ1のクラブは以下の通りである。この内大宮アルディージャ川崎フロンターレが前シーズンJ2リーグからの昇格クラブである。又このシーズンからJ1リーグのエクスパンションにより参加クラブ数が前シーズンまでの16から18に拡大した。尚このシーズンからジェフユナイテッド市原ジェフユナイテッド市原・千葉にクラブ名を変更した。

[編集] レギュレーションの変更点

  • 2005年シーズンより、前後期制を廃し、1シーズン制とする。Jリーグチャンピオンシップ(年間決勝戦)なし。これにより全34試合の勝ち点合計で優勝を決める方式になった。
  • J1リーグで17位、18位のクラブは翌シーズンよりJ2リーグへ自動降格、16位のクラブはJ2リーグ3位のクラブとJ1・J2入れ替え戦に臨む。

[編集] スケジュール

3月にスタートしたシーズンはW杯最終予選コンフェデレーションズカップとの日程調整のため5月14日15日の第12節で一旦中断。再開後の7月2日3日の第13節から、7月23日24日の第18節までの6試合をHOT6と題して開催。HOT6の後又1ヵ月近いインターバルが開き、8月20日21日の第19節から再開した。これ以外にはインターナショナル・マッチデー以外のインターバルは無かった。

[編集] リーグ概要

リーグ開幕直後はスタートダッシュに成功したFC東京が一時首位に付けたが、すぐに失速。10個目のタイトルを狙っていた鹿島がその後首位に立った。一時は2位以下に勝点差10以上をつける独走状態であった。ここで、第3節終了地点で未勝利チームが浦和、千葉、柏、川崎、清水、セレッソ大阪、広島と7チームも出るという非常事態が起きた。セレッソ大阪や浦和に関しては一時最下位になった。全チーム勝利を手にしたのは第7節だった。また近年は下位に甘んじることの多かった広島が2位につけるなどの躍進を見せた。しかしHOT6の前後にガンバ大阪が猛追。鹿島と並ぶ勝ち点に付けた。

このまま、ガンバと鹿島の一騎打ちかと思われたが、両クラブともなかなか勝ち点が伸ばせず、セレッソ大阪、浦和、千葉の猛追を許した。特にセレッソ大阪は第19節以降無敗であった。最終節の1試合前となる33節にはついにガンバ大阪が首位の座を明け渡し、セレッソ大阪が首位に立った。この時点で上から順にセレッソ大阪、ガンバ大阪、浦和、鹿島、千葉に優勝の可能性があり、首位のセレッソから5位の千葉までの勝ち点はわずかに2であった。

最終節は唯一自力優勝の可能性が残るセレッソ大阪がFC東京をホームに迎え、後半ロスタイムまで1点リードしていたが、その後同点とされ、優勝を逃した。一方川崎とのアウェイ戦に臨んでいたガンバ大阪が4-2と快勝しクラブ創設以来初めてのタイトルを獲得した(詳細は2005年J1最終節を参照)。

前シーズン優勝の横浜は、AFCチャンピオンズリーグに敗退すると、主力選手の不調も重なって徐々に下降し始め、結局タイトル争いに加われないままシーズンを終えた。

今シーズンからJ1リーグに登場した大宮と川崎は、リーグ中盤まではほぼ互角の成績であったが、終盤にかけて大きく勝ち点を伸ばした川崎は賞金圏内(年間7位以上)も見える順位につけたのに対し、中盤から終盤にかけて連敗した大宮は降格こそ免れたものの、下位に沈み大きく明暗を分けた。

残留争いは、神戸、東京ヴェルディ、柏、清水、大分などによって争われ、その後大きく勝ち点を落とした、大宮、名古屋などもこれに加わった。特に神戸は記録的ともいえるほどの成績で早々と降格を決めてしまい、ヴェルディも33節まで残留の可能性を残したものの、この節での残留を争う柏との直接対決で1-5と惨敗を喫し、年間優勝経験クラブとしては初となる降格を経験する事になった。

これらのクラブの中で奇跡的な回復を見せたのが大分で、22節終了時までは最下位神戸と勝点で並ぶ17位に低迷していたものの、新監督ペリクレス・シャムスカが就任すると状況は一転。浦和、ガンバ大阪など優勝争いをするクラブに土をつけるなど、結果的に優勝争いを混沌とさせ、上位5チームを苦しめた。最終的に就任後12試合で7勝3分2敗、勝点24をあげ、奇跡的なV字回復を見せた。それまでのチーム状況を一変させたその様は「シャムスカ・マジック」と呼ばれるほどであった。

[編集] 順位表

順位 クラブ名 勝点 得点 失点 備考
1 ガンバ大阪 60 18 6 10 82 58 +24 ACL2006出場権
2 浦和レッドダイヤモンズ 59 17 8 9 65 37 +28
3 鹿島アントラーズ 59 16 11 7 61 39 +22
4 ジェフユナイテッド市原・千葉 59 16 11 7 56 42 +14
5 セレッソ大阪 59 16 11 7 48 40 +8
6 ジュビロ磐田 51 14 9 11 51 41 +10
7 サンフレッチェ広島 50 13 11 10 50 42 +8
8 川崎フロンターレ 50 15 5 14 54 47 +7
9 横浜F・マリノス 48 12 12 10 41 40 +1
10 FC東京 47 11 14 9 43 40 +3
11 大分トリニータ 43 12 7 15 44 43 +1
12 アルビレックス新潟 42 11 9 14 47 62 -15
13 大宮アルディージャ 41 12 5 17 39 50 -11
14 名古屋グランパスエイト 39 10 9 15 43 49 -6
15 清水エスパルス 39 9 12 13 40 49 -9
16 柏レイソル 35 8 11 15 39 54 -15 J1・J2入れ替え戦
17 東京ヴェルディ1969 30 6 12 16 40 73 -33 J2自動降格
18 ヴィッセル神戸 21 4 9 21 30 67 -37 J2自動降格

[編集] J2リーグ

[編集] 2005年シーズンのJ2のクラブ

2005年シーズンのJ2リーグのクラブは以下の通りである。J1リーグのエクスパンションに伴い前シーズンからの降格クラブは無い。この内ザスパ草津徳島ヴォルティス日本フットボールリーグから昇格。新しくJリーグに参加した。これにより関東地方には栃木県以外Jリーグのチームが参加したことになる。

[編集] レギュレーションの変更点

なし。

[編集] スケジュール

J2リーグでは、国際大会のスケジュールに合わせた大きなインターバルは設けられなかった。

[編集] リーグ概要

リーグ開幕早々から、京都が他のクラブをリード、札幌、仙台、山形、湘南、甲府、福岡、鳥栖が追いかける展開となった。この内湘南と鳥栖は前シーズンまでの不振を忘れさせるような活躍を見せ、特に鳥栖は一時期2位につけ、サッカーファンを非常に驚かせた。しかし地力で劣るこの2つのクラブはリーグ中盤以降失速。J1昇格への残る2つのイスを札幌、仙台、山形、甲府、福岡で争う事になった。

第4クールに入るとこの内、福岡が他を一歩リードして2位の座を固め始め、残る入れ替え戦に賭ける枠を札幌、仙台、山形、甲府で争う図式となった。仙台、甲府が最終節まで3位に入る可能性を残していたが、最終節で仙台が福岡に引き分けたのに対し、甲府が京都に勝利、前節まで4位だった順位を逆転して入れ替え戦に臨む事になった。

このシーズンからJリーグに参加した草津、徳島は、徳島が前シーズンまでのクラブ編成を大きく見直して、一桁の順位に付けたのに対して、前シーズンとほぼ同じクラブ編成でJリーグ1年目に臨んだ草津は、最下位に沈んだ。

[編集] 順位表

順位 クラブ名 勝点 得点 失点 備考
1 京都パープルサンガ 97 30 7 7 89 40 +49 J1自動昇格
2 アビスパ福岡 78 21 15 8 72 43 +29 J1自動昇格
3 ヴァンフォーレ甲府 69 19 12 13 78 64 +14 J1・J2入れ替え戦
4 ベガルタ仙台 68 19 11 14 66 47 +19
5 モンテディオ山形 64 16 16 12 54 45 +9
6 コンサドーレ札幌 63 17 12 15 54 57 -3
7 湘南ベルマーレ 54 13 15 16 46 59 -13
8 サガン鳥栖 52 14 10 20 58 58 0
9 徳島ヴォルティス 52 12 16 16 60 76 -16
10 水戸ホーリーホック 52 13 13 18 41 57 -16
11 横浜FC 45 10 15 19 48 64 -16
12 ザスパ草津 23 5 8 31 26 82 -56

[編集] 入れ替え

[編集] J1→J2

J1リーグ17位の東京ヴェルディ1969、18位のヴィッセル神戸がJ2リーグへの自動降格となった。

[編集] J2→J1

J2リーグ優勝の京都パープルサンガと2位のアビスパ福岡がJ1リーグへの自動昇格となった。

[編集] 入れ替え戦

J1リーグ16位の柏レイソルとJ2リーグ3位のヴァンフォーレ甲府J1・J2入れ替え戦に臨んだ。

開催日 第1戦ホーム スコア 第2戦ホーム 開催地
12月7日 ヴァンフォーレ甲府
(J2・3位)
8 2 - 1 3 柏レイソル
(J1・16位)
山梨県小瀬スポーツ公園陸上競技場
12月10日 6 - 2 日立柏サッカー場

合計スコアが8-3となり、ヴァンフォーレ甲府のJ1昇格、柏レイソルのJ2降格が決定した。

[編集] 表彰

表彰者 所属クラブ
最優秀選手賞 ブラジルの旗 アラウージョ ガンバ大阪
得点王 ブラジルの旗 アラウージョ(33得点) ガンバ大阪
新人王 日本の旗 カレン・ロバート ジュビロ磐田
フェアプレー個人賞 日本の旗 茂庭照幸 FC東京
日本の旗 大黒将志 ガンバ大阪
最優秀監督賞 日本の旗 西野朗 ガンバ大阪
優秀主審賞 日本の旗 松村和彦
優秀副審賞 日本の旗 柴田正利
Jリーグベストピッチ賞 埼玉スタジアム2002
功労選手賞 ブラジルの旗 ビスマルク ヴィッセル神戸(最終所属)
功労賞 スコットランドの旗 レスリー・モットラム
功労特別賞 ボスニア・ヘルツェゴビナの旗 イビチャ・オシム ジェフ千葉
日本の旗 小林伸二 セレッソ大阪
Join賞
(チェアマン特別賞)
「神達彩花ちゃんを救う会」
の募金活動を支援した全てのサポーター

[編集] ベストイレブン

ポジション 選手名 受賞回数 所属クラブ
GK 日本の旗 吉田宗弘 セレッソ大阪
DF ブルガリアの旗 ストヤノフ ジェフユナイテッド市原・千葉
DF 日本の旗 闘莉王 2 浦和レッドダイヤモンズ
DF 日本の旗 中澤佑二 4 横浜F・マリノス
MF 日本の旗 小笠原満男 5 鹿島アントラーズ
MF 日本の旗 阿部勇樹 ジェフユナイテッド市原・千葉
MF ブラジルの旗 フェルナンジーニョ ガンバ大阪
MF 日本の旗 遠藤保仁 3 ガンバ大阪
MF 日本の旗 古橋達弥 セレッソ大阪
FW ブラジルの旗 アラウージョ ガンバ大阪
FW 日本の旗 佐藤寿人 サンフレッチェ広島

[編集] 記録

  • J1リーグ通算10,000ゴール
前田雅文(ガンバ大阪 2005年5月8日 - 第11節vs名古屋グランパスエイト・万博記念競技場
バレー(ヴァンフォーレ甲府 2005年12月10日 - J1・J2入れ替え戦第2戦vs柏レイソル・日立柏サッカー場
  • J1リーグ連続無敗試合(タイ記録)
16試合(セレッソ大阪、2005年J1第19節vs清水エスパルス - 第34節vsFC東京、10勝6分)
1998年-1999年の鹿島アントラーズに次いで2度目

[編集] 関連項目