2000年のJリーグ
2000年のJリーグは、J1リーグが3月11日に開幕、11月24日にリーグ戦の日程を終了し、12月2日・12月9日にチャンピオンシップが行われた。J2リーグは3月12日に開幕、11月19日に閉幕した。J1リーグの優勝クラブは1stステージが横浜F・マリノス、2ndステージが鹿島アントラーズで、チャンピオンシップによる年間総合優勝は鹿島アントラーズ。J2リーグの優勝はコンサドーレ札幌。
目次 |
J1 [編集]
2000年シーズンのJ1のクラブ [編集]
2000年シーズンのJ1のクラブは以下の通り。この内川崎フロンターレとFC東京が前シーズンJ2リーグからの昇格クラブである。
- 鹿島アントラーズ
- ジェフユナイテッド市原
- 柏レイソル
- FC東京

- ヴェルディ川崎
- 川崎フロンターレ

- 横浜F・マリノス
- 清水エスパルス
- ジュビロ磐田
- 名古屋グランパスエイト
- 京都パープルサンガ
- ガンバ大阪
- セレッソ大阪
- ヴィッセル神戸
- サンフレッチェ広島
- アビスパ福岡
J1レギュレーションの変更点 [編集]
J1スケジュール [編集]
3月11日に1stステージが開幕、5月27日に閉幕した。約1ヶ月の中断期間を経て6月24日に2ndステージが開幕し、11月26日に閉幕した(ともに全15節)。途中、シドニーオリンピックおよびAFCアジアカップ2000のため、8月19日の2ndステージ第10節から11月8日の同11節まで、2ヶ月を超える中断期間がとられた。
J1リーグ概要 [編集]
1stステージでは、セレッソ大阪が攻守に安定し首位を守り続けたが、最終節で敗れたため横浜F・マリノスに逆転で優勝を奪われた。J2からの昇格組の2チームのうち、FC東京は序盤に快進撃を見せ「東京旋風」と呼ばれるなど話題を作る一方、川崎フロンターレは選手・監督の大幅な入れ替えが裏目に出て、残留争いに巻き込まれるという対照的な結果になった。
2ndステージでは、前年からやや調子を落としていた鹿島アントラーズが復調し、1stステージからの好調を維持する柏レイソルと終盤まで激しい優勝争いを演じた。鹿島は1位のまま最終節で柏と直接対決となり、引き分けで優勝を手にした。柏は年間勝ち点では1位であったものの、チャンピオンシップによって年間優勝を決めるルール上では年間成績3位に留まった。年間の勝ち点1位のクラブがリーグ優勝を逃した例はこれまで多数あったが、優勝どころかチャンピオンシップへの出場も逃したのはこれが史上初(かつ、2010年現在唯一)のケースであった。また2ndステージでジェフユナイテッド市原が失速し、残留争いに関わることになったが、結局1stステージの遅れを取り戻せなかった川崎と京都パープルサンガが降格することとなった。
なお、FC東京は東京スタジアムが建設中の段階であったので、登録上の本拠地は駒沢オリンピック公園陸上競技場であるが、実質上国立霞ヶ丘陸上競技場を主本拠とした。(駒沢はキャパシティーはJ1規定を満たすが、ナイター設備がないため。前年J2在籍中に使用した国立西が丘サッカー場と江戸川区陸上競技場はいずれもJ1開催スペックに適合しないためJリーグナビスコカップでの使用に留めた)
J1順位表 [編集]
1stステージ [編集]開催期間:3月11日 - 5月27日
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2ndステージ [編集]開催期間:6月24日 - 11月26日
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年間総合順位 [編集]
上位2チームの順位はJリーグチャンピオンシップの結果により確定する。
| 順位 | クラブ名 | 勝点 | 勝 | 分 | 負 | 得点 | 失点 | 差 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 鹿島アントラーズ | 55 | 18 | 4 | 8 | 48 | 27 | +21 | 2ndステージ優勝 | |
| 横浜F・マリノス | 54 | 18 | 1 | 11 | 56 | 45 | +11 | 1stステージ優勝 | |
| 3 | 柏レイソル | 58 | 21 | 1 | 8 | 48 | 32 | +16 | ※年間勝点1位 |
| 4 | ジュビロ磐田 | 55 | 19 | 0 | 11 | 67 | 42 | +25 | ※勝点・得失点差では年間2位 |
| 5 | セレッソ大阪 | 48 | 17 | 0 | 13 | 54 | 49 | +5 | |
| 6 | ガンバ大阪 | 45 | 15 | 2 | 13 | 47 | 43 | +4 | |
| 7 | FC東京 | 43 | 15 | 1 | 14 | 47 | 41 | +6 | |
| 8 | 清水エスパルス | 42 | 15 | 2 | 13 | 34 | 36 | -2 | |
| 9 | 名古屋グランパスエイト | 41 | 14 | 2 | 14 | 42 | 45 | -3 | |
| 10 | ヴェルディ川崎 | 38 | 12 | 4 | 14 | 46 | 44 | +2 | |
| 11 | サンフレッチェ広島 | 37 | 13 | 2 | 15 | 40 | 40 | 0 | |
| 12 | アビスパ福岡 | 37 | 13 | 2 | 15 | 41 | 48 | -7 | |
| 13 | ヴィッセル神戸 | 33 | 11 | 1 | 18 | 40 | 49 | -9 | |
| 14 | ジェフユナイテッド市原 | 28 | 9 | 2 | 19 | 37 | 49 | -12 | |
| 15 | 京都パープルサンガ | 25 | 8 | 2 | 20 | 39 | 66 | -27 | J2自動降格 |
| 16 | 川崎フロンターレ | 21 | 7 | 4 | 19 | 26 | 56 | -30 | J2自動降格 |
チャンピオンシップ [編集]
Jリーグチャンピオンシップについてはサントリーが冠スポンサーとなり、サントリー・チャンピオンシップの名称で開催された。
| 開催日 | 第1戦ホーム | スコア | 第2戦ホーム | 開催地 | ||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 12月2日 | 横浜F・マリノス | 0 | 0 - 0 | 3 | 鹿島アントラーズ | 横浜国際総合競技場 |
| 12月9日 | 0 - 3 | 国立競技場 | ||||
合計スコアが3-0となり、鹿島アントラーズが年間王者に決定。
J1得点ランキング [編集]
| 順位 | 選手 | 得点 |
|---|---|---|
| 1 | 20 | |
| 2 | 18 | |
| 3 | 17 | |
| 17 | ||
| 17 | ||
| 6 | 16 | |
| 7 | 15 | |
| 15 | ||
| 9 | 13 | |
| 13 |
J2 [編集]
2000年シーズンのJ2のクラブ [編集]
2000年シーズンのJ2リーグのクラブは以下の通り。この内浦和レッドダイヤモンズと湘南ベルマーレが前シーズンのJ1リーグからの降格クラブである。また、前年にJFLで好成績を残した水戸ホーリーホックがJ2に加盟したため、J2は11クラブとなった。尚このシーズンからベルマーレ平塚が湘南ベルマーレにクラブ名を変更した。
J2レギュレーションの変更点 [編集]
J2スケジュール [編集]
3月12日に開幕し、11月19日に閉幕した。クラブ数が11と奇数であったため、各節で1チームが試合なしという変則日程となり、全44節が行われた。J1の中断期間中(5月~6月、8月~11月)もJ2リーグは中断なく開催された。
J2リーグ概要 [編集]
前年に昇格を逃したコンサドーレ札幌が、序盤から安定した強さを見せ大差をつけて優勝と昇格を決定した。大方の予想で優勝候補筆頭と言われた浦和レッドダイヤモンズは、2部リーグ特有の戦術や過密日程に苦しめられたが、最終節でかろうじて大分トリニータを振り切り、2位で昇格を決めた。大分は前年に続き、勝ち点1の差で昇格を逃した。
また、この年はヴァンフォーレ甲府経営危機問題が表面化した年でもあった。経営面の低迷が影響し、チームも25連敗と不名誉な記録を作ることになった。
この年から参加している水戸ホーリーホックは那珂町・笠松運動公園陸上競技場が改修中、また本来のホームタウンである水戸市・水戸市立競技場がJリーグ基準のスペックを満たしておらず開催数に制限があったため、ひたちなか市のひたちなか市総合運動公園陸上競技場を暫定本拠地とした。
J2順位表 [編集]
| 順位 | クラブ名 | 勝点 | 勝 | 分 | 負 | 得点 | 失点 | 差 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | コンサドーレ札幌 | 94 | 31 | 5 | 4 | 71 | 22 | +49 | J1自動昇格 |
| 2 | 浦和レッドダイヤモンズ | 82 | 28 | 3 | 9 | 82 | 40 | +42 | J1自動昇格 |
| 3 | 大分トリニータ | 81 | 26 | 3 | 11 | 80 | 38 | +42 | |
| 4 | 大宮アルディージャ | 68 | 23 | 1 | 16 | 55 | 49 | +6 | |
| 5 | ベガルタ仙台 | 55 | 19 | 2 | 19 | 60 | 69 | -9 | |
| 6 | サガン鳥栖 | 48 | 15 | 5 | 20 | 41 | 52 | -11 | |
| 7 | アルビレックス新潟 | 46 | 15 | 5 | 20 | 54 | 63 | -9 | |
| 8 | 湘南ベルマーレ | 43 | 15 | 1 | 24 | 59 | 71 | -12 | |
| 9 | 水戸ホーリーホック | 43 | 15 | 4 | 21 | 37 | 61 | -24 | |
| 10 | モンテディオ山形 | 33 | 11 | 2 | 27 | 40 | 61 | -21 | |
| 11 | ヴァンフォーレ甲府 | 18 | 5 | 3 | 32 | 31 | 84 | -53 |
J2得点ランキング [編集]
| 順位 | 選手 | 得点 |
|---|---|---|
| 1 | 31 | |
| 2 | 22 | |
| 3 | 17 | |
| 4 | 15 | |
| 15 | ||
| 6 | 12 | |
| 12 | ||
| 8 | 11 | |
| 11 | ||
| 11 |
入れ替え [編集]
J1→J2 [編集]
J1リーグ年間総合15位の京都パープルサンガ、同リーグ16位の川崎フロンターレがJ2へ自動降格した。
J2→J1 [編集]
J2リーグ優勝のコンサドーレ札幌、同リーグ2位の浦和レッドダイヤモンズがJ1へ自動昇格した。
表彰 [編集]
| 賞 | 受賞者(所属クラブ) |
|---|---|
| 最優秀選手賞 | |
| 得点王 | |
| 新人王 | |
| 最優秀監督賞 | |
| 優勝監督賞 | |
| 優秀主審賞 | |
| 優秀副審賞 | |
| フェアプレー個人賞 | |
| 功労選手賞 | |
| Join賞 | 国立霞ヶ丘競技場 |
この年のJoin賞は最もピッチ状態の優れていたスタジアムを表彰対象とした。[1]。
ベストイレブン [編集]
| ポジション | 選手名 | 受賞回数 | 所属クラブ |
|---|---|---|---|
| GK | 初 | 鹿島アントラーズ | |
| DF | 3 | 鹿島アントラーズ | |
| DF | 初 | 柏レイソル | |
| DF | 初 | 横浜F・マリノス | |
| MF | 初 | 柏レイソル | |
| MF | 2 | 横浜F・マリノス | |
| MF | 初 | ガンバ大阪 | |
| MF | 2 | セレッソ大阪 | |
| FW | 初 | FC東京 | |
| FW | 3 | ジュビロ磐田 | |
| FW | 初 | セレッソ大阪 |
記録 [編集]
- J2リーグ通算1,000ゴール
- J2リーグ連敗記録
- 25連敗(ヴァンフォーレ甲府、第5節vs浦和レッドダイヤモンズ - 第32節vsコンサドーレ札幌)
- ※当時の引き分け1試合を挟んだカウントによる。現在の記録とすると第13節vsコンサドーレ札幌 - 第32節の19連敗となる。
その他 [編集]
- この年、CS放送のJ-SPORTS(旧社)とスカイスポーツが合併したため、J-SPORTSでの中継は「J SKY SPORTS」に変更され、3チャンネルマルチ編成を生かしての全試合カバーを実現。
- またディレクTVの廃止(同年9月)に伴い、ペイ・パー・ビューでの放送をパーフェクト・チョイス(現・スカチャン)へ移動。
- 日本フットボールリーグ2000の成績(1位)によりJリーグ正会員申請を行った横浜FCが2001年からのJ2入会を認められた。
関連項目 [編集]
脚注 [編集]
- ^ “Jリーグニュース NO.67”. Jリーグ (2000年11月30日). 2008年12月27日閲覧。
外部リンク [編集]
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