2003年のJリーグ
2003年のJリーグは、J1リーグが3月22日に開幕、11月29日に閉幕した。J2リーグは3月15日に開幕、11月23日に閉幕した。J1リーグの優勝クラブは1stステージ、2ndステージ共に横浜F・マリノス(以下、一部で横浜FMと略記)となり、年間総合王者も横浜F・マリノス。J2リーグの優勝はアルビレックス新潟。
目次 |
J1 [編集]
2003年シーズンのJ1所属クラブ [編集]
2003年シーズンのJ1所属クラブは以下の通りである。この内セレッソ大阪と大分トリニータが前シーズンJ2リーグからの昇格クラブである。
- ベガルタ仙台
- 鹿島アントラーズ
- 浦和レッドダイヤモンズ
- ジェフユナイテッド市原
- 柏レイソル
- FC東京
- 東京ヴェルディ1969
- 横浜F・マリノス
- 清水エスパルス
- ジュビロ磐田
- 名古屋グランパスエイト
- 京都パープルサンガ
- ガンバ大阪
- セレッソ大阪

- ヴィッセル神戸
- 大分トリニータ

J1レギュレーションの変更点 [編集]
- 延長Vゴール方式が廃止。
- 90分以内に勝敗が決しない場合は引き分けとする。
- 勝ち点の計算は勝ち3、引き分け1、負け0とする。
J1スケジュール [編集]
日本代表の強化期間、FIFAコンフェデレーションズカップ2003に出場のため、J1ファーストステージには6週間の中断期間が設けられた。
- 3月22日 - J1ファーストステージ開幕
- 5月24日 - J1ファーストステージ第10節、中断期間へ
- 7月5日 - J1ファーストステージ再開、第11節
- 8月2日 - J1ファーストステージ終了
- 8月16日 - J1セカンドステージ開幕
- 11月29日 - J1セカンドステージ終了
J1リーグ概要 [編集]
1990年代後半を席巻した鹿島アントラーズ、ジュビロ磐田の2強が世代交代期に入る一方、岡田武史を招聘した横浜F・マリノス、イビチャ・オシムの指導で急速に力をつけたジェフユナイテッド市原が台頭するなど、チームの上下関係が大きく変動する兆しを見せた年であった。特にセカンドステージは、上位3チームの勝ち点、勝敗がまったくの同数になる(得失点差で横浜FMが優勝)という混戦ぶりであった(2003年J1・2ndステージ最終節参照)。
結局、ファーストステージ、セカンドステージの双方で横浜FMが優勝したため、2年連続でJリーグチャンピオンシップは開催されず、横浜FMが自動的に年間優勝となった。また、年間総合順位の2位も(チャンピオンシップの敗者ではなく)年間勝ち点の2位である磐田になった。
この年J1に参加した大分トリニータは大分市営陸上競技場がJリーグの基準を満たしていない(座席で15000人以上収容が必要だが、同スタジアムは芝生席が主である)ため、大分ビッグアイに本拠地を一本化。ヴィッセル神戸は神戸ウイングスタジアムに本拠地を移転。また、浦和レッズはさいたま市駒場スタジアムに加え埼玉スタジアム2002も正式に本拠地登録した。また東京スタジアムは命名権の売却成立により「味の素スタジアム」(味スタ)に名称を変更
2ndステージでは最下位の大分トリニータが最少失点をマークするといった珍記録が生まれた。
J1順位表 [編集]
1stステージ [編集]開催期間:3月22日 - 8月2日
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2ndステージ [編集]開催期間:8月16日 - 11月29日
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年間総合順位 [編集]
1st・2ndの両ステージを同一チームが制覇したため、チャンピオンシップは開催せずに順位が確定。
| 順位 | クラブ名 | 勝点 | 勝 | 分 | 負 | 得点 | 失点 | 差 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 横浜F・マリノス | 58 | 17 | 7 | 6 | 56 | 33 | +23 | 1st・2ndステージ優勝 |
| 2 | ジュビロ磐田 | 57 | 16 | 9 | 5 | 56 | 34 | +22 | |
| 3 | ジェフユナイテッド市原 | 53 | 15 | 8 | 7 | 57 | 38 | +19 | |
| 4 | FC東京 | 49 | 13 | 10 | 7 | 46 | 31 | +15 | |
| 5 | 鹿島アントラーズ | 48 | 13 | 9 | 8 | 44 | 40 | +4 | |
| 6 | 浦和レッドダイヤモンズ | 47 | 13 | 8 | 9 | 54 | 42 | +12 | |
| 7 | 名古屋グランパスエイト | 45 | 11 | 12 | 7 | 49 | 42 | +7 | |
| 8 | 東京ヴェルディ1969 | 40 | 11 | 7 | 12 | 56 | 57 | -1 | |
| 9 | セレッソ大阪 | 40 | 12 | 4 | 14 | 55 | 56 | -1 | |
| 10 | ガンバ大阪 | 39 | 10 | 9 | 11 | 50 | 46 | +4 | |
| 11 | 清水エスパルス | 39 | 11 | 6 | 13 | 39 | 44 | -5 | |
| 12 | 柏レイソル | 37 | 9 | 10 | 11 | 35 | 39 | -4 | |
| 13 | ヴィッセル神戸 | 30 | 8 | 6 | 16 | 35 | 63 | -28 | |
| 14 | 大分トリニータ | 26 | 5 | 11 | 14 | 27 | 37 | -10 | |
| 15 | ベガルタ仙台 | 24 | 5 | 9 | 16 | 31 | 56 | -25 | J2自動降格 |
| 16 | 京都パープルサンガ | 23 | 6 | 5 | 19 | 28 | 60 | -32 | J2自動降格 |
J2 [編集]
2003年シーズンのJ2所属クラブ [編集]
2003年シーズンのJ2リーグ所属クラブは以下の通りである。この内コンサドーレ札幌とサンフレッチェ広島が前シーズンのJ1リーグからの降格クラブである。
- コンサドーレ札幌

- モンテディオ山形
- 水戸ホーリーホック
- 大宮アルディージャ
- 川崎フロンターレ
- 横浜FC
- 湘南ベルマーレ
- ヴァンフォーレ甲府
- アルビレックス新潟
- サンフレッチェ広島

- アビスパ福岡
- サガン鳥栖
J2レギュレーションの変更点 [編集]
なし
J2スケジュール [編集]
J2リーグ戦がJ1より1週間早く開幕、終了した。
- 3月15日 - J2リーグ戦開幕
- 11月23日 - J2リーグ戦終了
J2リーグ概要 [編集]
昇格争いは上位3チームのマッチレースとなった。43節にサンフレッチェ広島が1試合を残して昇格を決めたが、最終節では川崎フロンターレに敗れたため、アルビレックス新潟が優勝を果たした。これにより川崎は1997年(当時旧JFL)に続き2度目の、また石崎信弘監督にとっては大分トリニータでの1999年、2000年シーズンに続き3度目の「勝ち点1差での昇格失敗」となった。(2003年J2第43節・最終節参照)
下位ではサガン鳥栖が年間わずか3勝に終わり、鈴木昌チェアマンがリーグ除名を示唆するほどの状況となった。
またスタジアム関連では、埼玉県大宮公園サッカー場の運営・管理が埼玉県からさいたま市に変更されたため「さいたま市大宮公園サッカー場」と改められた。
J2順位表 [編集]
| 順位 | クラブ名 | 勝点 | 勝 | 分 | 負 | 得点 | 失点 | 差 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | アルビレックス新潟 | 88 | 27 | 7 | 10 | 80 | 40 | +40 | J1自動昇格 |
| 2 | サンフレッチェ広島 | 86 | 25 | 11 | 8 | 65 | 35 | +30 | J1自動昇格 |
| 3 | 川崎フロンターレ | 85 | 24 | 13 | 7 | 88 | 47 | +41 | |
| 4 | アビスパ福岡 | 71 | 21 | 8 | 15 | 67 | 62 | +5 | |
| 5 | ヴァンフォーレ甲府 | 69 | 19 | 12 | 13 | 58 | 46 | +12 | |
| 6 | 大宮アルディージャ | 61 | 18 | 7 | 19 | 52 | 61 | -9 | |
| 7 | 水戸ホーリーホック | 56 | 15 | 11 | 18 | 37 | 41 | -4 | |
| 8 | モンテディオ山形 | 55 | 15 | 10 | 19 | 52 | 60 | -8 | |
| 9 | コンサドーレ札幌 | 52 | 13 | 13 | 18 | 57 | 56 | +1 | |
| 10 | 湘南ベルマーレ | 44 | 11 | 11 | 22 | 33 | 53 | -20 | |
| 11 | 横浜FC | 42 | 10 | 12 | 22 | 49 | 88 | -39 | |
| 12 | サガン鳥栖 | 20 | 3 | 11 | 30 | 40 | 89 | -49 |
入れ替え [編集]
J2→J1 [編集]
J2リーグ優勝のアルビレックス新潟、同2位のサンフレッチェ広島がJ1へ自動昇格した。
J1→J2 [編集]
J1リーグ年間総合15位のベガルタ仙台、同16位の京都パープルサンガがJ2へ自動降格した。
表彰 [編集]
| 賞 | 受賞者 |
|---|---|
| 最優秀選手賞 | |
| 得点王 | |
| 新人王 | |
| 最優秀監督賞 | |
| 優勝監督賞 | |
| 監督特別賞 | |
| 優秀主審賞 | |
| 優秀副審賞 | |
| フェアプレー個人賞 | |
| 功労選手賞 | |
| J1ベストピッチ賞 | 県立カシマサッカースタジアム |
| Join賞 (チェアマン特別賞) |
アルビレックス新潟 |
ベストイレブン [編集]
| ポジション | 選手名 | 受賞回数 | 所属クラブ |
|---|---|---|---|
| GK | 3 | 名古屋グランパスエイト | |
| DF | 初 | 浦和レッドダイヤモンズ | |
| DF | 初 | 横浜F・マリノス | |
| DF | 2 | 横浜F・マリノス | |
| MF | 3 | 鹿島アントラーズ | |
| MF | 4 | ジュビロ磐田 | |
| MF | 2 | 横浜F・マリノス | |
| MF | 初 | ガンバ大阪 | |
| FW | 2 | 浦和レッドダイヤモンズ | |
| FW | 初 | 名古屋グランパスエイト | |
| FW | 初 | 横浜F・マリノス |
記録 [編集]
- J2リーグ通算3,000ゴール
- J1リーグ通算アウェーゲーム連続無敗記録
- 26試合(ジュビロ磐田、2001年2ndステージ第4節vs東京ヴェルディ1969 - 2003年1stステージ第9節vsセレッソ大阪、23勝3分)
- J1リーグ通算連続得点試合記録
- 61試合(ジュビロ磐田、2001年2ndステージ第3節vsヴィッセル神戸 - 2003年2ndステージ第2節vs清水エスパルス、49勝5分7敗)
- 最多得点差試合(タイ記録)
- 8得点差(ヴィッセル神戸0-8大分トリニータ、2003年7月26日 - 1stステージ第14節・神戸ウイングスタジアム)
- ※1998年のセレッソ大阪vsジュビロ磐田に次いで2度目
関連項目 [編集]
- 2003年のスポーツ
- 2003年J1・2ndステージ最終節
- 2003年J2第43節・最終節
- 2003年のJリーグカップ
- 第83回天皇杯全日本サッカー選手権大会
- AFCチャンピオンズリーグ2002-2003
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