2011年のJリーグ

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2011年のJリーグ
J1
期間 2011年3月5日-2011年12月3日
優勝 柏レイソル
降格 ヴァンフォーレ甲府
アビスパ福岡
モンテディオ山形
J2
期間 2011年3月5日-2011年12月3日
昇格 FC東京
サガン鳥栖
コンサドーレ札幌
J2昇格 松本山雅FC
FC町田ゼルビア
ヤマザキナビスコカップ
2010
2012

この項目では、2011年シーズンの日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)について述べる。

概要[編集]

公式試合球となる「アディダス・スピードセル」

2010年12月21日の理事会で概要が決定された。以下は公式発表に基づく。

できごと[編集]

2月2日
2011年度のJ1リーグとJ2リーグの日程が発表される[3]
2月15日
出されていた準加盟申請について理事会で審議した結果、カマタマーレ讃岐のみ承認し、ツエーゲン金沢FC琉球については条件不備によりこの時点では見送りとした。
2月26日
FUJI XEROX SUPER CUPが行われ、前年のJ1覇者名古屋グランパス90回天皇杯覇者鹿島アントラーズをPK戦の末に下し、15年ぶり2回目のタイトル獲得。
3月5日
J1・J2ともにリーグ戦開幕。
3月11日
東北地方太平洋沖地震東日本大震災)発生。翌日から2日間に予定されていたJ1・J2の第2節全19試合中止を決定、振替等の対応は未定[4]
3月14日
電力不足による計画停電実施により安全が確保できなくなったとして、月内に予定されていたJ1のリーグ戦第3節とカップ戦予選1・2節、J2のリーグ戦3・4節についても中止を決定[5]
3月22日
震災による電力不足と計画停電の実施が継続されていることや、東北・関東地方の一部クラブの被災状況などをかんがみ、新たに4月2日-20日の開催を予定していたすべてのリーグ・カップ戦全試合中止を決定。対象となるのはこの期間中のJ1第4・5・6節、J2第5・6・7節、Jリーグカップ第3・4節。また併せてリーグ戦についてはJ1・J2とも4月23日(J1第7節、J2第8節)より再開(予定)し、東北・関東地域では午後2時以前の試合開始とするデーゲームに変更するように調整する[6]
4月1日
再開後の4月23日以後に予定されている試合についての変更日程を発表。
  • 前述のとおり東京・東北電力管内の節電対策によるデーゲーム開催(基本18時以前開始。それ以後はナイター扱い)や、スタジアムの被災などに対応するためJ1の17試合、J2の10試合の試合開始時間・会場などの変更を行った。
    • 同地域では4月は14時以前、5月は16時以前開始とする。
    • 仙台はユアテックスタジアムが一部損壊があるものの観客エリアを変更した上で試合は予定通り行う。宮城スタジアムは震災の救援拠点として使われ、現在一般への開放を停止しているため4月29日の浦和戦は宮城スタジアムを使用せずユアテックスタジアムに変更
    • 鹿島はカシマサッカースタジアムの損壊が著しいため、当面使用せずに、4月23日・第7節の横浜FM戦は国立霞ヶ丘陸上競技場での主催試合に、また5月21日・第12節の浦和戦は代替会場の調整が付かなかったため、第27節・9月24日の同じ組み合わせの試合とホーム・アウェーを交換し第12節を浦和主管試合(埼玉スタジアム)、第27節は鹿島主管試合(カシマサッカースタジアム)とする。なお期間中の第9・10節は、AFCチャンピオンズリーグ2011出場に伴い、元々日程を変更している。
    • 水戸はケーズデンキスタジアムの損壊箇所があるため一部立ち入り禁止・制限エリアを設けるが、試合開催への支障はない。
ナビスコカップの予選リーグを日程の都合上取り止めとし、全試合トーナメント(1・2回戦はホーム・アンド・アウェートーナメント、準々決勝以後は1試合決着)にすると発表。
4月15日
延期となっていた第2節-J1リーグ第6節、J2リーグ第7節までの試合についての延期日程を発表。
J1
  • 第2節 - 7月2・3日
  • 第3節 - 7月6・9・10日[注 1]
  • 第4節 - 7月6・13日[注 1]
  • 第5節 - 7月16・17・18日
  • 第6節 - 7月23・24日
J2
  • 第2節 - 6月29日・7月6[注 2]
  • 第3節 - 8月5・6・7・17[注 2]
  • 第4節 - 9月1・3・4日
  • 第5節 - 9月14・21[注 2]・28日
  • 第6節 - 10月19日
  • 第7節 - 10月26日
  1. ^ a b 7月6日は第3・4節の先行各1試合を重複開催
  2. ^ a b c コンサドーレ札幌主催試合
第2・3・5節はコンサドーレ札幌主催試合が組まれているが、他の試合日(6月29日、8月5・6・7日、9月14・28日)には札幌ドーム北海道日本ハムファイターズ主催のプロ野球の試合など他のイベントに使われるため、ファイターズ戦の開催されない日に代替を設定した。
また第3・4・6節については代替日に別のイベントなどがあって日程調整がさらに必要な代替未定試合がある。
11月20日
J2リーグ戦でFC東京の優勝が決定。
12月3日
J1リーグ戦で柏レイソルの優勝が決定。

J1[編集]

2011年のJ1はJ2から昇格した柏レイソル、ヴァンフォーレ甲府及びアビスパ福岡を加えた18クラブで争われた。

J1順位表[編集]

順位 クラブ名 勝点 得点 失点 備考
1 柏レイソル 72 23 3 8 65 42 +23 ACL2012出場権・優勝・CWC2011出場権
2 名古屋グランパス 71 21 8 5 67 36 +31 ACL2012出場権
3 ガンバ大阪 70 21 7 6 78 51 +27
4 ベガルタ仙台 56 14 14 6 39 25 +14
5 横浜F・マリノス 56 16 8 10 46 40 +6
6 鹿島アントラーズ 50 13 11 10 53 40 +13
7 サンフレッチェ広島 50 14 8 12 52 49 +3
8 ジュビロ磐田 47 13 8 13 53 45 +8
9 ヴィッセル神戸 46 13 7 14 44 45 -1
10 清水エスパルス 45 11 12 11 42 51 -9
11 川崎フロンターレ 44 13 5 16 52 53 -1
12 セレッソ大阪 43 11 10 13 67 53 +14
13 大宮アルディージャ 42 10 12 12 38 48 -10
14 アルビレックス新潟 39 10 9 15 38 46 -8
15 浦和レッズ 36 8 12 14 36 43 -7
16 ヴァンフォーレ甲府 33 9 6 19 42 63 -21 J2自動降格
17 アビスパ福岡 22 6 4 24 34 75 -41
18 モンテディオ山形 21 5 6 23 23 64 -41

J2[編集]

2011年シーズンのJ2は、J1から降格したFC東京京都サンガF.C.湘南ベルマーレに、JFLから加盟したガイナーレ鳥取を加えた20クラブにより争われた。

J2順位表[編集]

順位 クラブ名 勝点 得点 失点 備考
1 FC東京 77 23 8 7 67 22 +45 J1自動昇格
2 サガン鳥栖 69 19 12 7 68 34 +34
3 コンサドーレ札幌 68 21 5 12 49 32 +17
4 徳島ヴォルティス 65 19 8 11 51 38 +13
5 東京ヴェルディ 59 16 11 11 69 45 +24
6 ジェフユナイテッド千葉 58 16 10 12 46 39 +7
7 京都サンガF.C. 58 17 7 14 50 45 +5
8 ギラヴァンツ北九州 58 16 10 12 45 46 -1
9 ザスパ草津 57 16 9 13 51 51 +0
10 栃木SC 56 15 11 12 44 39 +5
11 ロアッソ熊本 51 13 12 13 33 44 -11
12 大分トリニータ 50 12 14 12 42 45 -3
13 ファジアーノ岡山 48 13 9 16 43 58 -15
14 湘南ベルマーレ 46 12 10 16 46 48 -2
15 愛媛FC 44 10 14 14 44 54 -10
16 カターレ富山 43 11 10 17 36 53 -17
17 水戸ホーリーホック 42 11 9 18 40 49 -9
18 横浜FC 41 11 8 19 40 54 -14
19 ガイナーレ鳥取 31 8 7 23 36 60 -24
20 FC岐阜 24 6 6 26 39 83 -44

入れ替え[編集]

J1からJ2へ降格[編集]

10月23日に福岡が4試合を残してJ2降格が決定。1年でJ2へ戻ることになった。11月3日には山形が3試合を残して、12月3日には甲府が最終節でJ2降格が決定。

J2からJ1へ昇格・復帰[編集]

11月19日にFC東京が1年でJ1復帰が決定。12月3日に鳥栖が初のJ1昇格を、札幌が4年ぶりのJ1昇格を決めた。

表彰[編集]

受賞者
最優秀選手賞 ブラジルの旗 レアンドロ・ドミンゲス柏レイソル
得点王 オーストラリアの旗 ジョシュア・ケネディ名古屋グランパス
ベストヤングプレーヤー賞 日本の旗 酒井宏樹(柏レイソル)
最優秀監督賞 ブラジルの旗 ネルシーニョ(柏レイソル)
優秀主審賞 日本の旗 西村雄一
優秀副審賞 日本の旗 相樂亨
功労審判員賞 日本の旗 岡田正義
フェアプレー賞 高円宮杯 ガンバ大阪
J1フェアプレー賞 モンテディオ山形
J2フェアプレー賞 FC東京
フェアプレー個人賞 朝鮮民主主義人民共和国の旗 梁勇基ベガルタ仙台
日本の旗 太田宏介清水エスパルス
功労選手賞 日本の旗 三浦淳宏
日本の旗 松田直樹
Jリーグベストピッチ賞 NACK5スタジアム大宮
等々力陸上競技場
日産スタジアム
アウトソーシングスタジアム日本平
最優秀育成クラブ賞 東京ヴェルディ1969
J2 Most Exciting Player 日本の旗 今野泰幸(FC東京)

ベストイレブン[編集]

ポジション 選手名 受賞回数 所属クラブ
GK 日本の旗 楢崎正剛 6 名古屋グランパス
DF 日本の旗 近藤直也 柏レイソル
日本の旗 酒井宏樹 柏レイソル
日本の旗 田中マルクス闘莉王 8 名古屋グランパス
MF ブラジルの旗 ジョルジ・ワグネル 柏レイソル
ブラジルの旗 レアンドロ・ドミンゲス 柏レイソル
日本の旗 藤本淳吾 2 名古屋グランパス
日本の旗 遠藤保仁 9 ガンバ大阪
日本の旗 清武弘嗣 セレッソ大阪
FW オーストラリアの旗 ジョシュア・ケネディ 2 名古屋グランパス
日本の旗 ハーフナー・マイク ヴァンフォーレ甲府

Jリーグアウォーズ2011年12月5日横浜アリーナで開催された。

Jリーグ準加盟[編集]

日本フットボールリーグ所属
日本フットボールリーグ2011の成績により3位・町田と4位・松本のJ2入会が認められた
地域リーグ以下

関連項目[編集]

出典[編集]

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外部リンク[編集]