アンドレス・イニエスタ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

アンドレス・イニエスタ
名前
本名 アンドレス・イニエスタ・ルジャン
愛称 ドン・アンドレス
ラテン文字 Andrés INIESTA
基本情報
国籍 スペイン
生年月日 1984年5月11日(25歳)
出身地 アルバセテ
身長 170cm
体重 67kg
選手情報
在籍チーム FCバルセロナ
ポジション MF
背番号 8
利き足
代表歴
2006– スペイン 35 (6)
2008.10.15現在
Template(ノート 解説)サッカー選手pj

アンドレス・イニエスタ・ルハンAndrés Iniesta Luján1984年5月11日 - )は、スペインカスティーリャ・ラ・マンチャ州アルバセテ出身、リーガ・エスパニョーラFCバルセロナに所属するサッカー選手。ポジションはMF。FCバルセロナカンテラからの叩き上げの選手の一人。07-08シーズンから、リュドヴィク・ジュリASローマに移籍したことに伴い、背番号8番を譲り受けた。

目次

[編集] 経歴

地元のアルバセテBPカンテラでプレーしていたが、12歳の時にバルサにスカウトされる。18歳でトップチームに昇格すると、そのままトップチームに定着した。先発出場は少なかったが途中出場の機会を活かしチームに貢献、2006年頃からレギュラーに定着した。

U-16・U-19スペイン代表で司令塔として活躍し、欧州選手権優勝の原動力となった。

更に2003年に行われたワールドユースでも、セルヒオ・ラモスセルヒオ・ガルシアらと共にU-20スペイン代表の準優勝に貢献した。

2006年ドイツW杯にスペイン代表に選出されるが、突破が決まった後の一次リーグ3戦目のみの出場となり、不遇を託った。

しかし、ワールドカップ終了後のUEFA欧州選手権2008予選では、アイスランドとの一戦で終了間際のゴールを決めて本選への望みをつなぐなど、現在では代表でも欠かせない存在となっている。予選から本戦にかけてのスペインの中盤(イニエスタ、シャビセスクシルバの四人)はクアトロ・フゴーネス(四人の名手)としてテレビでも紹介された。迎えたEURO2008・オーストリア/スイス大会本大会では、直前に患った食中毒で体重が落ちたためか、大会序盤はコンディションが整わず、ボールを失うシーンも度々であった。準決勝、決勝は好調とまではいかないまでも本来の出来に近い働きで、準決勝ではシャビのゴールをアシストし、決勝ではドイツ最終ラインを何度も脅かし、優勝に大きく貢献した。

[編集] プレースタイル

卓越したテクニック、キープ力、パスセンスに加え、チームプレイに徹する精神性をも備える。特筆すべきは中盤の厳しいプレッシャーの中における瞬時の正確な判断力と視野の広さ。猛烈にプレッシャーをかけてきた相手の逆を取るトラップで、一瞬で自分優位のボールキープスペースを作り出すことができる。また、スタミナやボディバランスなどフィジカル能力にも優れ、ピッチのありとあらゆるところに顔を出しながらプレーすることができる。特にスピードがあるわけでもなく体格も小柄であるが、試合の中では上記のような特性を存分に活かすことで自身の存在を際立たせている。

中盤の全てのポジション、左右ウインガーとしてもプレイ出来るユーティリティ性も持っている。後ろを向いた状態から相手を引きつけての素早いターンや一人ワンツーで相手を抜き去り、フリーの選手へ的確に配球する。また、小柄ながらも相手の重心の位置やボールの転がり方などを一瞬で判断し、うまく体を使うことで、イーブンボールをほとんど自分のボールにすることができる。最近は相手がプレッシャーをかけてこないと見るや積極的にドリブルをしかけ、ゴールへとつながる決定的なラストパスを供給するようになってきた。ドリブル時は複雑な技を繰り出す事はほとんどないものの、持ち前の判断力と卓越した技術を活かして、相手の守備網のわずかな隙間をあたかも何でもないプレイであるかのようにスルスルと抜けていく。

[編集] エピソード

スペイン代表でのプレー
  • グアルディオラはシャビに「じきにお前は俺を引退に追い込むだろうが、気をつけないと、今度はあの坊や(イニエスタ)がお前を引退に追い込むぞ。」と語っている。(後にグアルディオラは前言を撤回『シャビがあんなに凄いプレイヤーになるとは思わなかった。シャビに謝らないといけない。』と語った。さらに、2008/09シーズンには、監督に就任したグアルディオラのもと、シャビイニエスタはチームの中核として活躍。クラブ史上初の欧州三冠制覇を達成した。
  • バルデスに「アンドレシン」とあだ名をつけられる。
  • 現在バルセロナ大学でスポーツ科学について学んでいる。
  • 世界最高峰の選手が揃うバルセロナにあって、特に中盤のポジションには世界中からスターが集まってくる中、イニエスタはコツコツと実力を研鑽していった。監督ライカールトは当初はイニエスタを控え選手として使っていたが、イニエスタは「自分にできる努力は全てこなしている。これでダメならバルセロナでレギュラーポジションを取るのは不可能だ。」とインタビューで述べるほどの努力を重ね、実際にその言葉に等しいプレーを披露して見事にレギュラーポジションを手に入れた。現在、世界最高峰のミッドフィルダーとして非常に高い評価を得ている。
  • 2009UEFAチャンピオンズリーグ準決勝2ndレグ対チェルシー戦後半ロスタイム、メッシからのパスを受けて、決勝のアウェー同点弾を叩き込む。この試合枠内シュートは、彼のこの1本だけであった。サポーターや選手のみならず、FCバルセロナ監督ジョゼップ・グアルディオラも狂喜して走り出し、審判の警告で退席処分等になる事を心配したチームスタッフが必死に制止しようとする程であった。

[編集] 所属クラブ

[編集] 獲得タイトル

ウィキメディア・コモンズ

[編集] 代表

[編集] クラブ