Jリーグの試合中止例
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本項ではJリーグの試合中止例(Jリーグのしあいちゅうしれい)を示す。
日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)の試合は、通常は雨天でも実施されるものの、著しい天候不良やその他の自然災害を理由に試合が中止された事例が存在する。
目次 |
[編集] 中断・中止となった試合の取扱について
Jリーグ規約第63条で「不可抗力による開催不能、及び中止となった試合」についての取扱があり、2009年までは「原則90分の再試合」としていた。2010年に条項の改定があり、同様のケースの場合にはJリーグチェアマンが「90分の再試合」「中断時点からの再開」「中断時点で試合成立」の3つから決定するとしている。
[編集] スポーツ振興くじ「toto」の取り扱いについて
スポーツ振興くじ「toto」の対象試合が中止になった場合、スポーツ振興投票の実施等に関する法律施行規則の第5条とtoto約款の第11条に基づき、1(ホーム勝ち)、0(引き分け)、2(ホーム負け)すべてが的中扱いとなる。ただし、不成立となった場合は返還となる。
[編集] 試合開催前の中止
| 試合開催中止日 | 大会 | 対戦カード | 試合開催 予定会場 |
理由 | 代替試合 開催日 |
代替試合 開催会場 |
備考 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1996年8月14日 | ナビスコ杯 | 京都 - 柏 | 大分市営 | 台風接近 | 8月24日 | 万博 | ホームクラブの本拠地である西京極は、芝生の張替え工事が当時行われており使用できなかった。 |
| 1997年7月26日 | オールスター | 神戸ユ | 台風接近 | 7月27日(翌日) | 同会場 | ||
| 1998年10月17日 | J | 福岡 - 平塚 | 長崎県立 | 台風接近 | 10月18日(翌日) | 同会場 | |
| 2000年4月9日 | J2 | 札幌 - 浦和 | 室蘭入江 | 有珠山噴火 | 7月16日 | 同会場 | 3月30日の有珠山噴火により試合開催と復旧作業を同時に行うと混乱を招くことから中止。ナビスコ杯は日程の都合上会場を変更して開催 |
| 2000年4月12日 | ナビスコ杯 | 札幌 - G大阪 | 室蘭入江 | 5月24日 | 札幌厚別 | ||
| 2001年8月22日 | ナビスコ杯 | 市原 - 磐田 | 市原臨海 | 台風接近 | 8月28日 | 同会場 | |
| 鹿島 - 浦和 | カシマ | 8月29日 | 同会場 | ||||
| 川崎 - 横浜FM | 等々力 | 8月29日 | 同会場 | ||||
| 2002年3月21日 | J2 | 水戸 - 大宮 | ひたちなか | 強風 | 3月27日 | 同会場 | 砂嵐が舞い、試合開催に支障をきたすため中止。 |
| 2002年8月31日 | J2 | 福岡 - 大分 | 博多の森 | 台風接近 | 9月3日 | 同会場 | |
| 2004年10月9日 | ナビスコ杯 | FC東京 - 東京V | 味スタ | 台風接近 | 10月13日 | 同会場 | 試合前日に中止決定。 |
| 名古屋 - 浦和 | 瑞穂陸 | 10月11日 | 同会場 | ||||
| 2004年10月30日 | J1 | 新潟 - 柏 | 新潟ス | 新潟県中越地震 の影響 |
11月10日 | 国立 | 地震の被害が深刻であることと、試合開催と復旧作業を同時に行うと混乱を招くために中止。 天皇杯は会場を変更し、予定通り試合が行われた。 |
| 2004年11月13日 | 天皇杯 | 新潟 - 湘南 | 新潟ス | 11月13日(同日) | 平塚 | ||
| 2005年8月20日 | J2 | 山形 - 札幌 | 山形県 | 雷雨 | 9月14日 | 同会場 | |
| 2007年7月14日 | J2 | 福岡 - 仙台 | 博多の森 | 台風接近 | 7月15日(翌日) | 同会場 | 3試合が中止となったため、第291回『mini toto-A組』と『totoGOAL3』が不成立となり、返還となった。スポーツ振興くじの不成立は初めて。 |
| 愛媛 - C大阪 | 愛媛陸 | 7月18日 | 同会場 | ||||
| 徳島 - 札幌 | 鳴門大塚 | 9月5日 | 同会場 | ||||
| 2009年10月7日 | J2 | 愛媛 - 熊本 | ニンスタ | 台風接近 | 10月31日 | 同会場 | 代替日は天皇杯3回戦開催日だったが、両クラブとも2回戦で敗退しており、この日程が組まれた。 |
| 2010年10月30日 | J1 | 湘南 - 大宮 | 平塚 | 台風接近 | 11月10日 | 同会場 | |
| 2011年3月5日・6日を除く3月の全試合、および4月22日まで予定されていた4月の全試合 | J1・J2・ナビスコ杯 | 全会場 | 東日本大震災の影響 | 6月以降に順延(詳細はJリーグや各クラブの公式サイトを参照のこと) | - | 全試合が中止となる初の事例。発売済分のtotoは全種類返還となっている。また、ナビスコ杯は予選をリーグ方式からホーム&アウェイのノックアウト方式に変更。 | |
[編集] 試合開始後の中止
[編集] 再試合(試合記録取消)
- 打ち切りとなる時間までの試合記録を取り消し、後日、再試合として行われた試合
| 中断試合 開催日 |
大会 | 対戦カード | 会場 | 打ち切り時間 | 打ち切り時 スコア |
理由 | 再試合 開催日・会場 |
再試合 スコア |
備考 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1997年5月17日 | J | 浦和 - 横浜F | 駒場 | 前半41分 | 浦和 0-1 横浜F | 落雷を伴った集中豪雨 | 7月2日 同会場 |
浦和 1-3 横浜F | 安全の確保が難しくなり、またダッグアウトも冠水したため打ち切り。 |
| 1999年8月18日 | J1 | 広島 - 福岡 | 広島ス | 前半終了時 | 広島 0-0 福岡 | 集中豪雨 | 10月2日 同会場 |
広島 2-0 福岡 | ピッチコンディション不良のため打ち切り。 |
| 2004年9月26日 | J1 | 大分 - 名古屋 | 熊本 | 前半終了時 | 大分 0-0 名古屋 | 雷雨を伴った集中豪雨 | 11月10日 大分 |
大分 0-4 名古屋 | 安全の確保が難しくなったことから打ち切り。 |
| 2007年8月6日 | J2 | 鳥栖 - 湘南 | 鳥栖 | 前半終了時 | 鳥栖 0-1 湘南 | 雷雨を伴った集中豪雨 | 9月5日 同会場 |
鳥栖 2-1 湘南 | 天候の回復が見込めないため打ち切り。 |
| 2009年8月9日 | J2 | 栃木 - 横浜FC | 栃木グ | 後半13分44秒 | 栃木 0-0 横浜FC | 雷雨の危険性あり | 9月10日 同会場 |
栃木 1-0 横浜FC | 約40分の中断を経て打ち切り。 |
| 2010年7月25日 | J2 | 水戸 - 大分 | Ksスタ | 前半36分 | 水戸 0-0 大分 | 雷雨を伴った集中豪雨 | 9月1日 同会場 |
水戸 2-1 大分 | 中断後打ち切り。 |
[編集] 再開試合(試合記録継続)
- 打ち切りとなる時間までの試合記録を取り消さず、後日、中断時点から再開した試合
| 中断試合 開催日 |
大会 | 対戦カード | 会場 | 中断時間 | 中断時 スコア |
理由 | 再開試合 開催日・会場 |
スコア | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2009年9月12日 | J1 | 鹿島 - 川崎 | カシマ | 後半29分1秒 | 鹿島 1-3 川崎 | 集中豪雨 | 10月7日 同会場 |
鹿島 2-3 川崎 | ピッチコンディション不良のため、約30分の中断を経て打ち切り。 川崎側の申し入れにより、後日、中断時の状況から再開した。 |
[編集] 中断時点で試合を打ち切ったもの
現在のところなし。
[編集] その他
非公式戦の途中打ち切り試合も過去にある。
| 中断試合 開催日 |
大会 | 対戦カード | 会場 | 打ち切り時 スコア |
理由 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2006年2月26日 | プレシーズンマッチ | 磐田 - 名古屋 | 藤枝 | 磐田 0-1 名古屋 | 集中豪雨 | ピッチコンディション不良のため打ち切り。リーグ戦ではないため代替日程なし。 |
[編集] 参考
- ジャパンフットボールリーグ(旧JFL)では、1994年(3試合)、95年(2試合)、96年(3試合)が台風接近のため中止になった。このうち94年はセレッソ大阪とPJMフューチャーズ、95年は福岡ブルックス(現・アビスパ福岡)と京都パープルサンガ(現・京都サンガF.C.)の、いずれもJリーグ準会員チームが絡む試合が中止の影響を受け、94年のC大阪の場合は順延になった試合がJリーグ昇格が決定する試合にもなった。さらに95年のNTT関東サッカー部(現・大宮アルディージャ)対福岡B戦は順延になった試合で福岡Bが敗れる波乱が起き、昇格争いに影響をもたらしている。
- 日本フットボールリーグ(JFL)では、2011年3月13日の開幕戦から4月下旬の第6節までの開催を東日本大震災のため取りやめた。このうちソニー仙台サッカー部は前期17試合分は欠場となり中止(うち6試合は公式順位に反映されない「震災復興支援試合」として割り当てる)となった。詳細は日本フットボールリーグ2011を参照。また同震災の影響としては、他にもAFCチャンピオンズリーグ2011のグループステージの試合のうち、日本での開催分の一部ゲームを延期することが決定した。
「東日本大震災によるスポーツへの影響」も参照