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KDDI デザイニングスタジオ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
KDDI デザイニングスタジオ
KDDI デザイニングスタジオ(2010年)
情報
用途 店舗
設計者 SD
構造設計者 MUSA研究所
施工 東急建設
建築主 KDDI
管理運営 KDDI→KDDIプリシード
構造形式 鉄骨構造
建築面積 356.75 m²
延床面積 1,499.04 m²
階数 5階建て
高さ 29.5m
竣工 2005年
所在地 150-0001
東京都渋谷区神宮前4-32-16
備考 解体済み。
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KDDI デザイニングスタジオ(ケイディーディーアイ デザイニングスタジオ、KDDI Designing Studio)は、かつて東京都渋谷区にあった、KDDIショールーム・PR施設。

同社のサービスであるauのPRや、利用者からの意見を取り込みによる電気通信市場のマーケティングを目的としており、携帯機器モデムセットトップボックス等が陳列されていた。

概要

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通称KスタKDDIによって2005年平成17年)3月4日に開業した。関東では唯一のKDDI(コンシューマ事業統括本部)が運営する直営店として、通常のauショップとして移動機やアクセサリー類などが販売されており、購入や諸手続や修理の受付も可能であった。

2014年11月16日をもって閉店。ショールームとしての機能はau SHINJUKUに移された[1]。建物は再利用されることなく解体され、跡地にはイオングループOPAが商業ビルを開発[2]スポーツシューズメーカー・ニューバランスグローバル旗艦店が2016年11月5日にオープンした[3]

建物について

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メインフロアは楕円の形状をしており、その周囲にスロープを配して、来場者はそれを用いて各階を上下に移動する。外観はガラスカーテンウォール貼り。カフェのある5階には屋上緑化が施されていた[4]。2005年度グッドデザイン賞を新領域デザイン部門で受賞している。

フロア構成

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タッチ&トライ(1 - 2階)
au移動機の最新機種の実機が展示されており、試用することが可能である。2014年4月時点では「企業や学生の皆様に施設のご案内をさせていただいております」と公式サイトのフロアガイドに記述されていた。1階のイベントスペースではアーティストによるライブイベントが不定期に開催されるほか、端末製造メーカーによるスマートフォンの「使い方セミナー」や、報道機関向けの新機種のプレス発表会、iPhoneなどの発売初日イベントなどが実施されている。
3階 - 受付カウンター
auショップとして各種手続きや修理などを受付けている。
WIRED CAFE 360°(5階)
大型窓から回転レストランのように周辺の眺望が楽しめるカフェレストラン。飲食利用者は無料でPCでのインターネット閲覧が利用可能。


デザイナーズ・コレチオーネ・ジャパン・ビル

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KDDIデザイニングスタジオの所在地にはかつて、1994年(平成6年)春に開業した商業施設、『デザイナーズ・コレチオーネ・ジャパン・ビル』があった[5]

この施設はブランド品の安売り店を東京や大阪で展開していた企業、デザイナーズ・コレチオーネによって企画されたもので、交差点から地上3階まで続く巨大な石造りの階段階段ピラミッド状)を特徴としていた[5]。この階段を含め、この施設のコンセプトはイタリア・ローマの『スペイン広場』であり、同地を意識して施設の1階には、花屋コーヒー店などが誘致されて入居していた[5]

交通アクセス

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関連項目

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脚注

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  1. ^ 竹下通りと明治通り結ぶ原宿の「KDDI デザイニングスタジオ」が閉店”. Fashionsnap.com (2014年10月28日). 2017年5月12日閲覧。
  2. ^ 世界最大級のnew balance直営店「グローバルフラッグシップストア」が出店決定 11月5日(土曜日)OPEN”. OPA (2016年8月30日). 2017年5月11日閲覧。
  3. ^ ニューバランス、原宿に世界最大級のグローバルフラッグシップストアをオープン 札幌、梅田にも新たな直営店を出店”. ニューバランス ジャパン (2016年8月30日). 2017年5月11日閲覧。
  4. ^ 「KDDI DESIGNING STUDIO」(KDDI デザイニング スタジオ) オープンについて”. KDDI (2005年2月8日). 2005年2月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年5月12日閲覧。
  5. ^ a b c 神宮前四丁目 『原宿 1995』 コム・プロジェクト 穏田表参道商店会1994年12月25日発行 p50
  6. ^ レースクイーン・オブ・ザ・イヤー 06-07 山崎みどりさんが受賞”. レスポンス (2007年3月7日). 2014年10月27日閲覧。
  7. ^ RQオブザイヤー受賞記『当日発表会編』”. 相川友希のUKIUKI日希. アメーバブログ (2008年3月13日). 2014年10月27日閲覧。

外部リンク

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