騎士竜戦隊リュウソウジャー
スーパー戦隊シリーズ | ||
第42作 | 快盗戦隊 ルパンレンジャー VS 警察戦隊 パトレンジャー |
2018年2月 - 2019年2月 |
第43作 | 騎士竜戦隊 リュウソウジャー |
2019年3月 - 2020年3月 |
第44作 | 魔進戦隊 キラメイジャー |
2020年3月 - |
騎士竜戦隊リュウソウジャー | |
---|---|
ジャンル | 特撮テレビドラマ |
原作 | 八手三郎 |
脚本 | 山岡潤平 他 |
監督 | 上堀内佳寿也 他 |
出演者 |
一ノ瀬颯 綱啓永 尾碕真花 小原唯和 岸田タツヤ 兵頭功海 金城茉奈 田牧そら 長田成哉 吹越満 |
声の出演 |
てらそままさき 白石涼子 関智一 緑川光 稲田徹 朴璐美 |
音楽 | 𠮷川清之 |
オープニング | 幡野智宏「騎士竜戦隊リュウソウジャー」 |
エンディング | Sister MAYO「ケボーン!リュウソウジャー」 |
言語 | 日本語 |
製作 | |
チーフ・ プロデューサー |
佐々木基(1 - 18) (テレビ朝日) |
プロデューサー |
井上千尋 島川博篤(19 - 48) (テレビ朝日) 菅野あゆみ(1 - 18) 丸山真哉 高橋一浩 (東映) 矢田晃一 深田明宏 (東映エージエンシー) |
製作 |
テレビ朝日 東映 東映エージエンシー |
放送 | |
放送局 | テレビ朝日系列 |
映像形式 | データ放送 文字多重放送 |
音声形式 | ステレオ放送 |
放送国・地域 | ![]() |
放送期間 | 2019年3月17日 - 2020年3月1日 |
放送時間 | 日曜 9:30 - 10:00 |
放送枠 | テレビ朝日日曜朝9時30分枠の連続ドラマ スーパーヒーロータイム第2枠 |
放送分 | 30分 |
回数 | 48 |
騎士竜戦隊リュウソウジャー|テレビ朝日 | |
騎士竜戦隊リュウソウジャー | 東映[テレビ] | |
特記事項: 「スーパー戦隊シリーズ」 第43作 |
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『騎士竜戦隊リュウソウジャー』(きしりゅうせんたいリュウソウジャー)は、2019年3月17日から2020年3月1日まで、テレビ朝日系列で毎週日曜9:30 - 10:00(JST)に全48話が放送された、東映制作の特撮テレビドラマのタイトル、および作中で主人公たちが変身するヒーローの名称。
キャッチコピーは「正義に仕える5本の剣」。
概要
制作
スーパー戦隊シリーズ第43作目となる本作品では、「王道」をコンセプトに制作されている。変則的な設定が打ち出された前2作品を受けて、スーパー戦隊シリーズ基本の5人の戦隊チームへとスタイルが回帰しており、モチーフには正しさの象徴として「騎士」が採用されているほか、強さの象徴として過去に3度使用された「恐竜」が取り入れられている[1][2][3]。恐竜がモチーフとなったのは、子供人気からではなく、『超力戦隊オーレンジャー』のように昔由来のスーパー戦隊をやりたかったからであり、プロデューサーの丸山真哉は過去の恐竜モチーフの戦隊は特に意識していないという[4]。
王道を掲げる一方で、従来のシリーズでの約束事にとらわれない新基軸も多く導入されている[3]。リュウソウジャーはリュウソウルにより騎士竜の能力を武装する竜装がメインギミックの一つとなっており、初期からパワーアップ形態が登場する[3]。また、同一モチーフの『獣電戦隊キョウリュウジャー』との差別化として、巨大戦にも力を入れており、ダイナミックな画を展開して恐竜要素を濃い目に出し[5]、従来のように怪人が倒された後に巨大化するのではなく、巨大戦を最大の見せ場と位置づけている[3]。前作『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』ではCGに重点をおいていたが、本作品では撮影用スーツでも動きやすいようロボットのデザインをスリム化し、スーツでのアクションやミニチュアでのアナログ特撮を強化している[6][7]。他方、CG面では背景制作にアンリアルエンジンを導入し、背景アングルの自由度が増したほかレンダリング作業の削減も図っている[6]。
第1話はグリーンとブラックを除いた3人しか登場しないが、これは尺の問題によるもので、本作品ではロボを活躍させたかったため、序盤から5人登場させるとロボが後回しになるため、グリーンとブラックの登場は後回しとなった[8]。また、それぞれのキャラクターをフィーチャーした回においては、そのキャラの活躍や過去を丁寧に描いても、キャラの掘り下げにはなっていないと思い、26話でコウの過去を書いたように他の人物と話したり、相対した際の雰囲気が作用することによって掘り下げることとなった[8]。また、薬物や風俗など従来のシリーズでは避けてきた題材も、「今年は変化する」という意味で取り扱っている[9]。
アクションにおいても前作がダイナミックなアクションだったため、その差別化として、前作で取り入れられたGoPro Fusionなどはなるべく使用せず、アクションでもアクロバットなことはせず、飛んだり跳ねたりせずに地に足がついた方向性のものとなった[10]。
バンダイによる日本国内玩具売り上げは通期60億円であり、前作とほぼ同程度の数値だった[11]。
その他
2020年初頭からの、新型コロナウイルスの日本国内での感染拡大の影響に伴い、本作品のスポンサーも務める東京ドームシティも2020年2月29日より臨時休園に入ったことを受け、2月1日よりシアターGロッソにて開催中であったヒーローショーの第5弾公演「Gロッソ、最後の戦い!これが俺たちの騎士道だ!!」も、2月29日から3月15日までの上演が中止となった[12]。また3月1日放送分では、こうした状況から一時的なスポンサーの自粛も実施されており、番組中にて流れる予定であったヒーローショーや同施設のCMについても、ACジャパンのCMが代替として充てられた[注釈 1]。この他、3月20日から4月26日まで全国7都市にて開催予定であった『騎士竜戦隊リュウソウジャー ファイナルライブツアー2020』も、上記感染拡大の影響により全公演日程が中止の運びとなった[13][14][15]。代替措置として、ファイナルライブツアーで実施予定であったストーリーを音声のみで収録したCDを、「『騎士竜戦隊リュウソウジャー ファイナルライブツアー』おはなしCDスペシャルセット」として数量限定形式で発売することになった[16]。
あらすじ
太古の昔、古代人類リュウソウ族は、武装した恐竜騎士竜を仲間とし、地球征服を目論む邪悪な戦闘民族ドルイドンと戦いを繰り広げていた。しかし、巨大隕石が地球に落下した6500万年前、ドルイドンは地球を捨てて宇宙へ逃亡。リュウソウ族は騎士竜たちを世界各地の神殿に封印し、正義の剣リュウソウケンと共に地球を守る正義の騎士竜装者=リュウソウジャーを選出、神殿の守護に当たらせていた。
時は流れ現代。リュウソウ族の末裔であるコウ、メルト、アスナは、それぞれマスターレッド、マスターブルー、マスターピンクからリュウソウジャーを継承した。その矢先、ドルイドンが地球へ再び襲来。マスターと共に応戦するリュウソウジャーたちであったが、ドルイドンの幹部タンクジョウが神殿に侵入したことで変身が解除される。さらに戦いの中で、マスターたちがコウたちを庇って戦死してしまう。しかし、マスターレッドのリュウソウルを得たコウは再変身し、タンクジョウを退散させ、さらに神殿に眠っていた騎士竜を呼び覚ます。騎士竜の声にコウが応じると、巨大なナイトロボキシリュウオースリーナイツが出現し、マイナソーを撃破した。
コウ、メルト、アスナは騎士竜と共に新たなリュウソウジャーとしてドルイドンから地球の平和を守る役目を請け負い、以前村を出て行ったというリュウソウ族の戦士、トワとバンバを捜しに村を出ることになる。
登場人物
騎士竜戦隊リュウソウジャー
いずれもリュウソウ族の末裔[17]。
第1話でコウ、メルト、アスナの3人の幼馴染が各々のマスターからリュウソウジャーに任命され、ドルイドン族との新たな戦いが始まったことで村を旅立ち[ep 1]、物語開始時点で既に村を出て戦っていたトワ、バンバの2人の兄弟が加わり5人となる。中盤からは海のリュウソウ族であるカナロが加わり6人となる。
名乗りの口上は「正義に仕える5本の
- メインライターの山岡潤平は、名前の由来として「子供たちが呼びやすい音」を意識してつけたという[18]。
- 衣装は、伝統的な騎士の方向性か現代社会に馴染むものの2案があったが、その案を1つに合わせ、コウの衣装のように異なる素材であしらった西洋の甲冑のパーツを肩の部分に入れている[19]。
- コウ
- 好奇心旺盛で活発な性格の青年。年齢は209歳[ep 3]。
- 度胸があり、時に自分の怪我を省みず大胆な行動をとることがあるが、人々に正体を知られてはいけないのにも関わらず、迂闊にばらしかねない行動をすることもある。物語当初はマイナソーを見たことがなく、騎士竜も伝説の存在だと思っていた。メルトの知性やアスナの怪力を高く評価し信頼しているが、怪力を気にしているアスナからは時折制裁される。
- リュウソウルの意思や声を感じ取ることができ、リュウソウルの発掘作業では一番多く探し出していたという。また、自分を巡って争うことを嫌い、平和になることを願うカナエソウルの声を感じ取り、再び眠りにつかせることにした[ep 4]。
- 子供のころは強さに飢えて周りを敵対視しており、相手を完膚なきまでに叩きのめそうとするなど優しさを持たない気性が激しい性格だった[20]。しかし、アスナが村に移住したことやメルトがアスナに親切に接していたところを見て、優しい気持ちを持ち出した[ep 5]。だが、危険な一面が完全に消えたわけではなく、怒りに任せた攻撃や第26話ではマイナソーによって優しさを奪われ、仲間を傷つけるなどの行動が見られた。
- 最終決戦では、騎士竜のエネルギーを込めたリュウソウカリバーをエラスに突き刺すも失敗。さらには生命エネルギーを吸収されてしまうが、仲間たちによって意識を取り戻した。最終決戦後は長老やアスナと会った後、ナダが眠る場所に向かった[ep 2]。
- 名前の由来は、
向 ()からで、たとえ悲しいことがあっても、未来へ向かう力、勇気、希望を持つ人物という意味が込められている[18]。 - メインライターの山岡は、コウのキャラクター性を自身が子供のころに親しんだ戦隊レッドのイメージとしている[21]。一方、当初は熱血漢のイメージであったが、演じる一ノ瀬の人物像に合わせ熱いだけでなく可愛げもあるキャラクターへと変更していった[21]。一ノ瀬は、コウについて小学生ぐらいの精神と解釈しており、リーダーとして大人っぽさを出すこともありつつも、基本的には子供っぽさを意識して演じたことを語っている[22]。
- マックスリュウソウレッド
- リュウソウレッドがマックスリュウソウチェンジャーにマックスリュウソウルを装填して強化変身した最強の騎士。マックスリュウソウチェンジャーの鉤爪状のパーツでの攻撃に特化している。必殺技はマックスリュウソウチェンジャーのボタンを押して、体全体を高速回転させながら相手に突撃するエバーラスティングクローと、リュウソウケンのディーノスラッシュと共に放つエバーラスティングディーノスラッシュ。試練の断崖でのマスターレッドとの修行でエバーラスティングクローには発動後、マックスリュウソウチェンジャーのパワーが落ちることが判明した。
- 全身鎧の強化にすることで、ガイソーグに近い方向性のものとなっている[23]。
- ノブレスリュウソウレッド
- リュウソウレッドがリュウソウカリバーを装備したことで変身した高貴なる騎士。必殺技はレッドリュウソウルを装填して放つエクストリームディーノスラッシュと、強竜装用のリュウソウルを装填して放つアルティメットディーノスラッシュ。
- 騎士との差別化で、鎧を着用せずにマントを羽織っている[23]。
- 名前の由来は、
- メルト
- コウとアスナの幼馴染の青年[24][20]。年齢は209歳[25]。水色の髪が特徴[20]。
- 内省的で沈着冷静な慎重派だが[20]、興味のあることに対しては積極的になる。尚久のラボを訪れた際には興奮し夢中になっていた。
- 仲間との特訓などではアドバイスで言ったつもりで言ったことが、相手の反感を買ってしまうことがある。
- 海のリュウソウ族でカナロの妹のオトから好意を向けられており、戦いのない日は会っていることが彼の口から語られている。
- 最終決戦後はオトと共に尚久の助手として、未発見の騎士竜の発掘作業に携わり、ティラミーゴたちを復活させようとしている[ep 2]。
- プロデューサーの丸山は、変身前を一目見ただけでリュウソウジャーと分かる個性を持たせるために髪の色を青くしたという[4]。メルトを演じる綱は、「一番肌が白かったから青い髪色となった」と言われたといい、メルトだけ空のリュウソウ族であると想定して演じていたが、特に関係はなかったという[25]。
- メインライターの山岡は、当初メルトを知的な統率役と想定していたが、演じる綱にネガティブ思考な一面があることを知り、メルトも慎重すぎるキャラクターに改めた[21]。綱は頭はいいが、まだまだ子供っぽい部分が残っている中学生くらいの少年をイメージして演じている[25]。綱は、番組初期でメルトに対するイメージの一つとして「ビビり」を挙げたところ、スーツアクターの高田将司からそれではヒーローとして弱く見えてしまうから「慎重」の方がいいと言われ、それを意識して演じたことを語っている[26]。
- ノブレスリュウソウブルー
- リュウソウブルーがリュウソウカリバーを装備したことで変身した高貴なる騎士。
- アスナ
- コウとメルトの幼馴染の少女で紅一点[24][20]。リュウソウ族で最も高貴な家柄の生まれ。
- 両手でコウをつついただけで吹き飛ばす怪力の持ち主であり、自身にとってコンプレックスにもなっている[17][20]。音痴であり、メルトによると村の祭りでは太鼓係だったという。結果オーライな性格でもあり、偶然起こったことが功を奏すこともある。大食漢で[20]、お菓子などを食べているシーンが多い。
- 後にマスターピンクは「(自身の)弟子の中では一番ダメな子だった」とするもその心は評価している。
- 実はコウ、メルトの居た村に最初から住んでいたわけではなく、途中から引っ越してきたことが判明。さらにコウは前記のように彼女との出会いによって優しさを得た。
- 最終決戦後はリュウソウ族の子供たちのために学校を開き、この場所は仲間がいつでも戻れる場所にもしたいとコウに話している[ep 2]。
- リュウソウジャーに選ばれた理由が「折れない心を大切にしている」というのは第22話でマスターピンクに語らせているが、第1話でもマスターたちの死に「終わりだ」というメルトに対して、「ダメだよ、戦わなくちゃ」と諦めなかったり、47話でも他のみんなを鼓舞する場面に繋がっている[8]。
- トワ
- バンバの弟[29]。自信家で負けず嫌い。物語開始時点では既に村から旅立っている[20]。
- 戦闘の面ではコウにも勝る天賦の才を持ち、5人の中で最もスピードに長けている[20]。軽口や挑発が多く、出会った当初はコウたち3人を弱すぎると見下していた[17]が、彼らとの関わりを経て考えに変化が生じる。
- 戦闘でスピードに頼りすぎてしまう戦い方をしてしまうことをメルトやガイソーグに指摘されたり、弱音を吐いてしまうことをセトーに指摘されたりとまだまだ未熟な面があったが、ドルイドンとの戦いや試練の断崖を経て成長した。
- 戦いが終わった後は広い世界を見ることを望みバンバと別れ、旅に出たがういが一時帰国した際は龍井家に戻ってきている[ep 2]。
- 名前の由来は「永遠(とわ)」と「toi」(フランス語の「あなた」)から[30]。
- メインライターの山岡は、当初トワを兄が大好きな弟キャラと想定していたが、演じる小原がしっかりしてクールな印象もあったことから、トワを基本的には素直だが生意気な部分もあるキャラクターに改めた[21]。
- 小原はトワのやんちゃさを表現するため、あえて脇を締めずに手をだらけさせている[31]。
- バンバ
- トワの兄[29]。メンバー内では年長であり、高度な攻撃力の持ち主。
- 口数が少なく無愛想な反面、弟思いであるが表には出さない[17][20]。物語開始時点では既に村から旅立っている。任務に真摯であるがゆえに非情な考え方をすることもある。1人の命を救うのと大勢の命を救うのとでは後者の方が大事であるとし、当初はマイナソーを生み出した人間を始末しようとしたこともあった。一方で、子供思いの父親がマイナソーを生み出してしまった際にはもっと子供と遊ぶよう鼓舞する、ケペウス星の王女姉妹の救出には積極的であるなど、家族の情には厚い。
- トワを救ってくれたコウたちに対しては恩義を感じているが、仲間にはなろうとはせず、トワと共に別行動をとる。他人を信用できなくなったのはマスターブラックの裏切りに起因する。
- ナダとは古くからの知り合い[ep 5]で同じ村の出身だが、リュウソウジャーになれなかったことで使命を捨てて逃げてしまったナダのことを当初はあまりよく思ってはいなかった。
- 最終決戦後は旅立つトワを見送った[ep 2]。
- カナロ
- 第14話から登場。海のリュウソウ族の末裔。妹思い[20]。
- 右手首の腕輪を水につけることで、モサレックスやオトとのテレパシーによる意思疎通が可能。
- 海のリュウソウ族が少数であるため絶滅を避けるために婚活に励んでいるが、過度な節約家で小言が細かいことから端麗な外見に反して中々難航している[20][ep 6]。また、アプローチに関しては非常に強引で、しつこく追い回す場合もあるが、その相手のために戦う優しさを見せることもある。当初は後見人のモサレックスの助言を受けてコウたちとは仲間意識を持とうとはしなかったが、カナロ自身は彼らが悪人とは思っておらず、モサレックスを説得し続け、一応は彼らを認めさせる[20]。
- 第29話にて、リサイクル活動を通じて知り合った女性・優衣と両思いになり結婚を申し出るが、警察官を父に持つ優衣から危ないことをしない(リュウソウジャーを辞める)ことを条件として告げられ苦悩するが、最終的にはリュウソウジャーとして平和を守るために戦い続けることを決め、自ら結婚を断った[ep 7]。
- 最終決戦後も引き続き婚活を続けると宣言したものの、アスナの学校に残ってリュウソウ族の子供たちに恋愛学の講義を開いていた[ep 2]。
- 東映プロデューサーの丸山は、追加戦士としての強さに加え、明るいキャラクターとなるよう戦い以外の目的を持たせるため「婚活」という要素を取り入れたと述べている[34]。キャラクターのイメージソースとして、丸山は高橋留美子の漫画作品に登場する残念な二枚目[注釈 5]を、メインライターの山岡は映画『トラック野郎』シリーズの一番星桃次郎をそれぞれ挙げている[34]。
- 演じる兵藤功海は、戦いでは強さを出しつつ、それ以外では「残念」さを出すことを意識している[35]。
- 第24話での特訓は『帰ってきたウルトラマン』第4話をオマージュしており、脚本を担当した荒川稔久は同作品の主演であった団時朗演じる長老がキックを授けるという描写を想定していたが実現には至らなかった[36]。
- リュウソウゴールド
- カナロが変身する栄光の騎士。
- 変身後のモチーフはモササウルス。
- 戦闘開始時の口上は「さあ俺との出会いにビリッと運命感じな!」もしくは「俺との出会いを後悔しろ!」、必殺技発動時の決め台詞は「そのハート撃ち抜いてやるよ!」、戦闘終了時の決め台詞は「ラブイズオーバー」。
- ノブレスリュウソウゴールド
- リュウソウゴールドがリュウソウカリバーを装備したことで変身した高貴なる騎士。必殺技はゴールドリュウソウルを装填して放つエクストリームディーノスラッシュと、モサブレードの二刀流で放つダブルエクストリームディーノスラッシュ、強竜装用のリュウソウルを装填して放つアルティメットディーノスラッシュ。
リュウソウジャーの関係者
龍井 うい ()- 尚久の娘[20]。
- 動画サイト『ういちゃんねる』で自撮りした動画を配信しているが[20]、視聴したコウが固まってしまうほど面白くないらしく、評判は芳しくない。富士の樹海での動画撮影中にコウに出くわし、リュウソウ族の存在を知る[ep 1]。当初は記憶を抹消された後に外へ帰されるはずだったが、マイナソーの出現で有耶無耶になってしまった[ep 1]。その後、父が騎士竜を研究していた縁から、コウたちを自宅に招いての共同生活を始める[ep 8]。その後、動画が認められ、映画撮影スタッフとして渡米する[ep 9]。最終話では一時帰国した[ep 2]。
- 第3話ではメドゥーサマイナソーを生み出してしまい、マイナソーが成長すると多くの人々が犠牲になることを聞かされ、責任を感じて身を投げようとしたが、アスナに説得されて踏みとどまる。
龍井 尚久 ()- 騎士竜を研究する古生物学者で、ういの父親[20]。
- 神殿跡で未知の生物だった騎士竜の痕跡を発見するも、学会ではなかなか認められず不遇な立場だったという。自宅のガレージをラボにしており、リュウソウジャーの拠点として提供する[20]。「なぬぅ?」や「がぁん」が口癖[20][38]。アスナ同様、音痴である。
- ういがコウ・メルト・アスナを家に連れてきた時には「娘が初めて友達を連れてきた」と大喜びし、ういの「コウたちを一緒に家に住ませて欲しい」という申し出を、コウたちに「ういと仲良くして欲しい」と頼み込んだ上で快諾した[ep 8]。
- 寝言で騎士竜のことについてつぶやいたり、古文書の切れ端を持っていたりするなど、謎の多い人物でもあったが、セトーに憑依されていたことが判明した。
リュウソウ族の人々
マスターたちはリュウソウケンを譲渡した後もリュウソウジャーに変身して闘うことができ、共通して西洋風の剣を武器とする。物語開始以前のリュウソウジャーとして自然発生したマイナソーを討伐していたが、ほとんど出現しない状態が続いていたため、戦いから遠ざかっていた[40]。マスターレッド、ブルー、ピンクはコウたち 3人にリュウソウケンとリュウソウルを託し、新たなリュウソウジャーに任命した[ep 1]。
- マスターレッド / リュウソウレッド(先代)
- コウとナダの師匠[20]。タンクジョウの攻撃からコウを庇い命を落とすが、死に際に「お前も俺もソウルは一つだ」と告げ、その魂(一部の残留思念[8])はレッドリュウソウルに宿って、コウの力になった[20][ep 1]。
- 後に試練の断崖でコウの前に現れマックスリュウソウレッドにリュウソウチェンジしコウと戦う。その戦いの中でマックスリュウソウレッドが自身の限界であると思い込んでいたコウの弱さを指摘し、プリシャスがコピーしたネバーラスティングクローの弱点を見つけさせた。
- マスターブルー / リュウソウブルー(先代)
- メルトの師匠[20]。コウたち3人がリュウソウジャーを継承したことの是非を案じていた。マイナソー完全体の炎からメルトとアスナを庇い、命を落とす。その魂はブルーリュウソウルに宿った[ep 1]。
- マスターピンク / リュウソウピンク(先代)
- アスナの師匠[20]。コウたち3人の力は認めつつも、手はかかると心配していた。マスターブルーと共にマイナソー完全体の炎から、メルトとアスナを庇い、命を落とす。魂はピンクリュウソウルに宿った[ep 1]。
- 死人が蘇るなどの奇妙な現象が街で起こる最中で、アスナの前に現れるが[ep 10]、実はコウたちを心配する気持ちからネクロマンサーマイナソーを生み出した原因によって復活したもので、ネクロマンサーマイナソーと復活したタンクジョウを倒した後、アスナにリュウソウジャーに指名した理由を述べて消滅した[ep 11]。
- マスターグリーン / ガイソーグ
- トワよりも前にリュウソウグリーンとして戦っていた人物。マスターの中では唯一、素顔を出していない。
- バンバはマスターグリーンの最期について、ドルイドンの一団が500年前、地球に戻った際に若き日のマスターブラックたちと共に戦い、亡くなったと聞かされており、トワも「若くして亡くなった」と告げられていた。しかし、ナダによるとそれは所謂表向きの事実であり、実際はガイソーグの鎧を纏って戦っていた。その後、戦いの中で鎧の呪いに精神を支配されてしまい、敵だけでなく仲間のリュウソウ族をも殺害してしまい、その罪悪感に耐えきれずに宇宙を彷徨い、人知れずに亡くなったという[ep 12]。
- 第45話ではマスターブラックの回想で登場。ガイソーグに変身しマスターブラックがリュウソウチェンジしたリュウソウブラックと共にプリシャスに挑んだ[ep 13]。
- マスターブラック / リュウソウブラック(先代)
- バンバの師匠[20]。
- 力と命を活かす活人剣を基にした戦法を取っており、バンバからは「最高のマスター」と尊敬されていた[ep 14]。その後、バンバに自身のリュウソウケンを授けるとともに、トワにグリーンリュウソウルを託すことを告げる[ep 14]。ナダではなく、トワをリュウソウグリーンに選定した理由については「自分にもバンバにもない『光』がある」と語っていた[ep 14]。
- しかし突然、リュウソウ族を裏切って敵側に回りバンバを襲撃。リュウソウルを渡すように迫り、「エラスを守らなくては…」と呟いて姿をくらませた[ep 14]。
- 実はかつてマスターグリーンと共にドルイドンと闘う中で地底に落下し、封印されているエラスを発見。さらに独自で調査を進める中でリュウソウカリバーを見つけユノのメッセージを聞いていた。そこでプリシャスとサデンが宇宙に潜伏しているドルイドン幹部に地球を襲撃させ、リュウソウカリバーを抜かせることでエラスが復活するよう仕向ける計画について話すのを聞く。マスターブラックに気づき襲ってきたサデンを倒し、サデンに変装してプリシャスに近づき計画を阻止しようと行動を開始。バンバたちを巻き込まないように彼らのリュウソウルを奪おうとするなど、裏切ったフリをしていた[ep 13]。そしてエラスを倒すためにドルイドンのアジトに潜入したトワとバンバの前で変装を解き[ep 15]、上記の真相を明かす。サデンに変装してプリシャスの部隊に潜入した際に裏切りを警戒したプリシャスによって心臓をカードに封印される形で掌握されていたが、自身に代わってサデンに変装したコウの活躍で奪還する[ep 13]。その後はプリシャスの動向を探ろうとしたが、心臓が馴染んでいないことからバンバの配慮により今代のリュウソウジャーに全てを託した[ep 13]。
- 長老
- リュウソウ族の長老。コウ、メルト、アスナを新たなリュウソウジャーに任命し、ドルイドンと騎士竜の存在を伝える。最初の戦いの後、トワとバンバを探し出して、一緒に戦うように命じた[ep 1]。
- 第1話で、マイナソー完全体に村が破壊されてしまったため、以降はワゴン車の屋台で移動式ケバブ店リュウソウ ケバブを開いて暮らしていた。リュウソウジャーがケルベロスマイナソーの毒に感染した際にはマイナソーの牙から解毒剤を精製し、命を救った。第34話でカフェ ケポーンを新しく開店し、オトをウェイトレスとして雇う[20]。戦いが終わった後は事業が失敗したこともあり(本人の弁ではフィットネスクラブ事業に手を出したため)、村へ帰還した[ep 2]。
- オト
- カナロの妹で[20]、123歳[38]。カナロと同じく、水を介することでテレパシーを送ることができる[20]。
- カナロを追って、陸へと出てくる[ep 16]。海のリュウソウ族として、陸のリュウソウ族の真意を問いただしつつも、コウたちには当初から好意的で、メルトに対しては特に異性として興味を持つ[20][ep 17]。ある喫茶店でメルトとティータイムした際に、「メルトくん」と呼ぶことを決めたことで、メルトが「メルトさん」と呼んだオトをワイズルーが化けた偽物であると気付くきっかけとなった[ep 4]。
- 第34話で、長老が開店したカフェ ケポーンのウェイトレスとして働きだした。戦いが終わった後はメルトや尚久と共に未発見の騎士竜の発掘を行っている[ep 2]。
- セトー
- 光と闇の狭間の住人で、金と銀の布で顔を隠していた謎の男。リュウソウグリーンとブラックの特訓中にも現れている[ep 8]。
- シャドーラプターとシャインラプターと対峙した、リュウソウジャーとマスターピンクの前に現れ、その素顔を曝した[ep 10]。
- その正体は大昔のリュウソウ族で死んだことによって、魂となっていたが、尚久が発掘作業で、セトーの魂が眠っている神殿に立ち入った際に彼に憑依した[ep 11]。
- その後も試練の断崖を通じた各々の強化やリュウソウカリバーの存在を教えるなどリュウソウジャーに助言を与える存在になっている。
- エラスの再封印のため、コウとアスナがリュウソウルに反応する結界を解こうとプリシャスと戦っていた際に現れ、エラスの封印前に隠しておいたリュウソウブラウンの鎧と剣を取り出しリュウソウチェンジする。しかし、肉体が尚久のもののため苦戦を強いられるもプリシャスを足止めすることに成功し、コウに結界を破らせた。全員集結したリュウソウジャーと共に戦った際にはリュウソウルを自身ではなく他のリュウソウジャーにかけることで戦いをサポート。その後、力を使い果たしてしまったことで限界を迎え、リュウソウジャーに激励の言葉を掛けて消滅した。
- ナダ
- 関西弁を喋るリュウソウ族で、かつてのマスターレッドの弟子。コウにとっては兄弟子に当たる[44]。バンバと同じ村で修行していたが、リュウソウジャーになれなかったため、村を出て行った[ep 5]。
- リュウソウジャーに選ばれなかったことに苛立ちを募らせ、周囲の人たちを見返せる力が欲しいと望む中で最強の鎧(ガイソーグ)の存在を知り、宇宙の辺境で鎧を発見[注釈 6]。それ以降はガイソーグとしての素性をコウたちやドルイドンに露見しないように振る舞っていた。しかし、第29話でのトワとバンバとの戦闘中に兜が外れて正体を知られてしまい[ep 7]、事情を尋ねてきたトワにガイソーグとして戦い始めたきっかけや鎧の呪い、そして望んだ筈の力を手に入れても心が満たされないことを明かす。その後、強力なマイナソーに苦戦するコウたちの前にガイソーグとして現れた際に、トワに名前を呼ばれたことでコウたちにも正体を知られる。コウはナダがガイソーグであることを知っても仲間として受け入れるが、鎧の呪いに精神を蝕まれ続けていたナダは「俺は、お前のそういう(明るく前向きな)ところが、ホンマに嫌い」として背後から切り付けた[ep 12]。
- しかし鎧に完全に精神を支配されているわけではなく、第31話でのメルトたちとの戦闘中に一瞬だけ兜が外れ、ナダの顔に戻った際にトワに「すまん」と謝っている。第32話では、鎧に蓄積されていた憎しみの感情がジャックオーランタンマイナソーに吸収されたことやバンバたちの想いがナダに通じたことで呪いから解放され、自分の意思で鎧を纏えるようになり、コウたちの仲間となる。
- 第33話では、バンバ以外のリュウソウジャーがウデンの体内に閉じ込められたことを受け、ガイソーグに変身して、バンバと共に戦う。コウの救出に成功した時には既に致命傷を負っており、コウがカガヤキソウルで治療しようとするのを止めて仲間の救出を優先するよう訴え、コウたちと仲間になれたことを喜びながら息を引き取った。
- 当初から、コウに力を託してマックスリュウソウレッドになるという展開が決まっており、コウを成長させるために、彼が影響を受ける人物として設定された[8]。第33話の予告で「一緒に戦おう、ナダ」というセリフが本編同様、暗いトーンで当初収録されていたが、不穏なものを感じさせるため、わざと明るく言わせており、ナダが死ぬことも徹底的に情報を伏せ、テレビ誌のあらすじ情報にも彼の死に関する情報を消すようにしていた[8]。ナダ登場の伏線として第21・22話で「弟子の中でも一番ダメな子だった」というマスターピンクのセリフで他にも弟子がいたことを匂わせていた[8]。死後に流されたビデオメッセージは、リュウソウジャーの6人には当日見せ、演じる役者に役になりきってその役の感情を自分に置き換えて出させ、1人1人の顔を人数分のカメラで1カットで撮り、リアルな感情を見せている[19]。
- 関西弁の設定は、演じる長田成哉が西宮出身であることに合わせて追加された[45][8]。
- 長田はナダの人物像について、リュウソウジャーの「騎士道」に対し「武士道」であると説明している[45]。また、能力も人間性も高いが自己評価は低く、明るく振る舞っているのはその裏返しだと解釈しており、自身でも最も感情移入できる役であったと述べている[45]。
- ガイソーグ
- 第12話から登場[42]。意思を持つ鎧。リュウソウケンに似た紫色の剣ガイソーケン[46]と盾を持つ。
- ワイズルーとも裏で繋がっており、ディメボルケーノの封印を解いた。また、バンバやトワのことも知っており、トワに対しては彼らのマスターの言葉を投げかけた。
- 劇場版にて、6500万年前のリュウソウ族 ヴァルマによって作られたことが判明し、その6500万年前ではヴァルマ自身が鎧をまとってドルイドンと戦っていた[46]。
- テレビシリーズにおいては当初、装着者が誰なのかは明かされず、第29話にて初めて、ナダが装着者であると言明された。500年前にドルイドンの一団が地球に戻った際には、マスターグリーンがガイソーグの鎧を纏って戦っていたが、最強を追い求める鎧の呪いに支配されて仲間を殺害してしまい、宇宙で人知れずに亡くなった。やがて現代において、リュウソウジャーに選ばれず自暴自棄になっていたナダは、周囲の人たちを見返せる力を求める中で最強の鎧の存在を知り、 宇宙の辺境で鎧を発見した。
- ナダによると、鎧を纏うと過去の装着者の記憶を見ることができるという。圧倒的な力を得られる反面、鎧を纏っている時間が長いほど、心の弱み(不安や怒りなど)に精神を付け込まれて力を追い求める怪物に変貌し、敵味方を問わずに攻撃してしまう。
- 第33話でナダが自らの意思で変身した時の異名は不屈の騎士。
リュウソウジャーの装備および戦力
共通装備
- リュウソウル[2]
- 騎士竜の特殊能力を結晶にしたアイテムだが、古代の騎士竜の魂が込められているため、寿命がある[ep 4][2]。
- 変身用と、特殊な効果を発動させる竜装用の2種が存在し、リュウソウチェンジャーやリュウソウケンにセットして能力を発動する[2]。ソウルモードから下顎のボタンを押すことでナイトモードへと覚醒させた後、各種装備へと装填する。
- 変身前の生身の状態で使用しても効果を発揮できる。
- 変身用リュウソウルは、リュウソウケンに装填することで必殺剣ディーノスラッシュを発現させる。
- 竜装用リュウソウルは、ベルト右横のリュウソウルバックルに2個セットされているブランクソウルが変化したもの。
- 化石のように新たなリュウソウルを採掘することで手に入れているが、リュウソウ族同士のトレード会で交換することもある[ep 4]。
リュウソウルの一覧[48] | ||||
---|---|---|---|---|
変身用リュウソウル | ||||
リュウソウル名 | 騎士竜 | 変身 | 能力 | |
レッドリュウソウル | ティラミーゴ | リュウソウレッド | マスターレッドが発見したはじまりのリュウソウルが覚醒した。 | |
ブルーリュウソウル | トリケーン | リュウソウブルー | ||
ピンクリュウソウル | アンキローゼ | リュウソウピンク | ||
グリーンリュウソウル | タイガランス | リュウソウグリーン | ||
ブラックリュウソウル | ミルニードル | リュウソウブラック | ||
ゴールドリュウソウル | モサレックス | リュウソウゴールド | ||
竜装用リュウソウル | ||||
リュウソウル名 | 騎士竜 | 効果発動時の音声 | 能力 | |
ツヨソウル | ツヨソウリュウ | オラオラー! | 敵への攻撃ダメージをアップさせる。 | |
ノビソウル | ノビソウリュウ | ビロ〜ン! | 武器などのあらゆるパーツを伸ばし、自在に操る。 | |
カタソウル | カタソウリュウ | ガッチーン! | 鋼鉄のような超硬度を発揮して、鉄壁の防御でガードする。 | |
キケソウル | キケソウリュウ | キーン! | 鋭い聴覚によって、微細な音も感知する。 | |
クサソウル | クサソウリュウ | モワッモワ! | 強烈な悪臭のするガスを出す。 | |
ミエソウル | ミエソウリュウ | スケスケー! | 望遠鏡のように遠くの物が見えるようになる。 | |
オモソウル | オモソウリュウ | ドーン! | 鎖のついた鉄球を装備し、重力を操れる。 | |
ムキムキソウル | ムキムキソウリュウ | ムッキムキ! | 使用者の腕が肥大化して筋力が増大し、怪力になる。 | |
チーサソウル | チーサソウリュウ | ミニミニッ! | 対象を縮小させる。 | |
マブシソウル | マブシソウリュウ | ピッカリーン! | まばゆい光を出す。 | |
ハヤソウル | ハヤソウリュウ | ビューンッ! | 使用者の脚力を増幅し、スピードを向上させる。 | |
ミストソウル | ミストソウリュウ | うるおう〜! | 霧を出す。 | |
カルソウル | カルソウリュウ | フワフワー! | 重力操作によって、対象を軽くする。 | |
ギャクソウル | ギャクソウリュウ | クルリンパッ! | 対象を元に戻し返す。壊れたものを復元することができる。 | |
コタエソウル | コタエソウリュウ | ペラペーラ! | 相手の潜在意識に働きかけ、忘れていたどんな質問にも応答させる。 | |
ミガケソウル | ミガケソウリュウ | ツルツルッ! | 対象を鏡のようにツルツルにする。 | |
クンクンソウル | クンクンソウリュウ | クンクンー! | 使用者の嗅覚が鋭くなる。 | |
プクプクソウル | プクプクソウリュウ | ムックムクー! | 対象を風船のように膨らませる。 | |
フエソウル | フエソウリュウ | ポンポンポンポンッ! | 分身を作り出す。 | |
カクレソウル | カクレソウリュウ | ドロンッ! | 透明になって周囲に溶け込む。 | |
マワリソウル | マワリソウリュウ | ギュイーン! | 高速回転をして、相手の目を回す。 | |
ネムソウル | ネムソウリュウ | ムニャムニャ… | 強制的に相手を眠らせる。 | |
カワキソウル | カワキソウリュウ | カッピカピ! | 相手を干からびさせる。 | |
ヤワラカソウル | ヤワラカソウリュウ | スルスルッ! | 対象を柔らかくする。 | |
強リュウソウル | ||||
リュウソウル名 | 騎士竜 | 効果発動時の音声 | 能力 | |
メラメラソウル | ディメボルケーノ | メラメラッ! | リュウソウケンに装填することで必殺剣バーニングディーノスラッシュを発現させる。 | |
ビリビリソウル | スピノサンダー | ビリビリー! | モサブレイカーに装填することで雷撃弾を放つファイナルサンダーショットを発現させる。 モサブレードに装填することで電撃を纏った必殺剣モサディーノスラッシュを発現させる。 | |
クラヤミソウル | シャドーラプター | クラヤミ! | モサブレイカーに装填することで全てを吸収するブラックホールショットを発現させる。 | |
カガヤキソウル | シャインラプター | カガヤキ! | リュウソウケンに装填することで聖なる光を放ち、仲間の傷を癒すことが出来る[注釈 7]。 | |
コスモソウル | コスモラプター | コスモ! | クラヤミソウルとカガヤキソウルの技のほかに宇宙のエレメント技を発現する。 | |
カナエソウル | カナエソウリュウ | |||
ドッシンソウル | パキガルー・チビガルー | ドッシン! | リュウソウケンに装填することで相手の装甲を振動させ内部にダメージを与える特殊なパンチを放つことが出来る。 | |
ヒエヒエソウル | プテラードン | ヒエヒエー! | リュウソウケンに装填することで、冷気を纏った氷の斬撃ブリザードディーノスラッシュ[42]を放つことが出来る。 |
- リュウソウスーツ
-
- 過去3作品の恐竜モチーフの作品との差別化として、騎士モチーフの戦隊のため、シルバーが多いマスクとなっている[23]。マスクのスリットは、噛み合わさった恐竜の牙が三角形の並びに落とし込まれており、各モチーフの恐竜によって形状が異なっている[23]。
- ボディ部分は竜装するため、左半身は銀色となっており、竜装することで右半身のパーソナルカラーが消え、上半身全体が鎧を装着しているように見えるものとなり、右腕に各リュウソウルの色を残している[23]。また、リュウソウケンの峰と同様にボディ中央などの随所に恐竜の鋭さをイメージするギザギザを入れ込んでおり、ボディ中央は白いラインで縁取ることで恐竜の歯形にも見えるようになっている[23]。
- 強竜装は、竜装が抽象的なモチーフだったのに対し、炎や雷、氷などエレメントがモチーフとなり、騎士竜のパーソナルカラーでエレメントを象徴する派手な色の鎧となった[23]。また、スーツも素材や塗装の仕方もディメボルケーノのように単純なメタリックのオレンジではなくラメを入れている[23]。コスモソウルやドッシンソウルの強竜装は、両肩に個々の頭部を振り分けている[23]。ヒエヒエソウルの強竜装は、羽根や手甲を付けることで一段階違う差別化を図っている[23]。
基本メンバーの装備品
- リュウソウチェンジャー[2]
- リュウソウジャーのメンバーが左腕に装着する変身アイテム[2]。メンバー間やスマホとの通信もできる。
- コウ・メルト・アスナは第1話冒頭の儀式の際、それぞれのマスターからリュウソウケンを受け取ったと同時に左腕に装着された。
- 通常時は赤いティラノサウルスの横顔となっており、変身時にリュウソウルを挿すことで銀の鎧を被り、挿したリュウソウルが頭部の鶏冠になっている[23]。
- 変身
- 「リュウソウチェンジ!」の掛け声で、ナイトモードに変形したリュウソウルを後頭部のスロットに装填することで「ケボーン!」[注釈 8]の音声が流れ、ナイトモードのリュウソウルが変身者を取り囲むように複数出現しダンスを踊る。「ワッセイ!ワッセイ!そう!そう!そう!ワッセイ!ワッセイ!ソレ!ソレ!ソレ!ソレ!」の待機音声が流れた後に下アゴのガードを回してバイザーにすることで「リュウSO COOL!」の音声が鳴り、リュウソウジャーへと変身する。
- 当初は変身には神殿の力が不可欠で、部外者が神殿に侵入すると変身が解除されていたが、コウたちはマスターたちの力がそれぞれのリュウソウルに宿ったことにより神殿の力に関係なく常時変身できるようになった[ep 1]。
- 召喚
- 下部の赤いボタンを押した後に、チェンジャーに騎士竜の名前を叫ぶことで召喚する。
- リュウソウケン[2]
- リュウソウジャーの主装備である長剣[2]。変身前でも使用しており、変身後はベルト左腰のリュウソウケンホルスターに帯刀している。リュウソウルを柄のソウルスロットに装填して、後部のレバーを操作することで竜装や必殺技を発動させる。
- 『恐竜』と『騎士』という2つのモチーフを子供向けに分かりやすく落とし込むため、シンプルにティラノサウルスの横顔を取り入れている[23]。
- アクション監督の福沢は、騎士のイメージから中世の騎士だけに拘らず、既存の剣術をベースに派生していったが、青龍刀のようなアクションも考えられたが、日本刀のような両手持ちではサイズ的に厳しいため、片手持ちでの殺陣を基本としているが[10]、フェンシングほど軽くは見えず、ソードほど長くはないため、5人分の差別化は難しかったと述べている[37]。
- 後に大人用のサイズのものがプレミアムバンダイで販売された[23]。
- 竜装
- リュウソウルをセットして後部のレバーを2回押し込むことで待機音声が流れ、さらに4回押し込むと「リュウ!ソウ!そう!そう!この感じ!!」の音声が流れ「○○(リュウソウル名)ソウ〜!!」の音声と共にリュウソウアーマーが右腕に竜装される。
- 強竜装
- 強リュウソウルをセットして後部のレバーを2回押し込むことで待機音声が流れ、さらに4回押し込むと「強!リュウ!ソウ!そう!そう!この感じ!!」の音声が流れ「○○(リュウソウル名)!!」の音声と共に強リュウソウアーマーが上半身に強竜装される。
- 必殺技
- 竜装と同様のアクションを起こすことで「それ!それ!それ!それ!その調子!」の音声が流れ、「剣ボーン!!」の音声と共に必殺技を発動させる。
- 必殺技(強竜装)
- 必殺技と同様のアクションを起こすことで「超!超!超!超!イイ感じ!!」の音声が流れ、「剣ボボボボーン!!」の音声と共に必殺技を発動させる。
- リュウソウバックル
- ベルト中央部にある卵型のバックル。中にリュウソウルを収納することが可能。
リュウソウゴールドの専用装備
- モサチェンジャー
- リュウソウゴールドの専用変身銃。変身前の戦闘でも使用している。
- 初期の5人がアイテムと武器がティラノサウルスがモチーフだったため、こちらはモササウルスをモチーフに統一している[23]。リュウソウチェンジャーと同様の共通のギミックとして、銃身のモササウルスの顔をひっくり返すことで金色の兜を被った状態になるものとなった[23]。
- アクション監督の福沢は、他の5人との差別化として銃をメインにしたかったが、合成の手間などから銃を使った後、短剣に切り替えるというパターンになることが多いと述べている[37]。
- 変身
- 後部にゴールドリュウソウルを装填することで「ドンガラハッハ!ノッサモッサ!エッサ!ホイサ!モッサッサッサ!」の音声が流れ、銃身のバイザーを回しトリガーを引くことで「リュウSO COOL!」の音声が流れ、リュウソウゴールドへと変身する。
- 攻撃
- 銃身のポンプを操作することで光弾を発射する。
- 強竜装
- 後部に強リュウソウルをセットすることで「ザパーン!」の音声が流れ、銃身のヒレが立ち上がり、「ドンガラハッハ!ノッサモッサ!めっさ!ノッサ!モッサ!」の音声が流れた後、銃身のポンプを4回操作することで「ヨッシャ!この感じ!ノッサモッサ!ノッサモッサ!」の音声が流れた後、トリガーを引くことで「強竜装!!」の音声と共に強リュウソウアーマーが上半身に強竜装される。
- 大きく単体でも見え様が変わるように、ヒレが立ち上がるものとなった[23]。
- モサブレード
- リュウソウゴールドの専用剣。柄部分のレバーを操作することで刀身を前後に可動させて攻撃するほか、天面のリュウソウスロットにリュウソウルを装填すると「いただきモッサ!」の音声が流れ、レバーを操作することで「来る!来る!来る!来る!どんと来る!」の音声が流れ、トリガーを引くことで「モッサドーン!」の音声が流れた後に特殊攻撃を放つことが可能。
- アクション監督の福沢は、短い刃では刺す方が適切だが、子供番組の表現として不適切なため、リアリティを捨てて短剣で斬る表現としている[37]。
- モサブレイカー
- 強竜装時にモサチェンジャーにモサブレードを連結させることで完成する形態。
- リュウソウジャーでは初めて合体させる武器のため、剣ではあるものの違ったアクションをするアイテムとしてチェーンソーのアイテムとなった[23]。武器のシルエットも、ロボのモチーフがモササウルスからスピノサウルスのものに変わるため、こちらもモササウルスからスピノサウルスの銃に変わるものとなった[23]。
- 必殺技
- 待機音が鳴った後にトリガーを引くことで必殺技を発現させる。
- リュウソウバックルG
- リュウソウゴールド専用のリュウソウバックル。バックルの色が銀色、ベルトの色が水色であること、リュウソウケンホルスターがないことを除いては外観・性能はリュウソウバックルと同一。
ガイソーグの専用装備
- ガイソーケン
- リュウソウケンに似たガイソーグの主武装となる長剣。ガイソウルを装填することでガイソーグに変身する。
マックスリュウソウレッドの専用装備
- マックスリュウソウチェンジャー
- ウデンとの戦いで力尽きたナダの肉体とガイソーグの鎧、彼の宿していた不屈のソウルが変化したもの。マックスリュウソウルをスロットに装填し、展開することで強化パーツがリュウソウレッドに装着される。
- 変身のほかに爪状のパーツで攻撃する。リュウソウルを2つ装填することで、ソウルの効果を掛け合わせた攻撃ができる。
- 最終決戦後は、試練の断崖にあるリュウソウ族の石碑に奉納された。
ノブレスモードの専用装備
- リュウソウカリバー
- 始まりの神殿に封印された伝説の聖剣で、試練を突破したコウとカナロによって封印が解かれる。特定の戦士の専用武器ではなく、リュウソウジャー全員をノブレスモードに変化させ、マントが装備される。
- その真の役目は、過去のリュウソウ族が行ったエラスの封印を維持することだった。だが、エラス自身がリュウソウカリバーの力を吸収し始めたため、セトーの判断でコウとカナロに試練を課す形で引き抜かせた。
- プリシャスはコウたちよりも早くリュウソウカリバーを発見しており、宇宙中のドルイドンを招集して攻撃することで、リュウソウカリバーを引き抜かねばならない状況を作ろうとしていた。
- 最終決戦では全ての騎士竜たちが融合しエラスに大ダメージを与えたが、カリバーの力が弱っていたために倒しきる前に崩壊してしまった。これによってリュウソウジャーは一度変身能力を失ったが、柄に残っていたリュウソウルを使用し、最後の変身を行った。
騎士竜
古代のリュウソウ族により産み出された、鎧で武装した恐竜たち。ドルイドンに対抗するための最終兵器として作られたが、その力を怖れられていたため、現代で一部を除いて世界各地の神殿に封印されていた[17]。力を怖れられていたというのは表向きの理由であり、実際にはエラスの封印が弱まっていることを察知したセトーの手により、リュウソウカリバーの力を強めるべく神殿に封印されていた。また、全ての騎士竜が封印されていたわけではない。
最終決戦ではエラスを封印するため、以下に挙げる全ての騎士竜たちがリュウソウカリバーに融合。リュウソウカリバーが崩壊したため、騎士竜たちは再度封印されることになる[ep 2]。
- 造形物は、ティラミーゴのみスーツが存在し、それ以外はCGとミニチュアで表現している[6]。
- ティラミーゴ
- ティラノサウルスが強化された騎士竜で、リュウソウレッドのパートナー。コウによって名付けられた[ep 8]。騎士竜たちを束ねるリーダー格で、真面目かつ優しい性格[17]。リュウソウジャーの危機に自分の意思で助けに駆けつけることもある。武器は両肩のナイトキャノン[53]やテイルウィップ。必殺技は口から吐くビームブレス。
- チーサソウルによって人間大になれるほか、人語も理解することもできる[54][17][53]。第7話ではテレビで言葉を覚え、自ら言葉を話せるようにもなった。
- ういたちが暮らす町の人々とは、草野球の試合に参加したり、小学校の子供たちと一緒に遊んだりするなど良好な関係を築いているが、何故かメルトのことだけは一方的に嫌っており、「アルト」や「ソルト」という風に、意図的に違う名前で呼んでいたが、アラクネーマイナソーが小学校を襲った事件でメルトと協力し、少しだけ距離を縮めた。
- トリケーン
- トリケラトプスが強化された騎士竜で、リュウソウブルーのパートナー。メルトによって名付けられた。武器はフリル状のガード、頭部の2本の角と鼻先の角が長く伸びて進化したナイトソード[53]。
- 当初は上から目線のメルトに心を開かなかったが、メルトから地球を守りたい思いを告げられたことで共に戦ってくれるようになった。
- アンキローゼ
- アンキロサウルスが強化された騎士竜で、リュウソウピンクのパートナー。アスナによって名付けられた。武器は尾がハンマー状になったナイトハンマー[53]。
- タイガランス
- 未発見の新種恐竜タイガーサウルス[注釈 4]が強化された騎士竜で、リュウソウグリーンのパートナー。武器は牙と尻尾に装備されたナイトランス[53]。
- ミルニードル
- 未発見の新種恐竜ニードルサウルス[注釈 4]が強化された騎士竜で、リュウソウブラックのパートナー。武器は背中の剣山のようなスパイクのナイトニードル[53]。
- ディメボルケーノ
- ディメトロドンが強化された騎士竜。リュウソウレッドによって召喚される。武器は背ビレ状のナイトファン[53]。また、口からは炎を吐く[53]。
- ティラミーゴ同様、言語を理解し話すことも可能[53]。「そもさん、汝に問う」と様々なクイズを出すが、「パンはパンでも、食べられるパンはなーんだ?」などの無茶苦茶なクイズを出し、間違えた者は「愚か者めが!」と灼熱の炎で灰にしてしまう。クイズに正解するには、ディメボルケーノの姿を恐れず、感じたままを答えなければならない。ミイラマイナソーのビームによって暴かれた本音は「みんなとただ話がしたいからクイズを出していた」というもので、ともにビームを撃たれたティラミーゴの本音も聞いたことで和解する。
- モサレックスとはお互いを兄弟と呼び合っている[53][ep 18]。
- 「クイズ好き」という設定はギリシア神話の「スフィンクスのなぞなぞ」から来ている[8]。
- 他の騎士竜や過去の恐竜モチーフの戦隊との差別化として、炎要素をまとまったキャラとなり、炎のメラメラを背ビレに落とし込んでいる[23]。モサレックスが強化してスピノサンダーになることから、そこから逆算されてデザインされた[23]。
- モサレックス
- モササウルスが強化された騎士竜で、リュウソウゴールドのパートナー。武器は三叉の尾ナイトライデント[53]。
- ティラミーゴ同様、言語を理解し話すことも可能。かつての陸のリュウソウ族との抗争の経験から、コウたち陸のリュウソウ族を嫌っており、当初は彼らを信じるカナロやオトに彼らと関わることをかたくなに拒否していた。しかし、カナロの説得に応じて共闘した際、自分の知っている陸のリュウソウ族と違うと感じ、お試し期間として彼らを信用することにした。
- ディメボルケーノとはお互いを兄弟と呼び合っている[ep 18]。
- スピノサンダー
- お互いを兄弟と呼び合う仲のディメボルケーノとモサレックス、そしてアンモナックルズが合体したスピノサウルスの姿をした合体騎士竜[53]。
- モササウルスに顔が似ているスピノサウルスに変化させるために、大きな背ビレが必要となり、竜装ジョイントを活かす玩具合体が行える騎士竜であるディメボルケーノが選ばれた[23]。
- シャドーラプター
- ヴェロキラプトルが強化された騎士竜で、リュウソウゴールドによって召喚される。武器は尾のクラヤミガンで、ブラックホールを生成し、ガスや毒を吸収させる。
- シャインラプターとは同じモチーフで、闇と光で対になる存在のため、首の竜装ジョイントが左右逆であることを除けば、色違いの同一のデザインとなっている[23]。
- シャインラプター
- ヴェロキラプトルが強化された騎士竜。武器は尾のカガヤキソード。あらゆるダメージを光の力で修復することが可能。
- コスモラプター
- シャドーラプターとシャインラプターが合体した騎士竜[53]。リュウソウレッドによって召喚される。特殊空間によるワープが可能。もともと二つで一つの騎士竜で、6500万年前にドルイドンに宇宙へ連れ去られていた。
- パキガルー&チビガルー
- 未発見の新種恐竜パキガルーサウルス[注釈 4]が強化された親子の騎士竜[44]で、リュウソウレッドが召喚する。武器は尾のナイトスラスター[53]。
- パキガルーの腹部にチビガルーが収納されている[44]。ティラミーゴ曰く「最強と噂の大パイセン」[44]で、チビガルーはティラミーゴ同様、人語を理解し話すことや、チーサソウルによって小さくなることも可能[53]。
- プテラードン
- プテラノドンが強化された、空の騎士竜。初めて登場した時は、卵に封印されて雛状の姿になっていたため、ピーたんと名付けられた。ティラミーゴ同様、人語を理解し話すことができる[53]。
- 第31話にて、オトが封印を解く方法を模索してビルの屋上に立っていたところをワイズルーの攻撃で吹き飛ばされ、地面に激突しそうになったオトを助けようとピーたんが自力で封印を解き、本来の姿(プテラードン)に戻ってオトを救出し、彼女を通じてコウに自身のリュウソウル(ヒエヒエソウル)を渡した。封印したのはプリシャスであり、彼のことをひどく恐れている[ep 14]。
- 変形の流れは、プロデューサーの丸山が以前担当していた『ビーロボカブタック』を元にマスコットキャラクター的な立ち位置のピーたんがカッコ良くなる高低差を押し出している[23]。ピーたんのお腹にあるリュウソウジャーのエンブレムを目立たせるために、内側からシルバー塗装をしている[23]。『キョウリュウジャー』では翼竜モチーフが追加戦士として出ていたが、本作品では最後まで残して最終ロボにすることで1号ロボを陸の恐竜、2号ロボを海の恐竜、3号ロボを空の恐竜という流れになった[23]。玩具で取り入れられたクリアパーツは次作の『魔進戦隊キラメイジャー』へと繋がり、ロボにクリア素材が全面的に打ち出された[23]。
- プティラミーゴ
- ティラミーゴとプテラードンが合体した合体騎士竜。
- プテラードンのパーツによってティラミーゴの頭部にドラゴンのような角が生えるようになっている[23]。
- スペック
名称 全高 全幅 全長 重量 スピード 出力 初登場 ティラミーゴ 44.0m 34.5m 68.0m 2350t 250km/h 1175万馬力 第1話[53] トリケーン 8.5m 8.5m 44.0m 100t 200km/h 50万馬力 アンキローゼ 28.5m 150km/h タイガランス 17.0m 26.0m 48.0m 500t 350km/h 250万馬力 第4話[53] ミルニードル 22.0m 14.0m 40.5m 400t 250km/h 200万馬力 ディメボルケーノ 23.1m 16.2m 54.0m 550t 300km/h 275万馬力 第11話[53] モサレックス 16.0m 42.3m 89.1m 1950t 120ノット 975万馬力 第14話[53] アンモナックルズ[注釈 9] 6.1m 6.3m 13.2m 50t 80ノット 25万馬力 第16話[53] スピノサンダー 41.5m 28.5m 88.7m 2600t 350km/h 1300万馬力 第17話[53] シャドーラプター 21.3m 8.3m 36.3m 250t 350km/h 125万馬力 第21話[53] シャインラプター 38.0m コスモラプター 19.3m 16.3m 38.0m 500t 250万馬力 第22話[53] パキガルー&チビガルー 21.7m 15.4m 28.8m 300t 250km/h 150万馬力 第27話[53] パキガルー 250t 125万馬力 チビガルー 6.3m 4.1m 7.1m 50t 300km/h 25万馬力 プテラードン 29.4m 65.8m 47.8m 2350t マッハ1.0 1175万馬力 第31話[53] プティラミーゴ 44.5m 65.8m 71.7m 3300t 800km/h 1650万馬力 第32話[53]
ナイトロボ
騎士竜たちが単独・または複数で変形・合体した姿。
キシリュウオー
第2話から登場。ティラミーゴが単独変形した勇猛のナイトロボ。頭部はナイトモードに覚醒したレッドリュウソウルを冠したものとなっている。
コクピットスペース[46]は個別にあり、操縦は立った状態でコクピットスペース内の操縦盤にリュウソウケンをセットすることでメンバーの動きをトレースして動く。
身体の各部に設置された竜装ジョイントを「ジョイントチェンジ!」の掛け声で換装することが可能。武器はビーム弾を連射する両腕のミニガンで、テイルウィップを左腕に装備することでテイルクラッシュを放つ。
必殺技はティラミーゴの頭部を腕に装着して相手に叩き込むティラダイナバイト。
- デザインは、キシリュウオーファイブナイツを従来の1号ロボのボリュームとすることで、キシリュウオーを逆算的に細くしている[6][7]。スリーナイツをメインに、引き算したものがキシリュウオー、足し算したものがファイブナイツとなった[23]。各ロボの頭部バイザーのモチーフはヒーローマスクで、バイザーの上がり下がりで差別化を図っている[23]。
- 当初から藤田洋平が演じることが決まっていたため、藤田は造形段階からフィッティングに参加した[7]。従来の戦隊ロボのスーツと異なり、足は高下駄式ではなく12センチメートル程度の厚底となっており、走行やジャンプを行ったり足をクロスさせることが可能となった[7]。
- キシリュウオースリーナイツ
- 第1話から登場。キシリュウオーにトリケーンとアンキローゼが竜装合体した騎士竜の王たるナイトロボ。戦車のようなフォートレスモードに変形することも可能[57][ep 3]。武器は右腕のナイトソード[57]で、脚部にナイトソードを装備して繰り出すキックスラッシュが得意技。
- 必殺技はナイトソードで相手を斬りつけるキシリュウオーファイナルブレード[57]。
- キシリュウオータイガランス
- 第4話から登場。キシリュウオースリーナイツにタイガランスが竜装合体した疾風のナイトロボ。頭部はナイトモードに覚醒したグリーンリュウソウルを冠したものとなっている。両脚のブースターを使った高速戦闘を得意とする。
- 必殺技はナイトランスで相手を切り裂くタイガーソニックランサー。
- キシリュウオーミルニードル
- 第5話から登場。キシリュウオースリーナイツにミルニードルが竜装合体した威風のナイトロボ。頭部はナイトモードに覚醒したブラックリュウソウルを冠したものとなっている。両手のナイトメイスを使ったパワー戦闘を得意とする。
- 必殺技はナイトメイスを振り下ろして相手を叩き潰すニードルクラッシャー。
- キシリュウオーファイブナイツ
- 第6話から登場。キシリュウオースリーナイツにタイガランスとミルニードルが竜装合体した騎士竜の王たるナイトロボ。武器はティラミーゴヘッドが変化したナイトシールド[57]とナイトランス[57]で、ナイトシールドから雷を放つティラミーゴバーストや右肩からのトリケーンカッター、左肩のキャノン砲から放つアンキローゼショットやナイトランスで敵を斬るタイガースラッシュ、ドリルと胸部のミルニードルで敵を攻撃するミルニードルアタックを得意技とする。
- 必殺技は合体させた騎士竜エネルギーを胸部のビーム砲から発射するキシリュウオーファイナルキャノン[57]、5体のキシリュウオーが一斉に相手を斬りつけるファイブナイツアルティメットスラッシュ[57]、空高く飛んで敵をナイトランスで貫くファイブナイツドロップストライク。
- キシリュウオートリケーン
- 第9話から登場。キシリュウオーにトリケーンとアンキローゼが竜装合体した叡智のナイトロボ。頭部はナイトモードに覚醒したブルーリュウソウルを冠したものとなっている。
- 必殺技は右腕のナイトソードで相手を貫くトリケーンストライク。
- アクションは、スリーナイツとの差別化でクールな騎士をイメージしている[47]。
- キシリュウオーアンキローゼ
- 第10話から登場。キシリュウオーにトリケーンとアンキローゼが竜装合体した剛健のナイトロボ。頭部はナイトモードに覚醒したピンクリュウソウルを冠したものとなっている。
- 必殺技は左腕のナイトハンマーで相手を殴りつけるアンキローゼボンバー。
- キシリュウオーディメボルケーノ
- 第12話から登場。キシリュウオーにディメボルケーノが竜装合体した炎のナイトロボ[57]。頭部はナイトモードに覚醒したメラメラソウルを冠したものとなっている[57]。武器は右手のナイトメラメラソード[57]と左手のナイトファン[57]、両肩のボルケーノキャノン[57]。
- 必殺技はナイトメラメラソードで敵を斬るボルケーノスラッシュ[57]。
- ディメロドンの要素である大きなヒレを出し惜しみなく剣と楯に変形させるものとなった[23]。
- 『忍者戦隊カクレンジャー』の無敵将軍の火炎将軍剣のようにナイトメラメラソードに実際に火を付けている[23]。
- キシリュウオーコスモラプター
- 第22話から登場。キシリュウオーにコスモラプターが竜装合体した勇猛の宇宙ナイトロボ[57]。頭部はナイトモードに覚醒したコスモソウルを冠したものとなっている。武器は右手のカガヤキソード[57]と左手のクラヤミガン[57]。コスモラプターの空間移動能力で、宇宙や電子空間、死後の世界での戦闘が可能[57]。
- 必殺技はカガヤキソードで敵を斬り、クラヤミガンを発射するキシリュウオーコズミックブレイカー[57]。
- 顔はシャドーとシャインを掛け合わせたようなものとなっている[23]。
- キシリュウオーパキガルー
- 第27話から登場。キシリュウオースリーナイツの両腕にパキガルーとチビガルーが竜装合体した大地のナイトロボ[44]。頭部はナイトモードに覚醒したドッシンソウルを冠したものとなっている。武器は両腕のナイトグローブ[57]。
- 必殺技はパンチと共にチビガルーを敵に打ち込むブーストブレイクブロー[57]。
- キシリュウオージェット
- 第32話からの登場。キシリュウオーの両腕にパキガルーとチビガルー、背中にプテラードンが竜装合体した天空の王たるナイトロボ[57]。頭部はナイトモードに覚醒したレッドリュウソウルを冠したものとなっている。武器は両手のナイトグローブ[57]と背中のナイトエッジ[57]。
- 必殺技は両腕の拳に氷と火炎をそれぞれ纏い連続パンチと共に発射したチビガルーのラッシュを浴びせるキシリュウオーブリザードインフェルノ[57]。
- キシリュウオーファイブナイツブルー
- ティラミーゴ・トリケーン・アンキローゼ・タイガランス・ミルニードルが竜装合体したナイトロボであり、頭部にブルーリュウソウルがある[58]。
- キシリュウオーファイブナイツブラック
- ティラミーゴ・トリケーン・アンキローゼ・タイガランス・ミルニードルが竜装合体したナイトロボであり、頭部にブラックリュウソウルがある[59]。
- スペック
名称 全高 全幅 胸厚 重量 スピード 出力 初登場 キシリュウオー 50.0m(肩上まで61.5m) 33.0m 37.5m 2400t 300km/h 1200万馬力 第2話 キシリュウオースリーナイツ 50.0m 2600t 350km/h 1300万馬力 第1話[57] キシリュウオータイガランス 28.0m 2750t 400km/h 1375万馬力 第4話 キシリュウオーミルニードル 50.0m(肩上まで51.0m) 30.0m 2650t 300km/h 1325万馬力 第5話 キシリュウオーファイブナイツ 50.0m(肩上まで57.1m) 62.0m 37.3m 3150t 400km/h 1575万馬力 第6話[57] キシリュウオーディメボルケーノ 50.0m(肩上まで64.6m) 33.2m 33.8m 2700t 350km/h 1350万馬力 第12話[57] キシリュウオーコスモラプター 50.0m(肩上まで53.5m) 42.8m 37.5m 2800t 400km/h 1400万馬力 第22話[57] キシリュウオーパキガルー 50.0m(肩上まで61.5m) 50.0m 2700t 300km/h 1350万馬力 第27話[57] キシリュウオージェット 50.0m(肩上まで53.2m) 65.8m 34.1m 3450t マッハ1.2 1725万馬力 第32話[57] キシリュウオーファイブナイツブルー 50.0m(肩上まで57.1m) 62.0m 37.3m 3150t 400km/h 1525万馬力 キシリュウオーファイブナイツブラック 50.0m(肩上まで57.1m) 62.0m 37.3m 3150t 400km/h 1575万馬力
キシリュウネプチューン
第16話から登場。モサレックスにアンモナックルズ2体が竜装合体した栄光のナイトロボ。頭部はナイトモードに覚醒したゴールドリュウソウルを冠したものとなっている。スピードに秀で、水中戦も得意とする[57]。
操縦は立った状態で、コクピットスペースでモサチェンジャーやモサブレードを手にしたゴールドの動きをトレースして動く。
武器は右手に装備したナイトトライデント[57]と両拳のパンチ魚雷アンモナックル[57]。
必殺技はナイトトライデントで敵を貫くキシリュウネプチューントルネードストライク[57]。
- モササウルスモチーフのため、それを最大限に活かして『ジュラシック・ワールド』のようにリュウソウルにモサレックスが食い付いて、回転して口を開くことで顔が現れるものとなった[23]。竜装ジョイントがバラバラになって合体するという機構を活かして、アンモナックルズが拳になるものとなった[23]。
- ギガントキシリュウオー
- 第18話から登場。レッドとゴールドの「ソウルをひとつに!」の掛け声と共にキシリュウオーにディメボルケーノ、モサレックスが竜装合体した陸海の王たるナイトロボ[57]。頭部はナイトモードに覚醒したレッドリュウソウルを冠したものとなっている。武器は両肩のボルケーノキャノン[57]。両足・ナイトボーダーで回し蹴りを叩き込むギガントサンダーキックやボルケーノキャノンから巻き起こす炎の竜巻ギガントファイヤーストーム[57]を得意技とする。
- 必殺技は両腕のティラミーゴとモサレックスのヘッドを叩き込むギガントダブルバイト[57]。
- 従来の1号ロボと2号ロボの合体のようにボリューミーになるのではなく、玩具の利点であるブロック合体によってキシリュウネプチューンをバラバラにしてスピノサンダーがキシリュウオーに合体するため、タイトなラインとなった[23]。また、陸と海の違う種族が合体するため、ディメボルケーノの尻尾パーツが胸で開き、赤と青の色味が真ん中から左右に分割することで2体の恐竜が混ざったスーパー合体らしさを出している[23]。頭部はレッドリュウソウルだが、頭部の意匠を変えるため、ディメボルケーノの武装が開いて兜になることでリュウソウルに紐付かせない形となった[23]。90度回転させたモサレックスのヒレを足の裏の下駄パーツにすることでキシリュウオーの爪先のラインと揃わせている[23]。
- キシリュウネプチューンシャドーラプター
- 第21話から登場。キシリュウネプチューンにシャドーラプターが竜装合体した闇のナイトロボ。頭部はナイトモードに覚醒したクラヤミソウルを冠したものとなっている。武器は左手のクラヤミガン。
- 必殺技は敵を生成したブラックホールの中に送り込むキシリュウネプチューンブラックホール。
- キシリュウネプチューンコスモラプター
- 第24話から登場。キシリュウネプチューンにコスモラプターが竜装合体した栄光の宇宙ナイトロボ。頭部はナイトモードに覚醒したコスモソウルを冠したものとなっている。武器は右手のカガヤキソードと左手のクラヤミガン。
- スペック
名称 全高 全幅 胸厚 重量 スピード 出力 初登場 キシリュウネプチューン 50.0m(肩上まで54.1m) 36.2m 15.4m 2100t 400km/h 1050万馬力 第16話[57] ギガントキシリュウオー 63.0m(肩上まで72.0m) 33.2m 30.6m 4500t 400km/h 2250万馬力 第18話[57] キシリュウネプチューンシャドーラプター 50.0m(肩上まで54.1m) 36.2m 18.3m 2250t 400km/h 1125万馬力 第21話 キシリュウネプチューンコスモラプター 15.4m 2500t 1250万馬力 第24話
ヨクリュウオー
31話から登場。プテラードンが竜装合体した氷のナイトロボ[57]。頭部はナイトモードに覚醒したヒエヒエソウルを冠したものとなっている。
第44話ではオトが生身の状態で搭乗し操縦していた。
武器は背中のナイトエッジ[57]と右手のヒエヒエクロー[57]。
必殺技はヒエヒエクローにエネルギーを纏わせ敵にぶつけるヨクリュウオーブリザードクローストライク[57]と、胸部の嘴から冷気を放射し敵を凍らせるヨクリュウオーブリザードストーム[57]。
- 他のロボでは使われなかったブルーと白のカラーリングにすることで、爽快な組み合わせにしている[23]。玩具では、竜装ジョイントがキシリュウオーと極力同位置に設けられているため、キシリュウオーのパーツをそのまま合体させることが可能となっている[23]。
- キングキシリュウオー
- 第35話から登場。ティラミーゴ、モサレックス、プテラードンが竜装合体した地球の王たるナイトロボ[57]。頭部はナイトモードに覚醒したレッドリュウソウルを冠したものとなっている。
- 武器は右腕のモサレックスヘッドと左腕のティラミーゴヘッド、胸部のプテラードンヘッドから発射するビーム[57]。
- 必殺技はすべての騎士竜から受け継いだエネルギーを一斉に放つキングキシリュウオービックバンエボリューション[57]。
- ギガントキシリュウオーをベースにティラミーゴのギミックを利用して上半身をヨクリュウオーのものと取り替えている[23]。
- スペック
名称 全高 全幅 胸厚 重量 スピード 出力 初登場 ヨクリュウオー 50.0m(翼の上まで53.2m) 65.8m 27.7m 2400t マッハ1.0 1200万馬力 第31話[57] キングキシリュウオー 58.4m(翼の上まで60.8m) 35.2m 5150t マッハ1.5 2575万馬力 第35話[57]
戦闘民族ドルイドン
かつてリュウソウ族とともに地球に住んでおり、地球の覇権を握るために世界征服を企んで戦いを繰り広げていた邪悪な戦闘民族の末裔[54][17]。巨大隕石の衝突が起きた6500万年前に地球を捨て、宇宙に脱出していた。長い歳月を経て過酷な宇宙の環境の中で極限まで戦闘能力を高めて進化し、改めて地球に舞い戻りこの星の支配者を主張する[3]。
- ドルイドンとマイナソーでは、デザインコンセプトを分けており、ドルイドンは人間や怪人っぽさを出し、チェスの駒をモチーフとしており、鎧が共通コンセプトとなった[60]。また、武器の形状もチェスの駒の形状をイメージしており、幹部とドルン兵のバックルもチェス盤と各駒の動きを表している[60]。
- 本作品の敵は、従来のように組織の基地や住居のようなものが存在しないが、『特捜戦隊デカレンジャー』のエージェント・アブレラとは違って組織の舞台はないが組織そのものは存在するため、スケール感を出すためにアクションに走ることでスーパー戦隊の醍醐味を出している[5]。
エラス | |
---|---|
身長 | 201cm[61] |
体重 | 302kg[61] |
(巨大魔強化時) | |
身長 | 73.8m[61] |
体重 | 1109.8t[61] |
- エラス
- ドルイドンの生みの親で、属性はクイーン型モンスター[61]。厳密にはドルイドンではなく、分類もエラスとされている[61]。プリシャス曰く「ドルイドンの母」。当初は、地球と繋がった赤紫色の血管のようなものに囲まれた、白と灰の市松模様の球体状の外見をしている。
- ドルイドンの幹部を生み出す能力を持っており、短時間で複数の個体を生成することができる[ep 15]。実際にはリュウソウ族にとっても生みの親に当たる[ep 19]。
- 太古のリュウソウ族との戦闘の中でリュウソウカリバーの力によって封印され、始まりの神殿の真下に位置する神殿に鎮座していたが、現代のリュウソウジャーはおろかクレオンでさえも終盤までその存在を知らなかった。自身には結界を張っているため、他人は直接攻撃することができない。
- セトーの判断でリュウソウカリバーが抜かれたことにより封印が解除され、地球に根を張りそのエネルギーを取り込むことを画策。その後、プリシャスを取り込み完全体へと変貌を遂げ[注釈 10]、地球を傷付ける者であるリュウソウジャーを含む全人類を眠らせ、失敗も絶望も無い夢の世界へ閉じ込めてその命を利用して地球を創り直そうとするが、リュウソウジャーにその世界を否定され、彼らの排除を決断する[ep 20]。全てのナイトロボを合体解除に追い込んだが、騎士竜が融合したリュウソウカリバーの攻撃を胸に受けて等身大まで弱体化。その後コウの生命エネルギーを取り込んだが[注釈 11]、残された5人の攻撃で致命傷を受けた上、コウの魂との対話で自身がもはや地球には不要であると悟ったため滅びていった[ep 2]。
- 球体時は地球から生えているという設定だったため、下から生えているのではなく、上から植物の根のようなものが垂れ下がっているようにし、半透明の市松模様の丸いものがコアの周囲を回っているのは、ドルイドンのバックルのモチーフになっている[60]。完全体は球体時の逆算でデザインされ、「何かを胸の窪みに嵌めて倒す」というオーダーのため、胸に丸い窪みをつけ、そこから縦・横・斜めに放射線状の赤い枠をクイーンの駒の動きのように広げている[60]。ただし、ドルイドンのバックルが付けられなかったため、膨らんだエラスの市松模様のように光っていた部分が枠からはみ出して筋肉のように見えるようにして目立たなくさせることで整合性を持たせている[60]。また、デザインを担当した久が自身の連載漫画の最終回の敵が必ずテリジノサウルスを使用していたため、長い首に3本の長い爪をつけてテリジノサウルスのような見た目にすることで怪獣っぽいシルエットにしている[60]。
タンクジョウ | |
---|---|
身長 | 199cm[61] |
体重 | 299kg[61] |
(巨大魔強化時) | |
身長 | 48.8m[61] |
体重 | 732.6t[61] |
- タンクジョウ
- ドルイドンのルーク級幹部[61]。自身をドルイドン最強と謳う豪快な性格の武人。
- 頑丈な身体を持ち、大剣ルークレイモアを武器とする[17][61]。カプセルに貯め込んだ地震エネルギーを吸収して自らの意思で巨大化も可能で、胸部の大型砲台から強力なエネルギー弾キャスリングランダー[61]を撃ち出す。後述の復活の際にはカプセルに火山エネルギーを吸収して戦っている。
- 一度はキシリュウオーミルニードルに敗北するが、すぐに復活した。その後、地震エネルギーを噴出させて地上を蹂躙し支配しようとしたが、キシリュウオーファイブナイツのアルティメットスラッシュに敗れる。最後の足掻きとして、半径10kmを巻き込んで自爆しようとするもプクプクソウルで膨らまされ、宇宙空間まで飛ばされる。最期はキシリュウオーファイナルキャノンを受けて爆発した[ep 21]。
- 死人が蘇るなどの奇妙な現象が街で起こる最中で復活したが[ep 10]、再びリュウソウジャーに倒される[ep 11]。
ワイズルー | |
---|---|
身長 | 193cm[61] |
体重 | 290kg[61] |
- ワイズルー
- ドルイドンのビショップ級幹部[61]。第7話より地球に来訪した[61]。
- 自称「孤高 至高 怒濤のグレイテスト エンターティナー! ワイズルー!」[61]。「○○オブ○○」が口癖のコミカルで陽気な言動を見せる。武器はステッキ状の銃ステッキラー[61]。
- 催眠術を操り、人々を奴隷にして、リュウソウジャーを扇動させて襲わせるなど、タンクジョウとは逆に前述の言動とは裏腹に卑劣で残忍な性格で、狡猾で壮大な作戦を好む策略家。派手好きで目立ちたがり屋なナルシストでもあり、自身の名乗りや決め台詞を他人に真似されると「被るのは嫌い」と憤慨する[ep 3]。一方でクレオンとは非常に良好な関係を築き上げたり、満身創痍のプリシャスに対して(今まで自分を道具のように扱っていた相手であるにもかかわらず)「これ以上観客(仲間)が減るのは辛い」と手を差し伸べるなど、ドルイドンの中では最も人情味を見せる面もある。意思を持つ分身体を生み出し、個別に行動させることや人間に化けること、巨大化させることが可能。
- プリシャスに心臓を奪われた際は、当初はいつ殺されるかわからないスリルを味わうために敢えて服従しなかったが[ep 22]、そもそも心臓がないためにときめきを味わえず、プリシャスから心臓を取り戻そうとするも失敗。やむなく彼の指示に従い、リュウソウジャーの始末に赴く[ep 23]。第42話で、リュウソウレッドとの一騎打ちの末に敗れる[ep 9]。
- しかし、実は生存しており、その後は独自にエラスの調査を行っていた[ep 19]。リュウソウジャーとエラスの最終決戦を見届けた後、クレオンの能力に興味を示し、彼やプリシャスと共にクレオンの故郷の星へと旅立った[ep 2]。
- タンクジョウとは真逆に、細身のスマートなシルエットにしている[60]。監督の坂本の意向で、『グレイテスト・ショーマン』のヒュー・ジャックマンのイメージとなっているため、モミアゲが付いており、催眠術を使用するため、帽子のツバを触って目を出す決めポーズをするため、シルクハットのような頭にしており、帽子を上げることで目が出るようにするため、帽子とガードを繋げている[60]。タンクジョウが鎧だったのに対し、軽装で礼服やタキシードのイメージでまとめている[60]。ビショップが僧侶のため、腹部のアーマーの隙間や、帽子のアイガードや膝など身体の至る所に十字架の雰囲気を付けている[60]。武器は、タンクジョウが剣だったため銃となったが、坂本の意向でステッキということになり、握りがビショップの駒の形状となったステッキ型の銃となった[60]。デザイン画では顔の部分にスーツアクターの顔が入る想定だったが、造形では首の部分にアクターの顔が入った[60]。スーツアクターを務めた草野伸介は、スーツの顔とボディが一体化していたため目線の芝居が難しかったことを語っている[62]。
- 草野は、監督の上堀内佳寿也から「ワイズルーは性別を超越している」と伝えられ、男女問わず美しさを取り込んでいった結果そうなったものと解釈している[62]。草野は、初登場した第7話の時点では映画『グレイテスト・ショーマン』をイメージしていたが、最終的にはフレディ・マーキュリーのイメージとなり、杖をマイクスタンドに見立てるなどしている[62]。
ガチレウス | |
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身長 | 191cm[61] |
体重 | 287kg[61] |
(巨大魔強化時) | |
身長 | 46.8m[61] |
体重 | 703.2t[61] |
- ガチレウス
- ドルイドンのルーク級幹部[61]。第14話より地球に来訪した[61]。
- 両腕のスクリュークロー[61]と両肩のガチレイド砲[61]を武器とし、頑強な身体の持ち主で、多少の攻撃では躱すことなく、そのまま受け流している。弱点である右胸を突かれると自己防衛機能が働き、結晶強外殻に身を包み、エネルギーを開放することで巨大化し、超強化する能力を持つ。水中ではフィン型に合体させた両脚部によってスクリューを開放した水中戦闘形態に変形させることも可能[ep 17]。
- 冷徹な性格で、必要最低限の言葉しか話さず、極力無駄を省こうとする会話をするため、相手の話に対して「なぜ?」と返すため、取り合おうとはせず、会話が跳ねない。また、人使いは極めて荒い。その一方で、負けず嫌いな一面もあり、リュウソウジャーとの戦闘中などの場面で退避するのを「『逃亡』ではなく『回避』だ」と主張しており、第27話ではワイズルーと言い争いをしていた。
- 第16話で、キシリュウネプチューンのトルネードストライクに敗れる[ep 17]が、第27話にて爆死する直前に小さなエネルギー体となって、宇宙に逃げて生き延びていたことが判明する。
- プリシャスに対しては心臓を奪われたために表向きはおとなしく従っているが隙を見て、心臓を取り戻そうと機会を伺っていた[ep 22]。しかし、プリシャスからの最後通告を受け、リュウソウジャーを倒すのに成功すれば、自分の心臓を返すという条件で、カリブディスマイナソーを自ら生み出して臨むも敗北[ep 24]。プリシャスに巨大化させられ、キングキシリュウオーと対峙し、倒された[ep 25]。
- 当初からカナロとモサレックスに倒されるという設定だったため、海中戦をするということで海モチーフということになり、融通が利かない堅物キャラのため、海軍の将軍のようなデザインとなった[60]。フリンジのようなパーツが肩についていたり、白い身体に金のダブルのボタンが並んでいるなど旧日本海軍の制服をイメージしている[60]。カイゼル髭やイギリスの提督などが被っている帽子など軍人を意識している[60]。赤とグレーの肩は軍艦、赤と青の脚は潜水艦の配色を意識している[60]。また、帆船の帆のような腿のチェック部分など船モチーフを入れている[60]。タンクジョウ同様、ルークをモチーフとしているため、その対比として肩に大砲を付け、潜水艦の外装の白いタイル状の全身にしている[60]。
ウデン | |
---|---|
身長 | 189cm[61] |
体重 | 281kg[61] |
- ウデン
- ドルイドンのビショップ級幹部[61]。第33話に登場[61]。サデンと瓜二つの姿をしている。
- 左胸のバックルに通じている体内に迷宮を備えており、そこに敵を閉じ込めて自身の分身と戦わせることで技とエネルギーを吸い取って消耗させる力を持ち、その力をコピーすることが可能。
- その能力でナダ以外のリュウソウジャーをすべて閉じ込めるも、ナダの命を懸けた反撃によりコウが迷宮から脱出。さらに覚醒したマックスリュウソウレッドのネバーラスティングクローを受け、爆散した。
プリシャス | |
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身長 | 197cm[61] |
体重 | 296kg[61] |
- プリシャス
- ドルイドンのナイト級幹部[61]。第34話より登場[61]。自らを「ドルイドンを束ねる者」と称する。超再生が可能な液体金属のようなボディを持ち、第45話では右手を斬り落とされるも、すぐに再生した[ep 13]。2本のソードを合体させた薙刀双剣プリシャスラッシャーをメイン武器とする。
- かつてリュウソウカリバーによって封印されたドルイドンの母・エラスを復活させようと目論み、リュウソウカリバーをリュウソウジャーに引き抜かせるために、宇宙に潜伏していたタンクジョウたちを呼び寄せた[ep 13]。
- カードにコピーした、あらゆる物体や技を自分のものにする能力を持ち、第34話ではマックスリュウソウレッドの必殺技を模倣した。また、来訪直後にワイズルーとガチレウスの心臓をカードを用いて奪い取り、彼らを屈服させる[ep 26]が、クレオンのように心臓を持たない者には効果がない[ep 27]。
- 冷酷な性格で、自分の意向に従わない(あるいは異を唱えようとする)者に対してはカードにコピーした心臓を握り潰す素振りを見せて服従させる。また用心深い一面もあり、自身を中心とする部隊を結成する際、強い力を持つと、欲に駆られるとして(マスターブラックが変装した)サデンを含めた部下たちの心臓をカードにコピーして掌握していた[ep 13]。プテラードンを封印した張本人である[ep 14]。その後ドルイドンとの決着をつけるべく乗り込んできたリュウソウジャーの猛攻の前に、再生能力が追い付かず追い詰められる。それでもなお、エラスから聞かされたドルイドンの使命のもとにリュウソウジャーを駆逐すると決意を語るも、ワイズルーと共に帰還したクレオンに「エラスは地球を支配しようとしたドルイドンをも始末しようとしている」と告げられ、愕然。ワイズルーに「もう終わりにしよう」と手を差し伸べられるも、その直後にエラスに依り代として肉体を吸収された[ep 19]。エラスが滅びたことで解放され、ワイズルーとクレオンに強制的に宇宙へと連行された[ep 2]。
- 当初は、王子様のようなイメージでデザインされたが、他と似ていることから描き直しとなり、首回りのギザギザした襞襟のようなパーツのみを残して『ポケットモンスター』のミュウツーや『ドラゴンボール』のフリーザのようにシンプルで小さいが強そうなキャラという方向性になったが、シンプルではゴージャスに見えないため、全身をメタリックに光らせてうねった液体金属が人間型になっているというイメージでまとめられた[60]。だが、スーツアクターが背が高い藤田になったり、各部の先端が赤くなったためシンプルではなくなったが、造形の段階でマッチョにアレンジされている[60]。幹部の共通パーツであるバックルは腰に巻けないため、ショルダーホルスターのように肩に巻いている[60]。馬の顔のような剣の持ち手は、チェスのナイトの駒の形となっている[60]。
サデン | |
---|---|
身長 | 189cm[61] |
体重 | 281kg[61] |
- サデン
- ドルイドンのビショップ級幹部[61]。第41話より登場[61]。
- 第33話に登場したウデンと瓜二つの姿をしており、プリシャスの片腕と目されている。落ち着いた性格で口達者であるが、戦闘になるとリュウソウジャーが盾になって守ることを見越して一般人に攻撃を加えるなど、横暴で卑劣な一面を見せる[ep 28]。左腕から連射する刺弾が武器で、素早く鋭い斬撃を放つ。
- 本物のサデンは300年前、マスターブラックによって倒されており[ep 13]、リュウソウジャーの前に現れたサデンはマスターブラックがなり替わっていたことが判明する[ep 15]。
- ウデンのデザインのバックルと襷を左右反転させ、色を変えている[60]。
ガンジョージ | |
---|---|
身長 | 192cm[61] |
体重 | 288kg[61] |
(巨大魔強化時) | |
身長 | 47.0m[61] |
体重 | 705.6t[61] |
- ガンジョージ / ガンジョージII
- ドルイドンのナイト級幹部[61]。強固な装甲と、胸のガトリング砲を連射するガンガンショット[61]と呼ばれる技を持ち、エネルギーカプセルで自ら巨大化することが可能。
- エラスによりプリシャスの弟として生み出された[ep 14]。たとえ、脅されても「プリシャス様のためなら本望」と発言するなどプリシャスに対して従順。
- IIは自爆しようとしたところをサデンに撃破され[ep 15]、ガンジョージもメルトたちのディーノスラッシュにより撃破された[ep 19]。
- 退場直後のテレビ朝日の公式ウェブサイトでは当初ルーク級幹部と誤植された。
- 残ったチェスの駒であったもう1人のナイトとしてデザインされ、鎧のキャラということとなったが、色は赤が使えず、緑もクレオンと重複することから、騎士のような色ということでバチカンのスイスガード(衛兵)をイメージしたものとなり、派手目の色を塗ることで銀色の甲冑との対比になっている[60]。
ヤバソード | |
---|---|
身長 | 194cm[61] |
体重 | 291kg[61] |
(巨大魔強化時) | |
身長 | 47.5m[61] |
体重 | 712.9t[61] |
- ヤバソード
- ドルイドンのキング級幹部[61]。全身を刀のような鎧で覆い、左腕の小刀と右腕の大太刀を振るって生み出したエネルギーの大渦で自ら巨大化することが可能[61]。
- 生まれたばかりのころは子供のような振る舞いを見せ、本能のままに暴れて破壊の限りを尽くす。当初はエラスによりプリシャスの部下として生み出されるも、エラスの意思を受け暴走しリュウソウ族もドルイドンも倒そうとする。一度はプリシャスにより心臓を奪われ拘束されるも、再び暴走。プリシャスにより心臓諸共破壊される。
- しかし、エラスが人々に見せている夢から覚醒した者を排除するために再び生み出された。
クレオン | |
---|---|
身長 | 178cm[61] |
体重 | 267kg[61] |
- クレオン
- ドルイドンの尖兵[17][61]。厳密にはドルイドン族ではなく、他星で生まれた異星人である[61]。属性はスライム型モンスター[61]、分類はキノコ目クレオン科[61]。
- 体から出した緑色の体液を人間の口に入れることで、マイナソーを生み出す力を持つ。スライム状の身体のため、自らの身体を液状化させて傷ついた身体をすぐに復元させたり、相手の直接的な攻撃を回避したり、一瞬で遠く離れた場所に移動することもできるが、攻撃力は皆無のため、戦闘から逃げ出すことが多い。
- タンクジョウやワイズルーに対しては表では媚へつらった態度を取り、特にタンクジョウには助けられるたびに「○ポイントあげます」と発言しているが、裏では時折、悪態をつき陰口を叩く。一方で、一人で戦うことについて心細さも感じており、動画配信チャンネル『クレオン チャンネル』で仲間を集めようとしたこともある。タンクジョウをとりわけ頼りにしており、死後もその名を呼んだり回想したりして[ep 18][ep 29]、復活した際は大喜びしている[ep 10]。ワイズルーに関しては「変な人だし、たまにむかつく」と評しつつも、彼の優しさや面白さを慕っており、「自分の居場所」だと発言している[ep 9]。一人称は、幹部の前では「僕」だが、陰口を叩くときは「俺」となる[62]。
- 一方で、ガチレウスには酷使されており、過労で倒れ、タンクジョウやワイズルーに仕えていた日々を「楽しい」と回想するほどに追い詰められている[ep 6]。そのため、ガチレウスが敗れた際は思わず「嬉しい」と絶叫している[ep 18]。
- プリシャスからは「自分の下に付けば、ドルイドンの最高幹部にする」と誘いをかけられ[ep 27]、ガチレウスが倒された後は「自分はこれで最高幹部になった」とドルン兵を相手に調子に乗るも、ワイズルーやプリシャスに対する態度に変わりはない[ep 30]。しかし、サデンの帰還により、プリシャスがワイズルーと共に用無しだと発言したのを耳にしてしまい、自分は必要とされていたと思い込んでいたのではないかと落ち込む。そしてそんな中、リュウソウジャーの熱さを感じ取って一度は盗み出したリュウソウカリバーを彼らに渡し、ワイズルーに「リュウソウジャーと組めば心臓を取り戻せるかもしれない」と持ち掛ける[ep 28]。結局ワイズルーはリュウソウジャーとの決着をつけることを選び、それに従うも[ep 9]、ワイズルーの心臓のカードが消えておらず放置されているのを見て、彼を探しに出る[ep 15]。その後ワイズルーと共にリュウソウジャーの前に現れ、エラスの真意を告げた[ep 19]。最終決戦後は故郷となる星へと帰還することになった[ep 2]。
- モチーフはキノコとスライム[60]。マイナソーがRPGモチーフとした怪人だったため、一番弱いスライムがメインモチーフの怪人となり、粘菌から菌類の連想でキノコのような感じとなった[60]。性別は不明だったが、帽子を被った半ズボンを履いた可愛い男の子のような感じとなった[60]。キヌガサタケをイメージしたキノコのズボンに、乾燥している地球で身体が乾かないように加湿機能のある身体のアーマーとなっている[60]。襟や袖のスリットが入った銀色の部分はセーラー服のようなイメージ[60]。肘と膝、胴体の部分はスライムが詰まった透明チューブのイメージとなっており、デザイン画では腹部や脚には透明チューブの中にスライムが入っているイメージで透明なゴムのようなものを1枚被せる予定だったが、実現しなかった[60]。スーツアクターを務めた神尾直子は、当初のスーツは呼吸がしづらかったりしゃがめなかったりしたため改修してもらったと証言している[62]。また、神尾の提案により第14話から目に瞼が追加された[62]。
- メインライターの山岡はクレオンが書いていて、一番楽しいが長くなりすぎてしまい、カットされることが多いと述べている[21]。「ポイントあげます」というセリフは、山岡の家族間でのやり取りが元になっている[21]。
- 神尾は、過去に自身が演じた『獣電戦隊キョウリュウジャー』のラッキューロとイメージが被るため、可愛らしさを出していたラッキューロに対し、クレオンは悪ガキの雰囲気で演じている[62]。
- 第36話でポテトチップスを食べるシーンは、白石が演じた別作品のキャラのパロディとなっている[63]。
- 第25話は元々は「ういチャンネル」がバズるという内容だったが、クレオンが踊ったものがバズるものに変更された[64]。
- マイナソー
- 人間のマイナス感情から生み出されるモンスター。ユニコーンやメドゥーサなど、空想上のモンスターをモチーフとしており、宿主に関するもののパーツが1つ入っている[60]。自然発生する場合と[40]、クレオンによって一般人や物質から生み出される場合がある。ドルン兵[ep 31]やガチレウス[ep 24]から誕生したマイナソーもいる。名称は「◯◯マイナソー」。
- 人の生命エネルギーを吸収して暴走すると成長、巨大化し、最終的にはドラゴンのような怪獣サイズの完全体となる[17]。生命エネルギーを吸われ続けると宿主は死亡するが、マイナソーを倒すと生命エネルギーは元に戻り、マイナソーが完全体になる前に生み出した宿主が死亡すると、そのマイナソーも消滅する。
- 一般人から生み出されたマイナソーは元となった、マイナス感情の願望に従って行動し、その宿主の動きや仕草と同じものを引き継ぎ、その人間の特徴を引き継ぐ。物質から生み出されたマイナソーは生み出した物質そのものを破壊しなければ倒せない場合がある[ep 32]。
- 自然発生するタイプのマイナソーはリュウソウ族が発生源であり、リュウソウ族が増えすぎないようエラスが仕組んでいた。この設定は最終話でも語られる予定だったがカットされている[65]。一方で異星人であるクレオンがマイナソーを生み出せる理由は明かされなかったが、最終話でワイズルーはクレオンを彼の星におけるエラスに相当する存在ではないかと推測していた[ep 2]。
- ドルン兵
- ドルイドンの戦闘員。戦闘用に生み出されたホムンクルス[61]。
- 槍と市松模様の盾を装備しており、盾は背負う場合もある[61]。基本的に「ドルン」「ドン」としか喋らない[61]。
用語
- リュウソウ族
- 現代の人類に良く似た古代人類[17]。
- 寿命は現代人類に比べて長い。一部のリュウソウ族は氷河期を乗り越え、その極僅か少数の生き残りが富士の樹海にある人里離れた山奥のリュウソウ族の村で暮らしていた。その中でも特に優れたものが戦士・リュウソウジャーとして力を受け継いでいき、神殿を守る使命を帯びていた[17]。
- 外界との交流は制限されており、村に迷いこんだ者は記憶を抹消されて外に帰される。
- コウたち陸のリュウソウ族以外にも6500年前に海へと潜った海のリュウソウ族がおり、カナロたちがこれに当たる。
- 実は元々はエラスが生み出した男女一組の存在だったが、時代が変わるにつれて増えていき、好戦的な種族になったことで、エラスにより天敵となるドルイドン族が生み出された。しかしドルイドン族も地球を征服しようとしたため、エラスは双方の駆逐を決断する。
キャスト
レギュラー・準レギュラー
コウ役の一之瀬は本作品が俳優デビュー作となる[66]。
リュウソウジャーの5人は、それぞれのキャラの個性が際立つように意識して選ばれたといい[注釈 12]、役との性格も真逆であるという[67]。
マスター役には過去の東映特撮作品で戦士役を演じた俳優が起用されている。第1話に登場した3人は『美少女戦士セーラームーン』(実写版)でも共演しており、チーフプロデューサーの丸山が同作品のプロデューサーも務めていた縁で起用された[24][68]。
- コウ / リュウソウレッド - 一ノ瀬颯[29][17]
- メルト / リュウソウブルー - 綱啓永[29][17]
- アスナ / リュウソウピンク - 尾碕真花[29][17][注釈 13][70]
- トワ / リュウソウグリーン - 小原唯和[29][17][注釈 14]
- バンバ / リュウソウブラック - 岸田タツヤ[29][17][注釈 14]
- カナロ / リュウソウゴールド - 兵頭功海[71](14 - 48)
- 龍井うい - 金城茉奈[29][17](1 - 37,42,48)
- オト - 田牧そら[69](15,16,23 - 25,29 - 32,34,35,39,41,43,44,48)
- ナダ / ガイソーグ[注釈 15] - 長田成哉[72](26 - 33,47)
- マスターレッド / リュウソウレッド - 黄川田将也[24][68](1,5,6,26,35)
- マスターブルー / リュウソウブルー - 渋江譲二[24][68](1,9)
- マスターピンク / リュウソウピンク - 沢井美優[24][68](1,21,22)
- マスターブラック / リュウソウブラック - 永井大(43 - 48)
- 龍井尚久 / セトー[注釈 16] - 吹越満[29][17]
- 長老 - 団時朗[24](1,6,34,35,48)
声の出演
プテラードン役の草尾は、『カブタック』のカブタックと同様に同一人物が可愛い声とカッコいい声を演じるため、同作品でカブタックの声を演じていたことから、オファーすることとなった[5]。
- ティラミーゴ - てらそままさき[29][17]
- ディメボルケーノ - 高木渉[73](11 - 13,17,18,31,35,38,44,47,48)
- モサレックス[74](15 - 19,21,29,34,35,40,47,48)、リュウソウカリバー音声[75][注釈 17] - 竹内良太
- チビガルー[76] - M・A・O(27 - 29,31,32,39,47,48)
- ピーたん / プテラードン - 草尾毅[77](30 - 32,36 - 39,43,44,46 - 48)
- クレオン - 白石涼子[29][17](1 - 7,9 - 44,46 - 48)
- タンクジョウ - 中田譲治[29][17](1 - 6,21,22)
- ワイズルー - 緑川光(7 - 14,17 - 20,22 - 27,30,31,33 - 37,39 - 42,46 - 48)
- ガチレウス - 稲田徹[78](14 - 16,27 - 29,31 - 34,37 - 39)
- プリシャス(34 - 41,43 - 46,48)、エラス(47,48) - 朴璐美
- 各種アイテム音声[79][注釈 17]、ガイソーグ(12,13,20,26,27,29 - 32) - 関智一
- リュウソウゴールド各種アイテム音声[80][注釈 17] - 服部潤
ゲスト
- 三島隆則 - 朝枝知紘(2)
- 三島のコーチ - 銀次郎(2)
- 三島の妻 - 森口彩乃(2)
- 三島の娘 - 川北れん(2)
- 幼いうい - 太田しずく(3)
- キャスター - 松崎カンナ(3,13)
- 城田徹也 - 三谷昌登(4)
- 城田裕太 - 町田流唯(4)
- 柊早苗 - 益田恵梨菜(5,6)
- カルデナ - 田中れいな(7.8)
- フィータ - 小林れい(7,8)
- 下村一平 - 水野直(7,8)
- 子供たち[注釈 18] - 福本遥菜、川名輪太郎、後藤颯葵(7)
- ウイッチ - 久下恵美(9)
- 骨董屋店主 - 山本東(9)
- サラリーマン - 水野智則(9)
- 女子高生 - 齋藤英里(9)
- 森健太 - 前田旺志郎(10)
- 川村庄司 - 本村海(10)
- ナンパ男[注釈 18] - 高田将司[73]、酒井和真[81](10)
- 看護師 - 平嶋夏海(11)
- 看護師長 - 猪瀬真弓(11)
- 渡辺遥斗 - 内畠颯(11)
- 椎名雅章 - 前田瑞貴(12)
- 教官 - 北代高士(12)
- 狩野澪子 - 中越典子(13)
- カップルの男性 - 井藤瞬(13)
- カップルの女性 - 岡田ゆり子(13)
- 小野田圭介 - 岩尾芳耕(13)
- 水田あかね - 秋月三佳[74](14)
- 久田カズマ - 横田陽介[74](14)
- 悠美 - 松尾薰[74](14)
- DONじろう - 金重陽平(15)
- 阿佐岡りるこ - 高橋明日香(15)
- 武藤浩二 - ほり太(ホロッコ)(15)
- 母親 - こまり(ホロッコ)(15)
- 愛花里 - 川上凛子(15)
- 賢太郎 - 守永伊吹(17)
- 江美子 - 塚田若乃(17)
- 有紀 - 大和田里香(17)
- 梢 - 江田友莉亜(18)
- 飯村美佐子 - 滝裕可里[82](19)
- 男子A - 木村皐誠(19)
- 大人A - 大林勝(19)
- 恭平 - 横山歩(20)
- 生太郎 - 森海哉(20)
- 夏美 - 眞嶋優(20)
- 龍井結子 - 小橋めぐみ(21,22)
- 八尾増麻央 - 青野楓(24)
- 八尾増達造 - 関根大学(24)
- アニキン - ひょっこりはん(25)
- 須藤千佳 - 川添野愛(26,27)
- 幼いコウ - 小嶋朔太郎(26)
- 幼いメルト - 川尻拓弥(26,40)
- 幼いアスナ - 藤本江奈(26)
- 伊藤ひとみ - 横田美紀(28)
- 伊藤蘭斗 - 中村僚志(28)
- 優衣 - 山本ひかる(29)[83]
- アユム - 大場心温(29)
- 清掃職員 - 中村公隆(29)
- どうきひろし(29)[77][注釈 17]
- 西園寺智美 - 長澤奈央(30)
- 三浦敦史 - 橋本全一(30)
- マスターグリーン[注釈 18][84] - 藤田洋平
- トランペット吹きの青年 - 高草木淳一(31)
- 美女A - 滝沢杏弥(35)
- 美女B - 加藤葵(35)
- 幸田沙希 - 小牧那凪(36)
- 幸田のコーチ - 菅原卓磨(36)
- 谷口京子 - 吉井怜(37)
- 谷口一郎 - 五十嵐陽向(37)
- 精霊 / 神殿の声(ユノ) - 北原里英 [注釈 19](38)
- あかり - 小松彩夏(39)
- 子どもA - 新谷心(39)
- 子どもB - 山田梨里愛(39)
- サンタさんたち[注釈 18] - 伊藤茂騎、蔦宗正人(39)[86]
- アスナ(吹き替え)[注釈 18] - 下園愛弓(39)[87]
- ミヤ - 坂田梨香子(41)[88]
- 撮影の監督 - 長谷川朝晴(41)
- 撮影のスタッフ - 森谷勇太(41)
- ボス役の俳優 - 玉代勢圭司(41)
- 玉田 - 村岡弘之(42)
- 幼いバンバ - 川嶋龍登(43)
- バンバ(吹き替え) - 竹内康博(44)[89]
- ラーメン店主 - どうきひろし(47)
- 美女 - 芦原優愛(47)
- カナロ(吹き替え) - 岡田和也[89]
スーツアクター
リュウソウレッド役の伊藤茂騎は、本作品で初めてレッド役を担当する[37]。リュウソウゴールド役の岡田和也もスーパー戦隊シリーズでレギュラーを担当するのは初である[37]。
ロボットのメインスーツアクターは、前作で引退した日下秀昭から藤田洋平が引き継いだ[7]。
- リュウソウレッド[24][90][17][42][91]、ナダ(吹き替え)[91] - 伊藤茂騎
- リュウソウブルー[24][90][17][42] - 高田将司
- リュウソウピンク[24][90][17][42] - 下園愛弓
- リュウソウグリーン[24][90][17][42] - 蔦宗正人
- リュウソウブラック[24][90][17][42]、ドルン兵(10)[32] - 竹内康博
- リュウソウゴールド[92][42]、ドルン兵(39)[32]、クラーケンマイナソー(4)[32]、コカトリスマイナソー(7,8)[32] - 岡田和也
- ティラミーゴ[24][54][56] - おぐらとしひろ
- リュウソウレッド(マスターバージョン)[32]、ウデン[61]、サデン[61] - 今井靖彦
- クレオン[93][61][94] - 神尾直子
- キシリュウネプチューン[84]、タンクジョウ[93][61]、ゴーストシップマイナソー(17)[95] - 矢部敬三
- ワイズルー[82][61]、ガンジョージ / ガンジョージII[61]、ドラゴンマイナソー[93]、ユニコーンマイナソー[93] - 草野伸介
- ガチレウス[96][61]、サデン[97]、ヨクリュウオー[98]、マイナソー[99] - 森博嗣
- リュウソウブルー(マスターバージョン / 1)[32] - 渡辺淳
- リュウソウピンク(マスターバージョン / 1)[32] - 五味涼子
- リュウソウグリーン(マスターバージョン / 30)[32]、キシリュウオー[24][54]、プリシャス[61]、エラス[61] - 藤田洋平
- リュウソウブラック(マスターバージョン / 45)[98][32] - 高岩成二
- ガイソーグ[42]、リュウソウブラウン(46)[100][42] - 清家利一
- ヤバソード[98][61] - 浅井宏輔
- アラクネーマイナソー(19)[94] - 蜂須賀祐一
- クレオンダンスのドルン兵(25)[101] - 藤田可奈子(イカキック)、HIROAKI(イカキック)、YU-TA(イカキック)、TAKASHI(イカキック)
スタッフ
東映チーフプロデューサーの丸山真哉、メインライターの山岡潤平[2][34]、パイロット監督の上堀内佳寿也[2]、音楽担当の𠮷川清之は共にシリーズ初参加となる[3]。
脚本の山岡が起用された理由は、スーパー戦隊シリーズのメインターゲットとなる子供たちの親と同世代であるからであり、言葉遣いなどの感覚や違いがあるため、親ががっかりせずに自分も楽しんでもらえるように意識したという[4]。
- 原作 - 八手三郎[2]
- 連載 - テレビマガジン、てれびくん
- チーフプロデューサー - 佐々木基(1 - 18 / テレビ朝日)
- プロデューサー - 井上千尋・島川博篤(19 - 48)(テレビ朝日)、菅野あゆみ(1 - 18)、丸山真哉・高橋一浩(東映)、矢田晃一・深田明宏(東映エージエンシー)
- プロデューサー補 - 土井健生
- 脚本 - 山岡潤平[2]、下亜友美、金子香緒里、荒川稔久、たかひろや
- 音楽 - 𠮷川清之[2]
- 監督 - 上堀内佳寿也[2]、中澤祥次郎、渡辺勝也、坂本浩一、柏木宏紀、加藤弘之、たかひろや
- キャラクターデザイン - 久正人[102]
- アクション監督 - 福沢博文[2](1 - 45)、おぐらとしひろ(ジャパンアクションエンタープライズ・46 - 48)
- 特撮監督 - 佛田洋[2]
- 制作 - テレビ朝日、東映、東映エージエンシー
音楽
本作品では、前作で途絶えたエンディングおよび、主要キャストが踊るエンディングダンスも併せて復活している[1]。殆どのスタッフクレジットはオープニングに集約。
音楽プロデューサーは、日本コロムビアの穴井健太郎がシリーズ初担当[103]。また本作品ではスーパー戦隊シリーズでは初めて、楽曲CD発売元である日本コロムビアの表記がロゴ表記となっている。
- オープニングテーマ「騎士竜戦隊リュウソウジャー」
- 作詩:マイクスギヤマ / 作曲:園田健太郎 / 編曲:甲田雅人 / 歌:幡野智宏
- 最終話を除き主要俳優陣によるオープニングのタイトルコールは前作同様行われていない。イントロでは、関智一による「ケボーン!」のコールが挿入される。第15話からオープニング映像にカナロが加わる。最終話ではオープニングは省略され、エンディングとしてフルサイズが使用された。
- 東映プロデューサーの丸山真哉は「王道で強くて逞しい、凛々し格好良さ」を要望し、穴井は歌いやすく子供が興味を持ちやすい楽曲としてコンペで選考した[103]。また、穴井は騎士がモチーフであることからRPGの世界観を表現するため、以前に自身が担当したテレビアニメ『この素晴らしい世界に祝福を!』で音楽を手掛けた甲田を編曲に起用した[103]。
- エンディングテーマ「ケボーン!リュウソウジャー」
- 作詩:KOCHO / 作曲:奥井康介 / 編曲:中塚武 / 歌:Sister MAYO / 振付:彩木エリ(イカキック)[104]
- エンディングダンスは「ケボーンダンス」と呼ばれ、YouTubeではケボーンダンス東映Officialという専用のチャンネルが開設され、リュウソウジャー5人のキャストや東映社員などが踊った動画が公開されている[105]。第15話からエンディング映像にカナロが加わる。
- 第7話・第8話では、『ルパンレンジャーVSパトレンジャーVSキュウレンジャー』公開に先がけ、前作『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』の主要俳優陣7人がケボーンダンスを踊る映像が放送される[106]。第25話では、作中の展開に合わせてオトを加えた一同で踊るシーンが一部挿入されている。第47話・最終話では使用されていない。
- 丸山は、運動会に流れていて保護者の心もつかめる楽曲と要望していた[103]。
- 挿入歌
-
- 「READY GO キシリュウオー」
- 作詩:マイクスギヤマ / 作曲:梅野悠太(THE ROGUEPLANTS) / 編曲:Team YUDAI / 歌:石原慎一
- 「滾れ!リュウソウジャー」
- 作詩:マイクスギヤマ / 作曲・編曲:持田裕輔 / 歌:幡野智宏
- 歌詞はコウの視点をイメージしている[103]。
- 「ゴールデンパートナー」
- 作詩:マイクスギヤマ / 作曲:𠮷川清之 / 編曲:籠島裕昌 / 歌:高取ヒデアキ
- 「そう MANY! リュウソウル」
- 作詩:金子麻友美 / 作曲:久下真音、金子麻友美 / 編曲:久下真音 / 歌:Sister MAYO
- 歌詞はリュウソウルの名前と効果を覚えるための数え歌となっている[103]。
- キャラクターソング
-
- 「ケペルパスペル」(7)
- 作詩・作曲:金子麻友美 / 編曲:籠島裕昌 / 歌:カルデナ(田中れいな)、フィータ(小林れい)
- 歌唱は、小林の要望により当初の予定よりも低いキーとなった[103]。
- 「ドロドロ・シンドローム」(25)
- 作詩:金子麻友美 / 作曲:YOFFY / 編曲:大石憲一郎 / 歌:クレオン(CV:白石涼子) / 振付:彩木エリ(イカキック)
- マイケル・ジャクソンの『スリラー』をオマージュしており、配信版のジャケットにも反映されている[103]。
- 「Here UI go」
- 作詩:KOCHO / 作曲・編曲:中塚武 / 歌:龍井うい(金城茉奈)
- 「ワイズルーのグレイテストラストショータイム」(42)
- 作詩:下亜友美 / 作曲・編曲 : 水口浩次 / 歌:ワイズルー(CV:緑川光)
放送日程
- サブタイトル表示時はデフォルメされたリュウソウジャーの絵も共に表示される。表示されるメンバーは週替わりで、サブタイトルの文字の色もそのメンバーのカラーと同じものになる。
- 登場怪人のリンク先はモチーフとなった幻獣に充てている。
放送日 | 放送回 | サブタイトル | 登場怪人 | 脚本 | アクション監督 | 監督 |
---|---|---|---|---|---|---|
2019年 | 3月17日1 | ケボーン!! |
山岡潤平 | 福沢博文 | 上堀内佳寿也 | |
3月24日 | 2 | ソウルをひとつに |
| |||
3月31日 | 3 | 呪いの視線 |
|
中澤祥次郎 | ||
4月 | 7日4 | 竜虎!!最速バトル |
| |||
4月14日 | 5 | 地獄の番犬 | 渡辺勝也 | |||
4月21日 | 6 | 逆襲!!タンクジョウ |
| |||
4月28日 | 7 | ケペウス星の王女 |
|
坂本浩一 | ||
5月 | 5日8 | 奇跡の歌声 | ||||
5月12日 | 9 | 怪しい宝箱 |
|
下亜友美 | 柏木宏紀 | |
5月19日 | 10 | 無敵のカウンター |
|
金子香緒里 | ||
5月26日 | 11 | 炎のクイズ王 |
|
山岡潤平 | 加藤弘之 | |
6月 | 2日12 | 灼熱の幻影 | ||||
6月 | 9日13 | 総理大臣はリュウソウ族!? |
|
渡辺勝也 | ||
[注釈 22]6月23日 | 14 | 黄金の騎士 | ||||
6月30日 | 15 | 深海の王 |
|
荒川稔久 | 坂本浩一 | |
7月 | 7日16 | 海に沈んだ希望 |
| |||
7月14日 | 17 | 囚われの猛者 |
|
下亜友美 | 中澤祥次郎 | |
7月21日 | 18 | 大ピンチ!変身不能! |
|
たかひろや | ||
7月28日 | 19 | 進撃のティラミーゴ |
|
山岡潤平 | 上堀内佳寿也 | |
8月 | 4日20 | 至高の芸術家 |
|
たかひろや | ||
[注釈 23]8月11日 | 21 | 光と闇の騎士竜 |
|
山岡潤平 | 加藤弘之 | |
[注釈 24]8月18日 | 22 | 死者の生命!? | ||||
[注釈 25]8月25日 | 23 | 幻のリュウソウル | - | 下亜友美 | 渡辺勝也 | |
9月 | 1日24 | 恋の空手道場 |
|
荒川稔久 | ||
9月 | 8日25 | 踊るクレオン |
|
金子香緒里 | ||
9月15日 | 26 | 七人目の騎士 |
|
山岡潤平 | 柏木宏紀 | |
9月22日 | 27 | 天下無双の拳 | ||||
9月29日 | 28 | ミクロの攻防 |
|
荒川稔久 | ||
10月 | 6日29 | カナロの結婚 |
|
たかひろや | 坂本浩一 | |
10月13日 | 30 | 打倒!高スペック |
|
下亜友美 | ||
10月20日 | 31 | 空からのメロディ |
|
山岡潤平 | ||
10月27日 | 32 | 憎悪の雨が止む時 |
|
上堀内佳寿也 | ||
[注釈 26]11月10日 | 33 | 新たなる刺客 |
| |||
11月17日 | 34 | 宇宙凶竜現る! |
|
荒川稔久 | 加藤弘之 | |
11月24日 | 35 | 地球最大の決戦 | ||||
12月 | 1日36 | 超速のボディーガード |
|
下亜友美 | 柏木宏紀 | |
12月 | 8日37 | 誕生!最恐タッグ |
|
金子香緒里 | ||
12月15日 | 38 | 天空の神殿 |
|
たかひろや | 坂本浩一 | |
12月22日 | 39 | 奪われた聖夜 |
| |||
2020年 [注釈 27] |
1月 5日40 | 霧の中の悪夢 |
|
山岡潤平 | たかひろや | |
1月12日 | 41 | 消えた聖剣 |
| |||
1月19日 | 42 | 決戦のステージ |
|
下亜友美 | 加藤弘之 | |
1月26日 | 43 | ドルイドンの母 |
|
山岡潤平 | ||
2月2日 | 44 | 試されたキズナ |
|
坂本浩一 | ||
2月 | 9日45 | 心臓を取り戻せ |
| |||
2月16日 | 46 | 気高き騎士竜たち |
|
おぐらとしひろ | 上堀内佳寿也 | |
2月23日 | 47 | 幸福と絶望の間で |
| |||
3月 | 1日48 (最終回) |
地球の意思 |
|
放送局・インターネット配信
放送対象地域 | 放送局 | 放送期間 | 系列 | 放送時間 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
日本全域 (一部地域除く) |
テレビ朝日系列フルネット全24局 | 2019年3月17日 - 2020年3月1日 | テレビ朝日系列 | 日曜 9:30 - 10:00 | |
徳島県 | 四国放送 | 2019年3月29日 - 2020年3月13日 | 日本テレビ系列 | 金曜 10:55 - 11:25 | |
鳥取県 島根県 |
山陰中央テレビ | フジテレビ系列 | 金曜 16:20 - 16:50 | ||
宮崎県 | 宮崎放送 | 2019年3月30日 - 2020年3月14日 | TBS系列 | 土曜 5:15 - 5:45 | |
山梨県 | 山梨放送 | 2019年3月31日 - 2020年3月15日 | 日本テレビ系列 | 日曜 5:30 - 6:00 | |
高知県 | テレビ高知 | TBS系列 | 日曜 6:15 - 6:45 | ||
富山県 | 北日本放送 | 2019年3月31日 - 2020年3月8日 | 日本テレビ系列 | 日曜 6:30 - 7:00 | |
福井県 | 福井テレビ | 2019年4月7日 - 2020年3月15日 | フジテレビ系列 | 日曜 5:30 - 6:00 |
- インターネット配信
配信対象地域 | 配信先 | 更新期間 | 更新時間 | 備考 |
---|---|---|---|---|
日本全域 | 東映特撮ファンクラブ | 2019年3月17日 - 2020年3月1日 | 毎週日曜10:00更新[注釈 28] | 配信後は常時配信 1、2話は6月2日まで無料配信 |
ビデオパス | 放送後1週間限定配信 1、2話は6月2日まで無料配信 |
また、放送開始を記念してYouTubeの以下のチャンネルにて1、2話の無料配信が行われた。
配信対象地域 | 配信先 | 更新期間 | 更新時間 | 備考 |
---|---|---|---|---|
日本全域 | 東映特撮YouTube Official | 2019年3月17日(1話) 2019年3月24日(2話) |
日曜10:00更新 | 2019年6月2日までの期間限定 |
バンダイ公式チャンネル | ||||
テレビ朝日公式 |
他媒体展開
映画
- 『騎士竜戦隊リュウソウジャー THE MOVIE タイムスリップ!恐竜パニック!!』(2019年7月26日公開)[109]
- 本作品の単独作品。公開時期にあたるテレビシリーズ第17話から第22話まで、同作品の映像がOPに使用された。
- 『劇場版 騎士竜戦隊リュウソウジャーVSルパンレンジャーVSパトレンジャー』(2020年2月8日公開)
- 本作品と前作『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』を中心としたクロスオーバー作品。公開時期にあたるテレビシリーズ第42話から第46話まで、同作品の映像がOPに使用された。
- 『騎士竜戦隊リュウソウジャー 特別編 メモリー・オブ・ソウルメイツ』(2021年2月20日公開)
- キラメイジャー、ゼンカイジャーとの3本立てで公開[110]。
テレビスペシャル
- 『4週連続スペシャル スーパー戦隊最強バトル!!』
- スーパー戦隊シリーズのテレビスペシャル。本作品の放送に先がけ、リュウソウグリーンとリュウソウブラック、ガイソーグ[注釈 29]、マスターレッドが出演[111][68]。
Web動画
- リュウソウジャーのひみつ
- YouTubeバンダイ公式チャンネルで2019年2月16日配信のWeb動画。リュウソウルを解説したテレビシリーズ放送開始前の特別映像。
- 騎士竜戦隊リュウソウジャー 変身講座
- YouTubeバンダイ公式チャンネルで配信のWeb動画。
サブタイトル 登場人物 登場戦士 配信日 騎士竜戦隊リュウソウジャー 変身講座 コウ、メルト、アスナ、龍井うい、ドルン兵 リュウソウレッド 2019年
3月19日
- スペシャルムービー!
- YouTubeバンダイ公式チャンネルで配信のWeb動画。
サブタイトル 配信日 スペシャルムービー!〜騎士竜大集合!〜 2019年
4月21日スペシャルムービー!〜海のリュウソウ族あらわる!〜 7月7日
Webコミック
- 『漫画 騎士竜戦隊リュウソウジャー ファイナルライブツアー2020』
- 全公演中止となったライブツアーの代わりに東映特撮ファンクラブで2021年2月20日より漫画版を配信。漫画は根岸真知子。全4話配信。
- 漫画版オリジナルキャラ
- リュウソウモーリア
データカードダス
- 『スーパー戦隊データカードダス 騎士竜戦隊リュウソウジャー』
- 2019年3月14日より稼働開始のアーケードカードゲーム、『スーパー戦隊データカードダス 快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』からリニューアルした、スーパー戦隊データカードダス第2弾。2020年3月にサービス終了。
- 2019年3月14日 RY1だん『ケポーンととうじょう!!』稼働開始
- 2019年6月6日 RY2だん『メラッとあついぜ!ディメボルケーノ』稼働開始
- 2019年8月1日 RY3だん『ギガントキシリュウオーとうじょう!』稼働開始
- 2019年11月7日 RY4だん『マックスケボーンリュウソウまつり!!』稼働開始
関連項目
脚注
注釈
- ^ スポンサークレジットのみ実施。後番組である『キラメイジャー』においてもこの措置が引き継がれた。
- ^ グリーンとブラックが参加するまで、もしくは不在の場合は「正義に仕える3本の剣!」。
- ^ 最終回でコウがエラスに生命エネルギーを取り込まれた際は、彼のリュウソウケンを自らのものと合わせてブルーが持ち、「正義に仕える6本の剣!」と名乗りを上げている[ep 2]。
- ^ a b c d e 本作品オリジナルの架空の恐竜。
- ^ 『めぞん一刻』の三鷹瞬、『うる星やつら』の面堂終太郎、『犬夜叉』の弥勒など[34]。
- ^ 『スーパー戦隊最強バトル!!』の映像の流用[5]。
- ^ ただし、リュウソウルはリュウソウ族同士が戦うことを想定して作られていないため、過去のリュウソウ族が作ったガイソーグの剣で斬られた傷は癒すことが出来ない。
- ^ ポルトガル語で「とってもいいね!」を意味している言葉である「Que Bom!」[49][50]。
- ^ 一体ずつのスペック。
- ^ 地球のエネルギーを取り込んでいるため不滅の存在であったが、プリシャスを取り込んだことで独立した1つの生命体に変化したため、完全体は不滅の特性を失っている。
- ^ エラスが滅んだ後、彼女に取り込まれていたリュウソウル(メルトが落としたもの)を5人が使用し、コウは蘇生された。
- ^ オーディション前に5人の基本的な設定を決め、オーディションによってプロデューサーの丸山からキャストの雰囲気を聞いてそれぞれの個性を揉んでいき、グラデーションを作っていったという[8]。
- ^ 第12話のメスのディメボルケーノ・ディメちゃんの声も担当[69]。
- ^ a b 第1、2話は変身後の声のみの出演。
- ^ ガイソーグとしては第30 - 33話表記。
- ^ セトーとしては第22、23、30、31、33 - 35、37、43、45、46話表記。
- ^ a b c d ノンクレジット
- ^ a b c d e オープニングテロップでは役名未表記。
- ^ OPクレジットには「精霊 / 神殿の声」と表記が、テレビ朝日および東映公式サイトには「ユノ」と呼ぶ[85][75]。
- ^ 一部書籍や字幕ではドラゴンマイナソーと表記[93]。
- ^ 東映公式サイトではオルトロスマイナソーと表記[108]。
- ^ 6月16日は「第119回全米オープンゴルフ」3日目中継のため放送休止。
- ^ 朝日放送テレビのみ、「第101回全国高等学校野球選手権大会」中継のため、8月23日の10:55 - 11:25に振替放送。
- ^ 朝日放送テレビのみ、前述の同大会放送のため、8月25日の同時間帯に振替放送。
- ^ 朝日放送テレビのみ、8月18日放送分の振替放送のため、8月26日の10:55 - 11:25に振替放送。
- ^ 11月3日は「第51回全日本大学駅伝」中継のため休止。
- ^ 12月29日は各局特別編成(テレビ朝日は「帰れマンデー見っけ隊!!&サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん傑作選」(8:00 - 11:50))のため休止。
- ^ テレビ朝日系列での放送が休止の場合、更新休止。
- ^ 変身者はナダではなく、物語の進行と共に遷移する。
出典
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- ^ “騎士竜戦隊リュウソウジャー 第26話 7人目の戦士”. 東映オフィシャルサイト. 東映. 2019年9月14日閲覧。
- ^ Andrias_japのツイート(1093749396502532101)
- ^ a b c d e f g h 宇宙船167 2019, pp. 66-67, 「[インタビュー]穴井健太郎」
- ^ “騎士竜戦隊リュウソウジャー 第2話 ソウルをひとつに”. 東映オフィシャルサイト. 東映. 2019年3月17日閲覧。
- ^ “ケボーンダンス東映Official - YouTube”. 2019年3月26日閲覧。
- ^ “「ルパパト」7名が「リュウソウジャー」EDダンスに挑戦、レオタードのアレも”. ナタリー. (2019年4月20日) 2019年4月28日閲覧。
- ^ a b 宇宙船YB2020 2020, p. 17, 「マイナソー」
- ^ “騎士竜戦隊リュウソウジャー 第7話 ケペウス星の王女”. 東映オフィシャルサイト. 東映. 2019年4月21日閲覧。
- ^ “劇場版「ジオウ」にDA PUMP、「リュウソウジャー」に佐野史郎と北原里英が出演”. 映画ナタリー. ナターシャ (2019年5月22日). 2019年5月22日閲覧。
- ^ “スーパー戦隊MOVIEレンジャー2021:新スーパー戦隊がスクリーンに登場! キラメイジャー、リュウソウジャーの映画3本立てで2021年2月20日公開”. ナターシャ (2020年12月6日). 2020年12月6日閲覧。
- ^ “4週連続スペシャル スーパー戦隊最強バトル‼ #1 史上最強は誰だ!?”. 東映オフィシャルサイト. 東映. 2019年2月10日閲覧。
参照話数
- ^ a b c d e f g h i 第1話。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p 第48話。
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- ^ a b c d 第23話。
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- ^ a b c d 第2話。
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- ^ a b c d e f g 第43話。
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- ^ a b c 第16話。
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- ^ 第47話。
- ^ 第6話。
- ^ a b 第35話。
- ^ 第36話。
- ^ a b 第38話。
- ^ 第39話。
- ^ 第34話。
- ^ a b 第37話。
- ^ a b 第41話。
- ^ 第19話。
- ^ 第40話。
- ^ 第32話。
- ^ 第9話。
参考文献
- 劇場パンフレット
- 『劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer / 騎士竜戦隊リュウソウジャー THE MOVIE タイムスリップ!恐竜パニック!!』パンフレット 2019年7月26日発行 / 構成・文:用田邦憲 / 発行所:東映 事業推進部
- 関連書籍
- 『リュウソウワールドへ行こう!騎士竜戦隊リュウソウジャーエンジョイブック』リブレ、東京、2019年11月20日。ISBN 978-4-7997-4626-4。
- 『OFFICIAL PERFECT BOOK RYUSOULGER UNSHAKABLE RYUSOUL “Que Booom!!” 騎士竜戦隊リュウソウジャー 公式完全読本』ホビージャパン〈ホビージャパンMOOK〉、東京、2020年6月30日。ISBN 978-4-7986-2242-2。
- 雑誌
- 東映ヒーローMAX(辰巳出版)
- 『東映ヒーローMAX』VOLUME 59(2019 WINTER)、辰巳出版、2019年4月20日、 ISBN 978-4-7778-2248-5。
- 『東映ヒーローMAX』VOLUME 60(2019 AUTUMN)、辰巳出版、2019年9月2日、 ISBN 978-4-7778-2388-8。
- 『東映ヒーローMAX』VOLUME 62(2018 AUTUMN)、辰巳出版、2020年11月10日、 ISBN 978-4-7778-2630-8。
- 宇宙船(ホビージャパン)
- 『宇宙船』vol.164(SPRING 2019.春)、ホビージャパン、2019年4月1日、 ISBN 978-4-7986-1916-3。
- 『宇宙船』vol.165(SUMMER 2019.夏)、ホビージャパン、2019年7月1日、 ISBN 978-4-7986-1968-2。
- 『宇宙船』vol.166(AUTUMN 2019.秋)、ホビージャパン、2019年10月1日、 ISBN 978-4-7986-2032-9。
- 『宇宙船』vol.167(AUTUMN 2020.冬)、ホビージャパン、2019年12月28日、 ISBN 978-4-7986-2100-5。
- 『宇宙船』vol.168(SPRING 2020.春)、ホビージャパン、2020年4月1日、 ISBN 978-4-7986-2182-1。
- 宇宙船vol.168特別付録 『宇宙船YEARBOOK 2020』
- 『東映ヒロインMAX SUPREME』、辰巳出版、2020年1月10日、 ISBN 978-4-7778-2712-1。
- 東映ヒーローMAX(辰巳出版)
外部リンク
- 公式ウェブサイト - テレビ朝日
- 公式ウェブサイト - 東映
- 騎士竜戦隊リュウソウジャー (@ryusoulger_toei) - Twitter
- みんなで踊ろう!ケボーンダンス!
- ケボーンダンス東映Official - YouTubeチャンネル
- スーパー戦隊データカードダス
- スーパー戦隊データカードダス (@SuperSentai_DCD) - Twitter
テレビ朝日系列 日曜 9:30 - 10:00 スーパーヒーロータイム第2枠 |
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前番組 | 番組名 | 次番組 |
4週連続スペシャル スーパー戦隊最強バトル!!
(2019年2月17日 - 3月10日) |
騎士竜戦隊リュウソウジャー
(2019年3月17日 - 2020年3月1日) |
魔進戦隊キラメイジャー
(2020年3月8日 - ) |
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