魔法戦隊マジレンジャー THE MOVIE インフェルシアの花嫁

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スーパー戦隊シリーズ > 魔法戦隊マジレンジャー > 魔法戦隊マジレンジャー THE MOVIE インフェルシアの花嫁
魔法戦隊マジレンジャー
THE MOVIE インフェルシアの花嫁
監督 竹本昇
脚本 前川淳
製作 東映
出演者 橋本淳
松本寛也
甲斐麻美
別府あゆみ
伊藤友樹
渡辺梓
市川洋介
ホラン千秋
北神朋美
配給 東映
公開 2005年9月3日
上映時間 39分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
前作 特捜戦隊デカレンジャー THE MOVIE フルブラスト・アクション
次作 轟轟戦隊ボウケンジャー THE MOVIE 最強のプレシャス
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魔法戦隊マジレンジャー THE MOVIE インフェルシアの花嫁』(まほうせんたいマジレンジャー ザ ムービー インフェルシアのはなよめ)は、2005年9月3日より東映系で公開された日本の映画作品。特撮ヒーロー番組『スーパー戦隊シリーズ』の『魔法戦隊マジレンジャー』の映画化作品である。同時上映は『劇場版 仮面ライダー響鬼と7人の戦鬼』。

概要[編集]

2001年の『百獣戦隊ガオレンジャー 火の山、吼える』以来、スーパー戦隊シリーズの劇場版では、TV本編未出演のゲストヒロインの起用が恒例となっていたが、本作では平田薫が演ずるテレビシリーズのセミレギュラー・山崎由佳がヒロインとなり[1]、TV本編で披露した制服の他、紫のゴスロリ風と純白の、二種類のウェディングドレスといった衣装姿を披露している。またテレビシリーズに先駆けセイントカイザーやマジシャインの真の姿・天空聖者サンジェル、天空大聖者マジエルが登場する[1]

前作(『特捜戦隊デカレンジャー THE MOVIE フルブラスト・アクション』)と並び夏に公開される劇場版としては上映時間が最長である。9月公開は本作が最後であり、以降は『烈車戦隊トッキュウジャー THE MOVIE ギャラクシーラインSOS』を除き、8月上旬の公開となっている。

BGMの1曲には、音楽を担当した山下康介の師である羽田健太郎がピアノ演奏で参加した[2]。羽田は2007年に死去しており、スタジオミュージシャンとしての収録は本作品が最後であったとされる[2]

あらすじ[編集]

小津兄弟は、魁の出場するサッカー部の試合を応援に来ていた。魁の決勝シュートによって見事に勝利を収めたその直後、巨大な超冥獣リビングソードが現れ街の破壊を始め、それを操る冥獣人バーサーカーの王グルーム・ド・ブライドンはサッカー部マネージャーの山崎由佳を「花嫁にする」とインフェルシアへと連れ去る。バーサーカーの王と純真な乙女が結婚をすると、不死身のバーサーカー軍団が復活するという。

インフェルシアに行くにはマジトピアにいるという一角聖馬ユニゴルオンの力を借りるしか手はない。由佳を救出するため、マジレンジャーたちはマジトピアへと向かう。

登場人物[編集]

TV本編登場済・先行登場[編集]

劇場版限定[編集]

冥獣人バーサーカー グルーム・ド・ブライドン
インフェルシア最強の戦闘民族バーサーカーの王。純粋な魂を持つ人間を花嫁として結婚することで、自身の鎧に眠る一族の魂を解き放ち不死身のバーサーカー軍団を誕生させようと目論む。花嫁として拉致した山崎が自分に好意を寄せないため(特に兜の下の素顔は醜悪であり拒絶されている)、蓄積した人間の生命力で他人の心を操る指輪をメーミィに授けられる。普段は王に恥じない気品ある態度だが一旦怒ると豹変し、文字通りバーサーカーの如く荒れ狂う。戦闘では異常なまでのタフさを誇り、敵に倒されてもより強力な姿に変貌して立ち上がる。武器は銃や槍に変形する自在剣。
デザインは凶暴なイメージから全身に刃のついた姿となった[3]。プロデューサーの塚田英明から素顔の出ている姿にするよう提案されたが、デザインを担当した篠原保は先に用意していた顔が自身の好みではないとして仮面をつけた状態を基本としている[3]。各強化形態はスーツのパーツを差し替えている[3]
超冥獣 リビングソード
グルームが使役する巨大な冥獣。リビングソード(LivingSord)の名の通り、全身が剣でできている。
デザインは先に決定したソード・オブ・グルームから変形を逆算して描かれた[3]
冥獣合体 ソード・オブ・グルーム
グルームがリビングソードに自ら捕食されることで一体化した姿。頭部にグルームの上半身が出現し、回転カッターなど体を構成する刃物の数、種類がより一層増える。
CGで描写されることが前提であったため、シルエットの面白さをわかりやすく見せられるサソリ型となった[3]。全身はCGで描かれているが、上半身のアップはグルームのスーツを改造したものを使用している[4]

キャスト[編集]

声の出演[編集]

スーツアクター[編集]

以下ノンクレジット

スタッフ[編集]

音楽[編集]

主題歌
呪文降臨〜マジカル・フォース
作詞:岩里祐穂 / 作曲:YOFFY / 編曲:サイキックラバー大石憲一郎 / 歌:Sister MAYO
曲はテレビシリーズと同じだが、本作のみヒカルがメインダンサーに加わり、映像も異なる[1]。ミニコーナー部分はマンドラ坊やとスモーキーのかけあいで、スモーキーは「俺の出番これだけ!?」と突っ込んでいた(実際に出番は少なめ)。エンディング後は本作のタイトルが表示された幕が閉まり、これまたマンドラ坊やとスモーキーが登場し、本作の終了を告げる。
挿入歌
「Song For Magitopia」
作詞:岩里祐穂 / 作曲・編曲:山下康介 / 歌:水木一郎串田アキラ影山ヒロノブ
魔法戦隊マジレンジャー
作詞:岩里祐穂 / 作曲:岩崎貴文 / 編曲:京田誠一 / 歌:岩崎貴文

映像ソフト化[編集]

  • 魔法戦隊マジレンジャー THE MOVIE インファルシアの花嫁 メイキング ヒーローたちのマジで熱い夏!(DVD1枚組、2005年9月9日発売)
    • 本作のメイキング映像を収録。
  • 魔法戦隊マジレンジャー THE MOVIE インファルシアの花嫁 通常版(DVD1枚組、2006年2月21日発売)
    • 映像特典
      • 特報・劇場予告編
  • 魔法戦隊マジレンジャー THE MOVIE インフェルシアの花嫁 マジ限定版(DVD1枚組、2006年2月21日発売)
    • 映像特典
      • 製作発表会見 and Happy Birthday
      • 完成披露試写会舞台挨拶
      • 劇場舞台挨拶
      • 番組内告知
      • 特報・劇場予告編
      • TVスポット集
      • マジカル美術館
      • インフェルシア冥獣・冥獣人図鑑
      • ポスタービジュアル
    • 封入特典
      • マジミニPEZ5体セット

漫画[編集]

魔法戦隊マジレンジャー THE MOVIE インフェルシアの花嫁
雑誌『特撮エース』No.11 - 14に掲載。ストーリーの基本的な流れは映画と同じだが、後半の展開が異なる。

脚注[編集]

  1. ^ a b c 宇宙船YEAR BOOK 2006』 朝日ソノラマ〈ソノラマMOOK〉、2006年4月20日、69頁。ISBN 4-257-13086-5
  2. ^ a b 21st 5 2017, p. 34, 八木仁「スーパー戦隊サウンド秘史 マジ!なミュージック」
  3. ^ a b c d e 百化繚乱 下之巻 2012, p. 236
  4. ^ 百化繚乱 下之巻 2012, p. 237.
  5. ^ JAE NAKED HERO 2010, p. 141, LIST OF WORKS 高岩成二.
  6. ^ a b 福沢博文”. 株式会社レッド・エンタテインメント・デリヴァー. 2011年4月27日閲覧。
  7. ^ JAE NAKED HERO 2010, p. 35, LIST OF WORKS 岡元次郎.

参考文献[編集]

外部リンク[編集]