帰ってきた手裏剣戦隊ニンニンジャー ニンニンガールズVSボーイズ FINAL WARS

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帰ってきた手裏剣戦隊ニンニンジャー ニンニンガールズVSボーイズ FINAL WARS』(かえってきたしゅりけんせんたいニンニンジャー ニンニンガールズVSボーイズ ファイナルウォーズ)とは、2016年制作のスーパー戦隊Vシネマで、2015年放送の『手裏剣戦隊ニンニンジャー』の特別編にあたるVシネマである。

概要[編集]

テレビシリーズ最終回から2年後を描いたオリジナルストーリー[1][2]

伊賀崎天晴・風花兄妹の母・桜子が初登場するほか、オリジナルキャラクターとしてテレビシリーズでは十六夜九衛門役を演じた声優潘めぐみが演じる九重ルナ/ミドニンジャーが登場する[3][2]。テレビシリーズのメインライターであり本作品の脚本も担当した下山健人は、桜子の登場はテレビシリーズで検討されていたが、諸事情により実現しなかったため本作品に取り入れたと述べている[4]。桜子役の中山忍は、監督の竹本昇がファンであったことから起用された[5]。また、テレビシリーズで有明の方役を演じた声優の三石琴乃が同役の人間態という設定で顔出しで出演する。一方、新規の敵キャラクターは登場しない[2]

シロニンジャーの変化として『忍者戦隊カクレンジャー』のニンジャホワイトと『忍風戦隊ハリケンジャー』のハリケンブルーが登場する[6]。さらにニンニンジャー初という触れ込みで、『プリキュアシリーズ』にも参加したスタッフによる[7][8]、2Dアニメーションパートが挿入される[注釈 1]

一部のシーンではニンニンジャーの変身前の俳優が変身後のスーツアクターを務めた[5]。また冒頭での天晴らの登場シーンや終盤でのニンニンジャーの変身シーンなど、テレビシリーズ第1話を踏襲した演出も多用された[5][8]

映像ソフトは従来同様の通常版・超全集版のほか、玩具「ミドニンジャーシュリケン」が付属した超全集&忍シュリケン版も発売される[3]

ストーリー[編集]

牙鬼軍団との決戦から2年後、ニンニンジャーメンバーは好天の三回忌を迎えたのを機に再び伊賀崎忍術道場に集合する。そこへ突如現れた牙鬼軍団の残党を相手にそれぞれの修行の成果を見せ合うように倒していく天晴らニンニンジャーたち。しかし中でも風花と霞は単身でガシャドクロを倒すまでに成長していた。

そこに現れた天晴・風花兄妹の母・桜子が、風花と霞をアイドルユニット・ニンニンガールズとしてプロデュースしていることが明らかになり、更に桜子は「ガールズ」側に新メンバー・九重ルナを加え、天晴たち男子メンバー4人はニンニンボーイズとしてそのニンニンガールズと伊賀崎流の名を賭けてのアイドルバトルをさせられる羽目になる。

時を同じくして、執念の復活を遂げた有明の方が、息子の萬月の復活およびニンニンジャーの仲間割れを狙って暗躍を始めるのだった。

登場人物[編集]

伊賀崎 桜子(いがさき さくらこ)
天晴と風花の母で旋風の妻。八雲・凪・霞の伯母(叔母)でもある。風花と霞をアイドルユニット「ニンニンガールズ」としてデビューさせた。
天晴以上に忍者好きで、忍者の家系だった旋風と結婚した。しかし旋風が忍法を使えないことを知ると、忍者プロデューサーとして世界を飛び回っていた。
「ニンニンガールズ」の世界進出に先駆け、伊賀崎流と忍具の使用を掛けた勝負を天晴たち男性陣4人(ユニット名「ニンニンボーイズ」)に挑む。その際に「ニンニンガールズ」の追加メンバーとして九重ルナを加えた。
口癖は「燃えるでしょー!」。
九重 ルナ(ここのえ ルナ) / ミドニンジャー
桜子が忍者養成所で出会った女性。「ニンニンガールズ」に追加メンバーのニンニングリーンとして参加した。ニンニングリーンとしての名乗りフレーズは「緑のアイドル・オブ・アイドル!」。
伊賀崎好天が九衛門のために用意した忍シュリケンがミドニンジャーシュリケンに変化したことに加え、太刀筋や忍法も九衛門に酷似しているなど不明な点が多くあったが、それはこの世に未練を残した十六夜九衛門の魂が彼女に憑依していたためだった。
名乗りフレーズは「たぎる十六夜!」。
衣裳はテレビシリーズでの九衛門の人間時代の衣裳を改造したもの[5]。初登場時の決めポーズは、演じた潘めぐみが『ハピネスチャージプリキュア!』で担当したキュアプリンセスの名乗り時の決めポーズを参考にしている[5][8]

ニンニンジャーの戦力[編集]

忍シュリケン(にんしゅりけん)
変化忍シュリケン(へんげにんしゅりけん)
ミドニンジャーシュリケン
伊賀崎好天が九衛門のために用意した忍シュリケンが変化した変化忍シュリケン。コアにはミドニンジャーがデザインされており、左下には「緑」の文字が書かれている。そのコアにブレードを装着することで「ミドニンジャーシュリケン」の音声が鳴る。なお、ブレードのデザインはアカニンジャーシュリケンと同じ。
この忍シュリケンは神棚に置かれていた九衛門の忍シュリケンを桜子が勝手に持ち出しルナに与えていた。
技忍シュリケン(わざにんしゅりけん)
衣装一新忍シュリケン(いしょういっしんにんしゅりけん)
風花と霞が使用した忍シュリケン(コアに書かれている文字は「衣」)。使用するとイメージ通りの衣装に衣替えでき、風花がニンニンホワイト、霞がニンニンピンクになる際に使用した。

キャスト[編集]

声の出演[編集]

スーツアクター[編集]

スタッフ[編集]

  • 原作 - 八手三郎
  • 脚本 - 下山健人[11]
  • 音楽 - 山下康介
  • 撮影 - 大沢信吾
  • 計測 - 岩崎智之
    • 撮影助手 - 森田曜、根来佑子、岸宗洋
  • 照明 - 本田純一
    • 照明助手 - 米丸幸久、大場智史、石原充
  • 美術 - 大谷和正
  • 録音 - 中前哲夫
    • 録音助手 - 辻克己
  • 編集 - 柳澤和子
  • スクリプター - 森みどり
  • 助監督 - 葉山康一郎、光平哲也、石黒裕章
  • 製作担当 - 喜多智彦
  • 進行主任 - 田中耕作
  • 進行助手 - 永井大裕
  • ラインプロデューサー - 青柳夕子
  • ラインプロデューサー補 - 佐々木幸司
  • 制作デスク - 辻絵里子
  • 広報AP - 上浦侑奈
  • AP - 菅野あゆみ、久慈麗人
  • 宣伝 - 麻和祥多、斎藤貴晴(東映ビデオ)
  • 委員会スタッフ
    • 東映ビデオ - 安村基、大澤保夫
    • テレビ朝日 - 梶淳、水高愛
    • 東映エージエンシー - 竹内淳裕、川上修弘
  • アニメーションパート
    • 絵コンテ - 竹本昇
    • 演出 - 唐澤和也
    • キャラクターデザイン・作画監督 - 小松こずえ
    • 原画 - 香川久
    • 動画 - 富田美穂子、中村忍、守本優子、小谷瞳、下平夕子、水口貴善、井上寛子
    • 仕上 - 井浦祥子、村本織子、利根川友紀、佐藤恭子、福田友理恵、相澤里佳、安藤佳奈恵
    • 色彩設計 - 森綾
    • 撮影 - 旭プロダクション、武井夏樹
    • 制作進行 - 及川泰史
    • 仕上進行 - 黒木耕次郎
    • アニメーション製作 - 東映アニメーション
  • エグゼクティブ・プロデューサー - 加藤和夫(東映ビデオ)、佐々木基(テレビ朝日)
  • プロデューサー - 中野剛(東映ビデオ)、井上千尋(テレビ朝日)、武部直美柴田宏明(東映)、矢田晃一、深田明宏(東映エージエンシー)
  • アクション監督 - 清家利一(ジャパンアクションエンタープライズ)
  • 監督 - 竹本昇[11]
  • 制作 - テレビ朝日東映東映ビデオ東映エージエンシー

音楽[編集]

主題歌
なんじゃモンじゃ!ニンジャ祭り!
作詞・作曲:奥田もとい / 編曲:Funta7 / 歌:伊勢大貴 / 振り付け:ラッキィ池田
挿入歌
さぁ行け!ニンニンジャー!
作詞:及川眠子 / 作曲・編曲:佐藤晃 / 歌:大西洋平
「ほの風あした花」
作詞:藤林聖子 / 作曲:小野貴光 / 編曲:宮崎誠 / 歌:伊賀崎風花(CV:矢野優花)

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 伊賀崎風花役の矢野優花は、台本にはアニメシーンがあることは記述されていなかったと証言している[8]

出典[編集]

  1. ^ 宇宙船152 2016, p. 72.
  2. ^ a b c d 宇宙船YB 2017, p. 23, 「帰ってきた手裏剣戦隊ニンニンジャー ニンニンガールズVSボーイズ FINAL WARS」
  3. ^ a b c d e f g h i j 「ニンニンジャー」Vシネマに新キャラ・ミドニンジャー登場、演じるのは潘めぐみ 映画ナタリー 2016年2月7日閲覧。
  4. ^ 東映HM53 2016, pp. 62-63, 取材・構成 富士見大「NINNINGER MAIN WRITER FINAL INTERVIEW 下山健人」.
  5. ^ a b c d e f g h i 竹本昇(監督) (2016年6月22日) (日本語). 『帰ってきた手裏剣戦隊ニンニンジャー ニンニンガールズVSボーイズ FINAL WARS』音声特典オーディオコメンタリー (Blu-ray). 東映.. BSTD03920 
  6. ^ 宇宙船152 2016, p. 73.
  7. ^ ninninger_toeiのツイート (718274171046924289)
  8. ^ a b c d 宇宙船153 2016, pp. 66-67, 「[座談会]矢野優花×山谷花純×潘めぐみ」
  9. ^ a b c d フィギュア王217 2016, p. 64[出典無効]
  10. ^ KL07 2016, p. 113.
  11. ^ a b 忍ぶどころかVシネ決定だぜ!「帰ってきた手裏剣戦隊ニンニンジャー」6月発売 映画ナタリー 2016年1月23日、同2月7日閲覧。

参考文献[編集]

外部リンク[編集]