バスター・ポージー

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バスター・ポージー
Buster Posey
サンフランシスコ・ジャイアンツ #28
Buster Posey (2011).jpg
2011年4月
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 ジョージア州リーズバーグ
生年月日 1987年3月27日(27歳)
身長
体重
6' 1" =約185.4 cm
220 lb =約99.8 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 捕手一塁手
プロ入り 2008年 ドラフト1巡目(全体5位)でサンフランシスコ・ジャイアンツから指名
初出場 2009年9月11日 ロサンゼルス・ドジャース
年俸 $8,000,000(2013年)
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

ジェラルド・デンプシー・ポージー・三世Gerald Dempsey "Buster" Posey III, 1987年3月27日 - )は、アメリカ合衆国ジョージア州リーズバーグ出身のプロ野球選手捕手一塁手)。MLBサンフランシスコ・ジャイアンツ所属。

経歴[編集]

2005年のMLBドラフトロサンゼルス・エンゼルスから50巡目に指名を受けるが契約せず、フロリダ州立大学へ進学。大学2年時にジョニー・ベンチ賞ゴールデンスパイク賞を受賞。2008年のMLBドラフトサンフランシスコ・ジャイアンツから1巡目(全体5位)に指名を受け、8月15日ラファエル・ロドリゲスの255万ドルを上回る球団史上最高額の契約金620万ドルで契約[1]

2009年シーズン開幕前に発表されたベースボール・アメリカ誌の有望株ランキングにおいて、チーム内でマディソン・バンガーナーに次ぐ2位の評価を受けた[2]。開幕をA+級サンノゼ・ジャイアンツで迎え、シーズン途中にAAA級フレズノ・グリズリーズへ昇格。2球団合計で115試合の出場で打率.325・18本塁打・80打点を記録[3]9月2日にメジャー昇格を果たし[4]9月11日ロサンゼルス・ドジャース戦でメジャーデビュー[5]。しかし打率.118と結果を残せなかった。

2010年はAAA級で開幕を迎えるが、打率.349・出塁率.442・長打率.552の好成績[3]を挙げ、5月29日に昇格。当初は一塁手として起用されたが7月からは捕手となり[6]、同月は打率.417・7本塁打・24打点を記録してルーキー・オブ・ザ・マンスプレイヤー・オブ・ザ・マンスをダブル受賞。終盤は4番を打つことが多くなり、打率.305・18本塁打・67打点を記録してチームの地区優勝に貢献。アトランタ・ブレーヴスとのディヴィジョンシリーズでは打率.375を記録、フィラデルフィア・フィリーズとのリーグチャンピオンシップシリーズでは第4戦で4安打2打点[7]の活躍を見せ、チームは8年ぶりのリーグ優勝を果たす。テキサス・レンジャーズとのワールドシリーズでは第4戦で本塁打を放つ[7]。チームは4勝1敗で1954年以来56年ぶり、サンフランシスコ移転後初となるワールドチャンピオンとなった。ルーキー・オブ・ザ・イヤーの投票ではジェイソン・ヘイワードを抑えて受賞を果たした[8]

2010年9月12日

2011年5月25日フロリダ・マーリンズ戦で、本塁でのクロスプレーの際にランナーのスコット・カズンズから激しいタックルを受け、左下腿の腓骨骨折と左足首靱帯断裂の重傷を負う。シーズン中の復帰は絶望となり、一時は選手生命も危ぶまれる程の大怪我だった。

2012年は怪我からの復活を果たし、オールスターゲームのファン投票ではリーグ最多の762万1370票を獲得して初選出された。後半戦で打率.385・14本塁打・60打点[9]と調子を上げ、シーズン通算で打率.336・24本塁打・103打点・出塁率.408・長打率.549を記録。リーグの捕手としては1942年アーニー・ロンバルディ以来70年ぶりとなる首位打者を獲得[10]し、チームは2年ぶりの地区優勝を果たす。シンシナティ・レッズとのディヴィジョンシリーズでは本拠地で連敗したが敵地でタイに戻し、最終第5戦で満塁本塁打を放って[11]勝利に貢献し逆転でシリーズ突破。セントルイス・カージナルスとのリーグチャンピオンシップシリーズでは打率.154と不振だったが、チームは1勝3敗から3連勝でリーグ優勝。デトロイト・タイガースとのワールドシリーズでは第4戦で本塁打を含む2打点と活躍し、4連勝で2年ぶりのワールドチャンピオンに輝いた。MVPを初受賞し、シルバースラッガー賞カムバック賞も獲得した。

2013年1月18日にジャイアンツと1年契約に合意し、3月29日に総額1億6700万ドルの9年契約(2022年・2200万ドルの球団オプション付き)を結んだ[12][13]。7月には2年連続でオールスターゲームに選出された。この年は148試合に出場し、15本塁打72打点2盗塁、打率.294だった。

詳細情報[編集]

年度別打撃成績[編集]

















































O
P
S
2009 SF 7 17 17 1 2 0 0 0 2 0 0 0 0 0 0 0 0 4 0 .118 .118 .118 .235
2010 108 443 406 58 124 23 2 18 205 67 0 2 0 3 30 5 4 55 12 .305 .357 .505 .862
2011 45 185 162 17 46 5 0 4 63 21 3 0 0 1 18 3 4 30 4 .284 .368 .389 .756
2012 148 610 530 78 178 39 1 24 291 103 1 1 0 9 69 7 2 96 19 .336 .408 .549 .957
2013 148 595 520 61 153 34 1 15 234 72 2 1 0 7 60 8 8 70 15 .294 .371 .450 .821
通算:5年 456 1850 1635 215 503 101 4 61 795 263 6 4 0 20 177 23 18 255 50 .308 .377 .486 .864
  • 2013年度シーズン終了時
  • 各年度の太字はリーグ最高

獲得タイトル・表彰・記録[編集]

脚注[編集]

  1. ^ Haft, Chris (2008年8月16日). “Giants lock up top Draft pick Posey” (英語). MLB.com. 2009年9月29日閲覧。
  2. ^ Baggarly, Andy (2009年9月28日). “2009 San Francisco Giants: Top 10 Prospects” (英語). BaseballAmerica.com. 2009年9月29日閲覧。
  3. ^ a b Buster Posey Minor League Statistics & History” (英語). Baseball-Reference.com. 2013年6月17日閲覧。
  4. ^ Haft, Chris (2009年9月2日). “Giants bring up top prospect Posey” (英語). MLB.com. 2009年9月29日閲覧。
  5. ^ 2009 Batting Gamelogs” (英語). Baseball-Reference.com. 2013年6月17日閲覧。
  6. ^ 2010 Batting Gamelogs” (英語). Baseball-Reference.com. 2013年6月17日閲覧。
  7. ^ a b Postseason Batting Gamelogs” (英語). Baseball-Reference.com. 2013年6月18日閲覧。
  8. ^ NL Rookie of the Year Voting” (英語). Baseball-Reference.com. 2013年6月18日閲覧。
  9. ^ 2012 Batting Splits” (英語). Baseball-Reference.com. 2013年6月18日閲覧。
  10. ^ ドーピング検査で陽性反応を示して出場停止となっていたメルキー・カブレラは、規定打席に1打席足りないものの.346を記録し、不足分を凡打として計算した打率による認定首位打者の権利があったが辞退した。
  11. ^ Oct 11, 2012, Giants at Reds Box Score and Play by Play” (英語). Baseball-Reference.com. 2013年6月18日閲覧。
  12. ^ Giants sign Buster Posey to nine-year contract”. MLB.com Giants Press Release (2013年3月29日). 2014年7月27日閲覧。
  13. ^ Chris Haft (2013年3月29日). “Giants reward Posey with $167M extension”. MLB.com. 2014年7月27日閲覧。

外部リンク[編集]