2010年のワールドシリーズは、2010年10月27日から11月1日まで行われたメジャーリーグの106回目のワールドシリーズである。
2003年にオールスターゲームで勝利したリーグがホームアドバンテージを得るという制度が採用されて以来、初めてナショナルリーグがホームアドバンテージを得ることとなった。アメリカン・リーグはワイルドカードのニューヨーク・ヤンキースを破り初出場のテキサス・レンジャーズ、ナショナルリーグはフィラデルフィア・フィリーズを破り8年振り出場のサンフランシスコ・ジャイアンツとの対戦となった。両チームとも前年のリーグ優勝チームを下してのワールドシリーズ進出である。
サンフランシスコ・ジャイアンツが、テキサス・レンジャーズを4勝1敗で下し、56年ぶり6度目、サンフランシスコに本拠地移転後は初めてとなるワールドシリーズ制覇を達成した。MVPには、第2戦と第5戦で決勝本塁打を放ったエドガー・レンテリア遊撃手が選出された。
対戦日程[編集]
- 10月27日 - 第1戦 AT&Tパーク (SF 11, TEX 7)
- 10月28日 - 第2戦 AT&Tパーク (SF 9, TEX 0)
- 10月30日 - 第3戦 レンジャーズ・ボールパーク・イン・アーリントン (TEX 4, SF 2)
- 10月31日 - 第4戦 レンジャーズ・ボールパーク・イン・アーリントン (TEX 0, SF 4)
- 11月1日 - 第5戦 レンジャーズ・ボールパーク・イン・アーリントン (TEX 1, SF 3)
アメリカ国内では、フォックス放送がテレビ中継を行った。アメリカ国外向けは、ESPNアメリカがイギリスを含むヨーロッパへ中継。それ以外の地域はMLB機構が作成した国外向け映像が中継された。また、AFNで国外に駐留しているアメリカ軍に、CFRTで国外に駐留しているカナダ軍にそれぞれ独自に中継が行われた。ラジオ放送はESPNラジオが中継していた。
10月16日の中継は、ニューズ・コーポレーションが契約上の問題のためにケーブルテレビ局のケーブルビジョンに対して、傘下のWNYWとWTXFを停波したため、ケーブルビジョンと契約しているニューヨークとフィラデルフィア市内の視聴者は、観戦できなかった。
日本国内ではNHK BS1等で中継されたが、BS1は2011年にアナログ終了と、BShiの打ち切りによるハイビジョン化が控えていることから、同局では今回がアナログ放送及び標準画質(SDTV)による最後のワールドシリーズ中継になった。
外部リンク[編集]