ジェフ・フランコーア

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ジェフ・フランコーア
Jeff Francoeur
フィラデルフィア・フィリーズ(マイナー)
Jeff Francoeur on May 24, 2011 (2).jpg
ロイヤルズ時代(2011年5月24日)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 ジョージア州アトランタ
生年月日 1984年1月8日(30歳)
身長
体重
6' 4" =約193 cm
210 lb =約95.3 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 外野手
プロ入り 2002年 ドラフト1巡目(全体23位)でアトランタ・ブレーブスから指名
初出場 2005年7月7日 シカゴ・カブス戦(ダブルヘッダー第2試合)
年俸 $1,000,000(2014年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
国際大会
代表チーム アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
WBC 2006年

ジェフリー・ブランドン・フランコーアJeffrey Brandon Francoeur, 1984年1月8日 - )は、アメリカ合衆国ジョージア州アトランタ出身のプロ野球選手外野手)。右投右打。MLBフィラデルフィア・フィリーズ傘下に所属。Francoeurは、フランコアーとも読まれる事もある。

経歴[編集]

アマチュア・マイナー時代[編集]

1984年1月8日にジョージア州アトランタで生まれる。父親はボストン・レッドソックスのファンで、ジェフはデール・マーフィーカル・リプケンに憧れていた[2]。4歳の時に野球を始め、6歳の時にアメリカンフットボールを始めた[3]

10歳の頃にイースト・カッブ・ベースボール・プログラムでプレイをするが、12歳の時に一時燃え尽き野球を一時辞めたが、再びプレイ[3]。地元ジョージア州のパークビュー高校へ進学し、野球やアメリカンフットボールで活躍。アメリカンフットボールでは1年生の時に州大会優勝に貢献[3]。野球では2年連続で州大会優勝に導き、高校通算で打率.443・55本塁打・164打点を記録[4]

フットボールでクレムゾン大学フロリダ大学などから奨学生のオファーが来ていたが、アトランタ・ブレーブスはフランコーア獲得の手応えを掴んでいて、ドラフト1週間前には球団スカウトがフランコーアの自宅で会談をした[3]。フランコーアはドラフトでブレーブスより指名順位が前の22球団に対し、指名されないように高額な契約金とクレムゾン大学進学希望を伝えた[4]

2002年6月4日にMLBのドラフト1巡目(全体23位)でブレーブスから指名された[5]。球団は当初用意した契約金は140万ドルで、数週間後に球団は200万ドルまで金額を上げたが、フランコーアは240万ドルを要求[4]。球団はフランコーアをターナー・フィールドへ招待し、選手と一緒に練習させるという契約に漕ぎ着ける常套手段を駆使し、7月8日に契約金220万ドルで契約[4][5]

マイナーリーグでは早くから将来有望とみられていた。ベースボール・アメリカ誌選定の「30球団有望株ベスト100」では、入団2年目の2003年に95位、その後2004年に27位、2005年に14位と、順位が着実に上昇している[6]

ブレーブス時代[編集]

2005年7月7日にメジャーデビュー。勝負強さと強肩でファンに衝撃を与え[7]、13補殺はリーグ2位で7月7日のメジャーデビュー以降ではメジャー最多となった[8]。チームの14年連続となる地区優勝に貢献。出場試合数は70だったが、新人王投票で3位となった。また、翌2006年のMLBレギュラーシーズン前に開催されたワールド・ベースボール・クラシックでもアメリカ合衆国代表に選出されている。

ブレーブス時代

2年目の2006年は、極端な早打ちのため四球が少なくシーズン初四球は5月9日のマーリンズ戦だった[9]。全162試合に出場し、20本塁打・100打点を記録した。フランコーアより若くシーズン100打点を達成したのは球団史上ハンク・アーロンエディ・マシューズの二人しかいない[10]2007年にはより打席で辛抱強くなり、打率出塁率ともに3分以上上昇。2年連続の100打点も記録した。前年に続き2年連続で全162試合に出場し、シーズン終了時点で326試合連続出場し、その時点で連続試合出場を同一チームで継続中の選手としてはグレイディ・サイズモアの354試合に次ぐメジャー2位となった[11]

2008年4月にサイズモアの連続試合出場が途切れ現役最長となったが、5月20日のニューヨーク・メッツとのダブルヘッダーの2戦目を欠場。2005年10月1日からの連続試合出場が370で途切れた[12]。6月の打率が.206など不調に陥り、7月4日にはマイナー降格。フランク・レンGMは3週間以内に昇格させるとしていたが、2Aで3試合で13打数7安打を記録し、3日後の7月7日にメジャーへ復帰[13]。シーズン152試合に出場したが打率.239・11本塁打は自己ワーストとなった。

2009年7月10日、ライアン・チャーチとの交換トレードでニューヨーク・メッツに移籍。両チームの間でトレードが行われたのは、1996年11月以来のことだった。[14]

メッツ、レンジャーズ時代[編集]

ニューヨーク・メッツ移籍後はシーズン閉幕までに75試合に出場し打率.311・10本塁打とまずまずの活躍を見せた。

2010年8月31日、交換トレードでテキサス・レンジャーズに移籍。同年オフにカンザスシティ・ロイヤルズと1年250万ドルで契約した。

ロイヤルズ時代[編集]

2011年8月18日に翌年から2年1,350万ドルで契約を延長した[15]。この年は5年ぶり本塁打数が20本に届いた。また自己ベストとなる47二塁打、22盗塁を記録した。

2012年は一転して低打率に終わったが、BABIPが前年の.323から.272にダウンしており、それがほぼそのまま打率に反映された[16]

2013年の6月30日にDFAとなる。

ジャイアンツ時代[編集]

2013年7月9日サンフランシスコ・ジャイアンツに移籍した。8月20日にDFAとなり、22日に解雇された。

パドレス時代[編集]

2014年1月6日にクリーブランド・インディアンスとマイナー契約を結んだ[17]が、3月22日に放出され[18]、3月25日にサンディエゴ・パドレスとマイナー契約を結んだ[19]。AAA級エル・パソ・チワワズで開幕を迎え、98試合に出場。15本塁打60打点10盗塁、打率.294と結果を残し、7月23日にパドレスとメジャー契約を結んだ[20]。8月11日にDFAとなり[21]、8月13日にマイナー契約となった。オフの10月にFAとなった。[22]

ベーコン・チューズデー[編集]

2012年4月10日、オークランド・アスレチックス私設応援団のBleachersによるベーコンチューズデーという第二回目のイベントオー・ドットコー・コロシアムで開催された。アウェーゲームで相手チームの応援団のイベントだが、スポンサーはジェフ・フランコーアである。[23]。彼らにピザ20枚と、サイン入りバットサプライズプレゼントしている[24]

選手としての特徴[編集]

  • 守備面では強肩が特徴で、右翼の定位置からノーバウンドで三塁のスタンドに飛び込む悪送球をしたことがある[25]。2005年には70試合の出場で13補殺を記録。2007年は両リーグ最多タイの19補殺を記録し、初のゴールドグラブ賞を受賞した。
  • 四球が少なく出塁率は低い。

年度別打撃成績[編集]

















































O
P
S
2005 ATL 70 274 257 41 77 20 1 14 141 45 3 2 0 2 11 3 4 58 4 .300 .336 .549 .884
2006 162 686 651 83 169 24 6 29 292 103 1 6 0 3 23 6 9 132 16 .260 .293 .449 .742
2007 162 696 642 84 188 40 0 19 285 105 5 2 0 7 42 5 5 129 14 .293 .338 .444 .782
2008 155 652 599 70 143 33 3 11 215 71 0 1 0 4 39 5 10 111 18 .239 .294 .359 .653
2009 82 324 304 32 76 12 2 5 107 35 5 1 1 4 12 2 3 46 10 .250 .282 .352 .634
NYM 75 308 289 40 90 20 2 10 144 41 1 3 0 5 11 3 3 46 3 .311 .338 .498 .836
'09計 157 632 593 72 166 32 4 15 251 76 6 4 1 9 23 5 6 92 13 .280 .309 .423 .732
2010 124 447 401 43 95 16 2 11 148 54 8 2 0 10 29 8 7 76 7 .237 .293 .369 .662
TEX 15 56 53 9 18 2 0 2 26 11 0 1 0 1 1 0 1 5 2 .340 .357 .491 .848
'10計 139 503 454 52 113 18 2 13 174 65 8 3 0 11 30 8 8 81 9 .249 .300 .383 .683
2011 KC 153 656 601 77 171 47 4 20 286 87 22 10 0 10 37 3 8 123 17 .285 .329 .476 .805
2012 148 603 561 58 132 26 3 16 212 49 4 7 0 1 34 9 7 119 14 .235 .287 .378 .665
2013 59 193 183 19 38 8 2 3 59 13 2 0 0 0 8 2 2 49 5 .208 .249 .322 .571
SF 22 63 62 1 12 2 0 0 14 4 1 0 0 0 1 0 0 12 2 .194 .206 .226 .432
'13計 81 256 245 20 50 10 2 3 73 17 3 0 0 0 9 2 2 61 7 .204 .238 .298 .536
通算:9年 1227 4959 4603 557 1209 250 25 140 1929 618 52 35 1 47 248 46 59 906 111 .263 .306 .419 .725
  • 2013年度シーズン終了時
  • 各年度の太字はリーグ最高

獲得タイトル・表彰[編集]

脚注[編集]

  1. ^ Jeff Francoeur Contracts, Salaries, Cap Hits, & Transactions” (英語). Spotrac.com. 2014年1月19日閲覧。
  2. ^ 阿部寛子「連載企画 MLB TALK SHOW ジェフ・フランコアー[ブレーブス]」 『月刊スラッガー』2008年1月号、日本スポーツ企画出版社、2007年、雑誌15509-1、67-69頁。
  3. ^ a b c d ビル・シャンクス著 松林善一訳「マネーボールへの挑戦 第6章◎デール・マーフィーの再来1」『月刊メジャー・リーグ』2006年9月号、ベースボールマガジン社、2006年、雑誌 08625-9、76 - 79項。
  4. ^ a b c d ビル・シャンクス著 松林善一訳「マネーボールへの挑戦 第7章◎デール・マーフィーの再来2]」『月刊メジャー・リーグ』2006年10月号、ベースボールマガジン社、2006年、雑誌 08625-10、76 - 79項。
  5. ^ a b Jeff Francoeur Transactions” (英語). Baseball-Reference.com. 2008年10月6日閲覧。
  6. ^ "All-Time Top 100 Prospects," BaseballAmerica.com, February 28, 2007. 2008年2月22日閲覧。
  7. ^ 李啓充半世紀ぶりの「スーパールーキー」登場?」 『NumberWeb』、2005年8月19日。2008年2月22日閲覧。
  8. ^ Jeff Francoeur 2005 Career Highlights” (英語). 2008年6月4日閲覧。
  9. ^ Jeff Francoeur 2006 Batting Gamelogs - Baseball-Reference PI” (英語). 2008年6月4日閲覧。
  10. ^ Jeff Francoeur 2006 Career Highlights” (英語). 2008年6月4日閲覧。
  11. ^ Jeff Francoeur 2007 Career Highlights” (英語). 2008年6月4日閲覧。
  12. ^ Bowman, Mark (2008年5月21日). “Francoeur misses first game since '05 Right fielder gets day off in Game 2 of doubleheader vs. Mets” (英語). 2009年1月24日閲覧。
  13. ^ 出野哲也 「MLB30球団最新レポート&全選手個人成績 アトランタ・ブレーブス/ATL フランコーアがまさかのマイナー降格」『スラッガー』2008年9月号、日本スポーツ企画出版社、2008年、雑誌 15509-9、81項
  14. ^ 「MLB30球団最新レポート&全選手個人成績 アトランタ・ブレーブス/ATL ハンソンは一時的だがフランコーアには見切り」『スラッガー』2009年9月号、日本スポーツ企画出版社、2009年、雑誌 15509-9、72項
  15. ^ Royals Sign Francoeur To Two-Year Extension MLBTradeRumors.com
  16. ^ Jeff Francoeur » Statistics » Batting FanGraphs Baseball
  17. ^ “Indians invite OF Jeff Francoeur to Major League camp”. MLB.com Indians Press Release. (2014年1月6日). http://cleveland.indians.mlb.com/news/article.jsp?ymd=20140106&content_id=66358234&vkey=pr_cle&c_id=cle 2014年1月7日閲覧。 
  18. ^ Indians release OF Jeff Francoeur”. ESPN MLB (2014年3月22日). 2014年3月23日閲覧。
  19. ^ Corey Brock (2014年3月25日). “Padres add veteran Francoeur on Minor League deal”. MLB.com. 2014年3月26日閲覧。
  20. ^ Corey Brock (2014年7月23日). “Padres set to promote Francoeur from Minors”. MLB.com. 2014年7月24日閲覧。
  21. ^ Corey Brock (2014年8月11日). “Friars call up No. 6-ranked prospect Liriano” (英語). MLB.com. 2014年8月14日閲覧。
  22. ^ Players Who Have Elected Minor League Free Agency
  23. ^ Jeff Francoeur and Bacon Tuesday” (英語). 2012年4月13日閲覧。
  24. ^ Francoeur treats fans to pizza” (英語). 2012年4月13日閲覧。
  25. ^ 友成那智、村上雅則 『メジャーリーグ・完全データ選手名鑑2007』 廣済堂出版、2007年、281項。ISBN 978-4-331-51213-5

外部リンク[編集]