長打率

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長打率(ちょうだりつ、: Slugging percentage / SLG)は、野球において打者を評価する指標の一つ。

概要[編集]

長打率は、打数記録される打席において打者が打撃によって獲得できる1打数あたりの塁打数の期待値(平均値)を表す指標である。以下ので求められる。

長打率 = 塁打÷打数

日本では歩合など)で表すことが多い。上記の式で算出された数値の小数第4位を四捨五入して第3位までの値を長打率として用いる。整数部分の0は省略することが多い。

打率などと異なり百分率ではないので、数値の上限が1を超える。最高値は4.000で、全打数で本塁打を打った場合に記録される。ただし、メジャーリーグ日本プロ野球において規定打席に到達した打者が1.000を超える長打率を記録したことはない。

日本プロ野球[編集]

年度別リーグ平均長打率[編集]

年度 セントラル・リーグ パシフィック・リーグ
1999年[1] .412 .397
2000年[2] .402 .406
2001年[3] .395 .427
2002年[4] .394 .406
2003年[5] .425 .445
2004年[6] .437 .440
2005年[7] .411 .414
2006年[8] .396 .387
2007年[9] .400 .384
2008年[10] .391 .404
2009年[11] .388 .406
2010年[12] .410 .403
2011年[13] .340 .348
2012年[14] .338 .347
2013年[15] .375 .376

長打率に関する個人記録[編集]

通算記録[編集]

順位 選手名 長打率 順位 選手名 長打率
1 王貞治 .634 11 長嶋茂雄 .540
2 A.カブレラ .592 12 松中信彦 .537
3 松井秀喜 .582 13 田淵幸一 .535
4 落合博満 .564 14 張本勲 .5339
5 T.ローズ .559 15 長池徳士 .5338
6 ブーマー .555 16 福留孝介 .532
7 中西太 .553 17 掛布雅之 .531
8 小笠原道大 .543 18 レオン・リー .530
9 レロン・リー .5419 19 門田博光 .529
10 山本浩二 .5416 20 A.ラミレス .523
  • 記録は2013年シーズン終了時点。通算4000打数以上の選手が対象[16]

シーズン記録[編集]

順位 選手名 所属球団 長打率 記録年 備考
1 W.バレンティン 東京ヤクルトスワローズ .779 2013年 セ・リーグ記録
2 R.バース 阪神タイガース .777 1986年
3 落合博満 ロッテオリオンズ .763 1985年 パ・リーグ記録
4 王貞治 読売ジャイアンツ .761 1974年
5 A.カブレラ 西武ライオンズ .756 2002年
6 王貞治 読売ジャイアンツ .755 1973年
7 落合博満 ロッテオリオンズ .746 1986年
8 小鶴誠 松竹ロビンス .729 1950年
9 王貞治 読売ジャイアンツ .725 1976年
10 王貞治 読売ジャイアンツ .723 1967年
  • 記録は2013年シーズン終了時点[17]

メジャーリーグベースボール[編集]

長打率に関する個人記録[編集]

通算記録[編集]

順位 選手名 長打率 順位 選手名 長打率
1 ベーブ・ルース .690 11 ロジャース・ホーンスビー .577
2 テッド・ウィリアムズ .634 12 ミゲル・カブレラ .568
3 ルー・ゲーリッグ .632 13 ラリー・ウォーカー .565
4 ジミー・フォックス .609 14 ライアン・ブラウン .5640
5 バリー・ボンズ .607 15 アルバート・ベル .5638
6 ハンク・グリーンバーグ .605 16 ジョニー・マイズ .562
7 アルバート・プホルス .599 17 フアン・ゴンザレス .561
8 マーク・マグワイア .588 18 スタン・ミュージアル .559
9 マニー・ラミレス .585 19 アレックス・ロドリゲス .5582
10 ジョー・ディマジオ .579 20 ウィリー・メイズ .5575
  • 記録は2013年シーズン終了時点[18]

シーズン記録[編集]

順位 選手名 所属球団 長打率 記録年 備考
1 バリー・ボンズ サンフランシスコ・ジャイアンツ .863 2001年 ナ・リーグ記録
2 ベーブ・ルース ニューヨーク・ヤンキース .847 1920年 ア・リーグ記録
3 ベーブ・ルース ニューヨーク・ヤンキース .846 1921年
4 バリー・ボンズ サンフランシスコ・ジャイアンツ .812 2004年
5 バリー・ボンズ サンフランシスコ・ジャイアンツ .799 2002年
6 ベーブ・ルース ニューヨーク・ヤンキース .772 1927年
7 ルー・ゲーリッグ ニューヨーク・ヤンキース .765 1927年
8 ベーブ・ルース ニューヨーク・ヤンキース .764 1923年
9 ロジャース・ホーンスビー セントルイス・カージナルス .756 1925年
10 マーク・マグワイア セントルイス・カージナルス .753 1998年
  • 記録は2013年シーズン終了時点[19]

脚注[編集]

  1. ^ 1999 Japanese League Baseball League Encyclopedia”. BASEBALL-REFERENCE.COM. 2014年4月19日閲覧。
  2. ^ 2000 Japanese League Baseball League Encyclopedia”. BASEBALL-REFERENCE.COM. 2014年4月19日閲覧。
  3. ^ 2001 Japanese League Baseball League Encyclopedia”. BASEBALL-REFERENCE.COM. 2014年4月19日閲覧。
  4. ^ 2002 Japanese League Baseball League Encyclopedia”. BASEBALL-REFERENCE.COM. 2014年4月19日閲覧。
  5. ^ 2003 Japanese League Baseball League Encyclopedia”. BASEBALL-REFERENCE.COM. 2014年4月19日閲覧。
  6. ^ 2004 Japanese League Baseball League Encyclopedia”. BASEBALL-REFERENCE.COM. 2014年4月19日閲覧。
  7. ^ 2005 Japanese League Baseball League Encyclopedia”. BASEBALL-REFERENCE.COM. 2014年4月19日閲覧。
  8. ^ 2006 Japanese League Baseball League Encyclopedia”. BASEBALL-REFERENCE.COM. 2014年4月19日閲覧。
  9. ^ 2007 Japanese League Baseball League Encyclopedia”. BASEBALL-REFERENCE.COM. 2014年4月19日閲覧。
  10. ^ 2008 Japanese League Baseball League Encyclopedia”. BASEBALL-REFERENCE.COM. 2014年4月19日閲覧。
  11. ^ 2009 Japanese League Baseball League Encyclopedia”. BASEBALL-REFERENCE.COM. 2014年4月19日閲覧。
  12. ^ 2010 Japanese League Baseball League Encyclopedia”. BASEBALL-REFERENCE.COM. 2014年4月19日閲覧。
  13. ^ 2011 Japanese League Baseball League Encyclopedia”. BASEBALL-REFERENCE.COM. 2014年4月19日閲覧。
  14. ^ 2012 Japanese League Baseball League Encyclopedia”. BASEBALL-REFERENCE.COM. 2014年4月19日閲覧。
  15. ^ 2013 Japanese League Baseball League Encyclopedia”. BASEBALL-REFERENCE.COM. 2014年4月19日閲覧。
  16. ^ 歴代最高記録 長打率 【通算記録】 - 日本野球機構オフィシャルサイト(シーズン中は毎日更新)
  17. ^ 歴代最高記録 長打率 【シーズン記録】 - 日本野球機構オフィシャルサイト
  18. ^ 通算記録 (MLB) - Baseball-Reference.com
  19. ^ シーズン記録 (MLB) - Baseball-Reference.com

その他[編集]

関連項目[編集]