ゴールドグラブ賞
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ゴールドグラブ賞(ごーるどぐらぶしょう、Gold Glove Award)は、アメリカメジャーリーグの選手表彰のひとつ。
アメリカンリーグ・ナショナルリーグそれぞれから、守備に卓越した各ポジションの選手9人が選出される。正式名称はローリングス・ゴールドグラブ賞(Rawlings Gold Glove Award)。
始まりは1957年。グラブメーカーのローリングス社が、守備を評価するための賞として設立。バットメーカーのヒレリッチ&ブラズビー社が表彰を行っていたシルバースラッガー賞はゴールドグラブ賞に対する賞として創設された。
初年度の1957年のみ各ポジションにつき両リーグから合計1名の選出であったが、1958年以後は両リーグ各1名(外野は3人)の選出となった。
リーグごとに各チームの監督・コーチの投票によって選出される。最多受賞はグレッグ・マダックス(投手)の17回。
日本プロ野球ではゴールデングラブ賞が相当する。ゴールデングラブ賞では記者の投票で選考が行われるが、本賞は監督による選考に基づく。なおアメリカの演劇・映画団体の賞であるゴールデングローブ賞とは関係ない。
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[編集] 選出に関する問題点
- 外野手は一括りに3人が選ばれているが、左翼手・中堅手・右翼手を厳密に区別して選出すべきとの意見が長年主張されている。
- 監督・コーチによる投票という選出方法も、メジャーリーグのレギュラーシーズンは各チームごとに均等な対戦カード数ではないため、同一リーグでも1シーズンに数試合程度しか対戦しなかったチームの監督やコーチでは、相手チームの選手の守備力を的確に評価できるわけがないという反論もある。
- 近年考案されたレンジファクターやゾーンレイティング等の守備力を評価する指標での好結果を残しているアダム・エバレットのような選手が選に漏れ、デレク・ジーターなど、それらの指標で低い数値しか記録できない選手が選ばれてしまう点などで批判もある。
- 印象に左右されやすいこともあり、最終的に、本来賞に関係ない指標である打力が判断材料となってしまうケースもある。1988年から5年連続受賞したアンディ・バンスライク(当時パイレーツ)は、受賞以前に「自分が受賞するためには3割30本ぐらい打たないと無理だ」と語っていた。当時はアンドレ・ドーソン、デール・マーフィー、エリック・デービスと言った強打者や、後に殿堂入りした好打者トニー・グウィンといった選手が常連であった。
- また、ラファエル・パルメイロは、アメリカン・リーグ一塁手部門で、1997年から3年連続で受賞しているが、1999年は一塁手としては、28試合しか出場しておらず、この選出は、前年までの受賞実績が反映されたものと思われ、現在も疑問視されている。