ケビン・ユーキリス
| ボストン・レッドソックス #20 | |
|---|---|
| 基本情報 | |
| 国籍 | |
| 出身地 | |
| 生年月日 | 1979年3月15日(32歳) |
| 身長 体重 |
6' 1" =約185.4cm 220 lb =約99.8kg |
| 選手情報 | |
| 投球・打席 | 右投右打 |
| ポジション | 一塁手、三塁手 |
| プロ入り | 2001年 ドラフト8巡目 |
| 初出場 | 2004年5月15日 ブルージェイズ戦 |
| 年俸 | $9,375,000(2010年)[1] |
| 経歴(括弧内は在籍年) | |
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| 国際大会 | |
| 代表チーム | |
| WBC | 2009年 |
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この表について
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ケビン・エドマンド・ユーキリス(Kevin Edmund Youkilis, 1979年3月15日 - )はMLBボストン・レッドソックス所属の内野手。アメリカ合衆国オハイオ州シンシナティ出身。姓はギリシャ由来であるがルーマニア系ユダヤ系アメリカ人である[2]。
ユダヤ系でありながらギリシャ系の姓を名乗っているのは、ルーマニアのユダヤ系住民であったユーキリスの祖先たちがポグロムから逃れるためにギリシャへ渡り、その際にユダヤ系であることを隠すためにギリシャ風の姓を名乗ったためであった[3]。
目次 |
[編集] 略歴
ユダヤ系のシカモア高等学校へ進学し、全米の野球大会では優勝を経験[2]。地元のシンシナティ大学へ進学し、2001年までに同大学の新記録となる53本塁打・206四球・長打率.627・出塁率.499を記録した[4]。
2001年にレッドソックスからドラフトで8巡目で指名される。2002年にA級でマイナーリーグ最優秀選手に選出され、2003年はAA級でマイナー史上タイ記録となる71試合連続出塁を達成。マイナーのオールスターにも選出された[2]。
2004年5月15日、不調のビル・ミラーに代わって三塁スタメンとして出場し、メジャーデビュー。2打席目に初本塁打を記録。通常ならハイファイブをするなど祝福をされるはずなのにペドロ・マルティネスによるいたずらで全員から無視されたというエピソードがある。本人はこれがメジャーに受け入れられた瞬間という[2]。その後も三塁手や代打として出場を続け、72試合で打率.260・7本塁打・35打点を記録した。
レギュラー内野手の有力候補と思われ[2]、2005年の開幕戦でロースター入りを果たしたが、4月13日にカート・シリングが故障から復帰したためマイナーへ降格[5]。実力ではなく契約上の問題だった[2]。昨年より出場試合数も減少。三塁のほか二塁、一塁といったポジションも経験した。2006年は、正一塁手として開幕からメジャーに定着。また、一塁手以外にも三塁手・左翼手も守りながら、147試合に出場。初の2桁本塁打となる13本塁打をマーク。打率.279ながら92四球を選び、出塁率.381と高い数値を残した。
選球眼がよく、バットコントロールがいいためテリー・フランコーナ監督は2007年、ユーキリスを2番打者として起用[6]。正一塁手として開幕からプレーし、正三塁手マイク・ローウェルの休養日には三塁手も勤め、2年連続2桁本塁打となる16本塁打をマーク。一塁手としてプレーした135試合(先発出場は124試合)で無失策をマークし、自身初となるゴールドグラブ賞を獲得。攻守両面でチームのワールドシリーズ制覇に貢献した。
2008年当初は主に6番で活躍を見せ、オールスターに初めて選出された。4番打者であったマニー・ラミレスが7月31日に退団した後は、ラミレスに代わり4番を打つことになった[7]。最終的にはリーグ6位の打率.312、チームトップの29本塁打・115打点を記録し、ファン投票での最優秀打者賞であるハンク・アーロン賞に選出された。2009年1月に新たに4年の契約延長に合意、年俸総額は4,125万ドルで5年目にオプションが付いている[8]。
2009 ワールド・ベースボール・クラシック・アメリカ合衆国代表に選出され、4番を打っていたが2次リーグ途中で負傷で離脱した。
2011年からはエイドリアン・ゴンザレスの加入もあり元々のポジションだった三塁手へ戻った。
[編集] 選手としての特徴
打率や本塁打といった数値はそれほど目立たない反面、選球眼に優れ、出塁率の高さが持ち味で、2006年には1打席当たりの投球数4.42はリーグ最多となった[6]。またチャンスにも強く、ランナー無しの場面では打率.243に対して、ランナー有りの場面では打率.340を記録している。そのためチームへの貢献度は非常に高い[3]。2007年は高い出塁率を生かして2番打者としての出場が主。足はそれほど速くないが、ベースランニングが上手く1番を打つこともある。
はつらつとしたプレーも魅力のひとつで、同僚のダスティン・ペドロイアと共にチームのムードメーカーとなっている。いかなる場面でも手を抜くことがなく、2007年レギュラーシーズンには一塁守備で失策0を記録し、9月7日にはリーグ記録となる179試合連続無失策記録(2008年6月7日に失策を記録するまで、238試合連続無失策記録を樹立。その後ケイシー・コッチマンが274試合に記録を更新)を達成するなど堅実でゴールドグラブ賞を受賞した[3]。
また、ユーキリスが何らかの活躍をすると、ブーイングならぬユーイングというものが行われ、観客はこぞって「ユ~!」と口にする。これは聞いた感じがブーイングにそっくりだが、実は賞賛の声である。
2003年に「マネー・ボール」[9]がアメリカでベストセラーとなり、著者のマイケル・ルイスはユーキリスを「四球のギリシャ神(The Greek God of Walks)」と命名し、有名となった[2]。
[編集] 獲得タイトル・記録
[編集] 年度別打撃成績
| 年 度 |
球 団 |
試 合 |
打 席 |
打 数 |
得 点 |
安 打 |
二 塁 打 |
三 塁 打 |
本 塁 打 |
塁 打 |
打 点 |
盗 塁 |
盗 塁 死 |
犠 打 |
犠 飛 |
四 球 |
敬 遠 |
死 球 |
三 振 |
併 殺 打 |
打 率 |
出 塁 率 |
長 打 率 |
O P S |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2004 | BOS | 72 | 248 | 208 | 38 | 54 | 11 | 0 | 7 | 86 | 35 | 0 | 1 | 0 | 3 | 33 | 0 | 4 | 45 | 1 | .260 | .367 | .413 | .780 |
| 2005 | 44 | 95 | 79 | 11 | 22 | 7 | 0 | 1 | 32 | 9 | 0 | 1 | 0 | 0 | 14 | 0 | 2 | 19 | 0 | .278 | .400 | .405 | .805 | |
| 2006 | 147 | 680 | 569 | 100 | 159 | 42 | 2 | 13 | 244 | 72 | 5 | 2 | 0 | 11 | 91 | 0 | 9 | 120 | 12 | .279 | .381 | .429 | .810 | |
| 2007 | 145 | 625 | 528 | 85 | 152 | 35 | 2 | 16 | 239 | 83 | 4 | 2 | 0 | 5 | 77 | 0 | 15 | 105 | 9 | .288 | .390 | .453 | .843 | |
| 2008 | 145 | 621 | 538 | 91 | 168 | 43 | 4 | 29 | 306 | 115 | 3 | 5 | 0 | 9 | 62 | 7 | 12 | 108 | 11 | .312 | .390 | .569 | .959 | |
| 2009 | 136 | 588 | 491 | 99 | 150 | 36 | 1 | 27 | 269 | 94 | 7 | 2 | 0 | 4 | 77 | 6 | 16 | 125 | 9 | .305 | .413 | .548 | .961 | |
| 2010 | 102 | 435 | 362 | 77 | 111 | 26 | 5 | 19 | 204 | 62 | 4 | 1 | 0 | 5 | 58 | 3 | 10 | 67 | 4 | .307 | .411 | .564 | .975 | |
| 2011 | 120 | 517 | 431 | 68 | 111 | 32 | 2 | 17 | 198 | 80 | 3 | 0 | 0 | 4 | 68 | 3 | 14 | 100 | 14 | .258 | .373 | .459 | .832 | |
| 通算:8年 | 911 | 3809 | 3206 | 569 | 927 | 232 | 16 | 129 | 1578 | 550 | 26 | 14 | 0 | 41 | 480 | 19 | 82 | 689 | 60 | .289 | .391 | .492 | .883 | |
- 2011年度シーズン終了時
- 各年度の太字はリーグ最高
[編集] 脚注
- ^ “Boston Red Sox Salaries Salaries Player Salaries and Team Payroll - MLB Baseball” (英語). ESPN.com. 2010年6月23日閲覧。
- ^ a b c d e f g ナガオ勝司「ザ職人 / ケビン・ユーキリス」『月刊メジャー・リーグ』2008年6月号、ベースボールマガジン社、2008年、雑誌 08625-6、81 - 83頁
- ^ a b c 友成那智、村上雅則 『メジャーリーグ・完全データ選手名鑑2008』 廣済堂出版、2008年、43頁。ISBN 978-4-331-51300-2。
- ^ “Kevin Youkilis Biography and Career Highlights” (英語). 2008年6月28日閲覧。
- ^ “Kevin Youkilis 2005 Career Highlights” (英語). 2008年6月28日閲覧。
- ^ a b 友成那智、村上雅則 『メジャーリーグ・完全データ選手名鑑2007』 廣済堂出版、2007年、78頁。ISBN 978-4-331-51213-5。
- ^ 石山修二 「2009 通信簿 File:022 ケビン・ユーキリス」 『月刊スラッガー』2008年12月号、日本スポーツ企画出版社、2008年、雑誌15509-12、16頁。
- ^ Browne, Ian (2009年1月16日). “Youkilis, Sox agree to four-year deal” (英語). MLB.com. 2009年6月4日閲覧。
- ^ Moneyball: The Art of Winning an Unfair Game. Lewis, Michael. W.W. Norton & Company Inc., 2003. ISBN 0-393-05765-8
[編集] 参考文献
- 野球小僧編集部『ウェルカム・メジャーリーグ2008 (白夜ムック Vol. 315)』 白夜書房、2008年、pp.80-81
[編集] 外部リンク
- Yooooouuuuukkkkk(英語) - 公式ブログ
- 選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube
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