エイドリアン・ゴンザレス
| ボストン・レッドソックス #23 | |
|---|---|
| 基本情報 | |
| 国籍 | |
| 出身地 | |
| 生年月日 | 1982年5月8日(29歳) |
| 身長 体重 |
6' 2" =約188cm 225 lb =約102.1kg |
| 選手情報 | |
| 投球・打席 | 左投左打 |
| ポジション | 一塁手 |
| プロ入り | 2000年 MLBドラフト1巡目(全体1位)でフロリダ・マーリンズから指名 |
| 初出場 | 2004年4月18日 マリナーズ戦 |
| 年俸 | $6,300,000(2011年)[2] |
| 経歴(括弧内は在籍年) | |
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| 国際大会 | |
| 代表チーム | |
| WBC | 2006年・2009年 |
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この表について
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エイドリアン・ゴンザレス(Adrian Gonzalez, 1982年5月8日 - )は、アメリカ合衆国カリフォルニア州サンディエゴ出身のプロ野球選手。一塁手、左投左打。MLBボストン・レッドソックスに在籍している。
両親は共にメキシコ人であり、ゴンザレス自身はアメリカ合衆国とメキシコの二重国籍保持者である[1]。国際大会のワールド・ベースボール・クラシックには2大会連続でメキシコ代表として出場している。兄エドガー・ゴンザレスも野球選手。2008年にはパドレスでメジャーデビューを果たし、兄弟でチームメイトとなった。
目次 |
[編集] 経歴
[編集] アマチュア時代
アメリカ合衆国カリフォルニア州サンディエゴで1982年、メキシコ人の両親の間に生まれる。父はエアコン会社を経営する実業家で、若い時にはメキシコのナショナルチームで一塁手として活躍した人物でもあった[3]。父の仕事の関係で、2歳のときに一家で国境を越えてメキシコ合衆国バハ・カリフォルニア州ティフアナに移住[3][4]。4 - 5歳になったころ、父や2人の兄の影響から野球を始める[5]。10年ほどのメキシコ暮らしの後に一家はサンディエゴに戻り、ゴンザレスはEastlake High School に進学する。
2000年初め、ベースボール・アメリカ誌の高校生有望株ランキングでゴンザレスは100人中26位にランクインされ、その後打率.645・13本塁打・34打点を記録したことで注目されるようになる[6]。同年のドラフトでは、1巡目全体1位でフロリダ・マーリンズがゴンザレスを指名。過去に高校生野手で全体1位指名を受けた選手には、ケン・グリフィー・ジュニアやチッパー・ジョーンズ、アレックス・ロドリゲスなど後のMVP受賞経験者が並んでおり、当時からゴンザレスがどれほどの高評価を得ていたかがわかる。ゴンザレスは「マネーの心配は一切しなかった。1巡目の、それもトップで指名されたのだから、それだけで十分だった」とマーリンズから提示された条件は度外視し[5]、指名から1日後の6月6日に契約金300万ドルで入団を決めた。
[編集] メジャーデビュー
同年からマーリンズ傘下のマイナーリーグで試合に出場。2001年にはA級ケーンカウンティで17本塁打・103打点を記録し、ミッドウエストリーグMVPに選出された[7]。2002年もAA級ポートランドで17本塁打・96打点を記録。しかしシーズン終了後の12月に手首の手術を受けたため評価を下げることとなる[8][9]。また、当時マーリンズの一塁にはデレク・リーがいた。2003年、優勝争いしていたマーリンズは救援投手の補強を目指してトレードを模索。レンジャーズのウーゲット・ウービナを獲得するため、マーリンズは他のマイナー選手2人とともにゴンザレスの放出を決定。7月11日にトレードが成立し、ゴンザレスはレンジャーズへ移籍した。
2004年のシーズン開幕前に発表されたベースボール・アメリカ誌の有望株ランキングで、ゴンザレスはレンジャーズ傘下での最高評価を受け[10]、その期待に応えるように2004年4月18日にメジャーデビュー。しかしレンジャーズの一塁には強打者マーク・テシェイラがいたため、ゴンザレスの出場機会はここでも限られたものとなり、実力を発揮できないでいた。2006年1月6日にゴンザレスはクリス・ヤングやターメル・スレッジとともにトレードでサンディエゴ・パドレスに移籍。パドレスが放出したのがアダム・イートンや大塚晶則といった主力2人を含む3選手を放出したのに対し、レンジャーズの出した交換相手は若手主体だった。
[編集] サンディエゴ・パドレス
メキシコ系アメリカ人であるゴンザレスは、2006年春開催のワールド・ベースボール・クラシックでメキシコ代表入りし、チーム全6試合中5試合に出場。大会終了後にパドレスに戻ったゴンザレスだったが、ここでも当初の扱いは控えの一塁手だった。しかし、レギュラーで起用される予定だったライアン・クレスコが左肩の故障で離脱したため、開幕から主軸として起用されることになった[11]。4月3日の開幕戦には5番・一塁で先発出場。その後も出場を続け、月間打率は4月が.256、5月が.244と低迷したが、6月6日から6月26日にかけて17試合連続安打を記録し復調。打者に極めて不利とされるペトコ・パークを本拠地球場にしているにもかかわらず、最終的にはシーズン通算で打率.304・24本塁打・82打点の好成績を記録し、チーム二冠王(打率・本塁打)に輝いた。
この活躍を受けてパドレスは、2007年開幕直前の4月1日にゴンザレスとの契約を2010年まで4年総額950万ドル(2011年のオプションを含めると総額1,500万ドル)で延長している[12]。開幕からクリーンアップで起用されたゴンザレスは、シーズン全162試合が終了した時点で打率.279・29本塁打・96打点という成績を残した。本来ならこの時点でレギュラーシーズン終了だが、この年はポストシーズン進出を争っていたパドレスとロッキーズが同率で並んでいたためにワンゲーム・プレーオフが開催されることに。チームは8-9で敗れてポストシーズン進出を逃したものの、成績がレギュラーシーズンに含まれるこの試合でゴンザレスは満塁本塁打を含む3安打を放ち、滑り込みで成績を30本塁打・100打点の大台に乗せた。30本塁打到達は、ペトコ・パーク移転後のパドレスでは史上初だった。
2008年は全162試合に出場し、打率.279・36本塁打・119打点・OPS.871と成績を伸ばした。7月にはオールスター初選出・初出場を果たし、シーズン終了後にはゴールドグラブ賞も初受賞。エースのジェイク・ピービーが故障離脱したり、正遊撃手のカリル・グリーンが不振に陥ったり、さらにチームも地区最下位に沈んだなかでゴンザレスは腐ることなく活躍し続けた。
2009年は160試合に出場し、打率.277、40本塁打、99打点、OPS.958を記録。昨年同様チームは低迷したが、成績はキャリアハイを記録し、2年連続のオールスター出場、またゴールドグラブを獲得した。昨年にも増して回りの打者が打てず、結果として四球が激増し、リーグトップの119個を記録した。
2010年も30本塁打、100打点、OPS.900をクリアするなど、貧打に苦しむチームの中で孤軍奮闘の活躍を見せた。パドレスはシーズン最終戦でジャイアンツに敗れてプレーオフ進出を逃し、12月5日にケイシー・ケリーらマイナー有望株3名と後日指名選手1名の合計4選手とのトレードでボストン・レッドソックスに移籍した[13]。
[編集] 選手としての特徴
左の長距離打者で無理のない美しいスイングが特徴[要出典]。外角球にも逆らわず大きな打球が飛ばせる、いわゆる広角打法が持ち味である[14]。最初は左飛かと思われた打球も、徐々に左翼手が後退し、途中からぐんぐん伸びてスタンドに入ることがよくある[要出典]。
メジャーリーグでもっとも打者不利とされている本拠地ペトコ・パークによって打撃成績が大きく影響を受けている。パドレス在籍時の2006年から2010年までの成績は、ホームでは397試合57本塁打(162試合換算23本塁打)・打率.267・出塁率.367・長打率.442・OPS.808であるのに対し、ビジターでは402試合104本塁打(162試合換算42本塁打)・打率.307・出塁率.381・長打率.579・OPS.960である。
当初は選球眼が良くなくボール球に手を出してしまうことも多いので三振も多かったが[14]2009年はこの点が飛躍的に改善し、自身初めて四球が三振を上回り、出塁率も四割を突破した。 一塁の守備には高い評価を与えられている[14]。大柄な体型に似合わず守備範囲も広く、パドレスではウォーリー・ジョイナー以来の名手である[4]。 MLB球団首脳・監督へのアンケートの結果、ゴンザレスはフィラデルフィア・フィリーズのジェイソン・ワース(当時)と並んで、ナ・リーグで最も過小評価されている選手に選ばれた[15]。
[編集] 年度別打撃成績
| 年 度 |
球 団 |
試 合 |
打 席 |
打 数 |
得 点 |
安 打 |
二 塁 打 |
三 塁 打 |
本 塁 打 |
塁 打 |
打 点 |
盗 塁 |
盗 塁 死 |
犠 打 |
犠 飛 |
四 球 |
敬 遠 |
死 球 |
三 振 |
併 殺 打 |
打 率 |
出 塁 率 |
長 打 率 |
O P S |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2004 | TEX | 16 | 44 | 42 | 7 | 10 | 3 | 0 | 1 | 16 | 7 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 6 | 0 | .238 | .273 | .381 | .654 |
| 2005 | 43 | 162 | 150 | 17 | 34 | 7 | 1 | 6 | 61 | 17 | 0 | 0 | 0 | 2 | 10 | 2 | 0 | 37 | 3 | .227 | .272 | .407 | .679 | |
| 2006 | SD | 156 | 631 | 570 | 83 | 173 | 38 | 1 | 24 | 285 | 82 | 0 | 1 | 1 | 5 | 52 | 9 | 3 | 113 | 24 | .304 | .362 | .500 | .862 |
| 2007 | 161 | 720 | 646 | 101 | 182 | 46 | 3 | 30 | 325 | 100 | 0 | 0 | 0 | 6 | 65 | 9 | 3 | 140 | 6 | .282 | .347 | .502 | .849 | |
| 2008 | 162 | 700 | 616 | 103 | 172 | 32 | 1 | 36 | 314 | 119 | 0 | 0 | 0 | 3 | 74 | 18 | 7 | 142 | 7 | .279 | .361 | .510 | .871 | |
| 2009 | 160 | 681 | 552 | 90 | 153 | 27 | 2 | 40 | 304 | 99 | 1 | 1 | 1 | 4 | 119 | 22 | 5 | 109 | 23 | .277 | .407 | .551 | .958 | |
| 2010 | 160 | 692 | 591 | 87 | 176 | 33 | 0 | 31 | 302 | 101 | 0 | 0 | 2 | 4 | 93 | 35 | 2 | 114 | 15 | .298 | .393 | .511 | .904 | |
| 2011 | BOS | 159 | 715 | 630 | 108 | 213 | 45 | 3 | 27 | 345 | 117 | 1 | 0 | 0 | 5 | 74 | 20 | 6 | 119 | 28 | .338 | .410 | .548 | .957 |
| 通算:8年 | 1017 | 4345 | 3797 | 596 | 1113 | 231 | 11 | 195 | 1951 | 642 | 2 | 2 | 4 | 29 | 489 | 115 | 26 | 780 | 123 | .293 | .375 | .514 | .889 | |
- 2011年度シーズン終了時
- 各年度の太字はリーグ最高
[編集] 獲得タイトル・表彰
[編集] 脚注
- ^ a b Chris Jenkins Union-Tribune Staff Writer, "Padres are model of diversity," SignOnSanDiego.com, April 15, 2009. 2009年5月17日閲覧。
- ^ “Adrian Gonzalez Stats, News, Pictures, Bio, Videos” (英語). ESPN.com. 2011年11月22日閲覧。
- ^ a b 友成那智、村上雅則 『メジャーリーグ・完全データ選手名鑑2009』 廣済堂出版、2009年、464項。ISBN 978-4-331-51370-5。
- ^ a b Bill Center, "Happy to be home / Former Eastlake star Adrian Gonzalez welcomes trade to Padres," SignOnSanDiego.com, February 6, 2006. 2008年11月15日閲覧。
- ^ a b 三浦勝夫 「連載企画 カルトヒーローを探せ/パドレス編 エイドリアン・ゴンザレス」 『月刊スラッガー』2008年7月号、日本スポーツ企画出版社、2008年、雑誌15509-7、67-69頁。
- ^ 福島良一 「ミレニアム・ドラフト指名選手の実力」 『月刊メジャー・リーグ』2000年8月号、ベースボール・マガジン社、2000年、雑誌08625-8、72頁。
- ^ Andrew Seidler, "Cougars' milestone on deck," The Chronicle, August 26, 2008. 2009年5月17日閲覧。
- ^ Jamey Newberg / Special to MLB.com, "Swapping Stories: The Urbina trade / Timing is key when it comes to both sides of acquisitions," texasrangers.com, July 5, 2007. 2009年5月17日閲覧。
- ^ 友成那智、村上雅則 『メジャーリーグ・完全データ選手名鑑2005』 廣済堂出版、2005年、200項。ISBN 978-4-331-51093-3。
- ^ "Top 10 Prospects: Complete Index," Baseball America. 2009年5月17日閲覧。
- ^ 友成那智、村上雅則 『メジャーリーグ・完全データ選手名鑑2007』 廣済堂出版、2007年、399項。ISBN 978-4-331-51213-5。
- ^ Associated Press, "Gonzalez agrees to 4-year deal with Padres," ESPN.com, April 1, 2007. 2008年11月15日閲覧。
- ^ Buster Olney(2010-12-05), Sources: Adrian Gonzalez to Red Sox, ESPNBoston.com(英語), 2010年12月5日閲覧
- ^ a b c “Adrian Gonzalez - San Diego Padres - Sportsnet.ca”. 2008年2月11日閲覧。
- ^ “Werth, Gonzalez NL's most underrated”. MLB.com. 2009年5月18日閲覧。
[編集] 外部リンク
- Official site for San Diego Padres First Baseman Adrian Gonzalez
- 選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube
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