アラン・トランメル

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アラン・トランメル
Alan Trammell
アリゾナ・ダイヤモンドバックス コーチ #3
Alan Trammell.jpg
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 カリフォルニア州ガーデングローブ
生年月日 1958年2月21日(56歳)
身長
体重
6' 0" =約182.9 cm
175 lb =約79.4 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 遊撃手
プロ入り 1976年 ドラフト2巡目
初出場 1977年9月9日
最終出場 1996年9月29日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
選手歴
監督・コーチ歴

アラン・トランメルAlan Stuart Trammell , 1958年2月21日 - )は。アメリカ合衆国カリフォルニア州ガーデングローブ出身の野球選手。MLBデトロイト・タイガースで活躍した。内野手遊撃手)。右投右打。のちに監督。現在はアリゾナ・ダイヤモンドバックスベンチコーチ(日本のプロ野球のヘッドコーチに相当)を務める。現役時代日本ではしばしば「トラメル」と表記された。

人物・来歴[編集]

現役時代[編集]

デトロイト・タイガースに入団し、マイナーでのプレイの後、1977年9月9日フェンウェイ・パークでのボストン・レッドソックスとのダブルヘッダー第2試合でメジャーデビュー。 長年にわたって二遊間の「キーストン・コンビ」を組むことになるルー・ウィテカーも同じ試合でデビューを果たした。フルシーズン一年目の1978年には139試合に出場。新人王をとったのはウィテカーであった。

1980年には打率.300を記録して初のオールスター出場を果たす。守備力にも優れ、この年初のゴールドグラブ賞を受賞。遊撃手という名手揃いのポジションにあって、以後通算4回同賞を獲得する。

その後二年続けて打率.258の不振に終わったが、1983年には.319を打ち、初の二ケタ本塁打(14)、自己最多の30盗塁を記録し、ア・リーグカムバック賞を受賞。

そして1984年にはチームは最初の40試合で35勝(メジャー記録)をあげ、その勢いで地区優勝を果たす。 トランメル自身も打率.314を記録。カンザスシティ・ロイヤルズとのチャンピオンシップシリーズ(この年まで5回戦制)では打率.364、1本塁打、1三塁打をマークし、チームは3連勝でワールドシリーズに進出。サンディエゴ・パドレスとのワールドシリーズではトランメルは20打数9安打、打率.450を記録。チームは4勝1敗でワールドチャンピオンに輝き、トランメルはシリーズMVPに選ばれた。

1986年には初の20本塁打(21本)を打つ。この年タイガースの内野陣は一塁ダリル・エバンス、二塁ウィテカー、三塁ダネル・コールズ(のち中日阪神)、遊撃トランメルと内野手全員が20本塁打を打つ。

その年のオフに四番・捕手のランス・パリッシュフリーエージェント(FA)でフィラデルフィア・フィリーズに移籍。それまで主に二番を打っていたトランメルは、監督スパーキー・アンダーソンによって、1987年より四番で起用されることとなる。 その1987年には終盤首位のトロント・ブルージェイズを追い上げ、9月にはトランメルが18試合連続ヒットを含む打率.416、17打点と打ちまくり、チームは残り2試合で逆転し地区優勝を決める。 トランメル自身も打率.343、28本塁打、105打点、200安打の大活躍。タイガースの選手で200安打と100打点を同じ年にマークしたのはアメリカ野球殿堂入りした大先輩アル・ケーライン1955年)以来32年ぶりであった。MVP投票でもジョージ・ベル(ブルージェイズ)に次ぐ2位の高得票を得た。

1988年6月21日ヤンキース戦で、3-6とリードされていた9回裏に逆転サヨナラ満塁本塁打を打つ。タイガースはこの試合をはさんで3試合連続でヤンキースにサヨナラ勝ちを収め、サヨナラ負け連続3試合目の翌日、ヤンキースはジョージ・スタインブレナーオーナーがビリー・マーチン監督を解任。5度目にして最後の解任となった。

1991年以後は膝・肘の故障に悩み、1992年には29試合の出場に終わる。

1996年限りで現役を引退。なお、トランメルとウィテカーは通算1,918試合に共に出場している。これは、ポジションを問わず、特定の二選手が同じ試合に出場した数としては、ア・リーグ記録である。この両者が完成させた併殺は、二塁・遊撃のコンビとしてはメジャー史上最多である。

現役時代の背番号「3」は、トランメルの引退後長らく欠番となっていたが、2007年にニューヨーク・ヤンキースより移籍したゲイリー・シェフィールドが、トランメルの希望によってつけている。

引退後[編集]

引退後はマイナーのコーチとなり、1999年にタイガースの打撃コーチに就任。

2000年から2002年にはパドレスの一塁ベースコーチを務めた。

2003年から2005年にはタイガースの監督を務めた。初年度の2003年は、メッツ(1962年の120敗)のメジャーワースト記録の更新かと思われるほどのペースで敗れたが、何とか免れるものもア・リーグのワーストレコードとなる119敗を喫する。2004年には71勝91敗、2005年は72勝90敗に終わり、3年間合計で300敗を喫した。2005年10月3日に解任され、後に就任したジム・リーランドのもと、タイガースは翌2006年にワールドシリーズ進出を果たす。しかしファンからの支持は高く、2006年10月の試合時にコメリカ・パークを埋めたファンからスタンディング・オベーションを受けている。

2007年からシカゴ・カブスのベンチコーチに就任。

その後2011年からアリゾナ・ダイヤモンドバックスのベンチコーチに就任。

受賞歴・記録[編集]

年度別打撃成績[編集]

















































O
P
S
1977 DET 19 48 43 6 8 0 0 0 8 0 0 0 1 0 4 0 0 12 1 .186 .255 .186 .441
1978 139 504 448 49 120 14 6 2 152 34 3 1 6 3 45 0 2 56 12 .268 .335 .339 .675
1979 142 520 460 68 127 11 4 6 164 50 17 14 12 5 43 0 0 55 6 .276 .335 .357 .691
1980 146 652 560 107 168 21 5 9 226 65 12 12 13 7 69 2 3 63 10 .300 .376 .404 .779
1981 105 463 392 52 101 15 3 2 128 31 10 3 16 3 49 2 3 31 10 .258 .342 .327 .669
1982 157 556 489 66 126 34 3 9 193 57 19 8 9 6 52 0 0 47 5 .258 .325 .395 .720
1983 142 581 505 83 161 31 2 14 238 66 30 10 15 4 57 2 0 64 7 .319 .385 .471 .856
1984 139 626 555 85 174 34 5 14 260 69 19 13 6 2 60 2 3 63 8 .314 .382 .468 .851
1985 149 677 605 79 156 21 7 13 230 57 14 5 11 9 50 4 2 71 6 .258 .312 .380 .692
1986 151 653 574 107 159 33 7 21 269 75 25 12 11 4 59 4 5 57 7 .277 .347 .469 .816
1987 151 668 597 109 205 34 3 28 329 105 21 2 2 6 60 8 3 47 11 .343 .402 .551 .953
1988 128 523 466 73 145 24 1 15 216 69 7 4 0 7 46 8 4 46 14 .311 .373 .464 .836
1989 121 506 449 54 109 20 3 5 150 43 10 2 3 5 45 1 4 45 9 .243 .314 .334 .648
1990 146 637 559 71 170 37 1 14 251 89 12 10 3 6 68 7 1 55 11 .304 .377 .449 .826
1991 101 421 375 57 93 20 0 9 140 55 11 2 5 1 37 1 3 39 7 .248 .320 .373 .693
1992 29 120 102 11 28 7 1 1 40 11 2 2 1 1 15 0 1 4 6 .275 .370 .392 .762
1993 112 447 401 72 132 25 3 12 199 60 12 8 4 2 38 2 2 38 7 .329 .388 .496 .885
1994 76 311 292 38 78 17 1 8 121 28 3 0 2 0 16 1 1 35 8 .267 .307 .414 .722
1995 74 255 223 28 60 12 0 2 78 23 3 1 3 2 27 4 0 19 8 .269 .345 .350 .695
1996 66 207 193 16 45 2 0 1 50 16 6 0 1 3 10 0 0 27 3 .233 .267 .259 .526
通算:20年 2293 9375 8288 1231 2365 412 55 185 3442 1003 236 109 124 76 850 48 37 874 156 .285 .352 .415 .767
  • 各年度の太字はリーグ最高

外部リンク[編集]