デビッド・プライス

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デビッド・プライス
David Price
タンパベイ・レイズ #14
David Price 2010.jpg
2010年
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 アメリカ合衆国の旗 テネシー州マーフリーズボロ
生年月日 1985年8月26日(28歳)
身長
体重
6' 6" =約198.1 cm
225 lb =約102.1 kg
選手情報
投球・打席 左投左打
ポジション 投手
プロ入り 2007年 ドラフト1巡目(全体1位)
初出場 2008年9月14日
年俸 $9,831,954(2013年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

デイヴィッド・テイラー・プライスDavid Taylor Price, 1985年8月26日 - )は、MLBタンパベイ・レイズ所属の野球選手。ポジションは投手アメリカ合衆国テネシー州マーフリーズボロ出身。

経歴[編集]

幼少期はアトランタ・ブレーブスのファンで、デビッド・ジャスティスがお気に入りの選手だった[2]2004年のMLBドラフトロサンゼルス・ドジャースから19巡目に指名を受けるが契約せず、ヴァンダービルト大学に進学。2年次の2006年に学校新記録となる155奪三振を記録し、ゴールデンスパイク賞の最終選考の5人に残り、ロジャー・クレメンス賞では2次選考に入った[3]

3年次の2007年は11勝1敗・防御率2.63・194奪三振を記録し、前年に記録した奪三振の学校記録をさらに更新。ゴールデンスパイク賞とロジャー・クレメンス賞の両賞を受賞した。2007年のMLBドラフトタンパベイ・デビルレイズから1巡目(全体1位)に指名を受け、8月15日に契約金560万ドルを含む6年総額850万ドルの契約を締結し入団。ただしこの契約には年俸調停権を得た場合に契約で定められた年俸を取り消して調停を受けることができる、という条項が加えられた[4]

2008年はA+級・AA級・AAA級合計で12勝1敗・防御率2.30の好成績[5]を挙げてメジャーに昇格し、9月14日ニューヨーク・ヤンキース戦でメジャーデビュー。5試合に登板して防御率1.93を記録し、チームは球団創設以来初の地区優勝。ポストシーズンのロースター入りを果たし、ボストン・レッドソックスとのリーグチャンピオンシップシリーズでは3試合にリリーフ登板して相手打線を無安打に抑え、最終第7戦ではセーブを記録してリーグ優勝に貢献。一躍ヒーローとなった[6]フィラデルフィア・フィリーズとのワールドシリーズでは2試合に登板したが、チームは1勝4敗で敗退した。

2009年は開幕をマイナーで迎えたが5月に昇格し、5月30日ミネソタ・ツインズ戦で6回途中11奪三振の好投で初勝利を挙げた[7]先発ローテーションに定着し10勝7敗・防御率4.42の成績を残した。

2010年4月25日トロント・ブルージェイズ戦でメジャー初完封勝利を挙げる[8]など、前半戦で12勝4敗・防御率2.42の好成績[9]オールスターゲームに初めて選出され、リーグの先発投手を務めた。最終的にリーグ2位タイの19勝、同3位の防御率2.72を記録し、チームの2年ぶりの地区優勝に貢献。テキサス・レンジャーズとのディビジョンシリーズでは第1戦と第5戦に先発するが共に敗戦投手となり、2勝3敗で敗退した。サイ・ヤング賞の投票ではフェリックス・ヘルナンデスに次ぐ2位に入った[10]

2011年は初の開幕投手を務める。13勝12敗・防御率3.49と前年を下回ったが、リーグ最多の34試合に先発して218奪三振を記録。FIPなどのセイバーメトリクスの観点からは前年よりも優れた投球内容であったことが示されていた。[11]。チームは9月にボストン・レッドソックスを逆転してワイルドカードを獲得。レンジャーズとのディビジョンシリーズでは第3戦に先発し、6回まで無失点に抑えたが7回に捕まって敗戦投手となり、チームは1勝3敗で敗退。

2012年は20勝5敗・防御率2.56・205奪三振を記録して最優秀防御率最多勝利ジェレッド・ウィーバーとタイ)の二冠を獲得。サイ・ヤング賞の投票では2位のジャスティン・バーランダーを4ポイントという僅差で抑えて初受賞した[12]

投球スタイル[編集]

2012年は94~98mph(約151.3~157.7km/h)のツーシームが全体の46%と最も多く、同程度の速度のフォーシーム15%、88~92mphのカッターが16%、82~88mphのチェンジアップが12%、77-82mphのカーブが11%だった[13]

詳細情報[編集]

年度別投手成績[編集]





















































W
H
I
P
2008 TB 5 1 0 0 0 0 0 0 1 ---- 57 14.0 9 1 4 0 1 12 0 0 4 3 1.93 0.93
2009 23 23 0 0 0 10 7 0 0 .588 557 128.1 119 17 54 0 4 102 2 0 72 63 4.42 1.35
2010 32 31 2 1 0 19 6 0 0 .760 861 208.2 170 15 79 1 5 188 5 3 71 63 2.72 1.19
2011 34 34 0 0 0 12 13 0 0 .480 918 224.1 192 22 63 5 9 218 2 0 93 87 3.49 1.14
2012 31 31 2 1 1 20 5 0 0 .800 836 211.0 173 16 59 2 5 205 8 1 63 60 2.56 1.10
2013 27 27 4 0 3 10 8 0 0 .556 740 186.2 178 16 27 0 3 151 6 0 78 69 3.33 1.10
通算:6年 152 147 8 2 4 71 39 0 1 .645 3969 973.0 841 87 286 8 27 876 23 4 381 345 3.19 1.16
  • 2013年度シーズン終了時
  • 各年度の太字はリーグ最高

獲得タイトル・表彰・記録[編集]

脚注[編集]

  1. ^ David Price Stats, News, Pictures, Bio, Videos” (英語). ESPN.com. 2013年12月18日閲覧。
  2. ^ Art Davidson / Daily News staff, "On Baseball: Paying the Price," The MetroWest Daily News, July 7, 2007. 2010年11月26日閲覧。
  3. ^ Player Bio:14 David Price” (英語). Vanderbilt University. 2009年2月28日閲覧。
  4. ^ Keith Law, "Price to get $8.5M guaranteed from Devil Rays," ESPN.com, August 16, 2007. 2010年11月26日閲覧。
  5. ^ David Price Minor League Statistics & History” (英語). Baseball-Reference.com. 2013年4月29日閲覧。
  6. ^ 友成那智村上雅則 『メジャーリーグ・完全データ選手名鑑2009』 廣済堂出版、2009年、36頁。ISBN 978-4-331-51370-5
  7. ^ 2009 Pitching Gamelogs” (英語). Baseball-Reference.com. 2013年4月30日閲覧。
  8. ^ 2010 Pitching Gamelogs” (英語). Baseball-Reference.com. 2013年4月30日閲覧。
  9. ^ 2010 Pitching Splits” (英語). Baseball-Reference.com. 2013年4月30日閲覧。
  10. ^ Felix Hernandez of Seattle Mariners wins AL Cy Young Award ESPN
  11. ^ CHART: David Price Dominated Clean-Up Hitters In 2011 Rays Index
  12. ^ David Price Edges Reigning Winner BBWAA.com
  13. ^ Brooks Baseball · Home of the PitchFX Tool - Player Card: David Price

外部リンク[編集]