マックス・シャーザー

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マックス・シャーザー
Max Scherzer
デトロイト・タイガース #37
Max Scherzer pregame tigers at royals 2010 06 04 3.JPG
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 ミズーリ州セントルイス
生年月日 1984年7月27日(30歳)
身長
体重
6' 3" =約190.5 cm
215 lb =約97.5 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 2006年 ドラフト1巡目(全体11位)でアリゾナ・ダイヤモンドバックスから指名
初出場 2008年4月29日
年俸 $6,725,000(2011年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

マックスウェル・M・シャーザーMaxwell M. Scherzer, 1984年7月27日 - )は、アメリカ合衆国ミズーリ州セントルイス出身のプロ野球選手投手)。右投右打。MLBデトロイト・タイガースに所属。

経歴[編集]

2003年MLBドラフトセントルイス・カージナルスから43巡目で指名されたが、契約せずにミズーリ大学へ進学。大学では、2005年ビッグ12カンファレンスで1位となる防御率1.86・131奪三振を記録し、カンファレンス最優秀投手に選出された[2]

2006年MLBドラフトアリゾナ・ダイヤモンドバックスから1巡目(全体11位)で指名された。代理人はスコット・ボラスだった。

2007年5月31日[2]契約金300万ドルに加え、4年430万ドルのメジャー契約で入団[3]。ドラフト指名から入団までの間は独立リーグフォートワース・キャッツでプレーしていた[3][2]

2007年12月7日に発表されたベースボール・アメリカ誌の有望株ランキングで、シャーザーはダイヤモンドバックス傘下で4位、シャーザーの速球は有望株の中で最高の評価を受けた[4]

2008年は開幕をAAA級ツーソン・サイドワインダーズで迎え、4試合の登板で23イニングを投げ、38奪三振を記録。4月27日、球団はヤスメイロ・ペティットをツーソンへ降格させ、シャーザーをメジャーへ昇格させた[5]。2日後のアストロズ戦でメジャーデビュー。6月11日の登板後、ツーソンへ降格したが、8月29日に再びメジャーに昇格[6]。同年、先発として7試合、リリーフとして9試合、計16試合に登板。

2009年は先発投手としてメジャーに定着し、30試合に登板。シーズン後に7選手が絡む三角トレードでデトロイト・タイガースへ移籍した。

移籍1年目の2010年は12勝、翌2011年は防御率こそ悪化したが15勝でジャスティン・バーランダーに次ぐ二番手の投手となる。

2012年はスプリングトレーニングで絶不調で、開幕後もしばらく調子が上がらなかったが、終わってみれば自己最多の16勝とリーグ2位の231奪三振を記録した。奪三振率11.08は先発投手ではMLBトップだった。

2013年は開幕13連勝を記録し、7月16日シティ・フィールドでのMLBオールスターゲームで、アメリカン・リーグの先発投手として登板し、2回を無失点に抑えた。同年はシーズンを通じて好調で、最多勝利のタイトルとサイ・ヤング賞を受賞。

2014年1月17日にタイガースとの年俸調停を回避し、1550万ドルの1年契約に合意した[7][8]。レギュラーシーズンでは、防御率が3.00台に乗った(3.15)が、18勝(5敗)を挙げて2年連続での最多勝となった。奪三振と奪三振率は、3年連続でそれぞれ230超・10.0超となり、メジャー屈指の三振奪取屋である事を引き続き証明した。

選手としての特徴[編集]

  • サイドスローに近いスリークォーターから繰り出す、平均93-94mph、最速100mphに達する速球(4シーム)、チェンジアップ(84-85mph)、スライダー(85-86mph)が主要な持ち球で、時折カーブ(77-78mph)も投げる。基本的にはこれらの球種で三振を多く奪うスタイルである。特にスライダーへの評価は高く、メジャーリーグ全球団の監督を対象にした2013年の部門別ベスト選手アンケートでは、アメリカンリーグのスライダー部門で2位に入っている[9]
  • 右目が青色、左目が褐色という虹彩異色症[10]

詳細情報[編集]

年度別投手成績[編集]





















































W
H
I
P
2008 ARI 16 7 0 0 0 0 4 0 0 .000 237 56.0 48 5 21 1 5 66 2 0 24 19 3.05 1.23
2009 30 30 0 0 0 9 11 0 0 .450 741 170.1 166 20 63 1 10 174 5 1 94 78 4.12 1.34
2010 DET 31 31 0 0 0 12 11 0 0 .522 800 195.2 174 20 70 1 7 184 8 0 84 76 3.50 1.25
2011 33 33 0 0 0 15 9 0 0 .625 833 195.0 207 29 56 1 7 174 12 0 101 96 4.43 1.35
2012 32 32 0 0 0 16 7 0 0 .696 787 187.2 179 23 60 2 5 231 2 1 82 78 3.74 1.27
2013 32 32 0 0 0 21 3 0 0 .875 836 214.1 152 18 56 0 4 240 6 1 73 69 2.90 0.97
2014 33 33 1 1 0 18 5 0 0 .783 904 220.1 196 18 63 1 6 252 10 1 80 77 3.15 1.17
通算:7年 207 198 1 1 0 91 50 0 0 .645 5138 1239.0 1122 133 389 7 44 1321 45 4 538 493 3.58 1.21
  • 2014年度シーズン終了時
  • 各年度の太字はリーグ最高

獲得タイトル・表彰[編集]

背番号[編集]

  • 39 (2008年 - 2009年)
  • 37 (2010年 - )

脚注[編集]

  1. ^ Max Scherzer Stats, News, Pictures, Bio, Videos” (英語). ESPN.com. 2011年12月13日閲覧。
  2. ^ a b c Gilbert, Steve (2007年5月31日). “D-backs sign first-round pick Scherzer” (英語). MLB.com. 2009年10月6日閲覧。
  3. ^ a b 友成那智村上雅則 『メジャーリーグ・完全データ選手名鑑2009』 廣済堂出版2009年、422頁。ISBN 978-4-331-51370-5
  4. ^ Lingo, Will (2007年12月7日). “2008 Arizona Diamondbacks: Top 10 Prospects” (英語). BaseballAmerica.com. 2009年10月6日閲覧。
  5. ^ Gilbert, Steve (2008年4月27日). “Scherzer called up, Petit sent down” (英語). MLB.com. 2009年10月6日閲覧。
  6. ^ Arizona Diamondbacks Transactions August 2008” (英語). MLB.com. 2009年10月6日閲覧。
  7. ^ Tigers agree to 2014 contracts with five players”. MLB.com Tigers Press Release (2014年1月17日). 2014年1月18日閲覧。
  8. ^ Jason Beck (2014年1月17日). “Tigers agree to one-year, $15.5M deal with Scherzer”. MLB.com. 2014年1月18日閲覧。
  9. ^ MLB 2013 Best Tools”. www.baseballamerica.com. 2014年1月1日閲覧。
  10. ^ Jeepers Creepers Celebrity Photos”. TMZ.com. 2010年8月28日閲覧。

外部リンク[編集]