アズドルバル・カブレラ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
アズドルバル・カブレラ
Asdrubal Cabrera
ワシントン・ナショナルズ #3
Asdrúbal Cabrera on July 14, 2011.jpg
インディアンズ時代(2011年7月14日)
基本情報
国籍 ベネズエラの旗 ベネズエラ
出身地 アンソアテギ州プエルト・ラ・クルス
生年月日 1985年11月13日(28歳)
身長
体重
6' 0" =約182.9 cm
205 lb =約93 kg
選手情報
投球・打席 右投両打
ポジション 遊撃手
プロ入り 2002年 アマチュア・フリーエージェントとしてシアトル・マリナーズと契約
初出場 2007年8月8日 シカゴ・ホワイトソックス
年俸 $6,500,000(2013年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
国際大会
代表チーム ベネズエラの旗 ベネズエラ
WBC 2013年

アズドルバル・ホセ・カブレラAsdrúbal José Cabrera, 1985年11月13日 - )はベネズエラアンソアテギ州プエルト・ラ・クルス出身のプロ野球選手遊撃手)。右投両打。MLBワシントン・ナショナルズ所属。

名前(Asdrubal)の表記はメディア等によってまちまちであり、アスドルバルアスドゥルバルなどの表記が見られる事もある。

経歴[編集]

A級ウィスコンシン時代

マリナーズ傘下時代[編集]

2002年8月26日にシアトル・マリナーズと契約。

2004年、A-級エバレット・アクアソックスでプロデビュー。63試合に出場し、5本塁打41打点7盗塁、打率.272だった。

2005年はA級ウィスコンシン・ティンバーラッターズとA+級インランド・エンパイア・シックスティシクサーズでプレー後、8月31日にAAA級タコマ・レイニアーズへ昇格。AAA級では6試合に出場した。

2006年はAAA級タコマで60試合に出場し、3本塁打22打点7盗塁、打率.236だった。

インディアンス時代[編集]

2006年6月30日エドゥアルド・ペレスとのトレードで、クリーブランド・インディアンスへ移籍。移籍後はAAA級バッファロー・バイソンズで52試合に出場し、1本塁打14打点5盗塁、打率.263だった。

2007年は招待選手としてインディアンスのスプリングトレーニングに参加したが、3月16日にAA級アクロン・エアロズへ降格し、開幕をAA級で迎えた。イースタンリーグのオールスターに選出後、7月30日にAAA級タコマへ昇格した。8月7日にインディアンスとメジャー契約を結び[2]8月8日シカゴ・ホワイトソックス戦でメジャーデビュー。二塁手として先発出場したが、3打数無安打1死球1得点に終わった[3]。8月11日のニューヨーク・ヤンキース戦では、マイク・ムッシーナから2塁打を放ちメジャー初安打を記録[4]8月18日タンパベイ・デビルレイズ戦では、ジェイソン・ハメルからメジャー初本塁打を放った[5]。カブレラは本来遊撃手であったが、この年は不振のジョシュ・バーフィールドに代わって正二塁手の座につくことになった。この年は45試合に出場し、3本塁打22打点、打率.283だった。試合終盤では力を発揮し、7回以降の打率は.375(56打数21安打)を記録した[6]。また幸運のお守りとして妻が作った白いビーズのネックレスを身につけている[7]

2008年2月28日にインディアンスと1年契約に合意。5月12日トロント・ブルージェイズ戦ダブルヘッダー第2試合で、メジャー史上14人目(球団史上3人目、二塁手では4人目)となる無補殺三重殺を達成した。5回表の守備でライル・オーバーベイのライナーを捕球し一死、二塁を踏み二塁走者のケビン・メンチがフォースアウトになり二死、さらに飛び出した一塁走者のマルコ・スクータロをタッチアウトにし三重殺を完成させた[8]。開幕後52試合に出場していたが、打率.184と結果を残せず、6月9日にAAA級バッファローへ降格した[9]。7月18日に再昇格[10]。9月19日のデトロイト・タイガース戦で、7回表に起こった乱闘騒ぎに加わったため、9月22日にMLB機構から3試合の出場停止処分を受けた[11]。この年は114試合に出場し、6本塁打47打点4盗塁、打率.259だった。

2009年3月10日にインディアンスと1年契約に合意。開幕から二塁手として起用され、5月から遊撃手へ転向した。6月2日のミネソタ・ツインズ戦で走塁中、野手と衝突して肩を痛め、6月3日に15日間の故障者リスト入りした[12]。6月28日に復帰[13]。8月には月間打率.370という成績を残した。この年は131試合に出場し、6本塁打68打点17盗塁、打率.308だった。ファンからの投票で強打者を選出するハンク・アーロン賞にクリーブランドからの候補としても選ばれている[14]

2010年は遊撃手として開幕から33試合に出場していたが、5月17日のレイズ戦で左前腕を負傷し、5月18日に15日間の故障者リスト入りした。同日に手術を行い[15]、5月19日に60日間の故障者リストへ異動。7月20日に復帰した[16]。この年は故障の影響で97試合の出場にとどまり、3本塁打29打点6盗塁、打率.276だった。

2011年1月17日にインディアンスと202万5000ドルの1年契約に合意[17]。7月には自身初となるオールスターゲームに選出された。オールスターではファン投票で選出されたデレク・ジーターが故障で欠場したため、先発メンバー入りした。この年は自己最多の151試合に出場。25本塁打92打点17盗塁、打率.273と結果を残し、シルバースラッガー賞を受賞した[18]

2012年1月に455万ドルの1年契約に合意し、4月4日にインディアンスと総額1650万ドルの2年契約を結んだ[19][20]。7月には2年連続でオールスターゲームに選出された。この年は136試合に出場し、16本塁打68打点9盗塁、打率.270だった。

2013年は開幕から53試合に出場していたが、6月4日に15日間の故障者リスト入りし[21]、6月26日に復帰した[22]。この年は136試合に出場し、14本塁打64打点9盗塁、打率.242だった。

2014年は97試合に出場し、9本塁打40打点7盗塁、打率.246だった。

ナショナルズ時代[編集]

2014年7月31日にザック・ウォルターズとのトレードでワシントン・ナショナルズへ移籍した[23]。ナショナルズの正遊撃手にはイアン・デズモンドがいるため、二塁手としての出場となった。

詳細情報[編集]

年度別打撃成績[編集]

















































O
P
S
2007 CLE 45 186 159 30 45 9 2 3 67 22 0 0 5 3 17 0 2 29 7 .283 .354 .421 .775
2008 114 418 352 48 91 20 0 6 129 47 4 4 11 5 46 2 4 77 8 .259 .346 .366 .713
2009 131 581 523 81 161 42 4 6 229 68 17 4 10 3 44 1 1 89 13 .308 .361 .438 .799
2010 97 425 381 39 105 16 1 3 132 29 6 4 11 3 25 0 5 60 10 .276 .326 .346 .673
2011 151 667 604 87 165 32 3 25 278 92 17 5 4 4 44 5 11 119 10 .273 .332 .460 .792
2012 143 616 555 70 150 35 1 16 235 68 9 4 1 2 52 3 6 99 18 .270 .338 .423 .762
2013 136 562 508 66 123 35 2 14 204 64 9 3 6 5 35 1 8 114 10 .242 .299 .402 .700
通算:7年 817 3455 3082 421 840 189 13 73 1274 390 62 24 48 25 263 12 37 587 76 .273 .335 .413 .748
  • 2013年度シーズン終了時

獲得タイトル・表彰[編集]

背番号[編集]

  • 13 (2007年 - 2014年途中)
  • 3 (2014年途中 - )

脚注[編集]

  1. ^ Asdrubal Cabrera Contract, Salaries, and Transactions” (英語). Spotrac.com. 2013年10月28日閲覧。
  2. ^ Indians promote INF Asdrubal Cabrera from AAA Buffalo”. MLB.com Indians Press Release (2007年8月7日). 2014年8月5日閲覧。
  3. ^ Scores for Aug 8, 2007”. ESPN MLB (2007年8月8日). 2014年8月5日閲覧。
  4. ^ Scores for Aug 11, 2007”. ESPN MLB (2007年8月11日). 2014年8月5日閲覧。
  5. ^ Scores for Aug 18, 2007”. ESPN MLB (2007年8月18日). 2014年8月5日閲覧。
  6. ^ Asdrubal Cabrera 2007 Batting Splits”. Baseball-Reference. 2008年5月17日閲覧。
  7. ^ Mailbag: Borowski fixed as closer?”. The Official Site of The Cleveland Indians. 2008年5月17日閲覧。
  8. ^ Cabrera turns unassisted triple play Second baseman snags liner, jumps on second and tags runner”. The Official Site of The Cleveland Indians. 2008年5月17日閲覧。
  9. ^ Indians promote INF Josh Barfield from Triple-A Buffalo”. MLB.com Indians Press Release (2008年6月9日). 2014年8月5日閲覧。
  10. ^ Indians recall INF Asdrubal Cabrera from Triple-A Buffalo”. MLB.com Indians Press Release (2008年7月18日). 2014年8月5日閲覧。
  11. ^ Anthony Castrovince (2008年9月22日). “Tribe hit hard for fracas with Tigers”. MLB.com. 2014年8月5日閲覧。
  12. ^ Indians place INF Asdrubal Cabrera on the 15-day disabled list”. MLB.com Indians Press Release (2009年6月3日). 2014年8月5日閲覧。
  13. ^ Indians activate INF Asdrubal Cabrera from the 15-day DL”. MLB.com Indians Press Release (2009年6月28日). 2014年8月5日閲覧。
  14. ^ Aaron Award finalists unveiled
  15. ^ Anthony Castrovince (2010年5月19日). “Cabrera has surgery; Sizemore to DL”. MLB.com. 2014年8月5日閲覧。
  16. ^ Indians activate INF Asdrubal Cabrera from the 60-day Disabled List”. MLB.com Indians Press Release (2010年7月20日). 2014年8月5日閲覧。
  17. ^ Jordan Bastian (2011年1月17日). “Indians, Cabrera agree, avoid arbitration”. MLB.com. 2014年8月5日閲覧。
  18. ^ Indians SS Asdrubal Cabrera wins first career Silver Slugger Award”. MLB.com Indians Press Release (2011年11月2日). 2014年8月5日閲覧。
  19. ^ Indians & INF Asdrubal Cabrera Agree on 2-Year Contract Extension”. MLB.com Indians Press Release (2012年4月4日). 2014年8月5日閲覧。
  20. ^ Jordan Bastian (2012年4月4日). “Asdrubal signs two-year extension with Tribe”. MLB.com. 2014年8月5日閲覧。
  21. ^ Indians place INF Asdrubal Cabrera on 15-day DL; recall INF Juan Diaz from AAA”. MLB.com Indians Press Release (2013年6月4日). 2014年8月5日閲覧。
  22. ^ Indians reinstate SS Asdrubal Cabrera; designate INF John McDonald for assignment”. MLB.com Indians Press Release (2013年6月26日). 2014年8月5日閲覧。
  23. ^ Nationals acquire INF Asdrubal Cabrera from Indians”. MLB.com Nationals Press Release (2014年7月31日). 2014年8月1日閲覧。

外部リンク[編集]