ハンク・アーロン賞

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ハンク・アーロン賞( - しょう、Hank Aaron Award)は、メジャーリーグベースボールの賞。

アメリカンリーグナショナルリーグから、その年に最も活躍したそれぞれ一人ずつの打者が選出される。

1999年から始まる。ハンク・アーロンが、ベーブ・ルースの通算本塁打記録を塗り替えてから25周年を記念して創設された。

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投票システム [編集]

この賞が創設された1999年は、安打本塁打打点に特定のポイントを割り振り、その合計点で決めるというものだった。しかしこのシステムは僅か一年で変更され、その後も幾度か変更が加えられ、現在のシステムとなっている。

2000~2002年は、各チームのラジオとテレビの実況キャスター、解説者による投票システム。投票者はそれぞれ1位票(5ポイント)、2位票(3ポイント)、3位票(1ポイント)からなる3つの投票権を持ち、それぞれを異なる選手へ投票。最も多くのポイントを集めた選手が受賞者となる。

2003年は前年度のキャスター、解説者による投票に加え、MLB公式ウェブサイトからのファン投票が考慮されることとなった。キャスター達の投票は全体の70%、ファンからの投票は30%となっていた。

2004~2006年は、まず8月にMLB30チームからそれぞれ3人の候補が選ばれ、MLB公式ウェブサイトからのファン投票によって各チーム1人、合計30人に絞られる。その30名はMLBの委員会によって各リーグ6名にまで絞られ、再びファン投票により最終決定された。

2007~2008年は、MLBの委員会によりあらかじめ1チーム1人に絞られ、そこからファン投票で各リーグ6人に絞られる。さらにその各リーグ6人をファン投票にかけ、最終決定された。

2009年はMLB30チームからそれぞれ3人の候補が選ばれ、ファン投票によって各チーム1人、合計30人に絞られる。そこから再びファン投票により最終決定された。2004~2006年のシステムから「委員会により6人に絞られる」という部分が抜けた方式となり、ほぼ完全にファン投票のみで選出されることになった。

問題点 [編集]

原文に"top hitter in each league"とあるように、賞の目的はそれぞれのリーグから"最高の打者"を一人ずつ選ぶことである。そのため現在ならば、OPSRCなどの総合指標を使って選出すべきであるが、通算打点で歴代1位、通算本塁打も長らく1位を保っていたアーロンに敬意を表すためか、受賞者は本塁打か打点でトップの選手が多かった。さらにほぼ完全にファン投票のみによるシステムに変わった結果、成績よりも印象面が重視される選出も出てきている。

2008年は両リーグともに、三冠タイトルを一つも獲得していない選手が受賞したが、これは賞が創設されて以来初めての出来事だった。

過去受賞者 [編集]

ナショナルリーグ 打率 本塁打 打点 アメリカンリーグ 打率 本塁打 打点
1999年 サミー・ソーサ .288 63 141 マニー・ラミレス .333 44 165
2000年 トッド・ヘルトン .372 42 147 カルロス・デルガド .344 41 137
2001年 バリー・ボンズ .328 73 137 アレックス・ロドリゲス .318 52 135
2002年 バリー・ボンズ .370 46 110 アレックス・ロドリゲス .300 57 142
2003年 アルバート・プホルス .359 43 124 アレックス・ロドリゲス .298 47 118
2004年 バリー・ボンズ .362 45 101 マニー・ラミレス .308 43 130
2005年 アンドリュー・ジョーンズ .263 51 128 デビッド・オルティーズ .300 47 148
2006年 ライアン・ハワード .313 58 149 デレク・ジーター .343 14 97
2007年 プリンス・フィルダー .288 50 119 アレックス・ロドリゲス .314 54 156
2008年 アラミス・ラミレス .289 27 111 ケビン・ユーキリス .312 29 115
2009年 アルバート・プホルス .327 47 135 デレク・ジーター .334 18 66
2010年 ジョーイ・ボット .324 37 113 ホセ・バティスタ .260 54 124
2011年 マット・ケンプ .324 39 126 ホセ・バティスタ .302 43 103
2012年 バスター・ポージー .336 24 103 ミゲル・カブレラ .330 44 139
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外部リンク [編集]