ライアン・ジマーマン

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ライアン・ジマーマン
Ryan Zimmerman
ワシントン・ナショナルズ #11
Ryan Zimmerman helmetless.jpg
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 アメリカ合衆国の旗 ノースカロライナ州ワシントン
生年月日 1984年9月28日(27歳)
身長
体重
6' 3" =約190.5cm
230 lb =約104.3kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 三塁手
プロ入り 2005年 ドラフト1巡目(全米4位) ワシントン・ナショナルズ
初出場 2005年9月1日
年俸 $9,050,000(2011年)[1]
経歴(括弧内は在籍年)

ライアン・ウォレス・ジマーマン(Ryan Wallace Zimmerman, 1984年9月28日 - )は、アメリカメジャーリーグワシントン・ナショナルズ所属の内野手三塁手)。ノースカロライナ州ワシントン出身。愛称はMagnum Z.I.

目次

[編集] 経歴

15歳の時にバージニア州タイドウォーター地区の選抜チームに選ばれた。そのころのジマーマンは長打力がなく、小柄で遊撃手だった。当時、二塁手にB.J.アップトン、三塁手にデビッド・ライトがこの選抜チームに所属していた[2]バージニア大学在学時から三塁手として活躍。

2005年に当時ワシントンD.C.に移転したばかりのナショナルズからドラフト1巡目(全米4位)指名を受け入団。契約金は球団史上最高額となる297万5,000ドル[3]。A級で4試合に出場し、AA級で63試合に出場。両マイナーチームで打率.336・11本塁打・38打点の成績を残し、9月1日にメジャーデビューを果たした。20試合の出場ながら.397という高い打率を残した。シーズン終了後の11月に球団は正三塁手ビニー・カスティーヤサンディエゴ・パドレスへ放出[4]。同月にベースボール・アメリカによる2006年の有望株ランキングで球団トップの評価を受けた[3]

実質メジャー1年目の2006年ブラッド・ウィルカーソン(2002年)の新人選手としての球団記録に並ぶ20本塁打を放ち[5]、チームトップとなる110打点をマークし、ナショナルズの三塁はしばらく安泰と言われる成績を残した[4]。ナリーグで新人選手が1954年以降で100打点を上回るのはマイク・ピアッツァアルバート・プホルスに次ぐ史上3人目、47二塁打は新人選手としては歴代2位タイとなった[6]。また、サヨナラ安打を3本を放ち、9月2日のアリゾナ・ダイヤモンドバックスとのダブルヘッダー初戦で延長11回にサヨナラ四球を記録している[6]

守備では守備率が.965でスコット・ローレンアラミス・ラミレスと共に三塁手としてリーグ1位タイとなった[6]。走塁面でも11盗塁を記録。新人王の投票ではフロリダ・マーリンズハンリー・ラミレスとの新人王争いはわずか4点差の2位に終わり、新人王は獲り逃した[7]

2007年、前半戦は右投手から苦手のスライダーと多投され苦しんだが、後半に克服した[8]。全162試合に出場し、2年連続20本塁打以上となる24本塁打を記録。守備面では失策こそ23個と多かったものの、三塁手として1位となる守備機会511回を記録(同年のゴールドグラブ賞受賞者の2人、デビッド・ライトは324守備機会で24失策、エイドリアン・ベルトレは426守備機会で18失策)。

2008年は、ナショナルズの新本拠地ナショナルズ・パークでの開幕戦となった3月30日の対アトランタ・ブレーブス戦でサヨナラ本塁打を放った。5月18日のオリオールズ戦で二塁へヘッドスライディングした際に左肩を痛め、その後も出場し続けていたが、5月26日から欠場。連続試合出場が205で途切れ、6月3日に故障者リスト入り[9]。7月22日にメジャー復帰してからは打率.306を記録。シーズン終了後、年俸調停権を得たジマーマンは、2009年の年俸として390万ドルを要求し、これに対して球団側は275万ドルを提示。調停を避け、2009年2月20日に1年332万5000ドルで合意したが[10]、2009年開幕後の4月20日に2009年から球団史上最高額の5年総額4500万ドルで契約延長した[11]

2009年は開幕3試合目の4月8日から5月12日にかけて30試合連続安打を記録。球団史上、ブラディミール・ゲレーロの31試合(1999年)に次ぐ歴代2位[12]オールスター初選出を果たし、シーズン終了後にはシルバースラッガー賞ゴールドグラブ賞を初めて受賞した。

[編集] 特徴

ポジションはサードで、新人時代から三塁守備の評価は高く、メジャーリーグの中でもトップクラスだとされる[8]。その好守から「ブルックス・ロビンソンの再来」と言われることもあり、たびたび果敢にダイビングキャッチを試みる[13]。2009年にはゴールドグラブ賞を初受賞した。

地元記者は、「将来は首位打者打点王を獲れるだけではない。監督がグリーンライトさえ出せば、30-30も狙える。完璧な選手」と高く評価している[14]。率先して練習に励み、人格もしっかりしているため天性のリーダーと評価されている[8]

[編集] 年度別打撃成績

















































O
P
S
2005 WSH 20 62 58 6 23 10 0 0 33 6 0 0 0 1 3 0 0 12 1 .397 .419 .569 .988
2006 157 682 614 84 176 47 3 20 289 110 11 8 1 4 61 7 2 120 15 .287 .351 .471 .822
2007 162 722 653 99 174 43 5 24 299 91 4 1 0 5 61 3 3 125 26 .266 .330 .458 .788
2008 106 466 428 51 121 24 1 14 189 51 1 1 0 4 31 1 3 71 12 .283 .333 .442 .775
2009 157 693 610 110 178 37 3 33 320 106 2 0 0 9 72 9 2 119 22 .292 .364 .525 .888
2010 142 603 525 85 161 32 0 25 268 85 4 1 0 5 69 6 4 98 16 .307 .388 .510 .899
2011 101 440 395 52 114 21 2 12 175 49 3 1 0 3 41 4 1 73 14 .289 .355 .443 .798
通算:7年 845 3668 3283 487 947 214 14 128 1573 498 25 12 1 31 338 30 15 618 106 .288 .355 .479 .834
  • 2011年度シーズン終了時
  • 各年度の太字はリーグ最高

[編集] 獲得タイトル・表彰

[編集] 脚注

  1. ^ Ryan Zimmerman Stats, News, Pictures, Bio, Videos” (英語). ESPN.com. 2011年12月3日閲覧。
  2. ^ 友成那智、村上雅則 『メジャーリーグ・完全データ選手名鑑2009』 廣済堂出版、2009年、316頁。ISBN 978-4-331-51370-5
  3. ^ a b Fitt, Aaron (2005年11月16日). “Top Ten Prospects: Washington Nationals” (英語). Baseball America. 2009年5月14日閲覧。
  4. ^ a b 友成那智、村上雅則 『メジャーリーグ・完全データ選手名鑑2007』 廣済堂出版、2007年、304項。ISBN 978-4-331-51213-5
  5. ^ Associated Press (2006年9月27日). “Rollins' two-run triple in 14th helps Phillies beat Nats” (英語). ESPN.com. 2010年4月29日閲覧。
  6. ^ a b c Ryan Zimmerman 2006 Career Highlights” (英語). 2008年5月17日閲覧。
  7. ^ Baseball Awards Voting for 2006 - Baseball-Reference.com” (英語). 2008年5月17日閲覧。
  8. ^ a b c 友成那智、村上雅則 『メジャーリーグ・完全データ選手名鑑2008』 廣済堂出版、2008年、299頁。ISBN 978-4-331-51300-2
  9. ^ Associated Press (2008年6月3日). “Zimmerman placed on DL after missing seven games with shoulder tear” (英語). ESPN.com. 2009年5月14日閲覧。
  10. ^ Ladson, Bill (2009年2月20日). “Nats' Zimmerman avoids arbitration” (英語). MLB.com. 2009年5月14日閲覧。
  11. ^ Ladson, Bill (2009年4月20日). “Nats lock up Zimmerman for long haul” (英語). MLB.com. 2009年5月14日閲覧。
  12. ^ Associated Press (2009年5月13日). “Zimmerman's streak ends, but Martis pitches Nationals past Giants” (英語). ESPN.com. 2009年5月14日閲覧。
  13. ^ 「2008 三塁手ランキング」『月刊スラッガー』2008年6月号 日本スポーツ企画出版社 27頁
  14. ^ 「プレー中の故障に泣かされた若き三塁手」『月刊スラッガー』2008年12月号 日本スポーツ企画出版社 68頁

[編集] 外部リンク

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