クリス・ストラットン

クリス・ストラットン
*Chris Stratton*
カンザスシティ・ロイヤルズ #35
	サンフランシスコ・ジャイアンツ時代; （2018年6月6日）
基本情報
国籍	アメリカ合衆国
出身地	ミシシッピ州テューペロ
生年月日	1990年8月22日（33歳）
身長; 体重	6' 3" ＝約190.5 cm; 190 lb ＝約86.2 kg
選手情報
投球・打席	右投右打
ポジション	投手
プロ入り	2012年 MLBドラフト1巡目
初出場	2016年5月30日
経歴（括弧内はプロチーム在籍年度）
	テューペロ高等学校（英語版）; ミシシッピ州立大学（英語版）; サンフランシスコ・ジャイアンツ (2016 - 2018); ロサンゼルス・エンゼルス (2019); ピッツバーグ・パイレーツ (2019 - 2022); セントルイス・カージナルス (2022 - 2023); テキサス・レンジャーズ (2023); カンザスシティ・ロイヤルズ (2024 - );
	この表について

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クリス・ストラトン

クリストファー・リー・ストラットン（Christopher Lee Stratton, 英語発音: [krɪs ˈstrætən]^[1]; 1990年 8月22日 - ）は、アメリカ合衆国ミシシッピ州テューペロ出身のプロ野球選手（投手）。右投右打。MLBのカンザスシティ・ロイヤルズ所属。愛称はストラット（Strat）^[2]。

経歴[編集]

プロ入りとジャイアンツ時代[編集]

2012年のMLBドラフト1巡目（全体20位）でサンフランシスコ・ジャイアンツから指名されプロ入り。契約後、傘下のA-級セイラムカイザー・ボルケーノズ（英語版）でプロデビュー。8試合（先発5試合）に登板して0勝2敗、防御率2.76、16奪三振を記録した。

2013年はA級オーガスタ・グリーンジャケッツ（英語版）でプレーし、22試合に先発登板して9勝3敗、防御率3.27、123奪三振を記録した。

2014年はA+級サンノゼ・ジャイアンツ（英語版）とAA級リッチモンド・フライングスクウォーレルズでプレーし、2球団合計で24試合（先発23試合）に登板して8勝9敗、防御率4.80、120奪三振を記録した。

2015年はAA級リッチモンドとAAA級サクラメント・リバーキャッツでプレーし、2球団合計で26試合に先発登板して5勝10敗、防御率3.95、111奪三振を記録した。オフの11月20日にルール・ファイブ・ドラフトでの流出を防ぐために40人枠入りした^[3]。

2016年はAAA級サクラメントで開幕を迎え、5月30日にメジャー初昇格を果たした^[4]。同日のアトランタ・ブレーブス戦でメジャーデビュー。この年メジャーでは7試合に登板して1勝0敗、防御率3.60、6奪三振の成績を残した。オフにはアリゾナ・フォールリーグに参加し、スコッツデール・スコーピオンズに所属した。

2017年は13試合（先発10試合）に登板して4勝4敗1セーブ、防御率3.68、51奪三振を記録した。

2018年は28試合（先発26試合）に登板して10勝10敗、防御率5.09、82奪三振を記録した。

エンゼルス時代[編集]

2019年3月26日にウィリアムズ・ヘレスとのトレードで、ロサンゼルス・エンゼルスへ移籍した^[5]。5月7日にDFAとなった^[6]。

パイレーツ時代[編集]

2019年5月11日に金銭トレードでピッツバーグ・パイレーツへ移籍した^[7]。

カージナルス時代[編集]

2022年8月1日にヨハン・オビエド、マルコム・ヌニェス（英語版）とのトレードで、ホセ・キンタナと共にセントルイス・カージナルスへ移籍した^[8]。

レンジャーズ時代[編集]

2023年7月30日にジョン・キング、トーマス・サゲージ（英語版）、テコア・ロビー（英語版）とのトレードで、ジョーダン・モンゴメリーと共にテキサス・レンジャーズへ移籍した^[9]。オフの11月3日にFAとなった^[10]。

ロイヤルズ時代[編集]

2023年12月15日にカンザスシティ・ロイヤルズと1年契約を結んだ。2025年シーズンの契約は選手オプションとなる^[11]。

選手としての特徴[編集]

最速95.9mph^[12]（約154.3km/h）・平均91.7mph（約147.6km/h）のフォーシームに、カーブ、カッター、スライダーといった変化球を織り交ぜる^[13]。

詳細情報[編集]

年度別投手成績[編集]

年度	球団	登板	先発	完投	完封	勝利	敗戦	セ丨ブ	ホ丨ルド	勝率	打者	投球回	被安打	被本塁打	与四球	敬遠	与死球	奪三振	暴投	失点	自責点	防御率	W H I P
2016	SF	7	0	0	0	1	0	0	0	1.000	43	10.0	11	1	5	0	0	6	0	4	4	3.60	1.60
2017		13	10	0	0	4	4	1	0	.500	256	58.2	59	5	28	0	1	51	2	25	24	3.68	1.48
2018		28	26	1	1	10	10	0	0	.500	625	145.0	153	19	54	1	2	112	6	87	82	5.09	1.43
2019	LAA	7	5	0	0	0	2	0	0	.000	144	29.1	43	6	18	0	0	22	1	28	28	8.59	2.08
2019	PIT	28	0	0	0	1	1	0	1	.500	200	46.2	50	7	15	1	0	47	1	22	19	3.66	1.39
'19計		35	5	0	0	1	3	0	1	.250	344	76.0	93	13	33	1	0	69	2	50	47	5.57	1.66
2020		27	0	0	0	2	1	0	5	.667	131	30.0	26	3	13	0	0	39	1	19	13	3.90	1.30
2021		68	0	0	0	7	1	8	7	.875	337	79.1	70	9	33	2	1	86	3	34	32	3.63	1.30
2022		40	1	0	0	5	4	2	8	.556	181	40.2	50	4	13	2	1	37	3	26	23	5.09	1.55
2022	STL	20	0	0	0	5	0	0	0	1.000	98	22.2	22	0	12	0	1	23	1	8	7	2.78	1.50
'22計		60	1	0	0	10	4	2	8	.714	279	63.1	72	4	25	2	2	60	4	34	30	4.26	1.53
2023		42	0	0	0	1	1	1	4	.500	221	53.2	45	4	17	0	1	59	4	28	25	4.19	1.16
2023	TEX	22	0	0	0	1	0	0	4	1.000	117	29.0	24	4	8	0	1	22	1	11	11	3.41	1.10
'23計	TEX	64	0	0	0	2	1	1	8	.667	338	82.2	69	8	25	0	2	81	5	39	36	3.92	1.14
MLB：8年		302	42	1	1	37	24	12	29	.607	2353	545.0	553	62	216	6	8	504	23	292	268	4.43	1.41

2023年度シーズン終了時
各年度の太字はリーグ最高

年度別守備成績[編集]

年度	球団	投手（P）
年度	球団	試合	刺殺	補殺	失策	併殺	守備率
2016	SF	7	1	0	0	0	1.000
2017		13	5	8	1	0	.929
2018		28	11	13	2	1	.923
2019	LAA	7	3	3	0	0	1.000
2019	PIT	28	4	11	0	1	1.000
'19計		35	7	14	0	1	1.000
2020		27	2	3	0	0	1.000
2021		68	6	2	0	0	1.000
2022		40	0	3	1	2	.750
2022	STL	20	2	1	0	1	1.000
'22計		60	2	4	1	3	.857
2023		42	4	2	0	1	1.000
2023	TEX	22	1	1	1	0	.667
'23計	TEX	64	5	3	1	1	.889
MLB		302	39	47	5	6	.945

2023年度シーズン終了時

背番号[編集]

68（2016年）
34（2017年 - 2018年）
36（2019年 - 同年5月6日）
46（2019年5月12日 - 2022年7月31日）
30（2022年8月1日 - 2023年7月28日）
35（2023年8月2日 - ）

脚注[編集]

^ “英語のIPA発音記号変換（アメリカ英語）”. tophonetics.com. 2019年4月1日閲覧。
^ Giants Players Weekend nicknames explained MLB.com （英語） (2017年8月24日) 2017年11月15日閲覧
^ Chris Haft (2015年11月20日). “Giants add eight pitchers to 40-man roster” (英語). MLB.com. 2017年11月15日閲覧。
^ “Giants place right-hander Matt Cain, who had been placed on the 15-day disabled list” (英語). ESPN (2016年5月28日). 2017年11月15日閲覧。
^ Jeff Todd (2019年3月26日). “Angels Acquire Chris Stratton From Giants For Williams Jerez”. MLB Trade Rumors 2019年3月26日閲覧。
^ James Schmehl (2019年5月7日). “Allen reinstated, ready to return to form” (英語). MLB.com. 2019年5月8日閲覧。
^ Adam Berry (2019年5月11日). “Pirates acquire righty Stratton from Angels” (英語). MLB.com 2019年5月12日閲覧。
^ “Pirates Trade Jose Quintana, Chris Stratton To Cardinals” (英語). MLB Trade Rumors. 2022年8月2日閲覧。
^ “Rangers acquire LHP Jordan Montgomery, RHP Chris Stratton, and international bonus pool money in trade with St. Louis Cardinals” (英語). MLB.com. 2023年7月30日閲覧。
^ “130 Players Become XX(B) Free Agents” (英語). Home (2023年11月3日). 2023年11月9日閲覧。
^ “Royals continue busy offseason, sign Stratton to one-year deal” (英語). MLB.com (2023年12月16日). 2023年12月25日閲覧。
^ 2019年　フィラデルフィア・フィリーズ戦で計測
^ “Chris Stratton Baseball Statistics 2010-2017”. Baseball Cube. 2017年11月15日閲覧。

外部リンク[編集]

選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
Chris Stratton stats MiLB.com （英語）
Chris Stratton (@cstratton34) - X（旧Twitter）

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[1] “英語のIPA発音記号変換（アメリカ英語）”. tophonetics.com. 2019年4月1日閲覧。

[2] Giants Players Weekend nicknames explained MLB.com （英語） (2017年8月24日) 2017年11月15日閲覧

[3] Chris Haft (2015年11月20日). “Giants add eight pitchers to 40-man roster” (英語). MLB.com. 2017年11月15日閲覧。

[4] “Giants place right-hander Matt Cain, who had been placed on the 15-day disabled list” (英語). ESPN (2016年5月28日). 2017年11月15日閲覧。

[5] Jeff Todd (2019年3月26日). “Angels Acquire Chris Stratton From Giants For Williams Jerez”. MLB Trade Rumors 2019年3月26日閲覧。

[6] James Schmehl (2019年5月7日). “Allen reinstated, ready to return to form” (英語). MLB.com. 2019年5月8日閲覧。

[7] Adam Berry (2019年5月11日). “Pirates acquire righty Stratton from Angels” (英語). MLB.com 2019年5月12日閲覧。

[8] “Pirates Trade Jose Quintana, Chris Stratton To Cardinals” (英語). MLB Trade Rumors. 2022年8月2日閲覧。

[9] “Rangers acquire LHP Jordan Montgomery, RHP Chris Stratton, and international bonus pool money in trade with St. Louis Cardinals” (英語). MLB.com. 2023年7月30日閲覧。

[10] “130 Players Become XX(B) Free Agents” (英語). Home (2023年11月3日). 2023年11月9日閲覧。

[11] “Royals continue busy offseason, sign Stratton to one-year deal” (英語). MLB.com (2023年12月16日). 2023年12月25日閲覧。

[12] 2019年　フィラデルフィア・フィリーズ戦で計測

[13] “Chris Stratton Baseball Statistics 2010-2017”. Baseball Cube. 2017年11月15日閲覧。

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表話編歴カンザスシティ・ロイヤルズロースター
投手	63 ニック・アンダーソン 62 ジョナサン・ボウラン（英語版） 59 ジェイク・ブレンツ（故障者リスト） 50 クリス・ブビック（故障者リスト） 64 スティーブン・クルーズ（英語版） 21 タイラー・ダフィー 43 カルロス・ヘルナンデス（故障者リスト） 36 ウィル・クライン（英語版） 67 セス・ルーゴ 24 ジョーダン・ライルズ（制限リスト） 41 ダニエル・リンチ 48 アレク・マーシュ（英語版）（故障者リスト） 66 ジェームズ・マッカーサー（英語版） 58 ジョン・マクミロン（英語版） 55 コール・レイガンズ 65 マット・サウアー（英語版） 46 ジョン・シュライバー 60 コリン・セルビー（英語版） 51 ブレイディ・シンガー 31 ウィル・スミス 35 クリス・ストラットン 38 ジョシュ・テイラー（故障者リスト） 69 アンソニー・ベネジアーノ（英語版） 52 マイケル・ワカ 30 カイル・ライト（故障者リスト） 61 アンヘル・ゼルパ（英語版）
捕手	34 フレディ・ファーミン 14 オースティン・ノラ 13 サルバドール・ペレス
内野手	26 アダム・フレイジャー 11 マイケル・ガルシア 2 ギャレット・ハンプソン 12 ニック・ロフティン（英語版） 19 マイケル・マッシー 9 ビニー・パスカンティーノ 32 ニック・プラット 7 ボビー・ウィット・ジュニア
外野手	44 ダイロン・ブランコ（英語版） 27 タイラー・ジェントリー（英語版） 28 カイル・イズベル 1 MJ・メレンデス 11 ハンター・レンフロー 17 ネルソン・ベラスケス 6 ドリュー・ウォーターズ
監督・コーチ	33 マット・クアトラーロ（監督） 26 ポール・フーバー（ベンチコーチ） 31 アレク・ザムウォルト（英語版）（打撃コーチ） 77 ケオニ・デレン（英語版）（打撃コーチ補佐） -- ジョー・ディロン（打撃コーチ補佐） 85 ブライアン・スウィーニー（投手コーチ） 84 ザック・ボーブ（投手コーチ補佐） 39 デーモン・ホリンズ（一塁コーチ） 25 バンス・ウィルソン（英語版）（三塁コーチ） 57 ミッチ・ステッター（英語版）（ブルペンコーチ） 68 ホセ・アルガシル（英語版）（内野守備コーチ） 18 ラスティ・クーンツ（コーチ） -- アラン・デサンミゲル（ストラテジスト兼ブルペン捕手） 70 パーカー・モーリン（英語版）（戦略コーチ兼ブルペン捕手） 80 ライアン・エイグスティ（ブルペン捕手） -- ビル・デュプリシア（リプレイ・コーディネイター）
公式サイト（英語）より　40人ロースター　監督・コーチ一覧　2024年4月30日更新