ライアン・ブラウン (外野手)
| ミルウォーキー・ブルワーズ #8 | |
|---|---|
| 基本情報 | |
| 国籍 | |
| 出身地 | |
| 生年月日 | 1983年11月17日(28歳) |
| 身長 体重 |
6' 1" =約185.4cm 200 lb =約90.7kg |
| 選手情報 | |
| 投球・打席 | 右投右打 |
| ポジション | 左翼手 |
| プロ入り | 2005年 ドラフト1巡目 |
| 初出場 | 2007年5月25日 |
| 年俸 | $4,000,000(2011年)[1] |
| 経歴(括弧内は在籍年) | |
|
|
| 国際大会 | |
| 代表チーム | |
| WBC | 2009年 |
|
この表について
|
|
ライアン・ジョゼフ・ブラウン(Ryan Joseph Braun、1983年11月17日 - )は、アメリカ合衆国の野球選手。カリフォルニア州ロサンゼルス・ミッションヒルズ出身。ポジションは左翼手で、右投右打。2008年現在、MLBミルウォーキー・ブルワーズに所属している。父がイスラエル出身のユダヤ系。ニックネームはヘブルー・ハンマー(The Hebrew Hammer)[2]。Braunの発音は実際にはブローンに近い[3]。
目次 |
[編集] 略歴
マイアミ大学在学時の2003年にカンザスシティ・ロイヤルズからドラフト6巡目で指名されたが、契約に至らなかった。2005年、打率.388・18本塁打・76打点を記録。アトランティック・コースト・カンファレンスの最優秀三塁手に選出され、ゴールデンスパイク賞の最終選考の1人にノミネートされた[4]。そして、ドラフトではミルウォーキー・ブルワーズから1巡目(全米5位)指名され、契約金245万ドルで入団[4]。
2007年2月に発表されたベースボール・アメリカの有望株ランキングで、ブラウンはヨバニ・ガヤルドに次ぐ2位の評価を受け[5]、2007年開幕をメジャーで迎えることを期待されたが、開幕をAAA級のナッシュビル・サウンズで迎えた[6]。ナッシュビルでは34試合の出場で、打率.342・10本塁打・22打点を記録し、メジャー昇格。
5月25日にメジャーデビュー。その日の試合で初安打となる二塁打を放ち、初打点も記録した。翌26日には初本塁打を放つなど、4打数3安打の大活躍だった。6月には1試合4安打を2度記録するなど、打率.382、6本塁打、ナ・リーグ新人最多となる21打点を記録し、月間最優秀新人に選出された[7]。また7月も好調が続き、27試合に出場してリーグ1位となる11本塁打を記録。ほかにも12試合でマルチヒット、1試合3安打を4度記録するなど、打率.345、同2位の25打点の成績を残した。2か月連続の月間最優秀新人に選出されると共に、月間MVPにも選出され、史上はじめて2つの賞を同時受賞した[8]。
最終的には113試合の出場で、規定打席不足ながら打率.324、34本塁打、97打点といずれもナ・リーグ新人最高の成績を残した。特に長打率は.634を記録し、これは同チームのプリンス・フィルダーを凌ぐリーグ1位。新人としては1987年のマーク・マグワイアを抜き、メジャー史上最高となる数値であった[9]。守備面では三塁として112試合の守備について26失策と課題が残った。新人王の投票では2位のトロイ・トゥロウィツキーとは2ポイント差と、僅差で選出された[9]。
2008年はマイク・キャメロンをFAで獲得したこともあり、ブラウンをレフトにコンバートし、2007年はセンターを守ったが元々は内野手であるビル・ホールをサードで起用[10]。5月16日には8年総額4,500万ドルで契約延長した。この契約はジェフ・スーパンの4年総額4,200万ドルを上回る球団史上最高金額で契約年数も球団史上最長となった[11]。オールスターゲームのファン投票でチェイス・アトリーに次ぐリーグ2位となる3,835,840票で選出された[12]。151に出場し、打率.285と昨年より4分近く下がったが、37本塁打・106打点を記録し、30本塁打・100打点の大台を上回り、83長打はリーグ最多。昨年、9割を下回った守備率では無失策で10割を達成。シルバースラッガー賞を受賞し、MVPの投票ではアルバート・プホルス、ライアン・ハワードに次ぐ3位[13]。
2009年は、本塁打数こそ、メジャーデビュー以来最低となる32本に終わったものの、打率は2年ぶりに.320台に復帰。その他、出場試合・打数・得点・安打・二塁打・打点・盗塁・四球・出塁率など、数多くの部門で自己最高の成績をマークした。また、安打に関しては、初めて200本の大台をクリアし、安打数でリーグトップとなった。
2010年は本塁打数が初めて30本を割り込んだ。打率3割、100打点は継続したものの、やや物足りないシーズンとなった。
2011年4月21日、ブルワーズと2016年から5年総額1億500万ドルで契約を延長。このシーズン限りでFA移籍が確実視されていたプリンス・フィルダーとは対照的に、2020年までブルワーズでプレーすることが決まった[14]。シーズンでは自己最高の成績を残し、自身初のトリプルスリーを達成。ブルワーズの29年ぶり地区優勝の原動力となり、自身初めてMVPを受賞し、名実共にMLBを代表する外野手の1人になった。
ところが、10月下旬に行われたドーピング検査で陽性反応を示していたことが、12月10日にESPNによって報じられた[15]。
[編集] 獲得タイトル・記録
- 新人王:2007年
- MVP 1回:2011年
- 月間MVP 2回:2007年7月、2008年7月
- MLBオールスターゲーム選出 4回:2008年、2009年、2010年、2011年
- シルバースラッガー賞 4回:2008年~2011年
[編集] 年度別打撃成績
| 年 度 |
球 団 |
試 合 |
打 席 |
打 数 |
得 点 |
安 打 |
二 塁 打 |
三 塁 打 |
本 塁 打 |
塁 打 |
打 点 |
盗 塁 |
盗 塁 死 |
犠 打 |
犠 飛 |
四 球 |
敬 遠 |
死 球 |
三 振 |
併 殺 打 |
打 率 |
出 塁 率 |
長 打 率 |
O P S |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2007 | MIL | 113 | 492 | 451 | 91 | 146 | 26 | 6 | 34 | 286 | 97 | 15 | 5 | 0 | 5 | 29 | 1 | 7 | 112 | 13 | .324 | .370 | .634* | 1.004 |
| 2008 | 151 | 663 | 611 | 92 | 174 | 39 | 7 | 37 | 338 | 106 | 14 | 4 | 0 | 4 | 42 | 4 | 6 | 129 | 13 | .285 | .335 | .553 | .888 | |
| 2009 | 158 | 708 | 635 | 113 | 203 | 39 | 6 | 32 | 350 | 114 | 20 | 6 | 0 | 3 | 57 | 1 | 13 | 121 | 7 | .320 | .386 | .551 | .937 | |
| 2010 | 157 | 684 | 619 | 101 | 188 | 45 | 1 | 25 | 310 | 103 | 14 | 3 | 0 | 3 | 56 | 1 | 6 | 105 | 17 | .304 | .365 | .501 | .866 | |
| 2011 | 150 | 629 | 563 | 109 | 187 | 38 | 6 | 33 | 336 | 111 | 33 | 6 | 0 | 3 | 58 | 2 | 5 | 93 | 9 | .332 | .397 | .597 | .994 | |
| 通算:5年 | 729 | 3176 | 2879 | 506 | 898 | 187 | 26 | 161 | 1620 | 531 | 96 | 24 | 0 | 18 | 242 | 9 | 37 | 560 | 58 | .312 | .371 | .563 | .934 | |
- 2011年度シーズン終了時
- 各年度の太字はリーグ最高
*2007年は規定打席に10打席不足しているが、不足分を凡打と仮定しても.620であり、規定打席到達者でリーグ最高長打率のプリンス・フィルダー(.618)を上回る。
[編集] 脚注
- ^ “Milwaukee Brewers 2010 Player Salaries and Team Payroll” (英語). ESPN.com. 2010年10月15日閲覧。
- ^ 友成那智、村上雅則 『メジャーリーグ・完全データ選手名鑑2009』 廣済堂出版、2009年、345項。ISBN 978-4-331-51370-5。
- ^ 動画CIN@MIL: Braun launches a solo homer, MLB.com(英語), 2011年4月27日閲覧
- ^ a b McCalvy, Adam (2005年6月18日). “Brewers sign first-round pick Braun” (英語). MLB.com. 2009年5月25日閲覧。
- ^ Haudricourt, Tom (2007年2月2日). “Prospects:2007 Top 10 Prospects: Milwaukee Brewers” (英語). BaseballAmerica.com. 2009年5月25日閲覧。
- ^ 友成那智、村上雅則 『メジャーリーグ・完全データ選手名鑑2008』 廣済堂出版、2008年、338項。ISBN 978-4-331-51300-2。
- ^ “Braun, Bannister selected as Rookies of the Month for June” (英語). MLB.com (2007年7月2日). 2008年12月6日閲覧。
- ^ Ang, Kelvin (2007年8月2日). “Braun top NL Player, Rookie for July Brewers phenom the first to win both awards in same mont” (英語). MLB.com. 2008年12月6日閲覧。
- ^ a b McCalvy, Adam (2007年11月12日). “Braun named NL Rookie of the Year Brewers third baseman edges Colorado's Tulowitzki” (英語). MLB.com. 2008年12月6日閲覧。
- ^ “Ryan J. Braun MLB Baseball at CBSSports.com”. 2008年2月3日閲覧。
- ^ Associated Press (2008年5月16日). “Braun signed through 2015 with richest deal in Brewers history” (英語). ESPN.com. 2008年12月6日閲覧。
- ^ Associated Press (2008年7月7日). “NL All-Star Fan Voting” (英語). ESPN.com. 2008年12月6日閲覧。
- ^ “Baseball Awards Voting for 2008” (英語). Baseball-Reference.com. 2008年12月6日閲覧。
- ^ Lacques, Gabe(2011-04-21). Ryan Braun, Brewers agree to $105 million extension through '20. USATODAY.com(英語). 2011年10月7日閲覧
- ^ Schlegel, John(2011-12-10). Braun faces possible 50-game ban for PEDs. MLB.com(英語). 2011年12月11日閲覧
[編集] 外部リンク
- 選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube
|
||||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||